2026年2月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社側は通期で黒字回復(通期予想:売上高1,850百万円、営業利益320百万円、当期純利益300百万円)を示しているが、第三四半期累計は依然として赤字であり、通期予想との乖離(未達)リスクが高い(実績はほぼ会社予想の進捗に達していない)。
  • 業績の方向性:増収でもなく、減収・減損(減収・継続損失)――売上高は前年同期比7.9%減、営業損失は前年同期比で縮小したが(改善)、経常損失・当期純損失は悪化。
  • 注目すべき変化:前期第3四半期に計上された大口の助成金・特別利益が今期にはほとんど計上されず(助成金:前年223,892千円→当期19,213千円)、これにより経常損益・純損益が大きく悪化。
  • 今後の見通し:会社は通期での黒字回復を見込むが、第3四半期までの進捗(売上進捗約75.9%、営業損失継続)および流動性(現金減少、継続企業に関する注記あり)を踏まえると達成可能性には不確実性あり。金融機関との交渉継続が必要。
  • 投資家への示唆:コスト削減と販路改善で営業損失は縮小しているものの、助成金等の一時的要因に依存しない本業の収益改善と、流動資金確保(借入条件含む)の進展が業績回復の鍵。継続企業に関する不確実性を重視すべき。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社ラピーヌ
    • 主要事業分野:婦人服の卸売事業・小売事業(直営店運営)、福祉関連(野菜生産・就労支援)等
    • 代表者名:代表取締役社長 佐々木 ベジ
    • 上場コード:8143
    • URL:https://www.lapine.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年1月14日
    • 対象会計期間:2025年3月1日~2025年11月30日(2026年2月期 第3四半期累計)
  • セグメント:
    • 卸売事業:百貨店向け・専門店向けの卸売(商品企画・発注のタイミング調整、受注→実需の短縮等)
    • 小売事業:直営小売店(店舗運営、VP強化、立地・店舗別の効率改善)
    • 福祉事業:ラピーヌ夢ファームによる障害者福祉サービスと野菜生産販売(小規模だが継続的に採算改善)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):2,567,064株
    • 期末自己株式数:203,302株
    • 期中平均株式数(第3四半期累計):2,363,841株
    • 時価総額:–(記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:本資料が第3四半期決算短信(2026年1月14日提出)
    • IRイベント/決算説明会:決算補足説明資料の作成・説明会の有無は明示なし(–)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想は通期値のみ提示のため達成率で評価):
    • 売上高:第3四半期累計 1,404百万円。通期予想1,850百万円に対する進捗率 75.9%(通常は75%程度で年度進捗に相当)。
    • 営業利益:第3四半期累計は営業損失225百万円(当期は赤字)。通期予想 営業利益320百万円に対する進捗は未達(実績は損失であり「進捗不能」)。
    • 純利益:第3四半期累計は当期純損失215.7百万円。通期予想 当期純利益300百万円に対する進捗は未達(同上)。
  • サプライズの要因:
    • 主要要因は「助成金等の一時的収入が前年に大きく計上されていた」こと(前年223,892千円→当期19,213千円)。これにより前年は営業外収益が大きかったが、今年はそれが縮小し、経常・当期損失が悪化。
    • 売上は減少(特に卸売がマイナス幅大)しており、コスト削減で営業損失は縮小しているが一時要因の剥落で損益は改善しきらず。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期で黒字回復を見込むが、第3四半期実績(営業損失継続、現金減少)と一時的収入の剥落を踏まえると、達成にはQ4での大幅な反転(売上回復と費用コントロール)が必要。
    • 予想修正:直近公表(2025年10月14日→2026年1月14日で修正あり)と記載。今後の修正可能性は高い。

財務指標

(単位:百万円、%は前年同期比。以下は四捨五入)

  • 損益(第3四半期累計 2025/3/1–2025/11/30)
    • 売上高:1,404 百万円(前年同期1,524百万円 → -7.9%、差 -119.7百万円)
    • 売上総利益:883 百万円(前年969百万円 → -8.8%、差 -85.5百万円)
    • 販管費:1,109 百万円(前年1,259百万円 → -11.9%、差 -150.2百万円)
    • 営業損失:△225 百万円(前年△290百万円 → 損失縮小、改善幅64.7百万円、改善率約22.3%)
    • 経常損失:△209 百万円(前年△73百万円 → 損失悪化、差△136.5百万円)※前年の一時収入影響大
    • 四半期純損失:△215.7 百万円(前年△57.9百万円 → 損失悪化、差△157.8百万円)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):△91.25円(前年△24.49円)
  • 収益性指標(参考)
    • 営業利益率:△16.0%程度(営業損失ベース)――業種平均と比較して低位(業種平均はセグメントにより異なる)
    • ROE:–(純資産が減少し赤字のため算出値は負の可能性)
    • ROA:–(赤字のため算出値は低下)
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:75.9%(1,404 / 1,850)
    • 営業利益進捗率:該当せず(実績は損失のため進捗評価不能)
    • 純利益進捗率:該当せず(同上)
    • 備考:売上は一定進捗だが利益面は大幅未達。
  • 貸借対照表(当第3四半期末 2025/11/30)
    • 総資産:3,004 百万円(前期末3,041百万円 → -36.3百万円、-1.2%)
    • 流動資産:1,140 百万円(前期末1,326百万円 → -185.7百万円)
    • 現金及び預金:332 百万円(前期760百万円 → -428百万円、-56.3%)
    • 商品及び製品(在庫):451 百万円(前期307百万円 → +143.4百万円、+46.7%)
    • 固定資産:1,865 百万円(前期1,715百万円 → +149.4百万円)
    • 負債合計:2,302 百万円(前期2,197百万円 → +105.2百万円、+4.8%)
    • 流動負債:1,352 百万円(前期1,277百万円 → +75.1百万円)
    • 長期借入金:692 百万円(前期680百万円 → +12.0百万円)
    • 短期借入金:833 百万円(前期845百万円 → -11.9百万円)
    • 借入金(短期+長期+1年内返済分):約1,555 百万円(流動性・返済スケジュール要確認)
    • 純資産合計:703 百万円(前期844百万円 → -141.5百万円、-16.8%)
    • 自己資本比率:23.4%(前期27.8% → 低水準、改善余地あり)
  • キャッシュフロー:
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記)。ただし現金残高は大幅減少(760→332百万円)。
    • フリーCF等の詳細は不明(–)。営業CF/純利益比率の算出不可(CF未提示)。
  • 四半期推移(QoQ):直近QoQは資料に四半期別数値記載なし(累計比較のみのためQoQは–)。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率23.4%(安定性:低水準。目安40%以上で安定だが未達)
    • 短期流動性:現金減少と在庫増加の組合せで流動性リスクあり。取引金融機関と返済スケジュール交渉中。

特別損益・一時的要因

  • 前年同期の主な特別利益:
    • 助成金収入:223,892千円(前年第3四半期累計)→ 当期は19,213千円と大幅減少
    • 訴訟損失引当金戻入額:21,018千円(前年)→ 当期は該当なし
  • 当期の特別損益:該当なし(特筆すべき項目なし)
  • 一時的要因の影響:前年の一時的収入が大きく、前年比較では業績が見かけ上良好に見えた側面がある。これらを除いた実質的な事業収益力は継続的な赤字が示す通り弱い。
  • 継続性判断:助成金等は継続性が低い(一時的)。本業ベースの改善が不可欠。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年2月期:期中配当 0.00円(中間0.00、期末0.00)
    • 2026年2月期(予想):通期配当 0.00円(中間0.00、期末0.00)
  • 配当性向・利回り:–(配当0円のため計算不能)
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買いに関する記載なし。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:記載なし(設備投資額は資料に記載なし → –)
  • 減価償却費:当第3四半期累計の減価償却費は無形含め「0千円」との記載(前年は1,520千円)。注記あり。
  • 研究開発:記載なし(R&D費用は–)

受注・在庫状況

  • 受注状況:受注高・受注残高の記載なし(–)
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品:451 百万円(前年307百万円、+46.7%)→ 在庫増加はキャッシュ圧迫要因となる可能性あり
    • 在庫回転日数等は記載なし(–)

セグメント別情報

  • 売上高(第3四半期累計)
    • 卸売事業:565 百万円(前年649百万円 → -12.9%)
    • 小売事業:830 百万円(前年864百万円 → -3.9%)
    • 福祉事業:8 百万円(前年10百万円 → -19.1%)
  • セグメント損益(営業損失)
    • 卸売:△161 百万円(前年△222百万円 → 損失縮小)
    • 小売:△38 百万円(前年△41百万円 → 若干改善)
    • 福祉:△26 百万円(前年△27百万円 → 横ばい)
  • セグメント戦略:卸売で若年層向け価格帯強化、専門店で取引条件改善、実需期に発注引き付け、直営店はVP強化と店舗効率化、福祉事業は生産性向上と作業訓練で採算改善を推進。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:明示的な中期計画数値記載なし(KPIの進捗は–)。
  • KPI達成状況:–(記載なし)

競合状況や市場動向

  • 市場動向:アパレル業界は消費節約志向・若年層の衣料消費低下・インバウンド回復は限定的で需要環境は厳しい(会社コメント)。
  • 競合比較:同業他社との詳細比較は資料に記載なし(–)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2025/3/1~2026/2/28)会社予想:売上高1,850百万円(+9.4%)、営業利益320百万円、経常利益300百万円、当期純利益300百万円、EPS 126.91円
    • 予想修正の有無:通期予想は10月14日公表数値から変更されている(2026年1月14日公表の修正あり)。
  • 予想の信頼性:第3四半期時点で営業損失・キャッシュ減少が続いており、Q4での大幅な改善が前提となるため達成の確度は不透明。
  • リスク要因:
    • 消費の慎重化による売上低迷
    • 助成金等の一時収入の剥落
    • 在庫増加と現金減少による流動性リスク
    • 取引金融機関との借入返済スケジュール交渉の結果次第で資金繰り悪化の可能性
    • 継続企業に関する重要な不確実性(注記あり)

重要な注記

  • 会計方針変更:法人税等に関する会計基準改正(2022年改正会計基準)を適用。なお当該変更による財務諸表への影響はなし。
  • 継続企業の前提に関する注記:2019年2月期以降継続して営業損失を計上しており、当期も営業損失が続くため継続企業の前提に関する重要な疑義あり。金融機関との交渉や資金確保策を実行中であるが不確実性は残る。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:第3四半期累計に係るキャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 8143
企業名 ラピーヌ
URL http://www.lapine.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 素材・化学 – 繊維製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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