2026年3月期第2四半期(中間期) 決算説明会資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: Meta・ソフトバンク等と共同で国際海底ケーブル「Candle」を建設(商用2028年3月予定)、ルソン島東岸(Baler)に陸揚局を整備しフィリピンの「デジタルハブ化」を推進。DICT(情報通信技術省)やBCDAとのMOU、JBICの融資枠設定など官民連携・支援体制を強調。
  • 業績ハイライト: 上期累計(第2四半期累計)売上高 7,854百万円(前年同期比+1.4%)、営業利益 2,351百万円(前年同期比+0.5%)。経常利益・当期純利益は大幅増(経常利益 2,314百万円、+45.7%/当期純利益 1,607百万円、+67.2%)。(良い目安:増益トレンドの継続)
  • 戦略の方向性: 国際海底ケーブル(C2C・PDSCN・Candle)を軸にWholesale拡大、Balerをオープンアクセス陸揚局+AIデータセンター構想で戦略拠点化。ステーブルコインやVoice AI等の新領域にも着手。
  • 注目材料: Candleへの投資(当社負担分131百万米ドル=約190億円)と先行IRU契約(大口45百万米ドル/25年)による安定収入見込み、JBIC融資枠・DICT/BCDAとのMOU、フィリピンでの「コネクタドン・ピノイ法」成立(追い風)。
  • 一言評価: 官民連携・外部パートナーを活用したインフラ投資フェーズへ移行中(成長機会は大きいが大型投資・プロジェクトリスクを注視)。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社アイ・ピー・エス(IPS, Inc.)
    • 主要事業分野: 国際通信事業(国際回線のIRU販売・回線提供、PDSCN等)、国内通信事業(法人向け通信ソリューション)、メディカル&ヘルスケア事業(フィリピンでの健診・レーシック等)
    • 代表者名: 宮下 幸治(代表取締役)
  • 説明会情報:
    • 開催日時: 2025年11月11日
    • 参加対象: 投資家向けIR資料(個人投資家含む)
  • 説明者:
    • 主な説明者: 代表取締役 宮下幸治(資料の主要説明)、InfiniVAN President 中原茂樹も事業説明に登場(役職記載)。発言概要:Candle・Baler・DICT/BCDA連携・新規事業(ステーブルコイン・Voice AI)と業績概況を説明。
  • 報告期間:
    • 対象会計期間: 2026年3月期 第2四半期(中間期)連結実績
  • セグメント:
    • 国際通信事業: 海底ケーブルのIRU保有・回線提供、フィリピン国内基幹網(PDSCN)、Wholesale/Enterprise向けサービス
    • 国内通信事業: 法人向け通信ソリューション、コールセンター向けサービス(AmeyoJ等)、番号サービス(0120等)
    • メディカル&ヘルスケア事業: フィリピンでの人間ドック・レーシック等医療サービス

業績サマリー

  • 主要指標(第2四半期累計/単位:百万円、前年同期比%を明記)
    • 売上高: 7,854百万円(+1.4%/+109百万円) (進捗率:43.6%:通期目標18,000百万円に対する上期比) (良い目安:増収だが鈍化)
    • 営業利益: 2,351百万円(+0.5%/+11百万円) 営業利益率 約29.9%(進捗率:44.8%:通期目標5,250百万円に対する上期比) (良い目安:高利益率を維持)
    • 経常利益: 2,314百万円(+45.7%/+726百万円)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,607百万円(+67.2%/+646百万円)
    • 1株当たり利益(EPS): –(資料記載なし)
    • ※単四半期(第2四半期単体)の数値:売上高 4,432百万円(+8.4%)、営業利益 1,302百万円(▲17.5%) —(注:単体では営業利益が前年同期比で減少)
  • 予想との比較:
    • 会社予想に対する達成率: 売上高進捗率43.6%、営業利益進捗率44.8%、当期純利益進捗率約53.6%(通期目標はいずれも変更なし)
    • サプライズの有無: 通期見通しの変更なし。第2四半期で経常利益・当期純利益が大幅増(主に一時要因・費用計上差等の影響)でポジティブサプライズ。
  • 進捗状況:
    • 通期予想に対する進捗率: 売上43.6%、営業利益44.8%、当期純利益約53.6%(上期で通期目標の半分近くを確保)
    • 中期経営計画や年度目標に対する達成率: 次期中計で「営業利益倍増(CAGR目標26%)」を掲げ、上期は進捗良好だが大型投資の回収は今後(Candle商用化2028年想定)
    • 過去同時期との進捗率比較: 上場以降増収増益トレンドを継続(2019–2025売上CAGR 21.4%、営業利益CAGR 36.1%)
  • セグメント別状況(第2四半期/単位:百万円、前年同期比)
    • 国際通信事業: 売上 5,861(+8.1%)、営業利益 2,148(▲1.6%) — 約8割がWholesale。(良い:売上成長、注意:営業利益微減)
    • 国内通信事業: 売上 1,221(▲22.9%)、営業利益 230(+11.3%) — ソリューション堅調、音声接続料は減少も新サービスで補填
    • メディカル&ヘルスケア事業: 売上 771(+4.6%)、営業損失 ▲27(改善、単月ベースでは黒字化目前)

業績の背景分析

  • 業績概要:
    • 国際通信事業の回線・機器販売とネットワーク構築サービスが堅調。Candle参画やPDSCN等の既存資産を活用したWholesale拡大が牽引。
    • 単四半期では営業利益が減少したが、前年の一部収益前倒し計上の反動による影響を受けた模様。債権回収は進展。
  • 増減要因:
    • 増収要因: 大口・小口契約の拡大、InfiniVANの法人課金顧客増(課金顧客数 1,900件、前年同期比+48.3%)、コネクタドン・ピノイ法の成立による市場拡大期待。
    • 減益/増益要因: 前年のネットワーク構築での一部前倒し収益の反動が営業利益の単四半期減少要因。一方で為替や一時項目の影響で経常・純利益は改善。
    • 大型投資(Candle等)に伴う資産増加と借入増の可能性(投資回収はIRU前受金等でリスク低減を模索)。
  • 競争環境:
    • フィリピン市場では当社はBtoBに特化した位置付けで高品質・冗長性を武器に高い利益率を確保。他社(固定/移動事業者)より差別化されたポジション。
    • コネクタドン・ピノイ法による参入障壁低下で競争は活発化する可能性だが、通信事業者ライセンスや既存の官民ネットワーク構築実績は競争優位。
  • リスク要因:
    • 為替変動(想定為替 1USD=140円、1PHP=2.5円を前提)および金利上昇
    • 大型プロジェクトの工期遅延・コスト超過(Candleの完成は2028年予定)
    • 規制・許認可のリスク、フィリピン現地の政情・業務運営リスク
    • 資金調達リスク(自己資金と銀行借入に依存、融資枠は設定済だが市場環境次第で影響)

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • 「フィリピンのデジタルハブ化」を次の成長戦略と位置付け、国際海底ケーブル(Candle)・陸揚局(Baler)・AIデータセンターを軸にバリューチェーンを構築。
    • 新規事業としてステーブルコイン(JPYCとMOU)やVoice AI(Gnaniと提携)を育成。
  • 進行中の施策:
    • Candle共同建設参画(運用開始2028年予定)。当社所有分はトランク3ファイバーペア+一部ブランチ。投資額 131百万米ドル(約190億円)。
    • Baler陸揚局の整備(2026年開始予定)とBCDA MOU締結、JBICの融資枠(300万米ドル)設定。
    • DICTと政府ネットワーク構築に向けMOU締結、国家ブロードバンド計画支援。
  • セグメント別施策:
    • 国際通信事業: IRU販売拡大、PDSCNとC2C等を組合せた回線提供でWholesale拡大。Balerでの陸揚局価値向上。
    • 国内通信事業: 0120/0570自社番号提供開始準備、AI CX事業推進部設置によるVoice AI導入で付加価値化。
    • メディカル: 人間ドックの利用拡大で単月黒字化を狙い収益基盤の強化。
  • 新たな取り組み:
    • ステーブルコイン事業: 円建てステーブルコイン発行主体JPYCとMOU。フィリピンでの送金・決済インフラ基盤構想。
    • Voice AI: インドGnaniの技術ライセンスを日本・フィリピン・東南アジアで展開。

将来予測と見通し

  • 業績予想(会社公表、単位:百万円)
    • 次期通期予想(2026年3月期): 売上高 18,000(通期変更なし)、営業利益 5,250、経常利益 4,900、親会社株主に帰属する当期純利益 3,000。
    • 予想の前提条件: 為替 1USD=140円、1PHP=2.5円。Candle等大型案件は建設進捗に応じて前受金等でCFを安定化。
    • 経営陣の自信度: 通期見通しは維持。下期の国際通信事業のネットワーク構築・機器販売により達成見込みと表明。
  • 予想修正:
    • 通期予想の修正有無: 現時点では「変更なし」。
    • 修正理由・影響: ―
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • 中期計画: 次期中計で営業利益倍増(目標CAGR約26%)を目指す。Candle完成・Baler陸揚局・AIデータセンターで収益ステージを引き上げる計画。
    • 売上高目標・利益目標: 通期ベースで段階的増加を見込むが、Candleの商用化(2028年)で大幅増が期待される。
    • KPI(明記あり): 特になし(ROE/配当性向等の数値目標は資料に記載なし)
  • 予想の信頼性: 過去の増収増益実績から目標は現実性を持つが、大型投資の完了時期・IRU販売動向・為替で上下するため不確実性あり。
  • マクロ経済の影響: フィリピンの高成長(成長率・人口ボーナス)を想定。為替・金利・グローバル通信需要(AI・クラウド普及)に依存。

配当と株主還元

  • 配当実績:
  • 特別配当: なし(言及なし)
  • その他株主還元: 自社株買い等の記載なし

製品やサービス

  • 主要製品・サービス:
    • 国際回線(IRU)販売・レンタル、PDSCNによる国内海底ケーブルネットワーク提供、法人向けインターネット接続(InfiniVAN)、コールセンター向けソリューション(AmeyoJ+秒課金)、メディカル(Shinagawa系のレーシック・人間ドック)。
  • 新製品/サービス:
    • Voice AIによるオペレーター支援サービス(Gnaniと提携)
    • ステーブルコイン関連の決済基盤構想(JPYCとMOU)
  • 協業・提携:
    • Candleパートナー: Meta、ソフトバンク等
    • DICT(フィリピン政府)、BCDA(政府系)、JPYC(ステーブルコイン)、Gnani(Voice AI)
  • 成長ドライバー:
    • Candleによる容量拡大・冗長性強化、Baler陸揚局による地域ハブ化、フィリピン国内での基盤整備(PDSCN)、政府向けネットワーク契約、ステーブルコイン/Voice AIの商用化

Q&Aハイライト

  • 経営陣の姿勢: 公的支援や外部パートナーとの協業を強調し、プロジェクト遂行に前向き・積極的なトーン
  • 未回答事項: Candleの完成リスクや資金調達の詳細条件、ステーブルコインの規制対応の進捗などは具体的説明が限定的 → 要注視

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 強気~中立(Candle・Baler・官民連携等の施策を強調、通期見通しは維持)
  • 表現の変化: 前回説明に比べて大型投資(Candle)や政府連携の進展を積極的に打ち出している(成長フェーズの拡大アピール)
  • 重視している話題: 国際海底ケーブル(Candle)、Baler陸揚局、政府ネットワーク、資金調達・IRU販売
  • 回避している話題: 配当方針・詳細な資金調達条件・EPSなどの開示(資料上は限定的)

投資判断のポイント(情報整理、投資助言ではない)

  • ポジティブ要因:
    • Candle参画などによる将来の収益拡大ポテンシャル(IRU販売・O&M収入等)
    • DICT/BCDA等政府との連携・官民支援(JBIC等の融資枠設定)
    • フィリピン市場の高成長・人口ボーナスによる需要追い風
    • Wholesale基盤の拡大と高い営業利益率の維持
  • ネガティブ要因:
    • 大型投資による資金需要・財務負担(投資回収は完成後数年を要する想定)
    • プロジェクト遅延や建設コストの増加リスク
    • 為替変動や規制リスク(ステーブルコイン等での新規事業の規制対応)
  • 不確実性:
    • Candleの商用開始(2028年)までのIRU販売状況、海底ケーブル市場需給、為替動向
    • ステーブルコイン実用化の規制対応・市場受容性
  • 注目すべきカタリスト:
    • Candle建設の進捗・IRU追加契約の獲得
    • Baler陸揚局の着工・接続ケーブルの確定
    • DICTとの政府ネットワーク受注、JBIC等外部資金の融資実行
    • ステーブルコインの発行・決済基盤の具体化、Voice AIの商用展開

重要な注記

  • 会計方針: 特段の会計方針変更の記載なし(資料注記通り、表示は日本基準)
  • リスク要因(資料内言及): 為替・新規案件の進捗等不確定要素が業績に影響し得るため、必要に応じて見直しを検討すると明記
  • その他: 資料は将来見通しを含み、不確実性がある旨の免責事項あり

(不明な項目は「–」で記載しています。投資判断や推奨は行いません。)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4390
企業名 IPS
URL https://ipsism.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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