2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社公表予想からの修正はなく「ほぼ予想通り」。(通期予想の据え置き、配当据え置き)
  • 業績の方向性:増収増益(売上高34,293百万円:前年同期比+1.6%、営業利益1,601百万円:前年同期比+8.1%、親会社株主に帰属する四半期純利益1,231百万円:前年同期比+13.4%)
  • 注目すべき変化:医療・精密機器セグメントの利益が大幅に改善(セグメント利益557百万円:前年同期比+76.3%)。一方、モビリティの収益性はやや悪化(セグメント利益841百万円:前年同期比−3.4%)。
  • 今後の見通し:通期予想に対する進捗は良好(売上進捗率約75%、営業利益進捗率約80%、純利益進捗率約88%)で、会社は通期業績・配当を据え置き。想定為替レートは1米ドル=150円、1タイバーツ=4.5円。
  • 投資家への示唆:生成AI関連の半導体需要が下支え要因となっており、原価低減効果が利益改善に寄与。主要リスクはスマホ関連回復不透明・中国自動車市場の弱含み・プリンター部品の受注変動。通期達成は現時点で可能性が高いが、外部環境の変動次第で要監視。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:日邦産業株式会社
    • 主要事業分野:電子部品・高機能材料、樹脂成形品等の製造・販売(エレクトロニクス、モビリティ、医療・精密機器等の専門商社/ファブレス/製造)
    • 代表者名:代表取締役社長 岩佐 恭知
    • 上場取引所:東証(東・名)
    • コード:9913
    • URL:https://www.nip.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月4日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 決算説明資料:作成あり、決算説明会:開催なし
  • セグメント:
    • エレクトロニクス:電子部品、高機能材料、加工部品等の国内外販売(売上高15,829百万円、前年同期比+0.6%)
    • モビリティ:自動車関連の樹脂成形品・組立品の製造販売(売上高13,109百万円、前年同期比+3.9%)
    • 医療・精密機器:医療機器部品・プリンター関連部品等(売上高5,457百万円、前年同期比−1.4%)
    • その他:タイ国際地域統括等(売上高151百万円、前年同期比−6.3%)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):9,127,338株(2026年3月期3Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計):9,046,130株(2026年3月期3Q)
    • 時価総額:–(株価情報が未提示のため省略)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:今回(2026年2月4日)を含む
    • 株主総会:–(本資料に未記載)
    • IRイベント:決算説明資料は作成。説明会開催は無し。

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想との比較/達成率:通期予想に対する第3四半期累計の進捗)
    • 売上高:34,293百万円/通期予想45,500百万円 → 達成率 約75.4%
    • 営業利益:1,601百万円/通期予想2,000百万円 → 達成率 約80.1%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:1,231百万円/通期予想1,400百万円 → 達成率 約87.9%
  • サプライズの要因:
    • 上振れ要因:生成AI関連半導体向けプロセス部材等の受注堅調、医療・精密機器での原価低減効果が大きく寄与。
    • 下振れ要因:スマートフォン関連部材の受注低調、タイ工場ドライフィルムが採算ラインに届かない点、モビリティで一部工場の歩留まり改善遅延、中国市場の販売不振影響。
  • 通期への影響:
    • 現時点で会社は通期予想を据え置き。第3四半期までの進捗は良好で、外部環境が大きく悪化しない限り達成可能性は高いと判断している。ただし、スマホ部材・中国自動車・プリンター分野の不確実性は残るため引き続き注視が必要。

財務指標

  • 貸借対照表の要点(期末:2025年12月31日)
    • 総資産:35,261百万円(前期末比+2,785百万円)
    • 流動資産:21,733百万円(+2,973百万円)。現金及び預金7,136百万円(+909百万円)、受取手形及び売掛金8,207百万円(+365百万円)、電子記録債権2,440百万円(+1,749百万円)
    • 固定資産:13,528百万円(−187百万円)
    • 負債合計:18,395百万円(+2,449百万円)。短期借入金増(1,300→3,200百万円)等
    • 純資産合計:16,866百万円(+335百万円)
    • 自己資本比率:47.8%(安定水準、前期50.9%)
  • 損益計算書(第3四半期累計)
    • 売上高:34,293百万円(前年同期比+1.6%)
    • 売上総利益:5,955百万円(前年同期比+4.9%)
    • 販売費及び一般管理費:4,353百万円(前年同期比+3.9%)
    • 営業利益:1,601百万円(前年同期比+8.1%)
    • 経常利益:1,769百万円(前年同期比+12.5%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,231百万円(前年同期比+13.4%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):136.14円(前年同期120.67円、+12.8%)
  • 収益性指標(第3四半期累計ベース)
    • 営業利益率:1,601 / 34,293 = 4.7%(製造系ではやや控えめ〜要業種比較)
    • ROE(簡易計算、当期純利益/期末自己資本):1,231 / 16,864 = 約7.3%(目安8%未満)
    • ROA(簡易計算、当期純利益/総資産):1,231 / 35,261 = 約3.5%(目安5%未満)
    • 注:上記ROE/ROAは第3四半期累計ベースでの単純割合。通期ベースや平均資本ベースでの算出では数値が異なる。
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:約75.4%(通常は3Q終了で約75%であり概ね標準的な進捗)
    • 営業利益進捗率:約80.1%(やや順調)
    • 純利益進捗率:約87.9%(順調)
  • キャッシュフロー(注記)
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。ただし貸借対照表からの観察:
    • 現金及び預金は7,136百万円(前期末6,226百万円、+909百万円)
    • 短期借入金は3,200百万円(前期末1,300百万円、+1,900百万円)
    • 短期的な借入増加は見られるが、現金残高が借入を上回っており実質的な流動性は確保されている模様
    • 減価償却費(第3四半期累計):1,171百万円(前年1,128百万円)
  • 流動性・安全性
    • 流動比率(簡易):流動資産21,733 / 流動負債14,685 = 約1.48(148%)
    • 自己資本比率:47.8%(安定水準、目安40%以上で安定)
    • 負債合計/純資産:18,395 / 16,866 ≈ 1.09(負債は純資産をやや上回る構成)
  • セグメント別(第3四半期累計)
    • エレクトロニクス:売上高15,829百万円(+0.6%)、セグメント利益1,292百万円(+4.3%)
    • モビリティ:売上高13,109百万円(+3.9%)、セグメント利益841百万円(−3.4%)
    • 医療・精密機器:売上高5,457百万円(−1.4%)、セグメント利益557百万円(+76.3%)
    • その他:売上高151百万円(−6.3%)、セグメント利益45百万円(−4.0%)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:固定資産売却益18百万円(小額)
  • 特別損失:固定資産処分損3百万円(小額)
  • 一時的要因の影響:特別損益は少額で実質業績に対する影響は限定的
  • 継続性の判断:特別項目は一過性であり継続性は低い

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年3月期:年間合計76円(期末76円)
    • 2026年3月期(予想):年間合計78円(期末78円、直近予想修正なし)
  • 配当性向(会社公表EPSベース):通期予想EPS155.16円に対しDPS78円 → 配当性向約50.3%(高め)
  • 配当利回り:–(株価情報未提示のため省略)
  • 株主還元方針:配当据え置き。自社株買いの言及は無し。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:明確な設備投資額の開示なし(建設仮勘定は653→408百万円と減少)。減価償却費は第3四半期累計で1,171百万円。
  • 研究開発:全社費用として研究開発費178百万円が第3四半期累計に計上されている(前年同期は70百万円→増加)。
  • 備考:中期経営計画に基づく人的資本・R&D投資を継続中との記載あり。

受注・在庫状況(開示分)

  • 受注状況:受注高・受注残高の数値は明記なし。事業別記述では一部工場で受注の堅調/低調が示唆される(例:生成AI関連は堅調、スマホ関連は低調)。
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品:1,658百万円(前期1,978百万円、減少)
    • 仕掛品:445百万円(前期394百万円、増加)
    • 原材料及び貯蔵品:1,082百万円(前期848百万円、増加)
    • 棚卸資産合計は概ね横ばいで大きな積み上がりは見られない(若干の組成変化あり)。

セグメント別情報(要点再掲)

  • エレクトロニクス:スマホ関連部材は低調だが生成AI向け半導体関連が下支え。売上・利益ともに微増。
  • モビリティ:インドネシア・ベトナム工場の受注は堅調だが、中国市場の販売不振と一部工場の歩留まり課題で利益は減少。
  • 医療・精密機器:原価低減活動が奏功し、利益が大幅増加。プリンター関連は一部生産地変更で影響あり。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画2025(最終年度):営業利益20億円(=2,000百万円)達成を目標。
  • 進捗:第3四半期累計で営業利益1,601百万円、通期目標比で約80%の進捗。年度末の進捗次第で目標達成は現状高確率と評価可能。ただし外部リスクが残存。

競合状況や市場動向(会社開示ベース)

  • 市場動向:東南アジアの持ち直しや国内設備投資増が見られる一方、米国通商政策・地政学リスクで先行き不透明。
  • 競合との比較:同業他社との定量比較データは開示無し。業種的にはマクロ依存度が高く外部環境変動の影響を受けやすい。

今後の見通し

  • 業績予想:通期予想は据え置き(売上高45,500百万円、営業利益2,000百万円、経常利益1,950百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,400百万円)。配当も78円で据え置き。
  • 会社が想定する前提:為替(期中平均)1米ドル=150円、1タイバーツ=4.5円。
  • 予想の信頼性:第3四半期までの進捗は良好だが、スマホ・中国自動車市場・プリンターの受注変動という明確な不確実性が残るため、想定外の悪化があれば修正の可能性あり。
  • リスク要因:為替変動、原材料価格、地政学的リスク、主要顧客の生産計画変更、米国通商政策等。

重要な注記

  • 会計方針の変更・見積り変更:無し
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:作成していない(注記あり)
  • 監査レビュー:四半期財務諸表に対する監査法人レビューは無し(注記)
  • 従業員持株インセンティブ(E-Ship):信託型従業員持株インセンティブ・プランを導入中。信託保有株式は期末自己株式に含めて計上。

(注)資料に記載の数値は会社発表の連結決算短信に基づく。未記載項目は「–」として省略。上記は情報整理であり投資助言ではありません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9913
企業名 日邦産業
URL http://www.nip.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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