2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:通期業績(会社予想)に対する第3四半期累計の進捗は良好。直近で通期予想は上方修正済み(営業利益を780→1,000百万円に上方修正)で、今回のQ3実績はその上方修正を支持する内容(上振れ傾向/進捗良好)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高+21.9%、営業利益+117.6%、四半期純利益+101.5%:前年同期比)。
  • 注目すべき変化:サブスクリプションモデル(ALogのサブスク化、Network All Cloud等)への移行と高収益セキュリティサービスの比率上昇により粗利率・営業利益率が大幅改善。契約負債が増加(サブスク移行の影響)した点も重要。
  • 今後の見通し:通期予想は修正済みで現時点で再修正は無し。Q3累計の進捗率(売上73.3%、営業利益79.5%、純利益79.1%)から見ると、通期目標達成の可能性は高いが、ネットワーク系インテグレーションの低迷が継続するリスクは残る。
  • 投資家への示唆:収益構造の改善(サブスク比率拡大)により利益率が引き上がっている点が今回の最重要ポイント。売上成長だけでなく、収益性改善が業績を牽引しているため、サブスクの継続的な伸長と受注安定性を注視する必要あり。

基本情報

  • 企業名:株式会社網屋
  • 主要事業分野:データセキュリティ事業(ランサムウェア対策製品「ALog」等)、ネットワークセキュリティ事業(Network All Cloud等のサブスク、ネットワークインテグレーション)
  • 代表者名:代表取締役社長 石田 晃太
  • 提出日:2025年11月12日
  • 対象会計期間:2025年1月1日〜2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期 累計)
  • 決算説明会:無し(補足資料は作成)
  • セグメント:
    • データセキュリティ事業:ALog等のセキュリティ製品・サービス(サブスク化進行)
    • ネットワークセキュリティ事業:Network All Cloud等サブスクとネットワークインテグレーション
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式) 2025年3Q:8,646,400株
    • 期末自己株式数 2025年3Q:371,310株
    • 第3四半期累計の期中平均株式数:8,363,032株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 次回株主総会予定:2026年3月(第30回定時株主総会に配当案を付議予定)
    • IRイベント:決算補足資料あり(説明会なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(第3四半期累計:2025/1/1–9/30、単位:百万円)
    • 売上高:実績 4,212(前年同期比+21.9%)。通期予想 5,750 に対する進捗率 73.3%(前年同期間の進捗 72.5%)。
    • 営業利益:実績 795(前年同期比+117.6%)。通期予想 1,000 に対する進捗率 79.5%(前年同期間 69.4%)。
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:実績 538(前年同期比+101.5%)。通期予想 680 に対する進捗率 79.1%(前年同期間 69.5%)。
  • サプライズの要因:
    • ALogのサブスク化や高収益のセキュリティサービス比率上昇により粗利益率・営業利益率が想定を上回ったため。ネットワークインテグレーション売上は低迷したが、収益性の高いサブスク製品の伸長で吸収。
    • 契約負債増(サブスク前受)が営業外ではなく負債項目で増加している点も影響(現金は増加)。
  • 通期への影響:
    • 会社は既に通期予想を上方修正済み(7/30および11/10の修正)。Q3実績は上方修正後の予想を支持する内容で、現時点で追加修正は無し。進捗率から見て通期予想達成の見込みは高いが、ネットワークインテグレーションの動向が不透明。

財務指標(要点)

表記:金額は百万円(千円未満切捨てした決算短信と整合)

  • 損益(第3四半期累計)
    • 売上高:4,212 百万円(前年同期 3,455 百万円、+21.9%/+757 百万円)
    • 売上総利益:2,041 百万円(前年同期 1,409 百万円、+48.8%)
    • 販管費:1,246 百万円(前年同期 1,044 百万円、+19.4%)
    • 営業利益:795 百万円(前年同期 366 百万円、+117.6%)
    • 経常利益:792 百万円(前年同期 377 百万円、+109.9%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:538 百万円(前年同期 267 百万円、+101.5%)
    • 1株当たり四半期純利益(調整後):64.35 円(株式分割反映後)
  • 収益性指標
    • 売上高営業利益率:795 / 4,212 = 約18.9%(大幅改善)
    • 売上総利益率:2,041 / 4,212 = 約48.5%
    • 純利益率:538 / 4,212 = 約12.8%
    • ROE(注:第3Q累計純利益/期末自己資本で算出の簡易値):538 / 2,509 = 約21.5%(目安:8%以上は良好)
    • ROA(第3Q累計純利益/総資産):538 / 6,185 = 約8.7%(目安:5%以上は良好)
      ※ 上記ROE/ROAは第3四半期累計純利益を分母の期末残高で割った簡易指標。年率化等により変動。
  • 進捗率分析(通期会社予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:73.3%(4,212 / 5,750)
    • 営業利益進捗率:79.5%(795 / 1,000)
    • 純利益進捗率:79.1%(538 / 680)
    • 前年同期との比較:いずれも前年同期(2024 Q3)より進捗が良化(特に利益面で顕著)。
  • キャッシュ・フロー
    • 四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
    • 現金及び預金:3,971 百万円(前期末 3,579 百万円、増加 +392 百万円) — 現金は増加(好転)。
    • 営業CF / 投資CF / 財務CF の詳細:–(資料に四半期CF明細なし)
    • 減価償却費:65,223 千円(前年同期 85,376 千円)
    • のれん償却額:6,050 千円(変わらず)
  • 四半期推移(QoQ等)
    • 四半期ごとの詳細数値は短信に四半期ごとの個別QoQ表はなく、累計での比較を実施。季節性は特記無し。
  • 財務安全性
    • 総資産:6,184 百万円(前期末 5,415 百万円、+769 百万円)
    • 純資産:2,509 百万円(前期末 2,132 百万円、+377 百万円)
    • 自己資本比率:40.5%(前期末 39.4%)→ 安定水準(40%以上は安定目安)
    • 流動負債合計:3,445 百万円、固定負債:230 百万円
    • 負債合計:3,676 百万円(増加):主因は契約負債の増加(サブスク移行)
  • 効率性

特別損益・一時的要因

  • 特別損失:合計 579 千円(固定資産除却損等、金額は小さい)
  • 特別利益:該当なし(主要特別利益記載なし)
  • 一時的要因の影響:一時項目は限定的で、業績改善は主に本業(サブスク化・高収益サービス)による構造的要因。
  • 継続性の判断:サブスク収益は継続性が見込まれるが、インテグレーションの受注変動は周期性あり。契約負債増はサブスク移行に伴う通常の会計上の帰結。

配当

  • 配当予想(修正後、11/10公表):年間 15.73 円(中間 0.00 円、期末 15.73 円)
  • 直近の修正有無:有(期末配当を設定、以前は無配想定)
  • 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
  • 配当性向(概算):約19.1%(計算条件:期末想定配当総額=15.73円×発行済株式数(自己株式差引後)≒130.2百万円、当期純利益見通し680百万円→130.2/680 ≒ 19.1%)。(注:算出は期末時点の発行済株数を用いた概算)
  • 株主還元方針:自社株買い等の記載は今回短信に無し(直近で自己株式の取得により自己株式残高増加はあるが、新規取得方針の表明は無し)。第三者割当による資本増加あり(NTT系からの出資)。

設備投資・研究開発

  • 減価償却費:65,223 千円(第3四半期累計)
  • 設備投資額:–(短信に明確記載無し)
  • 研究開発費:–(明細記載無し)
  • のれん:期末 90,475 千円(前期末 48,405 千円、増加は子会社化・M&A等の影響)

受注・在庫状況

  • 受注高/受注残:–(短信に明確記載無し)
  • 棚卸資産(原材料・貯蔵品等):423 百万円(前期末 362 百万円、+61 百万円)
  • 売掛金:541 百万円(前期末 414 百万円、+127 百万円)
  • 契約負債:1,922 百万円(前期末 1,490 百万円、+431 百万円)→ サブスク移行による前受・契約負債増が顕著

セグメント別情報

(第3四半期累計 / 前年同期比)

  • データセキュリティ事業
    • 売上高:1,789 百万円(+31.2%)
    • 売上総利益:1,053 百万円(+48.3%)
    • セグメント利益:753 百万円(+50.1%)
    • コメント:ALogが製造業中心に受注増。サブスク化の積上げで収益性改善。
  • ネットワークセキュリティ事業
    • 売上高:2,423 百万円(+15.9%)
    • 売上総利益:988 百万円(+41.4%)
    • セグメント利益:698 百万円(+48.6%)
    • コメント:Network All Cloud等サブスクが伸長する一方、インテグレーションの一部業界で需要低迷。全体では収益性改善。
  • セグメント合計:売上 4,212 百万円、セグメント利益合計 1,451 百万円(全社共通費用調整後の営業利益 795 百万円)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料上の中期数値は本文に詳細なし。ただしサブスク化・サービス比率拡大は中長期方針と整合。
  • KPI達成状況:サブスク比率上昇(契約負債増、継続収益の積上)という形で進捗が確認できる。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:金融機関等を狙ったサイバー攻撃の増加、及び「能動的サイバー防御」に関する法整備により官民のサイバー対策強化が加速。セキュリティ製品・サービス需要は堅調。
  • 競合状況:同業他社との比較データは短信に無し(–)。ただしサブスク移行でストック型収益を増やす動きは業界共通のトレンド。

今後の見通し

  • 業績予想(通期 2025/1/1–12/31、会社予想)
    • 売上高:5,750 百万円(前期比 +20.6%)
    • 営業利益:1,000 百万円(前期比 +90.1%)
    • 経常利益:995 百万円(前期比 +83.9%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:680 百万円(前期比 +77.1%)
    • 1株当たり当期純利益:81.31 円(株式分割考慮後)
  • 修正有無:直近で上方修正(7/30、11/10)を行っており、今回短信時点での追加修正は無し。
  • 予想の信頼性:第3四半期累計の進捗率は概ね通期目標を支持。過去の修正実績を見ると、会社は期中で実績を踏まえ柔軟に修正する姿勢。
  • リスク要因:
    • ネットワークインテグレーションの需要低迷継続
    • サブスク移行に伴う短期の受注構成変化
    • 為替・外部環境リスク等(短信の前提条件参照)
  • 重要な前提:サブスク収益の継続的拡大や国内のセキュリティ需要拡大を前提に計画が組まれている。

重要な注記

  • 会計方針等:2022年改正会計基準(法人税等に関する会計基準)の適用等があり、短信では影響は「無し」と記載。
  • 連結範囲の変更:新規連結 1社(株式会社ASネットワークセキュリティ)。
  • 株式関連:2025年7月1日付で普通株式1株→2株の株式分割実施(業績指標は分割後基準で算定)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4258
企業名 網屋
URL https://www.amiya.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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