2025年10月期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社側は今回の着地が「前回予想を下回った」と説明(理由:連結子会社ネクスに係るのれんを当期に全額減損計上)。よって決算は「下振れ」と評価される(市場予想は提示無しのため記載不可)。
- 業績の方向性:減収減益(連結売上高5,195百万円:前期比▲7.3%、営業利益70.9百万円:前期比▲38.4%)。ただし当期純利益は特別損益の影響で増益(親会社株主帰属当期純利益166.8百万円:前期比+444.4%)。
- 注目すべき変化:子会社化したネクスに関連するのれん(増加705.1百万円)を同額で減損計上した点が最も重要(特別損失705.1百万円)。一方で投資有価証券売却益815.0百万円を計上し、特別利益も発生している(両者が当期純利益を押し上げた)。
- 今後の見通し:2026年10月期予想は売上6,166百万円(+18.7%)、営業利益107百万円(+52.9%)、親会社株主帰属当期純利益91百万円(▲45.2%)。会社はネクスの通期寄与を理由に増収を見込む。のれん減損は当期一度で、以降ののれん償却は発生しない点を強調。
- 投資家への示唆:当期純利益は特別項目により改善しており、営業ベースの回復(DXソリューションの需要取り込み、ネクスの事業統合による売上増)と営業キャッシュフロー改善が継続的に確認できるかが注視ポイント。営業CF/純利益比率は0.31と低く(目安1.0以上が健全)、継続的な営業CFの改善が必要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社CAICA DIGITAL
- 主要事業分野:ITサービス事業(システム開発、コンサル、ソフト販売等)、金融サービス事業(暗号資産関連・NFT等)、IoT関連事業(2025年10月に連結子会社化したネクスによる通信機器・IoT等)※メディア事業は2025年2月で終了
- 代表者名:代表取締役社長 鈴木 伸
- URL:https://www.caica.jp
- 報告概要:
- 提出日(決算短信):2025年12月19日
- 対象会計期間:2025年10月期(連結:2024年11月1日~2025年10月31日)
- 決算説明会:無(補足資料作成有)
- セグメント:
- ITサービス事業:システム開発、コンサル、保守、暗号資産関連システム等
- 金融サービス事業:暗号資産の投融資・運用、NFT販売所運営、貸金業等
- IoT関連事業:無線通信機器開発・販売、システムソリューション(2025/10より連結)
- その他:メディア事業(2025年2月で終了)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式を含む):151,406,794株(2025年10月期)、136,560,794株(2024年10月期)
- 期中平均株式数:137,065,467株(2025年10月期)
- 時価総額:–(資料に未記載)
- 今後の予定:
- 定時株主総会:2026年1月29日
- 有価証券報告書提出予定日:2026年1月29日
- 決算説明会:無し(補足資料は後日開示)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は会社が「前回予想を下回った」と明示。前回予想数値は資料内非掲載のため達成率は記載不可)
- 売上高:5,195百万円(実績)。会社計画に対する達成率:下振れ(前回予想未達)
- 営業利益:70.9百万円(実績)。達成率:下振れ(前回予想未達)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:166.8百万円(実績)。表面上は増加だが特別要因含むため注意
- サプライズの要因:
- マイナス要因:のれんの全額減損(ネクスの子会社化に伴うのれん705.1百万円の減損)→営業外・特別損失に計上
- プラス要因:投資有価証券売却益815.0百万円を特別利益として計上
- 結果的に特別損益で相殺・純増となったが、営業利益・経常利益は減少
- 通期への影響:
- のれん減損は当期の一度の計上で、会社は「以降ののれん償却は発生しない」と説明
- ネクスを通期で取り込むことにより2026年は売上増を見込むが、営業CF改善と高単価案件の受注状況(大型案件の遅れやハード納期遅れなど)を確認する必要あり
- 予想修正:今期決算でのれん減損反映により前回予想を下回って着地(会社は前回予想の下振れを認めている)
財務指標
- 要約(連結)
- 売上高:5,195百万円(前期5,606百万円、前期比▲7.3%)
- 営業利益:70.9百万円(前期115.2百万円、前期比▲38.4%)
- 経常利益:76.1百万円(前期138.8百万円、前期比▲45.2%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:166.8百万円(前期30.6百万円、前期比+444.4%)
- 1株当たり当期純利益(EPS):1.22円(前期0.22円)
- 収益性指標
- 営業利益率(連結):70.9 / 5,195.5 ≒ 1.37%(低い、業界平均との比較が必要)
- 経常利益率:76.1 / 5,195.5 ≒ 1.46%
- 当期純利益率:166.8 / 5,195.5 ≒ 3.21%(特別利益を含むため一時的)
- ROE(自己資本当期純利益率):11.6%(資料記載。目安8%以上で良好 → 良好)
- ROA(総資産当期純利益率):166.8 / 4,287.5 ≒ 3.89%(目安5%以上で良好 → やや低め)
- 財政状態(連結)
- 総資産:4,287百万円(前期2,425百万円、前期比+76.8%)※投資有価証券増加、短期貸付金増加、仕掛品増加等による
- 純資産:3,611百万円(前期1,659百万円、前期比+117.6%)
- 自己資本比率:84.2%(前期68.4% → 安定水準(目安40%以上))
- キャッシュ・フロー
- 営業CF:51.9百万円(前期282.9百万円、前期比大幅減)
- 投資CF:+24.5百万円(前期△386.9百万円、投資有価証券の売却収入等によりプラス)
- 財務CF:△171.0百万円(前期△246.5百万円、短期借入金返済169.996百万円等)
- フリーCF(営業CF + 投資CF):約75.4百万円(営業CF/純利益比率 ≒ 0.31、目安1.0以上で健全 → 未達)
- 現金及び現金同等物残高:639.6百万円(前期698.9百万円、△59.4百万円)
- 四半期推移(QoQ):四半期別開示は本資料に詳細無し(四半期毎の進捗分析は添付資料参照が必要)
- 財務安全性
- 流動比率:流動資産2,975.4 / 流動負債640.3 ≒ 465%(非常に高く良好)
- 負債比率(負債/資本):負債676.2 / 純資産3,611 ≒ 18.7%(低い、安定的)
- 効率性
- 総資産回転率:売上5,195.5 / 総資産4,287.5 ≒ 1.21回(標準的)
- 売上高営業利益率の低下が見られる(前年より悪化)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 815,040千円(主な要因:保有有価証券の一部売却)
- 特別損失:減損損失 705,148千円(ネクス取得に伴うのれんの減損)ほか投資有価証券評価損 6,060千円等、特別損失合計711,208千円
- 一時的要因の影響:当期純利益は特別利益>特別損失で表面上大幅増益となったが、営業利益・経常利益は減少しており、持続性は乏しい
- 継続性の判断:のれん減損は一時処理(会社は今後ののれん償却は発生しないと説明)。投資有価証券売却益は再現性が不確定
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年10月期:無配(年間0円)
- 2025年10月期:無配(年間0円)
- 2026年10月期(予想):未定(中間0.00円、期末未定)
- 配当性向:―(無配のため記載なし)
- 特別配当の有無:無し
- 株主還元方針:現時点で配当は停止。自己株式の取得は小額で継続的ではない(期中自己株式数の変動小)。資本政策で増資(新株発行)により資本剰余金が大幅に増加している(資本組成の変動に留意)。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 有形固定資産の取得:210千円(当期)と小額
- 減価償却費:4,072千円(当期)
- 研究開発:
- R&D費用:–(資料に明確な記載なし)
- 主な研究テーマ:AI、ブロックチェーン、セキュリティ、DID/VC、DXソリューション等(事業説明より)
受注・在庫状況(該当部分)
- 受注状況:受注高/受注残等の数値は開示無し(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品・製品等)合計:仕掛品が638百万円と前期より増加(+約638百万円)→ 一部売上が翌期に後ろ倒しになった影響あり
- 在庫回転日数:–(記載無し)
セグメント別情報
- ITサービス事業(主力)
- 売上高:5,198.4百万円(前期比▲6.8%)
- セグメント利益(営業利益相当):609.9百万円(前期比▲4.2%)
- 備考:銀行向け大型案件の引合い遅延、証券/保険向けは新規獲得不足。DXソリューションを本格稼働させ、製品LP公開や研修サービス開始等で販売強化。ハードウェア納期遅れにより一部売上が2026期へ繰延。
- 金融サービス事業
- 売上高:5百万円(前期比▲86.7%)
- セグメント損失:117.7百万円(前期は▲194.0百万円、損失縮小)
- 備考:暗号資産市場の調整で投融資は低調。NFT販売所などは継続運営。
- IoT関連事業(新設・ネクス)
- 当期は期末のみ連結(損益は次期から計上)
- セグメント資産:835.9百万円(連結BSに計上)
- のれん増加705.1百万円→同額で減損計上(当期)し損益に影響
- 地域別売上:国内/海外の内訳は資料に明確記載無し(–)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料内に明確な数値目標記載無し(DXソリューション強化、Web3事業拡大、ネクスとの技術融合を掲げる)
- KPI達成状況:既存の主力(ITサービス)で利益率向上を狙うが、売上は前年実績を下回り進捗停滞。ネクスの連結効果を注視。
競合状況や市場動向
- 市場動向:生成AI活用、クラウド高度化、DX需要は堅調。IoT・M2M分野は製造/物流等で需要継続。
- 競合比較:同業他社との相対評価は資料に記載なし(–)。ただし営業利益率が低下している点は確認。
今後の見通し
- 業績予想(連結・2026年10月期、会社予想)
- 売上高:6,166百万円(前年比+18.7%)
- 営業利益:107百万円(前年比+52.9%)
- 経常利益:107百万円(前年比+40.8%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:91百万円(前年比▲45.2%)
- 1株当たり当期純利益:0.66円
- 予想の前提:ネクスの通期寄与を織り込む。一時ののれん減損は既に処理済のため以降ののれん費用は見込まれない。
- 予想の信頼性:過去にのれん減損と投資有価証券売却で変動が大きかったため、営業ベース(受注・案件進捗・営業CF)を確認することが重要。会社はDXソリューションの拡大で業績拡大を目指すが、ハード納期遅延や大型案件の獲得状況が達成に影響し得る。
- リスク要因:受注の遅延、ハードウェア納品遅延、暗号資産市場のボラティリティ、為替・海外事業リスク、追加の減損リスク、主要顧客の動向
重要な注記
- 会計方針:法人税等に関する会計基準(2022改正)を適用(連結財務諸表への影響はあるが実務面での過年度遡及は実施し影響無し)
- 連結範囲の変更:期中に連結範囲の重要な変更あり(新規連結1社:株式会社ネクス、除外1社:株式会社カイカファイナンス(清算結了))
- 監査:決算短信は公認会計士又は監査法人の監査対象外
注記:
- 不明欄は「–」としています。数字は百万円単位の原資料に合わせて要約しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2315 |
| 企業名 | CAICA DIGITAL |
| URL | https://www.caica.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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