2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に変更はなし(実績は会社予想との照合対象は中間実績のみだが、通期予想は「修正無し」)。市場予想との比較は提示なしのため記載せず。
- 業績の方向性:増収減益(売上高153,573百万円、前年同期比+4.6%/営業利益3,612百万円、同△19.5%)。
- 注目すべき変化:中間純利益(親会社株主帰属)が3,042百万円(△44.3%)と大幅減。減益要因は主にコスト上昇(人件費・減価償却等)および営業外・特別損失の影響。セグメントでは主力の「運送事業」が減益、流通加工・貸切・国際は増益。のれんが増加(Renown Transport取得によるのれん+2,690百万円(暫定))。
- 今後の見通し:通期業績予想に修正はなし(売上316,300百万円、営業利益8,100百万円、当期純利益13,000百万円)。中間実績の進捗では売上は概ね計画どおり(進捗48.6%)だが、営業利益進捗はやや遅れ(44.6%)、当期純利益進捗は低い(23.4%)。下期での利益回復が前提となる。
- 投資家への示唆:売上は堅調だがコスト上昇が利益を圧迫。自己株式取得等で株主還元を強化している一方、借入金が増加しており(期間末の有利子負債増加)、下期に向けた収益改善(運賃への転嫁、効率化等)の実現性を確認することが重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:福山通運株式会社(コード 9075)
- 主要事業分野:貨物自動車運送を中核に、貸切事業、流通加工(倉庫・物流加工)、国際物流、その他(不動産賃貸・物品販売等)を展開
- 代表者名:代表取締役 社長執行役員 熊野 弘幸
- 上場取引所:東証
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月11日(決算短信)/半期報告書提出予定日 2025年11月12日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期、2025年4月1日〜2025年9月30日、連結)
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け、2025年11月19日予定)/決算補足資料作成:有
- セグメント(報告セグメント):
- 運送事業:国内輸配送ネットワークを活用した一般・重量貨物等の輸送
- 貸切事業:専用ブロックトレイン、ダブル連結トラックなどの貸切輸送・サービス展開
- 流通加工事業:倉庫機能を活用した複合一貫輸送・流通加工サービス
- 国際事業:国内ドレージ、海上/航空輸送、フォワーディング等(海外拠点拡大、買収でネットワーク強化)
- その他:不動産賃貸、物品販売、派遣等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):40,770,363株(2026年3月期中間期)
- 期末自己株式数:3,974,616株(2026年3月期中間期)
- 期中平均株式数(中間期):37,617,426株(2026年3月期中間期)
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出:2025年11月12日
- 配当支払開始予定日:2025年12月2日
- 決算説明会(機関投資家・アナリスト向け):2025年11月19日
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社が公表している通期予想との比較は「修正なし」。以下は中間実績の通期比進捗)
- 売上高:153,573百万円、通期予想316,300百万円に対する進捗率48.6%(概ね計画どおり)
- 営業利益:3,612百万円、通期予想8,100百万円に対する進捗率44.6%(やや遅れ)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:3,042百万円、通期予想13,000百万円に対する進捗率23.4%(進捗低い)
- サプライズの要因:
- 増収は堅調だが、賃金上昇や減価償却費などコスト増が営業利益を圧迫。営業外費用(支払利息増)や特別損失(減損等)も経常・当期利益を押下げ。
- 買収(Renown Transport)ののれん計上(暫定)や関連の子会社取得費用が投資CF・のれん増加として反映。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を維持。中間の利益進捗が低い点は留意(特に当期純利益)。下期での運賃転嫁・効率化等で利益回復が必須。現時点で予想修正は無し。
財務指標
- 財務諸表(主要数値、単位:百万円)
- 売上高(中間):153,573(前年中間146,804、+4.6%/+6,769)
- 営業利益(中間):3,612(前年中間4,485、△19.5%/△873)
- 経常利益(中間):4,463(前年中間6,090、△26.7%/△1,627)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:3,042(前年中間5,460、△44.3%/△2,418)
- 1株当たり中間純利益(EPS):80.87円(前年135.01円、△)
- 総資産:506,750(前期末500,674、+6,076)
- 純資産:281,662(前期末287,773、△6,111)
- 自己資本比率:55.2%(安定水準。前期末57.1%)
- 現金及び現金同等物残高:30,782百万円(前期末29,626百万円、+1,155)
- 収益性指標
- 営業利益率(中間):3,612 / 153,573 = 2.35%(業種平均との比較は業種により差異あるが低~中程度)
- ROE(目安:8%以上良好):親会社株主中間純利益3,042 / 自己資本(参考)279,759 = 約1.09%(低水準)
- ROA(目安:5%以上良好):3,042 / 506,750 = 約0.60%(低水準)
- 進捗率分析(中間→通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:48.6%(通常ペース、上期でほぼ半分)
- 営業利益進捗率:44.6%(やや進捗遅れ)
- 当期純利益進捗率:23.4%(進捗かなり遅く、下期戻しが必要)
- キャッシュフロー(中間:単位 百万円)
- 営業CF:11,419(前年11,339、ほぼ横ばい)
- 投資CF:△11,822(前年△14,261、主に有形固定資産取得支出10,620、子会社株式取得2,159等)
- 財務CF:1,675(前年2,698、借入金純増・自己株取得等の影響)
- フリーCF(営業CF−投資CF):11,419 − 11,822 = △403百万円(若干のマイナス)
- 営業CF/当期純利益比率:11,419 / 3,042 = 約3.75(1.0以上で健全。※税引前ベースや一時差異に注意)
- 四半期推移(QoQ):四半期ごとの詳細は当資料に限定情報のみ(中間累計)。季節性は通年で下期に収益集中の可能性あり(当期純利益進捗の低さが示唆)。
- 財務安全性:
- 自己資本比率55.2%(安定水準、目安40%以上で安定)
- 有利子負債(概算):短期借入金15,200 + 1年内返済予定長期借入金22,420 + 長期借入金84,968 = 122,588百万円(現金30,782を差し引くと概ねネット負債約91,806百万円)
- 流動比率(流動資産75,738 / 流動負債77,880)=約97.3%(やや低く短期流動性に注意)
- 効率性:総資産回転率(売上高/総資産)=153,573 / 506,750 ≒ 0.30回(資産効率は業種特性あり)
- セグメント別(中間)
- 運送事業:売上119,335百万円(+4.6%)、セグメント利益2,300百万円(△24.6%) → 主力だが利益圧迫
- 貸切事業:売上12,928百万円(+5.3%)、利益1,160百万円(+7.9%)
- 流通加工:売上11,660百万円(+5.4%)、利益1,953百万円(+17.4%)
- 国際事業:売上6,074百万円(+4.9%)、利益169百万円(+5.0%)
- その他:売上3,574百万円(△0.5%)、利益554百万円(△4.5%)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益1,324百万円等(中間)/前期は高額(2,373百万円)で前年との差異要因
- 特別損失:減損損失215百万円、固定資産除却損等合計495百万円
- のれん増加:Renown Transport買収によりのれん26億90百万円(2,690百万円)増加(暫定)
- 一時的要因の影響:特別損益や投資有価証券売却益の差が当期純利益に影響。これらを除いた実質業績では営業面のコスト上昇が主因と判断される。のれんは買収関連で継続的影響(償却は行わないが減損リスクあり)。
配当
- 中間配当:38.00円(2026年3月期中間)/前年中間35.00円
- 期末配当(予想):38.00円(変更無し)
- 年間配当(予想):76.00円(前年実績70.00円)
- 配当性向(予想):年間EPS予想352.59円に対し配当76.00円 → 配当性向約21.6%(適度な還元)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:中間に自己株式取得を実施(当中間期の自己株式取得支出9,380百万円)など還元を積極化
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動支出、当中間期):有形固定資産取得による支出10,620百万円(前年同期17,400百万円)
- 子会社取得等:Renown Transport株式取得等で2,159百万円の支出
- 減価償却費:9,977百万円(中間)
- 研究開発費:–(開示なし)
受注・在庫状況
- 受注状況:–(開示なし)
- 在庫状況:棚卸資産・在庫回転日数等の記載なし(該当項目は–)
セグメント別情報(要点)
- 運送事業:売上増だが賃金・減価償却等コスト増で営業利益が大幅減。運賃改定や往復効率化等で収益改善を図る。
- 貸切事業:取扱件数拡大・専用車両活用で増益。パートナー向けシステム・保険等の整備進行。
- 流通加工:倉庫機能拡充・単価改定で売上・利益ともに増加。
- 国際事業:国内ドレージの値上げ転嫁不足で粗利低下の面もあるが、海外トラック事業・通関件数増で増益。買収によるネットワーク強化(のれん計上)。
- その他:物品販売事業が低調で減益寄与。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料本文に中期計画進捗の直接記載は限定的。運賃改定や協業による効率化を進める旨の記載あり。
- KPI達成状況:具体KPI数値の開示なし(–)。
競合状況や市場動向
- 市場環境:国内は設備投資・輸出持ち直しの動きもあるが、物価上昇・人手不足・原油高等で不透明感。
- 競合優位性:国内拠点網(391拠点)や多様な車種・倉庫機能を持つ点を強みと記載。競合比較の定量情報は開示なし(–)。
今後の見通し
- 業績予想(通期、2025年4月1日〜2026年3月31日、会社予想・修正なし):
- 売上高:316,300百万円(前期比+4.6%)
- 営業利益:8,100百万円(+10.0%)
- 経常利益:9,700百万円(△2.2%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:13,000百万円(+48.6%)
- 1株当たり当期純利益(予想):352.59円
- 予想の信頼性:中間の営業利益・純利益進捗は低め。通期達成には下期での利益改善(運賃転嫁、コスト抑制、特別損益要因の反映等)が必要。会社は現時点で修正なしと発表。
- リスク要因:燃料価格の上昇、労務費高止まり、ドライバー不足、海外景気変動、買収の統合リスク、金利上昇による支払利息増等。
重要な注記
- 連結範囲の変更:有(当中間期にRenown Transport Co., Ltd.を連結子会社化(新規1社))
- のれん:Renown取得によりのれんが増加(暫定算定)→将来の減損リスクに留意
- 会計方針の変更・見積りの変更:該当なし
- その他:中間決算短信は監査法人のレビュー対象外(注記あり)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9075 |
| 企業名 | 福山通運 |
| URL | http://www.fukutsu.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 運輸・物流 – 陸運業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。