2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社は通期業績予想(修正なし)を据え置いたが、中間期実績は前年同期比で大幅減益・減収。通期進捗は売上約23%、営業利益約7.6%と低く、下期の回復(特にL&Pの物件売却)に依存しているため「会社予想は維持だが中間実績は弱含み(結果として市場期待を下回る可能性)」と判断される。市場コンセンサスは資料中に無し。
  • 業績の方向性:増収増益ではなく「減収減益」(売上高△20.3%、営業利益△76.0%、親会社株主に帰属する中間純利益△96.1%)。AICCは増収増益、L&Pは大幅減収減益が主因。
  • 注目すべき変化(前年同期比):AIクラウド&コンサルティング(AICC)は売上3,825,510千円(+16.4%)、セグメント利益1,530,314千円(+63.9%)と成長。一方ライフ&プロパティソリューション(L&P)は売上5,225,298千円(△27.9%)、セグメント損失944,865千円(前年は+520,262千円)で大幅悪化。棚卸資産が大幅増(+4,348,839千円)がキャッシュ消費を拡大。
  • 今後の見通し:通期予想は修正なしだが、中間進捗が低く下期の物件売却やストック収益の拡大が計画通り進むかが達成可否の鍵。借入増加で利息負担も上昇しており下期での収益回復が不可欠。
  • 投資家への示唆:AICCはストック収益(ARR)やPMI効果で改善が見えるが、グループ全体ではL&Pの売却時期偏在と在庫増が短期的リスク。通期予想を見る際は下期の売上構成(デベロップメント売却)と財務負担(借入長期化・金利負担)を注視すること。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:SREホールディングス株式会社
    • 主要事業分野:ライフテック(AIクラウド&コンサルティング(AICC)=業務支援型クラウド/DX、ライフ&プロパティソリューション(L&P)=アセットマネジメント・不動産仲介・デベロップメント、その他)
    • 代表者:代表取締役 社長 兼 CEO 西山 和良
    • URL:https://sre-group.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月11日(決算短信)
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間)連結:2025年4月1日〜2025年9月30日
    • 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け、ネット開催 2025/11/12、補足資料は11/11公開)
  • セグメント:
    • AIクラウド&コンサルティング(AICC):ライフ・ヘルスケア、金融、不動産向けクラウドツール/DXソリューション
    • ライフ&プロパティソリューション(L&P):アセットマネジメント、売買仲介、デベロップメント等の不動産・リアル事業
    • その他:新規プロダクト開発や試験的なリアルビジネス
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):16,249,135株(2026年3月期中間期)
    • 期中平均株式数(中間期):16,106,870株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
    • 決算説明会(機関投資家・アナリスト):2025年11月12日(ネット)
    • 株主総会等:–(本短信内に次回開催日記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社公表の通期予想との進捗比較)
    • 売上高:中間実績 8,095,904千円。通期予想 35,000,000千円に対する進捗率 約23.1%(計画達成には下期の売上寄与が必要)
    • 営業利益:中間実績 309,090千円。通期予想 4,050,000千円に対する進捗率 約7.6%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:中間実績 26,146千円。通期予想 2,220,000千円に対する進捗率 約1.2%
  • サプライズの要因:
    • AICCは好調(ストック収入・PMI効果)が寄与し増収増益。
    • L&Pは自社開発物件の売却が下期に偏る構成で中間期は売上減少かつ損失計上。棚卸資産(在庫)の増加により営業CFを大幅に悪化させた。結果、グループ全体では大幅な減益。
    • 借入金増加に伴う支払利息の増加(支払利息114,130千円→増加)が利益を圧迫。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を修正していない(公表済の通期予想からの修正:無)が、中間実績の進捗は低く、通期達成は下期のL&Pでの売却進捗・AICCのストック収益拡大次第。リスクとしては売却遅延・金利上昇による利息負担増。

財務指標

  • 財務諸表の要点(中間期末:2025/9/30)
    • 総資産:35,804,754千円(前期末 30,470,305千円、+5,334,449千円)
    • 純資産合計:14,233,518千円(前期末 14,346,248千円、△112,729千円)
    • 自己資本:13,489,380千円(参考値)→自己資本比率 37.7%(やや低め、安定水準の目安40%以上に届かず)
  • 主要損益(中間:2025/4/1〜2025/9/30)
    • 売上高:8,095,904千円(前年同期比 △20.3% / △2,056,883千円)
    • 営業利益:309,090千円(前年同期比 △76.0% / △980,865千円)
    • 経常利益:185,033千円(前年同期比 △84.5% / △1,010,379千円)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:26,146千円(前年同期比 △96.1% / △637,242千円)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):1.62円(前年同期 41.24円)
  • 収益性指標
    • 営業利益率:309,090 / 8,095,904 = 約3.8%(業種平均との比較は業種により差異ありが、ソフト/サービスの成長企業ではやや低め)
    • ROE(概算):親会社中間利益26,146千円 ÷ 平均自己資本約13,570,707千円 = 約0.19%(低水準;目安8%以上で良好)
    • ROA(概算):26,146千円 ÷ 平均総資産約33,137,530千円 = 約0.08%(低水準;目安5%以上で良好)
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
    • 売上高進捗率:約23.1%(通常ペースでは中間で通期の50%近い進捗を想定するが事業構成上、上期偏在の会社もあるため注意)
    • 営業利益進捗率:約7.6%
    • 純利益進捗率:約1.2%
    • 過去同期間との比較:前年同期は売上10,152,787千円、営業利益1,289,955千円で進捗は高かったため、今期は大幅に落ち込んでいる
  • キャッシュフロー(中間累計)
    • 営業CF:△4,859,955千円(前年同期 △3,854,017千円 使用) ← 営業CFの大幅なマイナス(棚卸資産増が主因)
    • 投資CF:△504,394千円(前年同期 △1,329,060千円 使用) ← 無形固定資産取得等(ソフト開発等)で支出
    • 財務CF:+6,076,557千円(前年同期 +4,409,111千円) ← 長期借入等による資金調達が主因(長期借入収入5,360,050千円)
    • フリーCF(営業+投資):△5,364,349千円(資金流出)
    • 現金及び現金同等物残高:5,046,767千円(前期末 4,334,560千円、+712,207千円)←借入で資金繰りを確保
    • 営業CF/純利益比率:営業CF(△4,859,955千円)÷ 親会社帰属中間純利益26,146千円 = 大幅マイナス(目安1.0以上が健全だが大きく下回る)
  • 四半期推移(QoQ)
    • 四半期ごとの詳細は四半期損益明細に起因するが、中間期累計ベースで前年同期間比大幅マイナス。季節性としてL&Pの売却が下期偏在のため上期は弱い傾向。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:37.7%(やや低め。目安40%以上で安定)
    • 負債:短期借入金 5,553,370千円(前期末 3,803,364千円)、長期借入金 12,899,440千円(前期末 8,330,998千円)→ 借入増加による財務レバレッジ上昇、利息負担増(支払利息114,130千円)
    • 流動比率:流動資産29,366,232千円 ÷ 流動負債7,774,608千円 ≒ 377%(流動性は確保されているが内訳に棚卸資産が多い点に注意)
  • 効率性
    • 総資産回転率(概算):売上8,095,904千円 ÷ 平均総資産33,137,530千円 ≒ 0.24回
    • 売上高営業利益率は上記約3.8%で推移(AICCは高収益、L&Pは赤字で平均を低下)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:当中間期に特記すべき特別利益は計上無し(投資有価証券売却益は前期に計上)
  • 特別損失:固定資産除却損 4,705千円等の小額
  • 一時的要因の影響:中間期の主要要因は一時的なもの(棚卸資産の増加=物件の保有増)というより事業サイクル(売却時期の偏在)による構造的要素であり、単年限りとも言い切れない。特別損益自体は小さいため実質業績の低下は事業収益構成の変化と資金調達コストの増加が主因。
  • 継続性の判断:棚卸資産や売却時期は今後の案件進捗で変動するため、継続的リスク要因として注視が必要。

配当

  • 中間配当:0.00円(支払済み:0.00)
  • 期末配当(会社予想):18.00円(通期合計 18.00円)
  • 配当予想の修正:無(直近公表の配当予想から修正無し)
  • 配当利回り:–(株価情報なしのため算出不可)
  • 株主還元方針:配当は維持(予想通り)。加えてストック・オプション(新株予約権)発行を決議(株主還元ではなくインセンティブ目的)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(当中間期キャッシュフロー項目)
    • 有形固定資産の取得:126,304千円
    • 無形固定資産(ソフトウェア等)取得:280,009千円(主にプロダクト開発/クラウド等)
    • 減価償却費(中間累計):224,591千円(のれん償却149,915千円含む)
  • 研究開発(R&D)
    • 無形固定資産への投資(上記280,009千円)がR&D/開発投資に相当するものと記載あり。対売上比率は個別算出値だが投資が継続されている。

受注・在庫状況

  • 受注状況:受注高・受注残は明示なし(–)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産:18,157,816千円(前期末 13,808,977千円、+4,348,839千円、前年同期比 +31.5%程度)→ 在庫の増加が営業CF悪化の主要因
    • 在庫回転日数:記載無し(–)
    • 在庫の質:不動産系在庫(自社開発物件)増加が想定される(セグメント説明より)

セグメント別情報

  • AIクラウド&コンサルティング(AICC)
    • 売上高:3,825,510千円(+16.4%)
    • セグメント利益:1,530,314千円(+63.9%)
    • コメント:メディックスの子会社化効果や顧客獲得拡大、AI査定CLOUDの収益改善などでストック収入が伸長。プロダクト開発投資も継続。
  • ライフ&プロパティソリューション(L&P)
    • 売上高:5,225,298千円(△27.9%)
    • セグメント損失:944,865千円(前年は+520,262千円の利益)
    • コメント:自社開発物件の売却時期が下期偏重のため上期は売上減・損失計上。棚卸資産(在庫)増加が顕著。
  • その他
    • 売上高:39,229千円(△5.5%)
    • セグメント損失:215,242千円(前年は△113,181千円)
    • コメント:新規プロダクト開発投資で損失拡大。
  • 地域情報:資料に主要地域別売上の詳細なし(国内/海外比率:–)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料内で具体的数値目標の記載はないが、ストック収益化(ARR拡大)と不動産の積層型ビジネスモデル転換が戦略。AICCの成長は中期計画と整合。
  • KPI達成状況:ARRやストック収益の成長は進捗しているが、L&Pの利益化は期ズレで未達成。のれんや棚卸資産の増加はM&Aや在庫投資によるもので中期的に回収する前提。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社比較データは資料になし(–)。ただし生成AI導入やAX/DXニーズの高まりは追い風で、AICCは競争優位性がある旨を会社は主張。
  • 市場動向:生成AIやAX/DX需要の高まり、ヘルスケア領域で予防医療関心増加、不動産ではアセット別投資ニーズの高まりが背景。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(変更無し):売上高 35,000,000千円(+31.1%)、営業利益 4,050,000千円(+30.3%)、経常利益 3,650,000千円(+25.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益 2,220,000千円(+30.8%)、1株当たり当期純利益 137.88円
    • 会社は通期予想を修正していないが、中間進捗は低く下期の売上回復(主にL&Pの売却)に依存。
    • 会社の前提条件(為替等):資料内に具体的前提為替・原油等の記載無し(詳細は補足資料参照)。
  • 予想の信頼性:過去の達成傾向や今期の中間実績を鑑みると保守的とも楽観的とも断定できない。下期売上実現の確度が鍵。
  • リスク要因:
    • L&Pの売却遅延や価格変動/不動産市況の悪化
    • 棚卸資産(在庫)水準の長期化による資金繰り悪化
    • 借入増加と金利上昇による利息負担増
    • 人材採用・開発投資の費用負担とプロダクトの市場採用状況

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 連結範囲の変更:当中間期に株式会社メディックス等を取得し連結範囲に追加(AICCののれん増加等に影響)
  • 新株予約権(ストック・オプション):2025年11月11日取締役会決議。発行日2025/11/28予定。発行数7,315個(行使で731,500株想定)、行使条件は営業利益の目標達成に連動(77.5億円〜100億円等に応じ段階行使)。目的は役員・従業員のインセンティブ付与。
  • 本中間決算短信は公認会計士等のレビュー対象外。

(注記)

  • 不明項目は–で記載しました。
  • 本要約は提供資料に基づく整理であり、投資助言を目的とするものではありません。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2980
企業名 SREホールディングス
URL https://sre-group.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 不動産 – 不動産業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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