2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期業績予想に修正はなし。第3四半期累計の実績は会社予想からの修正がなく「ほぼ想定内」。市場予想との差(コンセンサス)は資料に記載なし(–)。
- 業績の方向性:売上高は前年同期比0.7%減(減収)、営業利益は同11.0%減(減益)で増収増益ではなく「減収減益」。
- 注目すべき変化:セグメント別ではソリューションセールス(売上高+15.1%、営業利益+12.0%)と半導体関連マスク(売上高+2.8%、営業利益+24.6%)が拡大。一方で主力の情報コミュニケーションは売上高−1.0%、営業利益−38.3%と利益面で大幅な悪化。
- 今後の見通し:通期予想は2025/3公表値から修正なし(売上34,500百万円、営業利益1,450百万円、当期純利益1,000百万円)。第3四半期累計の進捗は売上高約72.7%、営業利益約64.1%、親会社株主に帰属する当期純利益約83.8%で、営業利益の通期達成には上期比でやや厳しい(下期勝負の形)。
- 投資家への示唆:印刷市場の構造的縮小で主力事業の収益性が低下する一方、商材・サービス転換に成功しているソリューションや半導体関連が成長寄与。通期業績は未修正だが、営業利益進捗が遅く下期の回復要因(受注・価格転嫁・コスト削減等)の確認が重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:竹田iPホールディングス株式会社
- 主要事業分野:印刷を中心とした情報コミュニケーション事業(商業印刷、グローバルパッケージ、BPO/ロジスティクス、システム、プロモーション等)、印刷関連商社(資材・機械販売=ソリューションセールス)、半導体関連マスク、不動産賃貸
- 代表者名:代表取締役社長 COO 兼 CFO 細野 浩之
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日〜2025年12月31日)
- セグメント:
- 情報コミュニケーション:商業印刷、グローバルパッケージ、BPO/ロジ、システム、プロモーション等
- ソリューションセールス:印刷関連資材・機械等の販売(国内ネットワークを活用した商社機能)
- 半導体関連マスク:半導体製造向けマスクの製造・販売(国内外数社で生産)
- 不動産賃貸:保有不動産の賃貸
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末、自己株式含む):8,781,000 株(2026年3月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):8,344,672 株(2026年3月期3Q)
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:開催なし
- 株主総会・IRイベント:–(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(第3四半期累計:単位 百万円)
- 売上高:25,089(前年同期 25,254、前年比 −0.7%)
- 通期会社予想34,500に対する進捗率:約72.7%(25,089/34,500)
- 営業利益:929(前年同期 1,045、前年比 −11.0%)
- 通期会社予想1,450に対する進捗率:約64.1%(929/1,450)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:838(前年同期 761、前年比 +10.2%)
- 通期会社予想1,000に対する進捗率:約83.8%(838/1,000)
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:特別利益(固定資産売却益90、投資有価証券売却益63)等により税引前利益が押し上げられ、四半期純利益は増加。
- 下振れ要因:主力の情報コミュニケーションの営業利益が大幅減(コスト構造・販売価格・需要減少の影響)で営業利益全体を押し下げ。
- 為替差益78百万円が営業外収益を押し上げ。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。売上進捗は良好だが営業利益の進捗がやや遅く、通期達成は下期の回復(利益率改善または特別要因の続出)が必要。予想修正は現時点でなし。
財務指標
- 財務諸表の要点(2025/12/31時点、単位:百万円)
- 総資産:33,764(前期末 31,488、+2,276)
- 純資産:19,330(前期末 18,345、+985)
- 自己資本比率:56.8%(前期 57.8%)- 安定水準(目安 40%以上)
- 収益性(第3四半期累計、単位:百万円)
- 売上高:25,089(前年同期比 −0.7%/−165)
- 営業利益:929(前年同期比 −11.0%/−116)
- 営業利益率:929/25,089 = 約3.7%(業種の印刷・商社系では比較的低位。業種平均参照は–)
- 経常利益:1,093(前年同期比 −4.8%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:838(前年同期比 +10.2%)
- 1株当たり四半期純利益(累計EPS):100.50円(前年同期 91.63円、+9.7%)
- 収益性指標(計算値)
- ROE(目安 8%以上が良好):838 / 19,193(自己資本参考値) = 約4.4%(低め)
- ROA(目安 5%以上が良好):838 / 33,764 = 約2.5%(低め)
- 営業利益率:約3.7%(業種平均との比較は資料外)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計進捗)
- 売上高進捗率:約72.7%
- 営業利益進捗率:約64.1%
- 純利益進捗率:約83.8%
- 過去同期間との比較:前年同期の累計実績(売上25,254、営業利益1,045)と比べ売上は横ばい、営業利益は減少。通期比進捗は前年と概ね同等~やや遅い。
- キャッシュフロー:
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。営業CF等の金額は資料に記載なし(–)。
- 減価償却費:708百万円(前年同期 660百万円)
- 現金及び預金:6,169(前期末 6,986、減少)
- フリーCF等の指標:–(未提示)
- 四半期推移(QoQ):四半期ごとの内訳は個別開示なし(四半期累計のみ)。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:56.8%(安定水準)
- 流動資産 15,706 / 流動負債 9,696 → 流動比率:約162%(健全)
- 負債合計 14,433に対する純資産19,330 → 負債比率(負債/純資産)約74.7%(適度)
- 金利負担:支払利息29百万円(前年同期18)
- 効率性:
- 総資産回転率や売上高営業利益率の推移は資料内に限定情報のため算出は部分的(総資産回転率=売上高/総資産 = 25,089/33,764 ≈0.74回/年)。
- セグメント別(第3四半期累計)
- 情報コミュニケーション:売上 11,896(−1.0%)、セグメント利益 222(−38.3%)
- ソリューションセールス:売上 10,298(+15.1%)、セグメント利益 269(+12.0%)
- 半導体関連マスク:売上 4,657(+2.8%)、セグメント利益 446(+24.6%)
- 不動産賃貸:売上 586(+0.8%)、セグメント利益 315(−9.9%)
- 財務の解説:
- 総資産増の主因は有形固定資産(設備投資・建設仮勘定)と投資有価証券の増加。流動資産は現金同等物等が減少したが、全体の資産は増加。負債はリース債務・短期の長期借入金返済予定分増加で増加。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:合計154百万円(固定資産売却益90、投資有価証券売却益63等)
- 特別損失:合計15百万円(固定資産処分損14等)
- 一時的要因の影響:特別利益の計上で税引前利益が押し上げられており、純利益は営業利益の落ち込みほど悪化していない。実質業績は特別利益を除くとやや減益基調。
- 継続性の判断:固定資産売却や有価証券売却は非継続的要因のため、継続性は低い。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期:期中(第2四半期)10円、期末27円、年間合計37円
- 2026年3月期:中間配当14円(前年中間10円に増配)。通期予想:期末23円、年間合計37円(直近公表から修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報なし)
- 配当性向(会社通期予想ベース):配当37円 / 1株当たり当期純利益予想119.77円 = 約30.9%(概算)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:中期経営計画で株主還元の強化を掲げており、当期は配当維持・中間増配。自己株式取得等の記載なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資:具体的金額の記載なし(資本的支出は増加の様子、建設仮勘定1,268百万円等から一部投資実施)。国内工場の建替え・設備更新(プロセス・ラボ・ミクロン等)による生産性向上投資を実施。
- 減価償却費:708百万円(前年同期 660百万円)
- 研究開発:R&D費用の明細・金額は資料に記載なし(–)。新製品・サービス開発言及あり(オンデマンド段ボール加工機など)。
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:受注高・受注残等の数値は資料に記載なし(–)。
- 在庫状況:
- 商品及び製品 723(前期 672、+51)
- 仕掛品 433(前期 334、+99)
- 原材料及び貯蔵品 481(前期 467、+14)
- 在庫回転日数等の記載なし(–)
セグメント別情報
- 概要(第3四半期累計)
- 情報コミュニケーション:売上 11,896 百万円(−1.0%)、営業利益 222 百万円(−38.3%)。印刷需要の縮小が主因で利益率低下。
- ソリューションセールス:売上 10,298 百万円(+15.1%)、営業利益 269 百万円(+12.0%)。資材・機械販売、新商品(自社ブランド)好調。
- 半導体関連マスク:売上 4,657 百万円(+2.8%)、営業利益 446 百万円(+24.6%)。生産性向上と海外での利益確保が寄与。ただし地域別ではタイ・ベトナムが苦戦。
- 不動産賃貸:売上 586 百万円(+0.8%)、営業利益 315 百万円(−9.9%)
- 地域別売上:海外売上高 2,534 百万円(前年同期比+0.9%)、海外比率 10.1%(前年同期 9.9%)
- セグメント戦略:印刷依存低減のためDX・BPO・システム・グローバルパッケージ・プロモーション等へのシフトを推進。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「Takeda iP Create a Value Project」(2024〜2026)を推進。目標に向け既存事業の収益力強化、事業ポートフォリオ改革、成長分野への投資を継続。
- KPI達成状況:PBR1倍超の早期実現等が目標。第3四半期累計ではソリューション・半導体が成長貢献しているが、情報コミュニケーションの利益低下で総合的な達成状況は部分的。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内印刷市場はペーパーレス化や人口構造変化で長期縮小、価格競争が厳しい。エネルギー・物流・人件費高騰でコスト圧力。半導体関連は分野により回復・伸長期待あり(AIサーバー向け堅調、自動車向け弱含み)。
- 競合比較:同業他社との相対比較データは資料に記載なし(–)。ただし資材販売や半導体マスク分野での競争優位性確保が業績差に寄与。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更なし):売上 34,500 百万円(+0.9%)、営業利益 1,450 百万円(+5.4%)、経常利益 1,550 百万円(+4.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益 1,000 百万円(−19.9%)、1株当たり当期純利益 119.77円
- 会社予想の前提条件:為替等の前提は添付資料参照(資料内詳細は–)。
- 予想の信頼性:通期予想は据え置かれているが、営業利益進捗がやや遅いため下期の事業回復・コスト施策の実行が達成に重要。
- リスク要因:
- 国内印刷需要の構造的縮小と価格下落
- エネルギー・物流・人件費等のコスト高騰
- 海外経済(中国低迷)や米国関税政策等の外部リスク
- 半導体市場の需給変化(EV市場やAI向け需要の変動)
重要な注記
- 会計方針の変更:なし
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)
- 公認会計士等による四半期レビュー:なし
- その他:四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(詳細は添付資料P.7参照)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7875 |
| 企業名 | 竹田iPホールディングス |
| URL | https://www.takedaip-hd.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – その他製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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