2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社公表の通期予想に修正はなし。ただし第3四半期累計(9か月)実績は通期予想に対して営業利益・純利益が大幅に上振れ(営業利益進捗率567.4%、親会社株主に帰属する四半期純利益進捗率400.6%)。売上高は通期予想に対して進捗率約74.6%でほぼ計画線。
  • 業績の方向性:売上高は微増(+1.2% YoY)、営業利益・経常利益・純利益は大幅増益(営業利益 +165.3% YoY、純利益 +365.1% YoY)。
  • 注目すべき変化:会員収入は減少したが、イベント等のその他収入およびグループ会社(買収したcinra等)の売上増で売上は増加。番組費等の費用削減により営業利益大幅増加。累計加入者数は前年同期比で約7.9%減少(2,212,067件)。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上76,600百万円、営業利益700百万円、当期純利益800百万円)に修正はなし。第3四半期までの利益が既に通期予想を大きく上回っているため、Q4に番組費や権利費用など大きな費用計上がある想定と読み取れる。通期達成可能性は第4四半期の費用見込み次第。
  • 投資家への示唆(事実の提示に留める):収益構造は会員収入の減少を他収入・グループ売上増・費用削減でカバーしているが、加入者数の減少は中長期の収益源に影響する点は注視が必要。自己資本比率72.6%など財務は健全。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社WOWOW
    • 主要事業分野:有料放送等のメディア事業(会員向け放送コンテンツ提供)、テレマーケティング等のその他事業
    • 代表者名:代表取締役 社長執行役員 山本 均
    • URL: https://corporate.wowow.co.jp
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年1月30日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 決算説明資料作成:有
    • 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト・記者向け)
  • セグメント:
    • メディア・コンテンツ:会員収入(放送視聴料)、番組制作費等。第3Q累計売上の中核(51,831百万円、対前年△0.6%)。
    • テレマーケティング:外部顧客向けテレマーケティング業務、買収した㈱cinraの売上含む(5,295百万円、対前年+22.9%)。
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):28,844,400株
    • 期末自己株式数:506,839株
    • 期中平均株式数(四半期累計):28,308,351株
  • 今後の予定:

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社公表の通期予想との比較、通期予想は修正無し)
    • 売上高:第3四半期累計 57,126百万円。通期予想76,600百万円に対する進捗率 74.6%(57,126/76,600)。→ ほぼ計画線
    • 営業利益:第3四半期累計 3,972百万円。通期予想700百万円に対する進捗率 567.4% → 大幅上振れ
    • 純利益(親会社株主帰属):第3四半期累計 3,205百万円。通期予想800百万円に対する進捗率 400.6% → 大幅上振れ
  • サプライズの要因:
    • 収益面:イベント等のその他収入やグループ会社売上増(cinra買収の寄与)で売上上振れ。
    • 費用面:番組費等の費用が減少し、販売費及び一般管理費も低下。前年にあった大幅な減損損失(1,744百万円)が今回発生していない点も増益を押し上げ。
  • 通期への影響:
    • 第3四半期までで利益面は通期見通しを大きく上回っているが、会社は通期予想を据え置き。第4四半期に大型の番組費や権利費用、あるいは季節要因で費用が集中する可能性が高い点に注意。現時点で通期予想の修正は無し。

財務指標(第3四半期累計:2025年4月1日~2025年12月31日)

(単位:百万円、前年同期比は%で表示)

  • 損益要点(当第3四半期累計)
    • 売上高:57,126(+1.2% YoY、前年56,444)
    • 営業利益:3,972(+165.3% YoY、前年1,497)
    • 経常利益:4,666(+111.9% YoY、前年2,201)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,205(+365.1% YoY、前年689)
    • 1株当たり四半期純利益(累計):113.23円(前年24.41円)
    • 営業利益率:3,972 / 57,126 = 約6.95%(約7.0%)
  • 財政状態(2025年12月31日時点)
    • 総資産:98,209(前期末100,499 → △2,290)
    • 純資産:71,335(前期末68,034 → +3,301)
    • 自己資本比率:72.6%(前期末67.7% → 4.9ポイント上昇)(安定水準)
  • 収益性指標(第3Q累計ベース)
    • ROE(累計期間比):親会社株主帰属四半期純利益3,205 / 純資産71,335 = 4.49%(9か月ベース)。年率換算すると概算約6.0%(目安:8%未満→やや弱め)。
    • ROA(累計期間比):3,205 / 98,209 = 3.26%(9か月ベース)。年率換算概算約4.35%(目安5%未満→やや弱め)。
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:57,126 / 76,600 = 74.6%(過去同期間と比較すると集中度高め)
    • 営業利益進捗率:3,972 / 700 = 567.4%(大幅上振れ)
    • 純利益進捗率:3,205 / 800 = 400.6%(大幅上振れ)
    • コメント:営業・純利益が通期想定を大幅に上回っている点は第4Qの費用見積り(番組権利等)に依存。
  • キャッシュ・フロー(決算短信注記)
    • 現金及び預金:31,002(前期末28,751→+2,251)
    • 番組勘定:25,169(前期末31,597→△6,428)→ 番組在庫の減少は短期的な資金増加に寄与
  • 季節性・QoQ
    • 四半期ごとの詳細数値は記載分(QoQ)は限定的。メディア事業は番組投資タイミングにより季節的変動あり。
  • 財務安全性・効率性
    • 流動資産 66,298 / 流動負債 24,660 → 流動比率 ≒ 269%(流動性は良好)
    • 負債合計 / 純資産 ≒ 26,873 / 71,335 = 0.377(負債比率 37.7%)
    • 自己資本比率72.6%(安定水準:目安40%以上で安定)
  • セグメント別(第3四半期累計)
    • メディア・コンテンツ:売上 51,831百万円(△0.6%)、セグメント利益 3,938百万円(+132.7%)
    • テレマーケティング:売上 5,295百万円(+22.9%)、セグメント利益 32百万円(前年は損失)

特別損益・一時的要因

  • 当第3四半期累計の特別損益
    • 特別利益合計:42百万円(主に投資有価証券売却益 42百万円)
    • 特別損失合計:116百万円(主に固定資産除却損 97百万円、投資有価証券評価損 19百万円)
  • 前年同期との比較:前期は減損損失1,744百万円を計上しており、前年の大幅な特別損失が解消されたことが増益要因の一つ
  • 継続性の判断:今回の特別損益は小幅であり、前年の大幅減損は非継続と判断できる。番組費等の通常費用は継続性あり。

配当

  • 配当実績と予想(円)
    • 中間配当(第2四半期末):0.00(既払)
    • 期末配当(予想):30.00(通期予想 合計30.00円)
    • 直近配当予想からの修正:無
  • 配当性向:通期予想ベースでの配当性向は、通期当期純利益予想800百万円、発行済株式数からの1株当たり当期純利益28.25円に対し年間配当30円→配当性向は高め(詳細は通期最終数値で要確認)
  • 自社株買い等:今回開示なし

設備投資・研究開発

  • 減価償却費:当期第3四半期累計 2,281百万円(前年 2,569百万円)

受注・在庫状況(該当情報)

  • 番組勘定(在庫的性格の資産):25,169百万円(前年期末31,597百万円、△6,428百万円)→ 番組在庫は減少(番組投入・放映のタイミング要因)

セグメント別情報(要点)

  • メディア・コンテンツ:売上の中核(会員収入41,739百万円含む)が減少したが、その他収入や費用削減でセグメント利益大幅改善(3,938百万円)。
  • テレマーケティング:外部顧客売上増と前期に買収した㈱cinraの寄与で売上増(5,295百万円)・セグメント黒字化(32百万円)。
  • 地域別売上:開示なし

中長期計画との整合性

  • KPI(加入者数など):累計正味加入件数は2,212,067件(前年同期比△7.9%)で中長期では会員基盤の維持・拡大が課題

競合状況や市場動向

  • 市場動向:国内の個人消費や通商政策等の不確実性に触れており、加入者動向や広告/イベント需要が影響する可能性があると会社は説明

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2026年3月期)会社予想:売上高 76,600百万円(△0.2%)、営業利益 700百万円(△65.6%)、経常利益 1,500百万円(△50.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益 800百万円(+25.4%)、1株当たり当期純利益 28.25円
    • 当四半期における業績予想の修正:なし
    • 会社予想の前提(為替等):詳細は決算短信添付資料参照(該当部分の詳細開示は本資料で限定的)
  • 予想の信頼性:第3四半期までの利益が通期予想を大きく上回る一方、会社はQ4に費用集中(番組費等)を想定しており、過去の決算予想の達成傾向に応じた判断が必要 → 過去実績との整合性は個別確認要
  • リスク要因(会社想定に準拠):
    • 加入者数の減少(継続的な会員基盤縮小リスク)
    • 番組費や放映権料等のコスト増(特に第4四半期)
    • マクロ要因(個人消費、国際的通商リスク等)
    • M&Aやグループ再編に伴うのれん・統合リスク(直近はcinra買収によりのれん計上)

重要な注記

  • 会計方針の変更:なし
  • 連結範囲の変更:当第3四半期連結会計期間において、㈱cinraの全株式を取得し連結に含めたことにより、のれん297百万円が発生(メモ)。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(CF明細は非開示)。
  • 公認会計士等によるレビュー:無

(注)

  • 開示にない項目は「–」と表記。
  • 数値は原資料(2026年3月期 第3四半期決算短信〔連結〕)より抜粋。単位は特に記載のない場合「百万円」。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4839
企業名 WOWOW
URL http://www.wowow.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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