2026年3月期 第3四半期決算短信 [IFRS](連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社公表の通期予想(売上収益360,000百万円、営業利益70,000百万円、親会社帰属当期利益45,000百万円)との整合性では、3Q累計実績は概ね良好(通期予想に対する進捗は売上73.4%・営業利益89.1%・親会社利益92.6%)。市場予想は資料に記載なし(―)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上収益264,395百万円(+28.6%)、営業利益62,346百万円(+24.4%)、親会社に帰属する四半期利益41,650百万円(+28.0%))。
  • 注目すべき変化:ペイシェントソリューションが買収(株式会社エラン)寄与で売上+396.6%(+33,558百万円)と大幅増。サイトソリューションは新規ホスピス施設などの立上げ費用等でセグメント利益が▲30.8%と減少。他に「その他エマージング事業群」で関連会社株式売却益4,101百万円計上。
  • 今後の見通し:直近公表の業績予想に修正は無し。3Q累計進捗から通期予想達成の可能性は高いが、北米治験の政策等外部要因やサイト事業の立上げ費用等は下期にも影響し得る。
  • 投資家への示唆:買収による売上拡大と、一部事業(サイト)の立上げ費用による利益変動が同時に発生している点が今回決算の要点。通期達成に向け利益進捗は順調だが、買収統合と現場立上げ負担の動向を注視すべき。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:エムスリー株式会社
    • 主要事業分野:医療従事者向けプラットフォーム(m3.com)を中心とした製薬マーケティング支援、臨床開発支援(CRO/SMO/PRO)、医療従事者向け人材サービス、医療機関支援・診療支援システム、患者サポート等の国内外サービス
    • 代表者名:代表取締役 谷村 格
    • 備考:グループで医師登録数合計700万人超、海外でも事業展開(米国、欧州、アジア等)
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月4日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、連結、IFRS)
    • 決算補足説明資料:有(同日掲載予定)
    • 決算説明会:有(アナリスト・機関投資家向け)
  • セグメント(報告セグメント6つ):
    • メディカルプラットフォーム:m3.com基盤のマーケティング支援等(国内)
    • エビデンスソリューション:臨床開発支援(CRO/SMO/PRO等)
    • キャリアソリューション:医師・薬剤師等向け人材サービス
    • サイトソリューション:医療機関運営支援、訪問看護、ホスピス等
    • ペイシェントソリューション:患者向けケア・サポート(CSセット等)
    • 海外:米国・欧州・アジア等での調査・マーケ・治験支援・人材等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):679,115,800株(2026年3月期3Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計):678,162,384株(2026年3Q)
    • 期末自己株式数:1,805,837株(2026年3Q)
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:今回(2/4)実施済
    • 株主総会:–(資料に記載なし)
    • IRイベント:決算説明会(アナリスト・機関投資家向け)実施予定

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社公表の通期予想に対する進捗)
    • 売上高:実績264,395百万円/通期予想360,000百万円→達成率73.4%
    • 営業利益:実績62,346百万円/通期予想70,000百万円→達成率89.1%
    • 純利益(親会社所有者に帰属する当期利益):実績41,650百万円/通期予想45,000百万円→達成率92.6%
  • サプライズの要因:
    • 上振れ要因:ペイシェントソリューションの新規連結(エラン買収)による売上・利益寄与、メディカルプラットフォーム(製薬マーケ支援等)や海外の買収・オーガニック成長。
    • 下押し要因:サイトソリューションでの新規ホスピス施設立上げ費用や、一部支援先医療機関の業績悪化がセグメント利益を押し下げ。
    • 一時要因:その他エマージング事業群で関連会社株式売却益4,101百万円計上(特別利益相当)。
  • 通期への影響:
    • 現時点で予想修正は無し。営業利益・親会社利益の進捗が高く、通期予想達成の見込みは高いと判断される一方、北米の治験(ワクチン関連の政策影響)やサイト事業の追加立上げ費用等の下振れリスクは残る。

財務指標

  • 損益の要点(第3四半期累計、単位:百万円)
    • 売上収益:264,395(前年同期比+28.6%、増加額+58,875)
    • 売上総利益:133,958(売上原価130,437)
    • 販管費等:▲78,905
    • 営業利益:62,346(前年同期比+24.4%、増加額+12,245)→ 営業利益率23.6%(62,346/264,395)
    • 税引前利益:64,331(前年同期比+22.5%)
    • 四半期利益(当期利益):45,237(前年同期比+27.3%)
    • 親会社所有者に帰属する四半期利益:41,650(前年同期比+28.0%)
    • 1株当たり四半期利益(基本):61.42円(前年同期47.93円)
  • 主要財政状態(単位:百万円)
    • 資産合計:644,353(前期末比+62,612)→ 流動資産272,550、非流動資産371,803
    • 負債合計:190,155(前期末比+21,213)
    • 親会社所有者に帰属する持分:416,773(前期末比+38,337)
    • 現金及び現金同等物:144,314(前期末134,933→増加+9,382)
  • 収益性指標(概算・注記参照)
    • 営業利益率:23.6%(第3Q累計) → サービス系で高水準(目安:10%超が良好)
    • ROE(会社通期予想ベースの概算):45,000(通期親会社利益予想)/平均親会社持分≈(378,436+416,773)/2=397,605 → 約11.3%(10%以上は優良の目安)
    • ROA(同様概算):45,000/平均資産≈(581,741+644,353)/2=613,047 → 約7.3%(5%以上で良好の目安)
    • 注:上記ROE/ROAは通期予想を基にした概算値。実績ベースのTTM等とは異なる点に注意。
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計の進捗)
    • 売上高進捗:73.4%(264,395/360,000)
    • 営業利益進捗:89.1%(62,346/70,000)
    • 親会社利益進捗:92.6%(41,650/45,000)
    • コメント:利益の進捗が売上より良く、通期目標達成に向けたマージン余地は限定的に見える(ただし下期の事業構成や一時要因に左右される)。
  • キャッシュフロー(注:要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していないと記載)
    • 現金同等物残高:144,314百万円(前期末134,933→増加+9,382)
    • 四半期別の営業CF・投資CF・財務CFの明細は資料に記載なし(–)。
    • 減価償却費及び償却費:12,825百万円(第3Q累計)
    • フリーCF等、営業CF/純利益比率は資料不足のため算出不可(–)。
  • 四半期推移(QoQ):四半期単独の詳細数値は要旨に限定されるため、QoQ変化率の詳細は–。季節性:医薬マーケティングや治験等で四半期変動あり得るが、資料では特記事項なし。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率:約64.7%(親会社帰属持分416,773/資産合計644,353→表示値64.7%(安定水準、目安40%以上で安定))
    • 流動比率:流動資産272,550/流動負債94,183 ≒ 289%(健全)
    • 負債の内訳:長短借入金合計約33,801(短期3,802+長期29,999)→負債の増加あり(前期末比増加)
  • 効率性:総資産回転率等の詳細は年間化・期間調整が必要なため算出は簡略化(–)。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:その他エマージング事業群に関連会社株式売却益4,101百万円が計上(第3Q累計のセグメント利益増に寄与)。
  • 特別損失:明示的な一時的損失の記載は無し。ただしサイトソリューションでの新規施設立上げによる損失計上は継続的発生の可能性あり。
  • 一時的要因の影響:株式売却益を除くと営業ベースの増益はやや小さく見えるため、実質的な業績評価では一時益を考慮する必要あり。
  • 継続性の判断:買収寄与(エラン、イーウェル、ノアコンツェル等)は継続的寄与が見込まれる一方、関連会社売却益は非反復性。

配当

  • 配当実績・予想:
    • 第2四半期末(中間配当):0.00円(2026年3月期)
    • 期末配当(予想):未定(会社は配当予想を未定と表明、直近公表配当予想からの修正無し)
    • 前期(2025年3月期)年間配当:21.00円(期末21.00円)
  • 配当性向・配当利回り:現時点の通期配当予想未定のため算出不可(–)。
  • 株主還元方針:今後の資金需要とキャッシュ・フローを勘案し配当水準を決定する方針。自己株式の取得は第3Qで自己株式取得・処分で自己株式増(自己株式数増加)あり。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:資料に個別の設備投資額の明示なし(–)。
  • 減価償却費:第3Q累計で12,825百万円(前年同期は8,537百万円、増加)。
  • 研究開発(R&D):明細記載なし(–)。R&D費用は販管費等に含まれる可能性あり。

受注・在庫状況

  • 受注状況:該当記載なし(–)。
  • 在庫状況:該当記載なし(–)。

セグメント別情報(第3四半期累計、単位:百万円)

  • メディカルプラットフォーム:売上81,833(+19.6%/+13,437)、セグメント利益30,047(+15.7%)
    • 補足:コロナ関連案件減少影響の縮小、製薬マーケ支援等堅調、イーウェル買収寄与
  • エビデンスソリューション:売上18,481(+2.0%/+362)、利益3,947(+25.3%)
    • 補足:収益性の高い案件寄与で利益率改善
  • キャリアソリューション:売上17,872(+11.3%/+1,814)、利益4,849(+1.5%)
    • 補足:薬剤師向け求人堅調。利益増は売上増に比べ小幅
  • サイトソリューション:売上40,170(+16.2%/+5,608)、利益3,165(▲30.8%)
    • 補足:ノアコンツェル買収寄与。ホスピス等新規施設の立上げ費用や一部支援先の業績悪化で利益悪化
  • ペイシェントソリューション:売上42,020(+396.6%/+33,558)、利益1,626(前年は145)
    • 補足:エランの連結(子会社化)に伴う大幅増
  • 海外:売上65,568(+7.6%/+4,625)、利益15,027(+19.3%)
    • 補足:北米でワクチン関連のマイナスはあったが欧州等が堅調、ミックス改善で利益率向上
  • その他エマージング事業群:売上1,695(▲7.7%)、利益4,770(+566.5%)※4,101百万円の関連会社株式売却益含む

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料に明確な中期数値目標の追記なし(–)。
  • KPI達成状況:会員基盤やグローバル登録医師数(700万人超)は継続拡大中。詳細KPIの進捗は記載なし(–)。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との定量比較は資料に記載なし(–)。
  • 市場動向:北米治験では政策変更が収益に影響を与え得る点が確認される。グローバル展開と買収による事業拡大が継続中。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(修正なし):売上収益360,000百万円(+26.4%)、営業利益70,000百万円(+11.2%)、親会社帰属当期利益45,000百万円(+11.2%)
    • 次期予想:–(資料に記載なし)
    • 会社予想の前提条件:資料上の詳細前提(為替等)は明記なし(–)
  • 予想の信頼性:第3Q累計の進捗率(特に利益)が高いことから通期達成可能性は高いが、外部リスクや一時的費用(施設立上げ等)に留意。
  • リスク要因:医療政策・規制変更(特に北米)、買収の統合リスク、国内の医療機関業績変動、為替・マクロ環境変化、立上げ期の追加費用等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期連結累計期間に係る要約CF計算書は作成していない(注記あり)。
  • 監査:第3四半期の連結財務諸表に対する公認会計士または監査法人によるレビュー:無
  • その他:決算補足説明資料は同日(2026/2/4)に公開予定。

(注記)

  • 不明または資料未記載の項目は“–”と表記しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2413
企業名 エムスリー
URL http://corporate.m3.com/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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