2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期売上予想を162,000百万円から159,000百万円へ下方修正(発表時点の直近予想から修正有)。上半期実績は通期(修正後)予想に対し売上進捗率43.7%、営業利益進捗率37.4%で、売上が想定を下回る見込み。
- 業績の方向性:売上高は前年同期比△4.7%減、営業利益は同+12.4%増、経常利益は同+23.0%増、親会社株主に帰属する中間純利益は同△15.3%減(前年同期に投資有価証券売却益1,498百万計上の反動)。結果:増収増益ではなく「減収(売上↓)だが営業益は改善」。
- 注目すべき変化:橋梁事業の受注・売上・受注残が大幅減少(受注高385億円、前年同期比△25.9%)。一方でシステム建築事業は上半期で売上・営業利益が増加(売上215.3億円、営業利益+188.6%)。
- 今後の見通し:通期の売上計画は下方修正(▲3,000百万円)されたが、営業利益・経常利益・当期純利益の通期予想は据え置き。上半期の進捗から見ると売上は達成に懸念、損益は「概ね計画通り」と会社は説明。
- 投資家への示唆:売上の下振れは主に受注環境(特に橋梁)に起因。利益面はコスト管理やセグメント構成でカバーしているが、通期の売上回復が鍵。配当は据え置きで中間60円、通期120円(EPS前提で配当性向高め)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社横河ブリッジホールディングス
- 主要事業分野:橋梁事業、システム建築事業、エンジニアリング事業、先端技術事業、その他(不動産等)
- 代表者名:代表取締役社長 高田 和彦
- 上場:東証(コード 5911)
- URL:https://www.ybhd.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年10月29日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期:2025年4月1日~2025年9月30日、連結・日本基準)
- 決算説明会:あり(機関投資家、アナリスト向け、2025年11月11日予定)。半期報告書提出予定日 2025年11月13日。
- セグメント(報告区分、当中間期より変更)
- 橋梁事業:道路橋等の新設・保全・海外事業
- システム建築事業:工場・倉庫等のシステム建築
- エンジニアリング事業:土木関連、建築・機械鉄構等
- 先端技術事業:精密機器製造、情報処理等
- その他事業:不動産等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):43,164,802株(2026年3月期中間期末)
- 期中平均株式数(中間期):39,988,803株
- 自己株式数(期末):3,361,975株
- 時価総額:–(提示なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
- 決算説明会:2025年11月11日(機関投資家・アナリスト向け)
- 配当支払開始予定日:中間配当 2025年12月1日
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(通期会社予想との通期進捗率、通期は修正後159,000百万円を採用)
- 売上高(中間実績):69,529百万円。通期修正予想159,000百万円に対する進捗率 43.7%(目安:中間で50%が均等の進捗)。→ 未達ペース。
- 営業利益(中間実績):4,489百万円。通期予想12,000百万円に対する進捗率 37.4%(50%目安を下回る)。
- 親会社株主に帰属する中間純利益:2,991百万円。通期予想8,100百万円に対する進捗率 36.9%。
- サプライズ要因:
- 売上下振れ:橋梁事業の受注低迷および手持ち工事減少による。受注高は705億9千万円で前年同期比△21.1%減。
- 営業利益改善:システム建築事業の生産量確保と先端技術事業の増益が寄与し、全体の営業利益は増加(コスト管理・事業構成の改善)。
- 純利益減少:前年同期に投資有価証券売却益1,498百万円を特別利益で計上しており、その反動で中間純利益は減少。
- 通期への影響:
- 売上は下方修正により達成可能性に懸念(上半期の進捗は遅れ)。会社は損益は概ね計画通りとするが、売上回復が必須。
- 業績予想修正:売上のみ下方修正、利益予想は据え置き(2025年5月14日発表予想からの修正あり)。
財務指標
(単位:百万円、% は前年同期比)
- 要点(中間期末 2025/9/30)
- 売上高(中間):69,529(△4.7%)
- 営業利益:4,489(+12.4%)
- 経常利益:4,418(+23.0%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:2,991(△15.3%)
- 総資産:207,023(前期末216,179 → △91,156 百万円)
- 純資産:131,435(前期末129,091 → +23,344 百万円)
- 自己資本比率:63.5%(安定水準、目安40%以上)
- 現金及び現金同等物:20,186(前期末16,832 → +3,354)
- 収益性
- 売上高:69,529百万円(△4.7%、前中間期72,932)
- 営業利益:4,489百万円(+12.4%)
- 営業利益率:約6.45%(4,489 / 69,529)※業種平均との比較は個別業種で変動。(参考:製造/建設業では5%前後~が一般的)
- 経常利益:4,418百万円(+23.0%)
- 純利益:2,991百万円(△15.3%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):74.81円(前年86.79円)
- 収益性指標(概算、年換算ベースの注記あり)
- ROE(概算・年換算):年換算中間純利益(2,991×2=5,982) / 純資産131,435 ≒ 4.6%(目安:8%以上で良好 → 現状は低め)
- ROA(概算・年換算):年換算中間純利益5,982 / 総資産207,023 ≒ 2.9%(目安:5%以上で良好 → 低め)
- 進捗率分析(通期修正予想に対する中間進捗)
- 売上進捗率:43.7%(通期159,000)
- 営業利益進捗率:37.4%(通期12,000)
- 純利益進捗率:36.9%(通期8,100)
- 備考:中間で50%を想定すると全て低い進捗。会社は売上のみ下方修正、損益はコスト等でカバー見込み。
- キャッシュフロー(中間累計)
- 営業CF:15,212百万円(前中間期 2,752 → 大幅増、主因は売上債権の減少による現金回収)
- 投資CF:△3,103百万円(主に有形固定資産取得:2,328百万円)
- 財務CF:△8,729百万円(主に短期借入金の返済、長期借入金の増減など)
- フリーCF(営業−投資):約12,109百万円(営業CF良好)
- 営業CF/純利益比率:15,212 / 2,991 ≒ 5.09(>1.0で健全)
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期ごとの詳細は開示表参照。第1四半期から営業利益は改善傾向(セグメント別でシステム建築が寄与)。
- 季節性:建設系は受注→着手のタイミングにより季節差あり。
- 財務安全性
- 自己資本比率:63.5%(安定水準、目安40%以上)
- 負債合計:75,587百万円(流動負債32,567、固定負債43,020)
- 短期借入金:0(2025/9/30)、長期借入金27,500百万円(期末)
- ネット有利子負債(概算):長短借入等27,500 − 現金20,186 ≒ 7,314百万円(低水準)
- 効率性
- 総資産回転率(中間):売上69,529 / 総資産207,023 ≒ 0.34回(年換算等で見る必要あり)
- セグメント別(中間期:金額は百万円、前年同期比%は別項目参照)
- 橋梁事業:売上 37,697(△8,567 百万円 vs 前中間)、営業利益 3,198(セグメント利益)
- 受注高 385億円(前年同期比△25.9%)、受注残 1,305億円(△16,998百万円合計の一部)
- システム建築事業:売上 21,530(+2,958 百万円)、営業利益 1,786(大幅増)
- エンジニアリング事業:売上 7,790(+1,751)、営業利益 232(減益要因あり:特定の不採算工事)
- 先端技術事業:売上 2,253(+481)、営業利益 273(大幅増)
- その他事業(不動産等):売上 257、営業利益 135
- セグメント合計営業利益(中間):5,626 百万円(調整−1,137→営業利益4,489百万円に一致)
- 財務の解説
- 流動資産が減少した一方、投資有価証券が期末で上昇し固定資産は増加。負債は短期借入金返済などで減少、純資産は中間純利益とその他有価証券評価差額金増加等で増加。
特別損益・一時的要因
- 特別利益(当中間期):固定資産売却益 1百万円(ごく小額)
- 前年同期の特別利益:投資有価証券売却益 1,498百万円(これが前年の中間純利益押上げ要因)
- 一時的要因の影響:前年の特別利益剥落により当中間期の純利益は減少(実質的な営業ベースでは増益)。
- 継続性の判断:投資有価証券売却益は一時的要因と判断され、今後の継続性は低い。
配当
- 中間配当:60円(2026年3月期中間、前期は55円 → 増額)
- 期末配当(予想):60円(通期合計 120円、前期合計110円)
- 配当利回り:–(株価指定なしで算出不可)
- 配当性向(会社の通期予想ベース):配当(120円)/EPS(通期予想203.71円) ≒ 58.9%(高め。注:会社は配当方針を別途提示)
- 株主還元方針:配当継続・増配志向の姿勢(中間増配)。自社株買い等は当中間期で自己株式取得あり(当中間期 自己株式取得支出 692百万円)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動による支出):有形固定資産取得 2,328百万円(当中間期)
- 減価償却費:2,183百万円(中間)
- 備考:投資CFは主に設備取得。先端技術事業での設備投資や精密機器事業関連の投資が想定されるが詳細は開示資料参照。
受注・在庫状況(該当業種)
- 受注高(連結・当中間期):70,591百万円(705億9千万円、前年同期比△21.1%/金額で△18,882百万円)
- 橋梁事業:385億円(前年同期520億円 → △25.9%)
- システム建築事業:188.8億円(前年220億円 → △14.3%)
- エンジニアリング事業:111億円(前年134億円 → △17.2%)
- 先端技術事業:20.9億円(微増)
- 受注残高(当中間期末):1,975億円(前年同期2,145億円 → △16,998百万円)
- 橋梁事業受注残は1,305億円に減少(前年1,471億円)
- 在庫(棚卸資産):3,776百万円(前期末3,445百万円)
- 備考:橋梁分野の発注環境が弱含みで受注・受注残が圧迫。システム建築等で需給が地域・案件により差。
セグメント別情報(要約)
- 橋梁事業:売上376.9億円(前年同期比△18.5%)、受注高385億円(△25.9%)、受注残1,305億円(△11.2%相当)。主要因は発注量低調。
- システム建築事業:売上215.3億円(+15.9%)、受注188.8億円(△14.3%)、営業利益大幅改善(+188.6%)。中小案件は依然回復途上だが、生産確保で利益改善。
- エンジニアリング事業:売上77.9億円(+29.0%)、受注111億円(△17.2%)、営業利益2.3億円(△29.5%)-一部不採算工事が影響。
- 先端技術事業:売上22.5億円(+27.2%)、受注20.9億円(+2.4%)、営業利益2.7億円(+294.4%)-精密機器製造の受注増が寄与。
中長期計画との整合性
- 第7次中期経営計画の下で「システム建築事業」を独立セグメント化。計画上は同事業や先端技術事業の成長を期待。
- 進捗:上半期はシステム建築が好調だが、橋梁の受注停滞が中期計画達成のリスク要因。KPIの個別開示は計画資料参照。
競合状況や市場動向
- 市場動向:橋梁・インフラ分野の発注量が地域・年度で変動しており、同社は発注変動に影響を受けやすい。
- 競合比較:同業他社との比較データは本資料に非掲載。営業利益率や受注残の推移で比較検討が必要。
今後の見通し
- 業績予想(2026年3月期、修正後)
- 売上高:159,000百万円(前回162,000→修正)
- 営業利益:12,000百万円(据え置き)
- 経常利益:11,800百万円(据え置き)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:8,100百万円(据え置き)
- 1株当たり当期純利益:203.71円(修正後)
- 予想の信頼性:会社は上半期のシステム建築好調を指摘しつつ受注低迷から売上を修正。損益面はコントロールで据え置く見通し。従来の予想達成態度は「保守的〜中立」との示唆は明記なし。
- リスク要因:受注環境の悪化(特に橋梁)、原材料・人件費の上振れ、為替・金利変動、工事の不採算リスク等。
重要な注記
- 会計方針の変更:なし
- 中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(注記参照)
- 本第2四半期決算短信は公認会計士又は監査法人のレビュー対象外
- 将来見通しに関する記載は合理的前提に基づくものであり、実際の結果は異なる可能性あり
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5911 |
| 企業名 | 横河ブリッジホールディングス |
| URL | http://www.ybhd.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 金属製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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