2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期業績予想を修正(下方修正、有り)。第3四半期累計では特別損失(ソフトウエア仮勘定の除却損および連結子会社のソフトウェア減損)計上により純損失を計上。会社側は本日(2025/11/7)に予想修正を公表。
- 業績の方向性:売上高は横ばい~微減(△0.9%)だが、利益は大幅減(営業利益△70.4%、経常利益△66.9%)、親会社株主に帰属する四半期純損失(△34,980千円)への転落。
- 注目すべき変化(前年同期比):導入校数・利用IDは増加(導入校数 +773校、利用ID +21,973ID)が、売上原価・販管費の増加および特別損失(合計116,408千円)が利益を圧迫。
- 今後の見通し:通期予想は下方修正済み(営業利益・経常利益・当期純損失とも悪化見込み)。第3四半期累計の進捗状況から見ると、特に営業利益は通期見通しを既に上回っており(後述の通期予想数値が特殊損失等を織り込んでいるため)、残り期間の業績と特別損失の追加有無が焦点。
- 投資家への示唆:事業面では学校市場での大型導入や海外展開が進む一方、短期的な利益性は開発方針変更や子会社の販売未達による減損で悪化。成長投資(次世代サービス「Surala‑i」)の進捗と、追加的な特別損失・キャッシュ動向に注意。
基本情報
- 企業名:株式会社すららネット
- 主要事業分野:eラーニングICT教材の提供(学校向け・学習塾向け・BtoC等)、受託開発、アプリ開発(ただし売上の大半はeラーニング関連)
- 代表者名:代表取締役社長 湯野川 孝彦
- URL:https://surala.co.jp/
- 問合せ先:経営管理グループ長 百瀬 崇(TEL 03-5283-5158)
報告概要
- 提出日:2025年11月7日
- 対象会計期間:2025年1月1日〜2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計、連結)
- 決算説明資料の作成:無、決算説明会:無
セグメント
- セグメント構成:eラーニング(主力、売上の90%以上)、受託開発、アプリ開発(いずれも比率は僅少のため詳細開示省略)
発行済株式等
- 期末発行済株式数(自己株式含む):6,694,764株
- 期末自己株式数:385,320株
- 期中平均株式数(第3四半期累計):6,348,612株
- 時価総額:–(開示資料に記載無し)
今後の予定
- 決算発表:本資料(2025/11/7)にて第3四半期決算公表済み
- 株主総会、IRイベント等:–(開示無し)
決算サプライズ分析
予想 vs 実績(会社予想との比較:通期予想は修正済み。第3四半期単体の会社未公表想定値との比較は不可)
- 第3四半期累計実績(2025/1–9)
- 売上高:1,445,212千円(前年比 △0.9%)
- 営業利益:53,448千円(前年比 △70.4%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:△34,980千円(前年同期 +43,464千円)
- サプライズの要因:
- 特別損失計上(ソフトウエア仮勘定の除却損 79,924千円、連結子会社のソフトウェア減損 36,484千円/合計116,408千円)により税引前利益が悪化。
- 売上原価(+7.1%)および販売費及び一般管理費(+10.1%)が増加。開発・営業体制強化等の投資負担が寄与。
- 通期への影響:通期業績予想は本日修正(下方)。第3四半期の特別損失が通期予想に反映されており、残り期間に追加の特別損失が発生しないか、学校市場等の受注が想定どおり推移するかが予想達成の鍵。
財務指標(要点)
(単位:千円、%は前年同期比)
- 売上高:1,445,212(前年同期 1,458,658、△0.9%/△13,446千円)
- 売上原価:556,941(前年同期 519,831、+7.1%)
- 売上総利益:888,271(前年同期 938,826、△5.4%)
- 販管費:834,823(前年同期 757,962、+10.1%)
- 営業利益:53,448(前年同期 180,864、△70.4%)
- 営業利益率:53,448 / 1,445,212 = 3.70%(前年同期 約12.4%)
- 経常利益:61,142(前年同期 184,962、△66.9%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:△34,980(前年同期 +43,464)
- 四半期純利益率(当期):△34,980 / 1,445,212 = △2.42%(前年同期 +2.98%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):△5.51円(前年同期 6.68円)
収益性指標(簡易算出)
- ROE(期末自己資本ベース、簡便計算):△34,980 / 2,159,569 = △1.62%(目安:8%以上良好)
- ROA:△34,980 / 2,513,317 = △1.39%(目安:5%以上良好)
- 営業利益率:3.70%(業種平均は業態によるが、従来期の約12.4%から大きく低下)
進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 通期売上高予想:1,919,000千円 → 第3Q累計進捗率 1,445,212 / 1,919,000 = 75.3%(通常は75%前後で順当だが期末集中型の事業構造を考慮)
- 通期営業利益予想(修正後):36,000千円 → 第3Q累計 53,448 / 36,000 = 148.5%(既に通期見通しを上回る値。ただし通期見通しは特別損失等を織り込んでおり、残り期間での調整を示唆)
- 通期親会社株主当期純利益予想:△59,000千円 → 第3Q累計 △34,980千円で進捗率(損失の観点で)約59.3%
キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記)。
- 現金及び預金:949,923千円(前期末 1,061,132千円、減少 111,209千円)
- 減価償却費(のれん除く無形含む):220,426千円(前年同期 191,327千円)
- 営業CF等の詳細は資料に未記載ため、営業CF/純利益比率等は算出不可。
財政状態(貸借対照表ハイライト)
- 総資産:2,513,317千円(前期末 2,637,020千円、△123,703千円)
- 純資産:2,171,542千円(前期末 2,263,346千円、△91,804千円)
- 自己資本比率:85.9%(前期末 85.0%)(安定水準)
- 流動比率:391.6%(前期末 399.2%)(高水準で支払能力は良好)
四半期推移(QoQ)
- QoQの詳細は開示資料に四半期ごとの売上/利益推移表は無く、累計比較のみ。季節性として年度末の契約集中があり得る旨の記載は無い。
財務安全性
- 自己資本比率85.9%(安定水準)
- 流動資産・現金残高は減少したが流動比率は高水準で、短期支払能力は良好。
セグメント別
- 占有率:eラーニング関連が売上・営業損益とも90%以上のため、個別セグメント開示は省略。
特別損益・一時的要因
- 特別損失:合計116,408千円(内訳)
- 固定資産除却損(ソフトウエア仮勘定の除却):79,924千円
- 減損損失(連結子会社ファンタムスティックの事業用資産・ソフトウェア等):36,484千円
- 特別利益:該当項目なし(開示無し)
- 一時的要因の影響:特別損失が大きく、当第3四半期累計の税前・当期損益を大きく押し下げているため、営業利益ベースでは黒字でも最終損益が赤字に転落。
- 継続性の判断:今回の損失は開発方針変更や子会社販売見込みの下振れに起因する非反復性の側面があるが、類似の投資判断や販売未達が続く場合は再発のリスクがある。
配当
- 中間配当:―(無配)
- 期末配当(予想):0.00円(変更無し)
- 年間配当予想:0.00円(直近公表予想に修正無し)
- 配当利回り:–(株価未記載のため算出不可)
- 配当性向:–(当期純損失のため参考値算出不可)
- 自社株買い:2025/2/7取締役会決議に基づき自己株式137,300株を取得(第3四半期累計で自己株式が48,209千円増加)。株主還元は自社株取得の実績あり。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:当該資料での明確な設備投資額の開示なし(ソフトウエア仮勘定増加 33,221千円等は開発投資関連)→ 投資は継続中。
- 減価償却費(当第3四半期累計):220,426千円(前年同期 191,327千円)
- 研究開発(R&D)費用:販管費内に含まれる開発関連費用増加の記載はあるが、明細・金額の単独開示は無し。主たる開発テーマは次世代デジタル学習サービス「Surala‑i」。
受注・在庫状況(該当性あり)
- 導入校数(2025年9月末):3,239校(前年同期比 +773校)
- 学習塾 1,245校、学校 1,902校、海外 92校
- 利用ID数(2025年9月末):268,774ID(前年同期比 +21,973ID)
- 学習塾 17,197ID、学校 243,606ID、海外 4,532ID、BtoC 3,439ID
- 公立学校導入(2025年9月末):1,637校(前年同期 896校、+741校)/利用ID 194,607(前年同期 156,765、+37,842)
- 受注残・Book-to-Bill等の詳細数値は未開示
セグメント別情報
- セグメント:eラーニングが主力で、全体売上・営業損益の90%以上を占めるため詳細開示省略。
- 備考:学校向けの大型自治体導入や海外での公的プロジェクト(カンボジアMOU等)での拡大が進行中。一方、個人塾向け・BtoCは競争激化で利用IDが減少傾向。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料中に中期数値目標の具体値は記載無し。次世代サービス「Surala‑i」(2026年4月正式リリース予定)が中長期成長の中核。
- KPI達成状況:導入校数・利用IDは増加しており導入拡大は進展。ただし収益性回復と投資回収の両立が課題。
競合状況や市場動向
- 市場動向:GIGAスクール第2期や生成AIの進展でeラーニング市場は成長フェーズにある一方、補助金縮小や不登校・発達支援分野の競争激化により短期需要は変動。
- 競合比較:個別の同業他社比較データは本資料に無し。eラーニング領域での学校向け導入拡大は追い風だが、利益率改善は投資負担と特別損失の影響で当面困難。
今後の見通し
- 業績予想:通期(2025/1–12)修正後の業績予想(当資料記載)
- 売上高:1,919,000千円(前期比 △1.4%)
- 営業利益:36,000千円(前期比 △82.7%)
- 経常利益:44,000千円(前期比 △79.8%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:△59,000千円(前期は黒字)
- 1株当たり当期純利益:△9.34円
- 予想の信頼性:会社は今回の修正理由(特別損失等)を開示。過去の予想達成傾向については本資料に言及無し。今後の達成は特別損失の追加有無、学校向け受注の継続、BtoCの回復に依存。
- リスク要因:追加減損や開発方針変更による除却、補助金・自治体予算の変化、競争激化によるBtoC/塾市場の利用ID減少、為替等のマクロ要因(海外展開分)。
重要な注記
- 会計方針の変更:2022年改正会計基準(法人税等に関する基準)を第1四半期の期首から適用(当該変更による四半期連結財務諸表への影響は無しと記載)。
- 連結子会社の減損:ファンタムスティック㈱の資産について回収可能性が低いと判断し減損、回収可能価額は将来キャッシュ・フロー見込みが無いためゼロで評価。
- 自己株式取得:2025/2/7取締役会決議に基づく自己株式取得(137,300株)実施で自己株式残高増加。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3998 |
| 企業名 | すららネット |
| URL | http://surala.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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