2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社側の通期予想に修正はなし(発表時点での業績予想との乖離は特になし)。第3四半期累計の実績は前年同期比で減収減益だが、会社は通期見通しを維持。
  • 業績の方向性:減収減益(売上高 18,003 百万円:前年同期比 △20.2%/営業利益 1,378 百万円:前年同期比 △29.1%)。
  • 注目すべき変化:建設事業で受注高は大幅増(15,156 百万円、前年同期比+55.3%)だが、工事進捗の影響で売上では大幅減少(建設売上 8,355 百万円、前年同期比△35.4%)。子会社化(株式会社群工の取得、2025/5/14)による連結範囲の変更あり。
  • 今後の見通し:通期予想(売上 31,000 百万円、営業利益 2,200 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 1,600 百万円)は変更なし。第4四半期に工事完成が集中する季節性があり、同四半期の遂行状況が通期達成の鍵。
  • 投資家への示唆:受注は堅調で下期(特に第4四半期)に売上が集中する構造。進捗・原価管理、群工の統合コストや一時費用の扱い、建設資材・人手不足リスクを注視すべき。

基本情報

  • 企業名:藤田エンジニアリング株式会社(コード 1770)
  • 主要事業分野:建設事業(産業設備・ビル設備・環境設備工事)、機器販売・情報システム、機器メンテナンス、電子部品製造(半導体受託加工等)
  • 代表者名:代表取締役社長 藤田 実
  • 問合せ先:常務取締役 須藤 久実 TEL 027-361-1111
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月12日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
  • セグメント:
    • 建設事業:産業設備工事、ビル設備工事、環境設備工事(主力事業)
    • 機器販売及び情報システム事業:産業用機器等の販売、情報システム
    • 機器のメンテナンス事業:据付・修理等
    • 電子部品製造事業:半導体受託加工・装置開発
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):10,200,000株
    • 期末自己株式数:1,015,954株
    • 期中平均株式数(四半期累計):9,178,490株
    • 時価総額:–(未記載)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:本リリース(2026/2/12)実施済み
    • 株主総会/IRイベント:–(本資料に未記載)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想との比較は通期ベースで記載。会社は通期予想を修正せず)
    • 売上高(第3Q累計):18,003 百万円。通期予想 31,000 百万円に対する進捗率 58.1%。
    • 営業利益(第3Q累計):1,378 百万円。通期予想 2,200 百万円に対する進捗率 62.6%。
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:910 百万円。通期予想 1,600 百万円に対する進捗率 56.9%。
  • サプライズの要因:
    • 減収の主因は建設事業の工事進捗(受注は増えるも売上実現は第4四半期へ集中)と電子部品事業・機器販売の減少。
    • 特別損失として「特別退職金」81,454 千円を計上(当期純利益を押し下げ)。
    • 連結子会社化(株式会社群工)の取得に伴う期中連結化影響あり(子会社業績は2025/7/1~12/31 を含む)。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を据え置き。第4四半期に工事完成が集中する季節性を踏まえ、工事進捗の管理次第で通期達成が可能とみているが、天候・資材価格・労務状況等のリスクに留意。

財務指標(要点)

※単位は百万円(注:原表は千円単位で記載。以下は百万円換算の概算)

  • 損益(第3四半期累計:2025/4/1–2025/12/31)
    • 売上高:18,003 百万円(前年同期 22,548 百万円、△20.2%)
    • 売上総利益:3,312 百万円(前年同期 3,823 百万円)
    • 販管費:1,934 百万円(前年同期 1,881 百万円)
    • 営業利益:1,378 百万円(前年同期 1,943 百万円、△29.1%)
    • 経常利益:1,544 百万円(前年同期 2,076 百万円、△25.6%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:910 百万円(前年同期 1,396 百万円、△34.8%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):99.18 円(前年同期 152.33 円)
  • 財政状態(第3Q末:2025/12/31)
    • 総資産:28,409 百万円(前期末 30,294 百万円、△1,884 百万円)
    • 純資産:19,704 百万円(前期末 18,984 百万円、+719 百万円)
    • 自己資本比率:69.4%(前期末 62.7% → 安定水準/良好)
    • 1株当たり純資産(BPS):2,145.46 円
  • 収益性指標
    • 営業利益率:1,378 / 18,003 = 7.65%(業種平均との比較は業種不明のため参照不可。一般に5%超はまずまず)
    • ROE(目安 8%以上が良好):910 / 19,704 = 4.62%(目安より低い)
    • ROA(目安 5%以上が良好):910 / 28,409 = 3.21%(目安より低い)
  • 進捗率分析(通期予想に対する累計進捗)
    • 売上高進捗率:58.1%
    • 営業利益進捗率:62.6%
    • 純利益進捗率:56.9%
    • コメント:建設事業は売上が第4四半期に集中する季節性があるため、3Q時点での進捗は通期見通しの達成可能性を示す一指標に留まる。
  • キャッシュ・フロー(注記)
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておらず、詳細CFは未提示。
    • 現金及び預金残高:5,259,872 千円(約5,260 百万円、前期末 6,093,482 千円→減少)
    • 減価償却費(累計):156,722 千円(約157 百万円)
    • フリーCF等は開示なし → 「–」
  • 流動性・安全性
    • 流動資産合計:17,265 百万円/流動負債合計:6,731 百万円 ⇒ 流動比率(概算)= 17,265 / 6,731 = 2.56(良好、1.0以上が目安)
    • 総負債:8,705 百万円 ⇒ 自己資本比率 69.4%(安定水準)
    • 短期借入金:255 百万円(少額)
  • セグメント別(第3Q累計)
    • 建設事業:売上 8,355 百万円(前年同期比△35.4%)、受注高 15,156 百万円(前年同期比+55.3%)、セグメント利益 377 百万円
    • 機器販売・情報システム:売上 4,658 百万円(前年同期比△1.2%)、セグメント利益 227 百万円
    • 機器メンテナンス:売上 5,148 百万円(前年同期比+5.3%)、セグメント利益 550 百万円
    • 電子部品製造:売上 990 百万円(前年同期比△22.0%)、セグメント利益 110 百万円

特別損益・一時的要因

  • 特別損失:特別退職金 81,454 千円(第3Q累計に計上)→ 四半期純利益を押し下げる一時費用
  • 企業結合関連費用:子会社(株式会社群工)取得に係る取得対価 363,920 千円、取得関連費用(アドバイザリー等) 46,696 千円を計上。のれんは発生していない。
  • 一時的要因の影響:特別退職金や取得関連費用を除いた実質業績を見る必要あり(ただし受注〜売上化のタイミング差が主因)。
  • 継続性の判断:特別退職金は一時的費用、取得関連費用は買収関連の一時費用。受注増(建設)は継続性が期待されるが売上化のタイミングに注意。

配当

  • 中間配当:30 円(2026年3月期 中間:30円)
  • 期末配当(予想):30 円(通期予想:期末30円、年間合計 60 円)
  • 年間配当予想:60 円(前回予想から修正なし)
  • 配当性向(予想):年間配当 60 円 / 予想EPS 174.45 円 → 約34.4%(目安:適度な還元)
  • 配当利回り:–(株価未記載のため算出不可)
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載なし(現状は通常配当継続)

設備投資・研究開発

  • 設備投資(当四半期関連の注記):取得の対価(現金及び預金)363,920 千円(株式取得による企業結合の取得対価)
  • 減価償却費:156,722 千円(第3Q累計)
  • 研究開発費:–(開示なし)

受注・在庫状況(該当情報)

  • 受注状況(建設事業中心)
    • 受注高:15,156 百万円(前年同期比+55.3%)※ただし当期中に取得した株式会社群工の数値は受注高に含めていない旨の注記あり
    • 受注残高/Book-to-Bill:詳細な受注残高は開示なし(–)
  • 在庫(棚卸資産等)
    • 仕掛品:1,331,769 千円(前期末 701,425 千円 → 増加)
    • 商品(在庫):128,194 千円(増加)
    • 在庫回転日数:–(未開示)

セグメント別情報(要点)

  • 建設事業:受注は大幅増、だが売上化は工事進捗の関係で遅れている(季節性で第4Qに売上集中)。産業設備は受注好調、ビル設備・環境設備は地域・案件により差。
  • 機器販売・情報システム:空調機等の販売は堅調だが、情報システム関連の受注減で売上小幅減。
  • 機器メンテナンス:据付・修理は堅調、売上増。
  • 電子部品製造:受託加工・装置開発ともに減少。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画の記載・進捗に関する明確な表記:–(本資料に特定の中期KPIの進捗は記載なし)
  • 備考:建設事業の地域展開強化(群工の取得による北関東での施工実績獲得)は中期的な事業基盤強化に資する可能性あり。

競合状況や市場動向

  • 市場環境:公共投資は底堅く、民間の設備投資は増加基調。一方で技能労働者不足、建設資材価格上昇などの下振れリスクあり(会社コメント)。

今後の見通し

  • 業績予想(通期 2026年3月期)
    • 売上高:31,000 百万円(+5.0% 前期比)
    • 営業利益:2,200 百万円(+25.4%)
    • 経常利益:2,400 百万円(+23.2%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:1,600 百万円(+10.5%)
    • EPS(通期予想):174.45 円
  • 予想の信頼性:会社は2025/5/13公表の予想を据え置き。過去の予想達成傾向は本資料非掲載のため評価不可(–)。
  • 主な前提条件・リスク:為替・原材料価格・労務需給、工事の進捗管理、子会社統合費用等。特に建設事業は第4Q集中の季節性があり、遂行リスクが業績に影響。

重要な注記

  • 会計方針の変更:会計基準等の改正に伴う会計方針の変更あり(詳細は添付資料P.2参照)。
  • 連結範囲の変更:2025/5/14 に株式会社群工を取得し連結子会社化(みなし取得日 2025/6/30)。被取得企業の業績は2025/7/1~2025/12/31 を連結損益に含む。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(CFの詳細は未開示)。

(注)

  • 不明・未開示の項目は「–」としています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 1770
企業名 藤田エンジニアリング
URL http://www.fujita-eng.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 建設・資材 – 建設業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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