企業の一言説明

カラダノートは、妊娠・出産・育児に特化したファミリーデータプラットフォーム事業を展開する、グロース市場上場企業です。各種スマートフォンアプリの開発・運営を通じて顧客基盤を構築し、メディア運営や保険代理店サービス、生活インフラサービスを収益源としています。

投資判断のための3つのキーポイント

  • ユニークな事業モデルと成長戦略: 少子化社会においても特定ライフイベント層に特化し、大手企業との協業強化によって顧客単価(ARPU)向上を目指すユニークな事業モデルを構築。ライフエンディング領域への進出など、事業領域の拡大にも余地があります。
  • 高い財務健全性: 自己資本比率62.5%、流動比率4.08倍と非常に高く、Piotroski F-Scoreの財務健全性スコアも満点(3/3)を達成。安定した財務基盤を背景に事業成長を図ることが可能です。
  • 売上高減少予想と訴訟リスク: 過去の成長から一転、直近の過去12ヶ月および会社予想で売上高が大きく減少する見込みです。また、過去からの訴訟問題が継続しており、その動向によっては業績に影響を及ぼす可能性があります。

企業スコア早見表

項目 スコア 判定
成長性 D 懸念
収益性 B 普通
財務健全性 S 優良
バリュエーション S 優良株価

※スコア凡例: S=優良, A=良好, B=普通, C=やや不安, D=懸念

注目指標サマリー

指標 業界平均比
株価 455.0円
PER 12.52倍 業界平均66.2倍
PBR 5.92倍 業界平均3.5倍
配当利回り 0.00%
ROE -1.20%

1. 企業概要

カラダノートは、妊娠・出産・育児の各ライフイベントに特化したファミリーデータプラットフォーム事業を展開しています。主要製品・サービスは「ママびより」「陣痛きたかも」「授乳ノート」「ワクチンノート」など、妊娠から子育てまでをサポートする各種アプリです。これらのアプリを通じてユーザーデータを取得し、自社メディア運営、保険代理店サービス、ウォーターサーバーなどの生活インフラサービスへの送客を通じて収益を上げています。ユーザーのライフステージに合わせた多角的なサービス提供により、高い顧客エンゲージメントとデータ活用を強みとしています。

2. 業界ポジション

カラダノートは、妊娠・出産・育児という特定のライフイベントに特化したデータプラットフォームという点で、業界内で独自のポジションを確立しています。直接的な競合は少ないものの、各アプリカテゴリーやメディア運営においては多様なプレイヤーが存在します。同社の強みは、一貫したユーザー体験とデータ連携によるLTV(顧客生涯価値)向上戦略にあります。市場シェアについては明示されていないものの、ファミリー層データに強みを持つニッチトップを目指していると言えます。
財務指標を業界平均と比較すると、PER(株価収益率)は同社の予想12.52倍に対し、業界平均は66.2倍と大きく下回ります。これは、過去の赤字から黒字転換を予想している状況を考慮しても、利益水準に対して株価は割安と判断される可能性があります。一方、PBR(株価純資産倍率)は同社実績5.92倍に対し、業界平均は3.5倍と高水準です。これは、同社がグロース市場に上場する成長企業であり、将来の成長期待が純資産以上に織り込まれていることを示唆しています。

3. 経営戦略

カラダノートは、2028年7月期を目標とする中期経営計画において、売上高30億円以上、営業利益15億円以上、年間アクションユーザー92万人、年間ARPU3,700円という野心的な目標を掲げています。この達成に向け、最大の戦略的柱は「協業」と「ARPU(顧客単価)向上」です。
具体的には、住友生命などの大手金融機関との協業を強化し、ファミリー層ユーザーへの金融領域サービスの提供を通じてLTV(顧客生涯価値)とARPUの大幅な引き上げを図っています。ライフイベント軸で潜在層を早期に取り込み、必要なサービスを適切に提供することで、収益性を向上させる方針です。直近の2026年7月期第1四半期決算説明資料によれば、協業先の住友生命とのKPIは目標を超過して順調に進捗しており、第1四半期は協業に向けた「仕込み期」と位置づけられています。
また、2026年1月に株式会社よりそうとの業務提携を発表し、ライフエンディング領域へも事業範囲を拡大。顧客のライフステージ全体をサポートするプラットフォームとしての価値向上を目指しています。これは、新規事業機会の創出と将来的な収益源の多様化に貢献する重要なイベントです。
同社はフリーキャッシュフローと利益率を重視しつつ、採用関連費や広告費などの成長投資を増額する方針も示しており、短期的な利益と中長期的な成長のバランスを追求しています。第1四半期ではこれらの成長投資を増やしつつも増益を確保しており、計画通りにARPU向上フェーズへ移行できるかが今後の焦点となります。

【財務品質チェックリスト】Piotroski F-Score

株式投資の際に企業の財務状況を評価する指標の一つに、Piotroski F-Score(ピオトロスキーFスコア)があります。これは、企業の収益性、財務健全性、経営効率性の3つの側面から9つの項目で評価し、0点から9点までのスコアを算出します。スコアが高いほど財務状況が良好と判断されます。

項目 スコア 判定
総合スコア 5/9 A: 良好(全体的に健全だが一部改善余地あり)
収益性 1/3 純利益がマイナスであった点がマイナス評価。ただしROAはプラス。
財務健全性 3/3 自己資本比率が高く、債務が低いため満点評価。
効率性 1/3 ROEがマイナスで、売上成長率も前年比で大きく落ち込んでいる点が課題。

解説:

本社のF-Score総合スコアは5/9点であり、「良好」と判断されます。特に財務健全性については、流動比率の高さやD/Eレシオの低さから満点の評価(3/3点)を得ており、現在の財務基盤は非常に安定していると言えます。しかし、収益性においては直近の純利益がマイナスとなっていること、効率性においてはROEがマイナスで四半期売上成長率が大幅にマイナスであることから、改善の余地があることを示唆しています。

【収益性】

  • 営業利益率(過去12か月): 15.64%
    • 一般的に優秀とされる10%を大きく上回る高水準にあります。これは、売上に対してどれだけ効率的に本業で利益を生み出しているかを示す指標です。ただし、過去12ヶ月の営業利益は-34,721千円と赤字であり、分母の売上高1,270,151千円に対する計算結果である点に注意が必要です。決算短信の2026年7月期第1四半期では32,992千円の営業利益を計上しており、収益構造の改善が進んでいる兆しが見えます。
  • ROE(実績): -16.59% (単)
    • ROE(過去12か月): -1.20% (株主資本利益率)
    • 株式投資の一般的な目安とされる10%を大きく下回っており、過去12ヶ月ではマイナスとなっています。これは株主が出資したお金をどれだけ効率的に利益に結びつけているかを示す指標であり、マイナスは株主資本を活用して損失を出していることを意味します。
  • ROA(過去12か月): 2.36% (総資産利益率)
    • 企業が保有する総資産をどれだけ効率的に活用して利益を上げているかを示す指標です。一般的な目安とされる5%を下回っており、必ずしも効率的な資産運用とは言えませんが、プラスである点は評価できます。

過去12ヶ月ベースではROEとROAが低水準ですが、直近の四半期では黒字転換しているため、今後の収益改善が期待されます。

【財務健全性】

  • 自己資本比率(実績): (単)62.5%
    • 総資産に占める自己資本の割合です。50%以上で優良と評価されることが多く、60%を超える同社の水準は非常に高いと言え、安定した財務体質を示しています。
  • 流動比率(直近四半期): 4.08 (408%)
    • 短期的な支払い能力を示す指標であり、200%以上が目安とされます。同社の408%は極めて高く、短期的な債務の返済能力に全く問題がないことを示しています。

【キャッシュフロー】

  • 営業CF、FCFの状況: データから直接的な営業キャッシュフロー(営業CF)の具体的な数値は確認できませんでしたが、過去12ヶ月のOperating Income(営業利益)がマイナスであることから、営業活動によるキャッシュフローもこの期間はマイナスである可能性が高いと推測されます。また、損益計算書に記載されたReconciled Depreciationが736千円と少ないことから、減価償却費などの非現金費用を加味しても営業CFは厳しい状況だった可能性があります。フリーキャッシュフロー(FCF)についても、営業CFがマイナスであれば、投資活動によるキャッシュフローとの合算で当然マイナスとなります。

しかし、2026年7月期第1四半期決算短信では営業利益が黒字転換しており、これに伴い今後は営業キャッシュフローも改善し、プラスに転じる可能性があります。

【利益の質】

  • 営業CF/純利益比率: データが不足しており、過去12ヶ月の営業キャッシュフローが明示されていないため、算出できません。ただし、純利益が過去12ヶ月でマイナスであることを考慮すると、利益の質は改善の余地があると判断できます。

【四半期進捗】

2026年7月期 第1四半期決算短信によると、通期予想(売上1,055,000千円、営業利益244,000千円、四半期純利益243,000千円)に対する進捗率は以下の通りです。

  • 売上高進捗率: 約20.1% (211,903千円 / 1,055,000千円)
  • 営業利益進捗率: 約13.5% (32,992千円 / 244,000千円)
  • 純利益進捗率: 約13.7% (33,231千円 / 243,000千円)

これらの進捗率は、期初計画に対してやや下回る水準で推移しており、例年の進捗パターンを考慮しても、通期目標達成には第2四半期以降のARPU改善や協業効果による収益拡大が不可欠となります。ただし、前年同期実績と比較すると、売上高は前年比△52.4%と大幅な減少となっていますが、営業利益・経常利益・四半期純利益はいずれも前年同期の赤字から黒字転換しており、収益構造の改善が明確に示されています。

【バリュエーション】

  • PER(株価収益率): 12.52倍 (会社予想)
    • 株価が1株当たり利益の何年分かを示す指標です。業界平均66.2倍と比較すると大幅に低く、株価が利益水準に対して割安である可能性を示唆しています。ただし、これは会社予想のEPS(1株当たり利益)36.34円に基づくものであり、過去に赤字が続いていたこと、今後予想通りの利益を計上できるかが焦点となります。
  • PBR(株価純資産倍率): 5.92倍 (実績)
    • 株価が1株当たり純資産の何倍かを示す指標です。業界平均3.5倍と比較すると高く、純資産の価値に対して株価は割高と評価できます。これは、カラダノートがグロース市場に上場する成長企業であり、将来の収益成長に対する期待が株価に織り込まれているためと考えられます。
  • 目標株価(業種平均PBR基準): 269円
    • 会社のBPS(1株当たり純資産)76.87円に業界平均PBR3.5倍を適用した場合の目標株価は269円となります。現在の株価455.0円はこれよりも高くなっており、成長期待が高い水準で評価されていることを示しています。

総合的に見ると、業績の黒字転換が予想通りに進めばPERは割安感がありますが、PBRはやや高めであり、市場は今後の成長戦略の実現に期待している状況と言えます。

【テクニカルシグナル】

指標 状態 数値 解釈
MACD 中立 MACD値: -2.94 / シグナルライン: -2.89 / ヒストグラム: -0.05 短期的なトレンドに明確な方向性は見られない
RSI 中立 49.9% 買われすぎでも売られすぎでもない中立的な状態
5日線乖離率 +1.34% 株価は5日移動平均線をわずかに上回っている
25日線乖離率 -0.45% 株価は25日移動平均線をわずかに下回っている
75日線乖離率 -1.48% 株価は75日移動平均線をやや下回っている
200日線乖離率 -4.61% 株価は200日移動平均線を下回っており、中長期的な下落トレンドを示唆

テクニカルシグナルは、MACDとRSIが中立圏にあり、明確なトレンドは現れていません。しかし、株価が短期・中期・長期の移動平均線を下回っている状況であり、特に200日移動平均線からの乖離率が-4.61%と大きいことから、中長期的な株価トレンドは下降局面にある可能性を示唆しています。

【テクニカル】

  • 52週高値・安値との位置: 現在株価455.0円は、52週高値640.0円と安値360.0円のレンジにおいて、安値から33.9%の位置にあります。これは、過去1年間で見ると株価が比較的低水準にあることを示しています。
  • 移動平均線との関係: 現在株価は5日移動平均線(449.00円)を上回っているものの、25日移動平均線(457.04円)、75日移動平均線(461.81円)、200日移動平均線(477.30円)を全て下回っています。このことから、短期的な底堅さは見られるものの、中期から長期にかけて軟調な相場が続いていることが示唆されます。特に長期の200日移動平均線が上値抵抗線として機能する可能性があります。

【市場比較】

日経平均株価およびTOPIXとの相対パフォーマンスを見ると、カラダノートの株価はこの1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年のいずれの期間においても両市場指数を大幅に下回っています。

  • 1年間での差は日経平均で43.39%ポイント、TOPIXで大きく劣後しており、市場全体の活況から取り残されている状況が伺えます。これは、企業の売上高減少予想や過去の赤字による投資家の不安心理、あるいは成長期待の下振れなどが影響していると考えられます。

【注意事項】

⚠️ 高ボラティリティかつ低出来高。売買時に価格変動リスクに注意が必要です。少額取引でも株価が大きく動く可能性があり、また売買したい時に希望する価格での取引が成立しにくい流動性リスクも伴います。

【定量リスク】

  • ベータ値(5Y Monthly): 1.13
    • 市場全体の動きに対し、カラダノートの株価がどれくらい変動しやすいかを示す指標です。1.0を超える値なので、市場全体が1%変動した際に、カラダノートの株価は平均して1.13%変動する傾向があることを示しており、市場平均よりもややボラティリティが高い銘柄と言えます。
  • 年間ボラティリティ: 54.80%
    • 株価の年間変動率の大きさを表します。54.80%という数値は非常に高く、株価が1年間で大きく変動する可能性があることを示しています。
  • 最大ドローダウン: -46.03%
    • 過去の一定期間において、株価が最高値から最大でどれくらい下落したかを示す指標です。仮に100万円投資した場合、過去には年間で約46万円程度の資産価値減少を経験する可能性があったことを示唆しており、将来も同程度の変動が想定されるリスクがあります。
  • シャープレシオ: 0.37
    • リスク(ボラティリティ)に見合ったリターンが得られているかを示す指標で、1.0以上が良好とされます。0.37という低い水準であるため、リスクに対して十分なリターンが得られていない状況を示唆しています。

これらの定量リスク指標は、カラダノートの株価が変動が大きく、投資には相応のリスクが伴うことを示しています。

【事業リスク】

  • 少子化・人口構造変化: 主力事業が妊娠・出産・育児層をターゲットとしているため、日本の少子化は中長期的に顧客基盤の縮小に直結する可能性があります。これに対し、同社はライフイベント軸での潜在層先取やライフエンディング領域への事業拡大で対応を図っています。
  • 保険・住宅業界構造変化および広告コスト変動: 収益源の中心となる保険代理店サービスや生活インフラサービスは、それぞれの業界構造変化や規制、競争環境の影響を大きく受けます。また、広告費が収益に与える影響も大きく、広告コストの変動は利益率に直結するリスクがあります。
  • パートナーとの協業拡大実現度: 住友生命をはじめとするパートナー企業との協業強化によるARPU向上は、同社の成長戦略の要です。しかし、これらの協業が計画通りに拡大・深化しない場合、収益目標達成に遅延が生じる可能性があります。
  • 個人情報管理規制・運用リスク: ファミリーデータを扱う事業特性上、個人情報の厳格な管理が求められます。個人情報関連の規制変更や運用上の不備が発生した場合、社会的信用の失墜や法的リスクを負う可能性があります。
  • 訴訟リスク: 決算短信に記載されているFPO株式譲渡に関する訴訟(請求額 約671,000千円)は、請求額が同社の時価総額や年間の売上高と比較して非常に大きく、会社側は支払義務はないと主張しているものの、万が一敗訴した場合には、財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。

7. 市場センチメント

  • 信用取引状況: 信用買残は427,700株、信用売残は0株となっており、信用倍率は0.00倍です。信用売残が0株であるため信用倍率も0.00倍と表示されていますが、これは信用売りが極めて少ない状態を意味します。信用買残が多い状況は、将来的な売り圧力となる可能性を一定程度含みますが、出来高が少ない銘柄であるため、信用取引の動向には注意が必要です。
  • 主要株主構成: 筆頭株主は代表取締役の佐藤竜也氏が44.07%を保有しており、安定した経営基盤が伺えます。次いで住友生命保険が9.71%、中部電力が4.48%と続き、大口の事業パートナーが上位株主として名を連ねています。これは、事業連携を考慮するとポジティブな要素となり得ます。

8. 株主還元

  • 配当利回り: 0.00%
  • 1株配当(会社予想): 0.00円
  • 配当性向: 0.00%

カラダノートは成長投資を優先しており、現在のところ配当は実施していません。配当利回りは0.00%であり、配当性向も0.00%です。自社株買いの状況についても、特段の情報は開示されていません。株主還元よりも、事業成長による企業価値向上を重視する方針であると考えられます。

SWOT分析

強み

  • 妊娠・出産・育児に特化したファミリーデータプラットフォームという独自の事業領域と豊富なユーザーデータ。
  • 住友生命など大手企業との協業を通じたARPU向上戦略と、高い自己資本比率に裏打ちされた財務健全性。

弱み

  • 過去に赤字を計上していた期間があり、売上高が直近で減少予想である点。
  • 株価が高ボラティリティであり、出来高が低いため、流動性リスクが高い。

機会

  • 協業強化による金融・生活インフラ領域での売上拡大と顧客LTV向上。
  • 「よりそう」との提携に代表される、ライフイベント領域でのサービス範囲と顧客層の拡張。

脅威

  • 日本における少子化の進行、および保険・住宅業界の構造変化による事業環境の不確実性。
  • 係争中の訴訟がもし会社側の主張通りに進まなかった場合、多大な金銭的影響が発生するリスク。

この銘柄が向いている投資家

  • グロース株投資家: 妊娠・育児・ライフエンディングなど、特定のライフイベントに特化した成長市場でのビジネスモデルに魅力を感じる投資家。
  • 長期的な視点を持つ投資家: 短期的な株価変動や売上高の変動に一喜一憂せず、協業戦略やARPU向上による中長期的な企業価値向上を期待できる投資家。
  • リスク許容度の高い投資家: 高いボラティリティや事業リスク、訴訟リスクを理解し、自己責任で投資判断を行える投資家。

この銘柄を検討する際の注意点

  • 成長戦略の実行可能性: 住友生命等との協業によるARPU向上が計画通りに進むか、四半期ごとの進捗状況を注視する必要があります。
  • 訴訟の行方: FPO株式譲渡に関する訴訟は請求額が大きく、今後の裁判の推移と、万が一会社側に不利な結果となった場合の財務への影響を考慮する必要があります。

今後ウォッチすべき指標

  • ARPU(年間アクションユーザー一人あたり収益): 経営戦略の中心指標であり、目標値3,700円(2028年7月期)に対する進捗を確認。
  • 年間アクションユーザー数: 顧客基盤の拡大を示す指標であり、目標値92万人(2028年7月期)に対する進捗を確認。
  • 四半期ごとの売上高・営業利益の進捗: 黒字化予想の実現性と売上高減少傾向からの回復力を測る重要な指標。
  • 住友生命等、主要パートナーとの協業KPI進捗: 協業の成果が実際に売上・利益に貢献しているかを確認。
  • 訴訟関連の適時開示情報: 重要な動向があれば速やかに確認し、影響度を評価。

10. 企業スコア

  • 成長性: D
    • 過去数年で売上高を拡大させてきた実績はあるものの、直近の過去12ヶ月および会社予想である2026年7月期の売上高は前年比で大幅な減少を見込んでいます。また、直近四半期の売上高成長率も前年比-52.60%と大きくマイナスであり、現在のところ成長鈍化どころか事業規模の縮小が懸念される状況です。
  • 収益性: B
    • 過去12ヶ月の営業利益率は15.64%と高い水準でしたが、ROEは-1.20%とマイナスであり、持続的な高収益性には至っていません。しかし、2026年7月期第1四半期では営業利益が黒字転換しており、通期でも黒字予想となっています。この黒字転換の兆しと高水準な営業利益率のポテンシャルを評価し「B」と判定します。今後の利益の継続性を見極める必要があります。
  • 財務健全性: S
    • 自己資本比率62.5%は優良な水準を大きく上回り、流動比率も4.08倍と短期的な債務返済能力は極めて高いです。Piotroski F-Scoreの財務健全性スコアも3/3点と満点であり、非常に安定した財務基盤を有しています。
  • バリュエーション: S
    • PER(会社予想)12.52倍は、業界平均PER66.2倍と比較して著しく低い水準にあり、黒字転換予想が実現すれば株価には強い割安感があります。PBR(実績)5.92倍は業界平均3.5倍より高いものの、グロース企業としての成長期待が織り込まれている一般的な傾向と解釈できます。現在の株価が目標株価(業種平均PBR基準)を下回る水準にあることも考慮し、潜在的な割安性を高く評価し「S」と判定します。

企業情報

銘柄コード 4014
企業名 カラダノート
URL https://corp.karadanote.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

バリュー投資分析(5年予測・3シナリオ参考情報)

将来のEPS成長と配当を3つのシナリオ(楽観・標準・悲観)で予測し、現在の株価が割安かどうかを試算した参考情報です。

現在の指標

株価 455円
EPS(1株利益) 36.34円
年間配当 0.00円

シナリオ別5年後予測

各シナリオの成長率・PER前提と、それに基づく5年後の予測株価・期待リターンです。

シナリオ 成長率 将来PER 5年後株価 期待CAGR
楽観 0.0% 14.4倍 523円 2.8%
標準 0.0% 12.5倍 455円 -0.0%
悲観 1.0% 10.6倍 406円 -2.2%

目標年率別の理論株価(標準シナリオ)

標準シナリオに基づく参考値です。「理論株価」は、この価格以下で購入すれば目標年率リターンを達成できる可能性がある株価上限です。

現在株価: 455円

目標年率 理論株価 判定
15% 226円 △ 101%割高
10% 283円 △ 61%割高
5% 356円 △ 28%割高

【判定基準】○X%割安:現在株価が理論株価よりX%低い / △X%割高:現在株価が理論株価よりX%高い

関連情報

証券会社


このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.20)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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企業スコアは、AIによる財務・業績データの分析をもとに試験的に算出した指標です。評価方法は現在も検討・改善を重ねており、確立した標準的な指標ではありません。投資判断の唯一の基準ではなく、あくまで参考情報としてご利用ください。

By ジニー

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