2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正はなく、今回の中間実績は概ね会社予想に整合(売上・利益は通期予想に対する進捗は約48〜47%)。市場コンセンサスは提示なしのため「ほぼ予想通り」と記載。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高22,186百万円、前年同期比+0.3%;営業利益946百万円、同+12.8%)。
  • 注目すべき変化:医療・精密機器セグメントのセグメント利益が348百万円(前年同期比+90.8%)と大幅改善。一方でエレクトロニクスは売上減(−3.3%)・利益微減。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上45,500百万円、営業利益2,000百万円、当期純利益1,400百万円)は据え置き。中期的リスクとしてスマホ関連の回復不透明、中国市場の不確実性、プリンター向け需要の変動を挙げている(為替前提:USD=145円、THB=4.3円)。
  • 投資家への示唆:医療・精密機器の収益改善と生成AI関連(パッケージ基板材料等)の取り組みが業績底上げ要因。モビリティの生産歩留まり改善とエレクトロニクス(スマホ部材)の回復動向が通期達成の鍵。短期借入金の増加により流動性状況が変化している点に注意。

基本情報

  • 企業名:日邦産業株式会社
  • 上場市場/コード:東証・名証 9913
  • 主要事業分野:エレクトロニクス向け材料・部品、モビリティ(自動車部品)向け樹脂成形品、医療・精密機器向け樹脂成形品等の製造・販売(国内外拠点での生産・販売)
  • 代表者名:代表取締役社長 岩佐 恭知
  • 会社URL:https://www.nip.co.jp/
  • 問合せ先:執行役員 コーポレート本部長 西富 干城(TEL: 052-218-3161)

報告概要

  • 提出日(決算短信公表日):2025年11月5日
  • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期:2025年4月1日〜2025年9月30日、連結)
  • 決算説明資料作成:有
  • 決算説明会:有(開催日付は資料に明記なし → –)
  • 半期報告書提出予定日:2025年11月10日

セグメント

  • エレクトロニクス:電子部品・住宅設備の関連メーカー向けの高機能材料、加工部品、治工具、機器等の販売(国内外)。生成AI向け半導体モジュール関連等の需要増だが、スマホ関連は弱含み。
  • モビリティ:自動車メーカー向け樹脂成形品・組立品。アセアン(特にインドネシア)は堅調だが、中国市場の弱さと新規量産の歩留まり悪化が課題。
  • 医療・精密機器:医療機器・プリンター向け樹脂成形品等。アセアン拠点の受注増と原価低減で収益大幅改善。
  • その他:タイ国際地域統括本部のマネジメント等。

発行済株式

  • 期末発行済株式数(普通株式):9,127,338株(2026年3月期中間期)
  • 期末自己株式数:72,054株(2026年3月期中間期、うち信託保有52,500株を含む)
  • 期中平均株式数(中間期):9,040,421株
  • 時価総額:–(株価情報が資料にないため省略)

今後の予定

  • 半期報告書提出予定:2025年11月10日
  • 決算説明会:有(開催の有無は記載あり、開催日付は資料参照 → –)

決算サプライズ分析

予想 vs 実績(会社の通期予想に対する進捗率)

  • 売上高:22,186百万円、通期予想45,500百万円に対する進捗率 48.8%
  • 営業利益:946百万円、通期予想2,000百万円に対する進捗率 47.3%
  • 親会社株主に帰属する中間純利益:685百万円、通期予想1,400百万円に対する進捗率 48.9%

サプライズの要因

  • 営業利益は前年同期比で増加(+12.8%)し、医療・精密機器の収益改善(原価低減、受注増)が寄与。
  • 売上はほぼ横ばい(+0.3%)で、エレクトロニクスのスマホ関連低調がマイナス要因、生成AI向け材料や沖縄工場受注がプラス寄与。
  • 為替差損益は営業外で小幅(営業外収益は減少)。為替換算調整勘定の悪化(△848百万円)が包括利益を圧迫。

通期への影響

  • 会社は通期業績予想を維持。中間の進捗はほぼ均等配分(約48〜49%)で、現時点で修正はなし。
  • 通期達成のリスク要因:スマートフォン関連の回復遅延、中国市場の需要不透明、プリンター向け需要変動、為替変動。

財務指標(要点)

(損益)

  • 売上高:22,186百万円(前年同期22,116百万円、+0.3%)
  • 売上原価:18,347百万円
  • 売上総利益:3,838百万円
  • 販管費:2,892百万円
  • 営業利益:946百万円(前年同期839百万円、+12.8%)
  • 経常利益:1,015百万円(前年同期979百万円、+3.7%)
  • 親会社株主に帰属する中間純利益:685百万円(前年同期672百万円、+2.1%)
  • 1株当たり中間純利益(EPS):75.88円(前年同期74.75円、+1.5%)

(主要指標)

  • 営業利益率:946 / 22,186 = 約4.26%
  • ROE(年率換算・概算):中間純利益685百万円を年率換算して1,370百万円 ÷ 平均自己資本約16,172百万円 = 約8.5%(目安:8%以上=良好)
  • ROA(年率換算・概算):年率純利益1,370百万円 ÷ 平均総資産約32,999百万円 = 約4.2%(目安:5%以上が良好 → やや未達)

(進捗率分析)

  • 売上高進捗率:48.8%(通期予想比)
  • 営業利益進捗率:47.3%
  • 純利益進捗率:48.9%
  • コメント:中間に対する進捗は概ね均等配分で、季節性の偏りは限定的。

(キャッシュフロー)

  • 営業CF:+427百万円(前年同期+979百万円、減少)
  • 投資CF:△629百万円(前年同期△604百万円) 主な支出:有形固定資産取得507百万円
  • 財務CF:+872百万円(前年同期△236百万円) 主因:短期借入金の純増(+1,900百万円)、配当支払△689百万円
  • フリーCF(営業CF−投資CF):−202百万円(マイナス)
  • 営業CF/純利益比率:427 / 685 = 0.62(目安 1.0以上が健全 → 今回は未達)
  • 現金及び現金同等物残高:6,513百万円(前期末6,220百万円、+292百万円)

(貸借対照表要点)

  • 総資産:33,522百万円(前期末32,475百万円、+1,047百万円)
  • 純資産:15,814百万円(前期末16,530百万円、△715百万円)
  • 自己資本比率:47.2%(安定水準)
  • 流動資産:20,148百万円、流動負債:13,950百万円 → 流動比率(Current ratio)=20,148 / 13,950 = 約144.4%(流動性は良好)
  • 短期借入金:3,200百万円(前期末1,300百万円、増加)
  • 長期借入金(期末):605百万円、1年内返済予定の長期借入金319百万円
  • 有利子負債合計(概算:短期+長期+1年内返済長期):3,200 + 605 + 319 = 4,124百万円
  • ネットキャッシュ(概算):現金6,519 − 有利子負債4,124 = 約2,395百万円(プラス)

(在庫・売掛金)

  • 受取手形及び売掛金:9,096百万円(前期7,842百万円、+16.0%)→ 売上債権増加が営業CFを圧迫
  • 棚卸資産(商品及び製品):1,745百万円(前期1,978百万円、△11.8%)→ 在庫は減少傾向

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:固定資産売却益17百万円(当中間期)
  • 特別損失:固定資産処分損3百万円
  • 実質業績評価:特別損益は小額で、継続的な影響は限定的。
  • 包括利益:当中間期の包括利益は△45百万円(前年同期1,496百万円)。為替換算調整勘定の△848百万円が主要因で、外貨換算差の一時的影響が大きい。

配当

  • 中間配当:0.00円(実績)
  • 期末配当(予想):78.00円
  • 年間配当(予想):78.00円(直近公表の配当予想からの修正なし)
  • 予想EPS(通期):155.16円 → 予想配当性向(DPS/EPS)=78 / 155.16 ≒ 50.2%
  • 配当利回り:–(株価情報がないため算出不可)
  • 株主還元方針:期末のみの配当で年間78円据え置き。自社株買いの記載なし。

設備投資・研究開発

  • 有形固定資産取得による支出(当中間期):507百万円(前年中間611百万円)
  • 減価償却費(当中間期):780百万円
  • 研究開発費:注記で全社費用に含まれる研究開発費110百万円(当中間期の全社配賦額として記載)→ R&Dは継続投資フェーズだが金額は限定的(対売上比は低位)。
  • 建設仮勘定は期中に減少(前期653→当期347百万円)

受注・在庫状況(該当情報)

  • 在庫:商品・製品1,745百万円(前年同期比△11.8%)、在庫回転日数は記載なし。

セグメント別情報(当中間期)

  • エレクトロニクス:売上10,081百万円(前年同期比△3.3%)、セグメント利益827百万円(△0.2%)
    • 備考:生成AI関連(半導体モジュール)向け材料は堅調、スマホ関連は低調。タイ工場ドライフィルムの採算性課題。
  • モビリティ:売上8,520百万円(+3.4%)、セグメント利益475百万円(+1.4%)
    • 備考:ASEAN(インドネシア)向けは堅調だが、中国市場の弱含み、歩留まり改善遅れで収益性に課題。
  • 医療・精密機器:売上3,633百万円(+2.5%)、セグメント利益348百万円(+90.8%)
    • 備考:受注堅調、原価低減活動が寄与し急速に改善。
  • その他:売上101百万円(△7.4%)、利益30百万円(△4.8%)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画2025(最終年度)目標:営業利益20億円の達成を目標に掲げ、R&D・人的資本投資、事業の機能強化/新規事業の種まきに注力。
  • 進捗:中間時点で営業利益946百万円(通期予想2,000百万円)→ 期末に向け改善余地あり。医療・精密機器等の成長領域が中期目標達成に寄与する想定。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との定量比較データは資料にないため省略(–)。
  • 市場動向:米国関税政策、中東・ウクライナ情勢の不透明感、スマホ市場の弱含み、中国自動車市場動向、プリンター関連の顧客生産計画変動をリスク要因として挙げている。

今後の見通し

  • 業績予想(通期・据え置き)
    • 売上高:45,500百万円(前期比+1.4%)
    • 営業利益:2,000百万円(前期比+1.5%)
    • 経常利益:1,950百万円(前期比△7.4%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:1,400百万円(前期比+0.2%)
    • 1株当たり当期純利益(予想):155.16円
  • 会社想定の前提:為替(期中平均)1USD=145円、1THB=4.3円
  • 予想の信頼性:会社は現時点で予想を維持。過去の予想達成傾向については資料に明記なし(–)。
  • リスク要因:為替変動、原材料価格、顧客の生産計画変動、地域別需要の不確実性等。

重要な注記

  • 会計方針の変更・見積りの変更:当中間期における重要な変更なし。
  • 第2四半期決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外。
  • 信託型従業員持株インセンティブ・プラン(E-Ship)を導入。信託保有株(期末:52,500株)は自己株式として計上。信託に関する保証リスクの説明あり(信託が借入を行うため、株価下落時の残債弁済リスク等)。

(注)

  • 不明項目は「–」としています(市場コンセンサス、株価・時価総額、IR開催日等)。
  • 数値は決算短信(連結・中間)記載の数値を基に計算・要約。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9913
企業名 日邦産業
URL http://www.nip.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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