2025年10月期第3四半期 決算短信〔IFRS〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:上振れ(会社は本日、通期業績予想および配当予想を上方修正して開示)。Q3累計および通期見通しともに想定より良好。
  • 業績の方向性:増収増益(増収53.0%、営業利益537.1%増:継続事業ベース)。
  • 注目すべき変化:メディア事業の大幅拡大(リーガルメディア売上72.3%増、同営業利益154.3%増)により、グループ業績が大幅改善。HR事業は黒字化に転換(セグメント利益50,135千円)。
  • 今後の見通し:通期予想に対する進捗率は高く、売上進捗77.2%、営業利益進捗85.6%、親会社帰属当期利益進捗88.8%で、現時点では通期予想達成可能性は高いと判断される(会社は既に通期予想を上方修正)。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社アシロ
    • 主要事業分野:メディア事業(リーガルメディア「ベンナビ」等、転職メディア「キャリズム」等)、HR事業(人材紹介等)、保険事業(弁護士費用保険等)
    • 代表者名:代表取締役社長 中山 博登
    • URL:https://asiro.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年9月12日
    • 対象会計期間:2025年10月期 第3四半期累計(2024年11月1日~2025年7月31日)
    • 決算説明資料作成:有、決算説明会開催:有
  • セグメント:
    • メディア事業:リーガルメディア(弁護士向け等)および派生メディア(転職メディア「キャリズム」等)
    • HR事業:有料職業紹介等(ただし一部の人材派遣事業は2025/4で非継続化)
    • 保険事業:弁護士費用保険等(アシロ少額短期保険)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):7,380,568株(第3Q末)
    • 期末自己株式数:90,619株(第3Q末)
    • 期中平均株式数(四半期累計):7,283,296株
  • 今後の予定:
    • 次回決算発表等:–(本資料参照の上、会社IRを確認)
    • 株主総会/IRイベント等:決算説明会あり(詳細は会社案内)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(単位:百万円=百万円四捨五入、会社が示す通期予想に対する進捗)
    • 売上収益:実績(第3Q累計)5,046 百万円、通期予想 6,541 百万円、達成率 77.2%
    • 営業利益:実績 1,179 百万円、通期予想 1,378 百万円、達成率 85.6%
    • 親会社に帰属する当期利益:実績 815 百万円、通期予想 919 百万円、達成率 88.8%
  • サプライズの要因:
    • 主力のメディア事業が想定以上に伸長(リーガルメディアの掲載枠・顧客増、派生メディアの問合せ増加)
    • HR事業が効率化により黒字化
    • 非継続事業(人材派遣)売却に伴う会計整理(非継続事業を除いた継続事業ベースで開示)
  • 通期への影響:
    • 会社は既に通期業績予想を上方修正しており、Q3時点での進捗・キャッシュ創出力から通期予想達成の可能性は高いと見える。ただし広告マーケットや新保険商品の販売進捗が鍵。

財務指標

  • 財務諸表(要点)
    • 資産合計:4,622,269 千円(前期末 4,061,536 千円)
    • 資本合計:2,938,799 千円(前期末 2,296,051 千円)
    • 親会社の所有者に帰属する持分:2,921,147 千円(親会社所有者帰属持分比率 63.2%:安定水準)
    • 現金及び現金同等物:2,237,165 千円(前期末比 +640,695 千円)
  • 収益性(第3Q累計 vs 前年同期間)
    • 売上収益:5,046,305 千円(前年同期 3,298,264 千円、+53.0% / +1,748,041 千円)
    • 営業利益:1,179,490 千円(前年同期 185,149 千円、+537.1%)
    • 税引前四半期利益:1,174,733 千円(前年同期 177,273 千円、+562.7%)
    • 四半期利益:794,282 千円(前年同期 △30,582 千円 → 大幅改善)
    • 親会社帰属四半期利益(EPS算出ベース):815,414 千円(前年同期 △22,657 千円)
    • 1株当たり利益(基本):111.96 円(前年同期 △3.13 円)
  • 収益性指標(会社予想ベースで算出)
    • ROE(参考、会社通期予想ベース):約35.4%(計算根拠:通期予想親会社帰属当期利益919,000千円 ÷ 親会社持分平均 約2,599,139千円)→ 非常に高水準(目安:8%以上良好)
    • ROA(参考):約21.2%(通期予想当期利益 ÷ 総資産平均)→ 高水準(目安:5%以上で良好)
    • 営業利益率(第3Q累計):1,179,490 / 5,046,305 = 23.4%(業種比で高い水準)
  • 進捗率分析(第3Q累計→通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:77.2%(通常の3Q進捗としては高め)
    • 営業利益進捗率:85.6%(非常に好調)
    • 純利益進捗率:88.8%
    • 過去同期間との比較:前年は大幅な赤字影響があり比較は限定的だが、改善トレンドは明確
  • キャッシュフロー
    • 営業CF:1,027,109 千円(前年同期 409,558 千円、増加:好転)
    • 投資CF:△46,819 千円(前年同期 △8,706 千円)
    • 財務CF:△339,595 千円(前年同期 △265,701 千円、配当支払等)
    • フリーCF(簡易):営業CF − 投資CF = 約 980,290 千円(+好感)
    • 営業CF/親会社帰属当期利益比率:1,027,109 / 815,414 ≈ 1.26(目安1.0以上で健全)
    • 現金同等物残高:2,237,165 千円(前期末比 +640,695 千円)
  • 四半期推移(QoQ の主な点)
    • 第3四半期単期間(5-7月):売上 1,702,405 千円(前年同四半期 1,195,351 千円)、営業利益 328,552 千円(前年同期 184,580 千円)→ QoQ/季節性はあるが継続的成長を確認
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:親会社所有者帰属持分比率 63.2%(安定水準:目安 40%以上)
    • 流動比率(概算):流動資産 3,110,514 / 流動負債 1,417,076 = 219.5%(良好)
    • 負債動向:非流動負債の減少(社債・借入金、リース負債の減少)により負債圧縮
  • 効率性

特別損益・一時的要因

  • 非継続事業関連:ヒトタスの全株式譲渡(2025/4/30)により、人材派遣事業を非継続事業に分類。非継続事業の売却益等が含まれる(当第3Q累計の非継続事業からの四半期利益:39,944 千円、子会社売却益含む)。
  • 減損:当期(第3Q累計)における新たな減損計上は該当なし(前期にはのれん等の減損を計上していた)。
  • 一時的要因の影響:非継続事業の除外・売却益の影響はあるが、継続事業ベースでも大幅増益で実態は改善している。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年10月期(実績):年間合計 24.18 円
    • 2025年10月期(会社予想・修正後):年間 37.80 円(期中修正あり)
    • 中間配当(第2四半期末):0.00 円(実績)
    • 期末配当(予想):37.80 円
  • 配当性向:通期予想ベースの配当性向 = (年間配当総額 ÷ 当期純利益)→ 分母は通期予想親会社当期利益919,000千円、総配当(1株当たり37.80円 × 発行済株式数)概算で算出可能だが、株数調整等あるため:–(詳細算出は別途)
  • 株主還元方針:配当予想の上方修正を実施。自社株買い等の新規開示はなし(現時点)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動による支出の主な項目):
    • 有形固定資産取得:4,792 千円(第3Q累計)
    • 無形資産の取得:14,400 千円(第3Q累計)
    • 貸付金等:貸付け支出 43,963 千円(主にヒトタス株式取得資金の貸付等)
  • 減価償却費:第3Q累計で約108,886 千円(損益計算書ベース)
  • 研究開発(R&D):明確なR&D費の内訳は記載なし(–)

受注・在庫状況

  • 該当情報:該当記載なし(–)

セグメント別情報

  • メディア事業(主力)
    • 売上収益:4,755,276 千円(前年同期比 +53.3%)
    • セグメント利益:1,585,669 千円(前年同期比 +134.0%)
    • リーガルメディア:売上 2,906,202 千円(+72.3%)、営業利益 1,208,647 千円(+154.3%)
    • 派生メディア:売上 1,849,075 千円(+30.6%)、営業利益 377,022 千円(+86.3%)
    • KPI:掲載枠数 3,498枠(前年同月比 +21.7%)、掲載顧客数 1,196件(+8.0%)、転職メディア「キャリズム」問合せ数 81,806件(+23.2%)
  • HR事業
    • 売上収益:238,660 千円(+72.2%)
    • セグメント利益:50,135 千円(前年同期は103,109 千円の損失)→ 黒字化
    • 非継続事業(人材派遣=ヒトタス)は譲渡により除外表示
  • 保険事業
    • 売上収益:52,368 千円(前年同期比 △8.4%)
    • セグメント損失:△100,807 千円(前年同期 △103,008 千円)→ 赤字継続。新商品を2025/7/1から法人向けで開始したが、本格販売は来期見込み。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:売上収益 55億円、営業利益 11億円を目標(成長投資期→利益創出期間へ)
  • 進捗:当期の通期修正予想(6,541 百万円売上、13.78億の営業利益? 実数は1,378 百万円)が中期目標と整合(通期見通しは中期目標と整合的に達成可能レンジ)。メディア事業の牽引で進捗良好。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:インターネット広告市場は2024年に3兆6,517億円(前年比 +9.6%)と成長継続(出所:電通「2024年日本の広告費」)。当社はこの恩恵を受けている。
  • 競合比較:同業他社との相対比較は本資料に記載なし(–)。ただしメディア中心の収益性改善は相対的優位性の示唆あり。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 直近公表から通期業績・配当予想ともに修正あり(上方修正)。
    • 会社の通期前提:広告需要の持続、HR事業の黒字化維持、新保険商品の来期本格化等。
  • 予想の信頼性:Q3までの高い進捗率と営業CFの改善により、現時点では信頼性は高いが、広告市場の変動や保険商品販売の立ち上がりに依存。
  • リスク要因:広告市場の下振れ、採用市場の変化、保険商品販売の投資対効果、為替・金利等(該当する主要リスクは会社開示を参照)。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 連結範囲の変更:有(除外 1 社=株式会社ヒトタスの売却)
  • 減損:当期は新たな減損なし(前期は複数ののれん等で減損を計上)
  • 添付資料:EBITDA・調整後EBITDAを補助指標として開示(第3Q累計 EBITDA 1,282,561 千円、調整後EBITDA 1,227,300 千円)

(注)

  • 本まとめは提供された決算短信を基にした要約であり、投資助言を目的とするものではありません。記載がない項目は「–」としました。数値は会社資料の四捨五入表示に準拠して記載しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7378
企業名 アシロ
URL https://asiro.co.jp
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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