2025年10月期 決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ:
- FY23–FY25の中期経営計画は達成(FY25は上方修正→着地で上回る)。FY26は「FY27以降の更なる成長に備える準備期間」と位置付け、予算は保守的に設定。新規事業は実行するが、現時点では業績予想に織り込まず。
- 業績ハイライト:
- FY2025(2025年10月期)売上収益6,647百万円(+41.6%:良好)、営業利益1,419百万円(+262.0%:非常に良好)、親会社帰属当期利益1,024百万円(+620.1%:非常に良好)。会社が修正した予想を上回って着地。
- 戦略の方向性:
- 中期目標(2030/2031年 売上200億円・営業利益40億円)に向け継続成長を目指す。FY26は準備年として投資や新施策の蓋然性を見極めつつ保守予算。AIサービス(Legal Base)を中心としたプロダクト化、派生メディア・HR・保険の拡大を継続。
- 注目材料:
- FY25配当を増配(FY25:42.20円、配当性向は方針どおり30%ベースを採用)、最大約5億円の自社株買い(予定)発表。2026年1月に自社開発AIサービス「Legal Base」リリース予定。保険事業で法人向け新商品「bonobo」を2025/7/1より販売開始。
- 一言評価:
- 「成長継続を前提に、FY26は戦略的に保守化した“成長準備年”」。(結果:FY25は好調、次期は実行の確度が鍵)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社アシロ(証券コード:7378)
- 主要事業分野:メディア事業(リーガルメディア/派生メディア)、HR事業(人材紹介)、保険事業(少額短期保険・弁護士費用保険)
- 説明会情報:
- 開催日時:2025年12月11日(資料日付)
- 説明会形式:–(資料のみ。オンライン/オフラインの記載なし)
- 参加対象:–(記載なし)
- 説明者:
- 発表者(役職):–(資料に具体の氏名/役職の明示なし)
- 発言概要:マネジメントメッセージは「中計達成」「FY26は準備期間」「高単価商品の広告予算調整の影響と一過性コストの説明」「配当増配と自社株買い予定」「AIサービス投入予定」など
- 報告期間:
- 対象会計期間:2025年10月期(FY2025、集計期間 2024/11-2025/10)
- 決算説明資料日:2025.12.11
- セグメント:
- リーガルメディア:法律事件分野ごとの特化型サイト運営(掲載枠課金・ストック収益が中心)
- 派生メディア:転職・調査等のアフィリエイト型サイト(成果報酬型)
- HR事業:弁護士等の士業・管理部門人材の人材紹介(成果報酬)
- 保険事業:法人向け弁護士費用保険(少額短期保険、2025/7/1に「bonobo」発売)
- 全社・その他:管理部門等
業績サマリー
- 主要指標(FY2025 実績/前年同期比)
- 売上収益:6,647 百万円、+41.6%(良い)
- 営業利益:1,419 百万円、+262.0%(非常に良い)
- 営業利益率:21.4%(良い:高水準)
- 経常利益:–(資料に明示なし)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益(純利益):1,024 百万円、+620.1%(非常に良い)
- 1株当たり利益(EPS):126.18 円、前年同期比:–(前年EPS明示なし)
- 予想との比較:
- 期初予算比(達成率):売上 105.1%、営業利益 112.2%、親会社帰属当期利益 123.4%(すべて期初を上回る → ポジティブサプライズ)
- 修正予算比(3Q時点で修正した予想に対して):売上 101.6%、営業利益 103.0%、親会社帰属当期利益 111.4%(修正予想も上回る着地)
- サプライズの有無:修正予想を上回って着地 → ポジティブサプライズ
- 進捗状況:
- 通期予想に対する達成率:上記の通り期初・修正比で概ね100%超で達成(良好)
- 中期経営計画(FY23–FY25):達成済み(資料明記)
- 過去同時期との進捗比較:上場以来CAGRで35%以上の成長を実現との公表。FY25の成長は高水準。
- セグメント別状況(FY2025実績およびFY2026予想抜粋)
- リーガルメディア(FY25)売上 3,785百万円(構成比 約57%・営業利益 1,559百万円、営業利益構成比 約74%)、FY26予想売上 3,399百万円(YoY ▲10.2%)、営業利益 1,435百万円(YoY ▲7.9%)
- 備考:高単価商品の一時的な広告予算調整の影響を受けるが、既存サービス(ベンナビ等)は堅調。
- 派生メディア(FY25)売上 2,458百万円(構成比 約37%・営業利益 476百万円、営業利益構成比 約23%)、FY26予想売上 2,917百万円(YoY +18.7%)、営業利益 530百万円(YoY +11.4%)
- 備考:転職メディア「キャリズム」等の成長。
- HR事業(FY25)売上 335百万円、営業利益 71百万円、FY26予想売上 450百万円(YoY +34.1%)、営業利益 134百万円(YoY +87.3%)
- 備考:FY25通期で黒字化達成。
- 保険事業(FY25)売上 69百万円、営業利益 ▲160百万円、FY26予想売上 234百万円(YoY +236.5%)、営業利益 ▲83百万円(改善見込みだが依然赤字)
- 全社・その他:FY25営業損失▲527百万円(一過性の費用含む)、FY26見込み▲516百万円(大幅増は見込まない)
業績の背景分析
- 業績概要:
- 売上伸長の主因はリーガルメディアの既存サービス拡大と高単価商品の拡大、派生メディア(転職領域)の成長、HRの黒字化。FY25は中計達成に伴う社員還元等の一過性コストはあったが、通期では高い利益率を維持。
- 増減要因:
- 増収要因:ベンナビ等既存サービスの拡大、派生メディア問合せ増(検索・広告施策成功)、高単価商材の一時拡大。
- QoQ減収/減益要因:高単価商品の広告予算調整(需要調整)および期末の社員還元による人件費等一過性コスト。
- 保険事業は投資(販売体制構築)により赤字拡大(備金等の影響も含む)。
- 競争環境:
- 市場は弁護士数の増加に伴う弁護士間競争の激化により広告需要の拡大が見込まれる(追い風)。一方、検索広告やプラットフォーマー(Google等)の競争・コスト影響は常に存在。
- リスク要因:
- 高単価商品の売上比率増減による業績のボラティリティ(大口顧客依存リスク)。
- 保険事業の備金・収益化の遅れ。IFRS17等保険会計に伴う費用変動。
- 広告市場や検索トラフィックの変動(外部マーケット依存)。
- 新規AIサービスや保険商品の市場受容性(不確実性)。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 中長期で売上200億・営業利益40億(2030/2031目標)に向け成長を継続。FY26は準備期として保守的予算を設定し、新規取り組みは蓋然性が高まれば順次織り込む方針。株主還元と成長の両立を継続。
- 進行中の施策:
- AIサービス開発(Legal Base)→ 2026年1月リリース予定(AIリーガルチェック等をワンストップ提供)。
- 派生メディアの転職領域拡大(キャリズム等の強化)と第2柱の創出検討。
- HR事業の規模拡大とコストコントロールによる収益拡大。
- 保険事業は自社販売体制の確立→代理店展開を視野に早期単月黒字化を目指す。
- セグメント別施策と成果:
- リーガルメディア:既存の掲載枠拡大と単価確保(ベンナビ中心)。
- 派生メディア:広告運用改善で問合せ数・収益拡大。
- HR:通期黒字化達成→FY26は更に拡大目標。
- 保険:法人向け「bonobo」投入(2025/7開始)、FY26での拡大期を計画。
- 新たな取り組み:
- Legal Base(AIリーガルチェック含む)2026年1月ローンチ予定。AIエージェント領域も拡大検討。
将来予測と見通し
- FY2026 業績予想(会社公表)
- 売上収益:7,000 百万円(FY25比 +5.3%:成長鈍化)
- 営業利益:1,500 百万円(FY25比 +5.7%)
- 営業利益率:21.4%(FY25と同率)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益:980 百万円(FY25比 ▲4.3%)
- 前提:FY26は新規事業の業績を織り込まず保守的に設定。高確率でない取り組みは数値に反映せず、FY27以降の成長に備える年として捉えている。為替等マクロ想定は明示なし。
- 予想修正:
- FY25は3Q時に修正(上方)→最終的に修正予想を上回る着地。FY26についての通期予想は新規事業収益を織り込んでいない保守的な数値。現時点で通期予想の修正は無し。
- 中長期計画とKPI進捗:
- FY23–FY25中計は達成済み。上場後CAGRは約35%の成長を公表。中期目標(2030/31 売上200億・営業利益40億)への道筋は引き続き掲げるが、FY26は準備年として一旦成長率を落とす見込み。KPI(掲載枠数、問合せ数、新規登録者数等)は増加トレンド。
- 予想の信頼性:
- FY25は期中修正後も上回って着地しており、少なくとも今回の実績では上振れ実績あり。だがFY26は意図的に保守的に設定しているため、上振れ余地は残る(ただし新規事業の確度が鍵)。
- マクロ経済の影響:
- インターネット広告市場の成長は追い風だが、検索広告市場の競争や広告単価の変動、景気動向が需要に影響。
配当と株主還元
- 配当方針:
- 配当性向30%を基本方針。成長と還元の両立を継続。
- 配当実績:
- FY2022:12.45円、FY2023:13.61円、FY2024:24.18円、FY2025:42.20円(FY25は上方修正・増配)
- FY25配当性向は方針どおり30%を基準に決定。FY26は「通期連結業績に準じて配当性向30%」を予定(金額は業績確定後)。
- 配当利回り(資料記載、2025/12/5終値ベース):約2.63%(良い目安:安定配当が続く点はポジティブ)
- 特別配当: –(記載なし)
- その他株主還元:
- 自社株買い:最大約5億円規模の自己株式取得を予定(発表済)。過去は約1億→約3億の取得実績あり。
製品やサービス
- 主要製品/サービス:
- ベンナビ(リーガルメディアの既存商品、収益基盤)、キャリズム(派生メディアの転職メディア)、bonobo(法人向け弁護士費用保険、2025/7/1販売開始)、Legal Base(企業法務サービス、2026年1月リリース予定、AIリーガルチェックを含む)。
- サービス提供エリア・顧客層:
- 主に国内の法律事務所、士業、企業(法務部門)および一般ユーザー(法律ニーズ、転職希望者など)。
- 協業・提携: –(資料に特記なし)
- 成長ドライバー:
- 法律業界の弁護士増加による広告需要、派生メディアの問合せ増加(転職)、HRの人材紹介成長、AIサービス(Legal Base)による法人向けSaaS/ストック収益化、保険事業の法人販売拡大。
Q&Aハイライト
- 注記:決算説明資料中にQ&Aの全文は含まれておらず、重要質問・回答の要旨は資料に記載なし。
- 経営陣の姿勢:FY26を保守的に見積もる慎重な姿勢と、中長期成長への自信(中計の達成とAI等新規投資の積極化)が混在。
- 未回答事項:新規事業の収益見込み詳細(開示は「現時点では織り込まず」)や保険事業の備金想定の詳細等は明確化されていない。
経営陣のトーン分析
- 自信度:中立〜やや強気(中期目標に対する自信は示す一方、FY26は保守的に設定して慎重に進める姿勢)
- 表現の変化:前回説明会と直接比較できる資料はないが、FY25達成を受けて従業員還元を実施するなどポジティブな実績アピールが目立つ。
- 重視している話題:リーガルメディアの既存サービス成長、派生メディアの拡大、AIサービスの投入、株主還元(増配・自社株買い)。
- 回避している話題:新規事業の業績織り込みや保険事業の詳細な収益化スケジュールは蓋然性が低いとして深掘りを避ける姿勢。
投資判断のポイント(情報整理のための材料提示)
- ポジティブ要因:
- 高成長(FY25 売上+41.6%)、高い営業利益率(21.4%)と利益の大幅改善。
- 事業ポートフォリオの多様化(リーガルメディア+派生メディア+HR+保険)。
- 期待材料:AIサービス(Legal Base)や保険(bonobo)等の新製品・新収益源、株主還元の強化(増配・自社株買い)。
- ネガティブ要因:
- 高単価商材に伴う売上ボラティリティ(大口顧客依存の懸念)。
- 保険事業はFY25で赤字、備金等で収益変動リスクあり。
- FY26は成長率が低下見込み(準備年)で、短期的な株価材料が限定的な点。
- 不確実性:
- Legal Baseや保険の市場受容度と収益化タイミング。
- 広告市場・検索トラフィックの変動、競争環境の変化。
- 注目すべきカタリスト:
- 2026年1月:Legal Base(AI)リリース(成功度で中長期評価に影響)
- FY26の四半期ごとの実績(特に派生メディア・HRの伸長、保険の黒字化動向)
- 自社株買いの実施有無と金額の確定(最大5億円予定)
重要な注記
- 会計方針:
- 保険事業関連の費用はIFRS17に準じた表示(備金等)として集計されている旨の注記あり。その他の会計方針変更の記載は資料上は明示なし。
- リスク要因(資料記載の特記事項):
- 将来予想には既知・未知のリスクや不確実性が含まれ、実際の業績が大きく変動する可能性がある旨を明記。国内外の経済状況や業界動向等が主なリスク要因として挙げられている。
- その他:
- FY26は期中にオフィス移転を予定。
- FY25の数値は非継続事業などを除外した従業員数で集計している注記あり。
(注)本サマリは提供資料に基づく事実整理です。投資助言は行っていません。情報が資料に明記されていない項目は「–」としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7378 |
| 企業名 | アシロ |
| URL | https://asiro.co.jp |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。