2025年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:市場コンセンサスの情報は開示資料にありません(市場予想差異は–)。会社側は翌期(2026年12月期)に大幅な先行投資を織り込み営業損失を予想しており、業績見通しは保守的(会社予想あり)。
  • 業績の方向性:売上高はほぼ横ばい(1,932百万円、前期比△0.8%)だが、営業利益は大幅減(65.6百万円、前期比△69.0%)で親会社株主帰属当期純損失(△3.8百万円)に転落。
  • 注目すべき変化:営業費用(給与・人件費、その他販管費)および売上原価が増加。無形固定資産(ソフトウェア仮勘定)が大幅増(開発投資継続:Surala-i等)。特別損失(固定資産除却損79,924千円、減損36,484千円、合計116,408千円)が業績を押し下げ。
  • 今後の見通し:2026年12月期は売上高2,149,511千円(+11.3%)を見込む一方、研究開発・人材投資等で営業損失141,560千円、親会社株主帰属当期純損失81,869千円を計画(業績は先行投資で一時的に悪化見通し)。
  • 投資家への示唆:2025年は事業基盤強化と次世代サービス開発(Surala-i)への投資フェーズ。短期は利益面の悪化が見込まれるが、無形資産増加や自治体導入の拡大など成長投資の中身を注視すべき。

基本情報

  • 企業名:株式会社すららネット(G-すららネット、証券コード 3998)
  • 主要事業分野:eラーニング事業(主力)/受託開発/アプリ開発(受託・アプリは売上比率小)
  • 代表者:代表取締役社長 湯野川 孝彦
  • 問合せ先:取締役 経営管理グループ長 柿内 美樹 TEL 03-5283-5158
  • 報告概要:
    • 決算短信提出日:2026年2月6日
    • 対象会計期間:連結 2025年1月1日~2025年12月31日(通期)
    • 決算補足説明資料:有(TDnetおよび同社ウェブサイトに掲載、機関投資家向け説明会開催)
  • セグメント:
    • eラーニング事業:サブスクリプション型ICT教材「すらら」等(売上の大半)
    • 受託開発事業:教育コンテンツの受託開発・保守
    • アプリ開発事業:自社学習アプリのサブスク提供
      (注)受託開発・アプリは重要性が低く、資料では詳細セグメント開示を省略
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):6,694,764株(2025年12月期末)
    • 期末自己株式数:385,146株
    • 期中平均株式数:6,338,743株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会予定日:2026年3月27日
    • 有価証券報告書提出予定日:2026年3月27日
    • 決算説明会:有(機関投資家・証券アナリスト向け)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想との比較/達成率)
    • 会社当期予想(2025年通期の当初予想は資料未記載のため比較不可:達成率は–)
    • 2026年通期予想(開示)に対する2025年実績:
    • 売上高:2025年1,932,007千円 → 2026年会社予想 2,149,511千円(前年比+11.3%見込み)
    • 営業利益:2025年65,621千円 → 2026年予想 営業損失△141,560千円(大幅な先行投資計上予定)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:2025年△3,780千円 → 2026年予想△81,869千円
  • サプライズの要因:
    • 2025年は固定資産除却損(79,924千円)・減損損失(36,484千円)等の特別損失を計上し純損失化。
    • 売上原価および販管費の増加(人件費・外注・その他)により営業利益率低下。
    • 開発費(ソフトウェア仮勘定の増加)を中心とした投資が継続。
  • 通期への影響:
    • 2026年は開発・人材投資をさらに拡大する計画で、会社は通期で営業赤字・大幅純損失を見込む。予想修正は現時点で無し(会社予想を開示済み)。達成可能性は、自治体や海外の導入状況、投資の効果(Surala-iの受注獲得等)に依存。

財務指標

(単位:千円、%は前年同期比)

要点サマリ(連結)

  • 売上高:1,932,007(△0.8%、前期1,947,983)
  • 売上原価:750,790(+9.1%)
  • 販売費及び一般管理費:1,115,595(+6.4%)
  • 営業利益:65,621(△69.0%)
  • 経常利益:73,382(△66.9%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益:△3,780(前期72,896)
  • 1株当たり当期純利益(EPS):△0.60円(前期11.23円)
  • 営業利益率:3.4%(前期10.9%)(参考:業種平均は業種により差異)
  • 総資産:2,481,395(△155,624千円、△5.9%)
  • 純資産:2,206,206(△57,139千円)
  • 自己資本比率:88.3%(安定水準、前期85.0%)
  • 現金及び現金同等物:767,888(期末、△293,243千円、△27.6%)

収益性指標

  • 営業利益率:3.4%(基準目安:業界/企業規模で比較)
  • ROE(親会社株主帰属):概算で約 △0.17%(当期純損失のためマイナス。参考目安:8%以上良好)
  • ROA(総資産利益率):概算で約 △0.35%(当期純損失ベース。目安:5%以上良好)

進捗率分析(四半期進捗は四半期開示無しのため通期ベースのみ)

  • 通期進捗率(該当なし:本決算は通期数値)

キャッシュフロー(連結)

  • 営業CF:239,646千円(前年372,846千円、△35.7%)
  • 投資CF:△484,420千円(前年△414,898千円)→ 主に無形固定資産(ソフトウェア)の取得支出483,007千円
  • 財務CF:△48,402千円(自己株式取得 48,402千円)
  • フリーCF(営業CF – 投資CF):△244,774千円(マイナス)
  • 営業CF/当期純利益比率:営業CF 239,646 ÷ (連結当期純損失△9,026)= 負の値(当期純損失だが営業CFは正のため、キャッシュ創出は維持)
  • 現金同等物残高:767,888千円(期末)

四半期推移(QoQ)

  • 資料は通期開示のみ。直近四半期の増減・季節性は補足資料参照(別途決算補足説明資料あり)。

財務安全性

  • 自己資本比率:88.3%(安定水準、目安40%以上で安定)
  • 流動比率:約437.8%(非常に高い流動性)
  • 借入金:目立った長短の借入は限定的(長期借入金返済の記載は過去小幅)

効率性

  • 総資産回転率や売上高営業利益率は低下(営業利益率 10.9% → 3.4%)、資本効率は悪化。

セグメント別

  • eラーニング事業:1,847,371千円(売上の約95.6%)→ 主力で導入校数・利用IDは増加(導入校数3,278校:前年比+758校、利用ID 268,288:前年比+20,310ID)
  • 受託開発:47,392千円(増加)
  • アプリ開発:37,244千円(小幅増)
  • セグメント戦略:自治体向け大型案件、BtoCの不登校支援、海外(日本語教材)拡大を掲げる

特別損益・一時的要因

  • 特別損失(2025年):固定資産除却損 79,924千円、減損損失 36,484千円、合計 116,408千円(前年は86,506千円)。
    • 主な減損:ファンタムスティック㈱の事業用資産(ソフトウェア)等。
  • 一時的要因の影響:特別損失を除いても営業利益の大幅減(販管費増、売上原価増)があり、実態としては投資・コスト増が継続的要因。
  • 継続性の判断:減損は非継続的だが、開発投資(ソフトウェア仮勘定増加)や人件費増は中長期施策の一部で継続する可能性あり。

配当

  • 2024年・2025年:期末配当ともに 0.00円(無配)
  • 2026年予想:0.00円(会社予想)
  • 配当性向:–(配当なしのため)
  • 自社株買い:2025年に自己株式取得(支出 48,209千円)を実施
  • 株主還元方針:配当は現行予想で無配継続。自社株買いは実施実績あり。

設備投資・研究開発

  • 無形固定資産取得(投資):483,007千円(2025年)
    • 主な内容:次世代サービス「Surala-i」等の開発(ソフトウェア仮勘定が166,111千円増加)
  • 減価償却費:290,994千円(営業CFに計上)
  • R&D費用:資料上は個別注記なしだが、無形資産取得が実質的なR&D投資に相当(対売上比で大幅増)
  • 将来投資:2026年も研究開発・人材投資を継続予定(会社見通しに反映)

受注・在庫状況(該当性)

  • 受注/在庫に関する主要項目の開示はなし(B2Bの契約資産・前受金は開示)
  • 契約資産:期末 1,965千円(前期724千円)
  • 契約負債(前受金):期末 69,960千円(前期122,264千円)
  • 備考:残存履行義務に関する重要契約は1年超の重要契約無しとして開示省略

セグメント別情報

  • 売上高構成(連結、2025年)
    • eラーニング事業:1,847,371千円(前年比△2.9%)
    • 受託開発事業:47,392千円(前年比+214%)
    • アプリ開発事業:37,244千円(前年比+19%)
  • セグメント戦略:自治体(公共ソリューショングループの独立化)/塾市場での提案拡大/BtoCの保護者支援サービス「ほめビリティ」等/海外(カンボジア・インドネシアでの展開)
  • 地域別売上:明細はなし。海外は拡大傾向(「すらら にほんご」の導入増等)

中長期計画との整合性

  • 中期方針:次世代サービス(Surala-i)やAI活用による個別最適化を中核に据え、成長基盤の構築を最優先。
  • KPI(開示されている主要指標):課金対象導入校数、利用ID数(導入校数 3,278校、利用ID 268,288ID)。導入校数・ID数は増加傾向で中長期の成長ポテンシャルを示唆。

競合状況や市場動向

  • 市場環境:教育DX、GIGA第2期、生成AI等が追い風。一方で補助金の縮小や不登校支援市場の競争激化をリスクとして認識。
  • 競合比較:資料内に競合他社との定量比較はなし。eラーニング領域での自治体・学校向け導入力と不登校支援のノウハウを強みとしていると記載。

今後の見通し

  • 業績予想(会社公表:2026年12月期)
    • 売上高:2,149,511千円(前年比+11.3%)
    • 営業損失:△141,560千円(投資先行)
    • 経常損失:△134,841千円
    • 親会社株主帰属当期純損失:△81,869千円
    • 1株当たり当期純損失:△12.91円
  • 予想の信頼性:会社は開発リリース(Surala-i)などを前提に投資を計画。予想達成は新サービスの導入実績や自治体・海外での受注状況に依存。
  • リスク要因:
    • 補助金や公共予算の変化、為替・海外市場の不確実性
    • 競争激化による利用ID回復の遅れ(BtoC)
    • 開発投資の回収時期の不確定性

重要な注記

  • 会計方針の変更:2022年改正会計基準(法人税等)を期首より適用。連結財務諸表への影響はなし。
  • 子会社の事業年度変更に伴う連結調整(ファンタムスティック㈱の事業年度を変更し、当期は15か月分を連結に含むが影響は軽微と記載)。
  • 決算短信は監査対象外(公認会計士監査は未記載)。
  • 不明項目は「–」で記載。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3998
企業名 すららネット
URL http://surala.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。