2026年3月期 第3四半期決算短信 [日本基準](連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:第3四半期累計の業績好調により、会社は通期業績予想を上方修正(売上高+2,000百万円、営業利益+1,000百万円、経常利益+2,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益+1,000百万円)。市場予想は本資料に記載なし(–)。
- 業績の方向性:増収増益(累計:売上高+12.0%、営業利益+5.1%、経常利益+20.5%、親会社株主に帰属する四半期純利益+14.3%)。
- 注目すべき変化:アジア・ヨーロッパでのM&A(ユーヤンサン・インターナショナル社、モノ社等)の連結化と、アジアセグメントの売上・利益の大幅拡大(売上+32.9%、セグメント利益+26.3%)。一方、欧州は売上増も原価率上昇でセグメント利益は大幅減(△40.4%)。
- 今後の見通し:通期予想は2/12付で上方修正済み。為替前提は1ドル=150円、1元=20.82円。第3四半期までの進捗では売上高進捗率約74%、営業利益進捗率約83%、純利益進捗率約86%と高めの進捗で、修正後予想の達成可能性は高い見込み。ただし為替・原材料・サプライチェーン等の外部要因リスクは継続。
- 投資家への示唆:グループの海外M&Aが業績押上げに寄与しており、アジアでの成長が全体を牽引。だが欧州での一時的な原価上昇や国内の子会社減益もあり、地域別の差異に注意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ロート製薬株式会社
- 主要事業分野:医薬品・化粧品・スキンケア・目薬等の研究・製造・販売(国内事業および米州・欧州・アジアの現地法人・グループ会社を通じた販売)
- 代表者名:代表取締役社長 瀬木 英俊
- 上場取引所:東証
- コード:4527
- URL:https://www.rohto.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月12日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、連結・日本基準)
- 決算説明資料作成:有
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- 日本:国内向け商品の製造販売(化粧品、目薬、スキンケア、サプリ等)
- アメリカ:米国・ブラジル等の現地法人による事業(医療用消毒薬、医療用眼科等)
- ヨーロッパ:英国、ポーランド、オーストリア等の現地法人(化粧品、点眼薬等)
- アジア:中国、シンガポール、マレーシア、ベトナム等(スキンケア、目薬、シャンプー等)
- その他:上記に含まれない地域(例:オーストラリア現地法人)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):236,178,310株
- 期末自己株式数:10,213,970株
- 四半期累計平均株式数:225,964,362株
- 時価総額:–(本資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:本資料(2026/2/12)で完了
- 株主総会:–(本資料に記載なし)
- IRイベント:決算説明会実施(機関投資家・アナリスト向け)。その他のIR予定は別途公表。
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は通期。四半期累計実績との比較で進捗を算出)
- 売上高:第3Q累計 253,071百万円。通期修正予想 340,500百万円に対する進捗率 74.3%(253,071/340,500)。
- 営業利益:第3Q累計 33,575百万円。通期修正予想 40,500百万円に対する進捗率 82.9%(33,575/40,500)。
- 親会社株主に帰属する当期純利益:第3Q累計 28,279百万円。通期修正予想 33,000百万円に対する進捗率 85.7%(28,279/33,000)。
- サプライズの要因:
- アジア・アメリカで想定を上回る好調(特に東南アジア)。M&A(ユーヤンサン社、モノ社等)の連結化が売上拡大に寄与。
- 欧州では売上増加も、英国での供給業者倒産による代替調達コスト上昇が原価率を押上げ、利益を圧迫。
- 為替前提(1ドル=150円等)に基づく修正も寄与。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を上方修正済。第3Q時点の進捗は高く、修正後予想の達成可能性は高いと判断。ただし為替変動・原材料価格・サプライチェーン等は引き続きリスク。
財務指標(要点)
- 損益(第3四半期累計:2025/4/1~2025/12/31、単位:百万円)
- 売上高:253,071(前年同期比+12.0%、増加額 +27,176)
- 売上原価:110,753(前年同期 97,126)
- 売上総利益:142,317(前年同期 128,768)
- 販管費:108,742(前年同期 96,808)
- 営業利益:33,575(前年同期比+5.1%、増加額 +1,615)。営業利益率 13.3%(33,575/253,071)。
- 経常利益:39,852(前年同期比+20.5%、増加額 +6,776)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:28,279(前年同期比+14.3%、増加額 +3,535)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):125.15円(前年同期 108.46円、増)
- 財政状態(2025/12/31)
- 総資産:460,668百万円(前期末 437,039百万円、+23,629)
- 純資産:304,857百万円(前期末 280,737百万円、+24,120)
- 自己資本比率:62.3%(安定水準、目安:40%以上で安定)
- 現金及び預金:74,099百万円(前期末 77,161、△3,062)
- 有形固定資産合計:90,342百万円
- 無形固定資産(商標権等):81,302百万円(増加;M&A関連)
- 進捗率分析(通期修正予想に対する第3Q累計進捗)
- 売上高進捗率:74.3%(通常は季節性により変動。同社は通年に向けて高めの進捗)
- 営業利益進捗率:82.9%(良好)
- 純利益進捗率:85.7%(良好)
- 過去同期間との比較:前年同期比で増収増益。M&Aによる連結範囲拡大の影響大。
- キャッシュフロー:
- 流動性・安全性:
- 流動資産 223,109百万円、流動負債 109,860百万円 → 流動比率 ≈ 203%(流動性良好)
- 長期借入金が大幅減少(17,818 → 1,429百万円)一方で短期借入金が増加(7,035 → 25,032百万円)し、借入構成が短期シフト。総負債はほぼ横ばい(156,302 → 155,810百万円)。
- 自己資本比率 62.3%(安定水準)
- 効率性:
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 4百万円(当第3Q累計)
- 特別損失:投資有価証券評価損 1,091百万円(当第3Q累計)、固定資産減損は小額(16百万円 前年は16百万円計上)
- 一時的要因の影響:投資有価証券評価損は一時要因として利益を圧迫。ただし経常・営業利益は本業増収でカバー。
- 継続性の判断:評価損は市場環境に依存するため継続性は限定的。M&A関連の無形資産増加(商標権・のれん)等は中長期的影響あり。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期 実績:年間 36.00円(第2四半期 16.00円、期末 20.00円)
- 2026年3月期(予想・修正後):年間 44.00円(第2四半期 21.00円 実施済、期末予想 23.00円)
- 直近発表で配当予想の修正(増配)あり
- 配当利回り:–(株価情報がないため算出不可)
- 配当性向(予想):年間44円、1株当たり当期純利益(予想)146.04円 → 配当性向(概算)約30.1%(44/146.04、目安:安定配当)
- 株主還元方針:増配を実施。自社株買いの記載はなし。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(本資料に記載なし)
- 減価償却費:11,190百万円(前年同期 7,897百万円)
- 研究開発費(R&D):–(本資料に記載なし)
- 主な投資内容:無形固定資産(商標権)増加やM&A関連の取得が主要因(商標権増加121,666百万円の増加が資産増加に寄与)
受注・在庫状況
- 受注高・受注残高:–(該当記載なし)
- 棚卸資産(商品及び製品等):37,336百万円(前年同期 36,386 → +950百万円)
- 在庫回転日数:–(記載なし)
セグメント別情報
- セグメント売上高/セグメント利益(第3Q累計、百万円)
- 日本:売上 126,677(前年同期比+0.3%)、セグメント利益 17,963(△2.8%)
- コメント:国内は「ロートV5」「肌ラボ」「目薬」等が好調。連結子会社の減益が利益を抑制。
- アメリカ:売上 15,554(+2.7%)、セグメント利益 1,017(△6.2%)
- コメント:医療用消毒薬等が好調だが販管費の増加で減益。
- ヨーロッパ:売上 17,165(+28.0%)、セグメント利益 579(△40.4%)
- コメント:売上はダクス等の好調やM&Aで増加。だが英国での容器供給業者倒産による生産減・代替コスト増で原価率上昇。
- アジア:売上 91,087(+32.9%)、セグメント利益 13,283(+26.3%)
- コメント:東南アジア(ベトナム、インドネシア等)好調。ユーヤンサン社の連結化が寄与。
- 地域別の特徴:アジアが成長ドライバー、欧州は売上伸長だが利益面での課題あり。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:2025~2035の中長期成長戦略を公表済。今回のM&Aや海外拡大は当該成長戦略と整合。
- KPI達成状況:売上成長・海外シェア拡大の観点ではアジア・欧州の拡大が進展。ただし地域別の収益性改善が今後の課題。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:本資料に同業他社比較は無し(–)。
- 市場動向:国内は訪日需要やインバウンドが追い風も、消費は力強さ欠く。海外は米国の金融政策・中国の回復遅れ等で不確実性あり。原材料・資材価格や為替の変動が業績に影響。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期修正(2026/3期):売上 340,500百万円(前期比+10.3%)、営業利益 40,500百万円(+5.9%)、経常利益 46,500百万円(+17.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益 33,000百万円(+7.0%)、1株当たり当期純利益 146.04円。
- 前回予想(A)からの修正幅:売上+2,000百万円、営業利益+1,000百万円、経常利益+2,500百万円、当期純利益+1,000百万円。
- 前提為替:1ドル=150円、1元=20.82円。
- 予想の信頼性:第3Qまでの高い進捗とM&A効果から達成可能性は高いが、為替・原材料・供給制約等の外部要因がリスク。
- リスク要因:為替変動(ドル・人民元)、原材料価格上昇、供給網の混乱(サプライヤー倒産等)、各国の規制動向、M&A後の統合リスク。
重要な注記
- 会計方針の変更:該当なし(会計基準等の改正や見積り変更は無)。
- 連結範囲の変更:第1四半期からロート・メディリュクス・ヨーロッパ社を新たに連結。ユーヤンサン・インターナショナル社、モノ社等の取得に伴う暫定的会計処理の確定を実施(のれん等の見直しあり)。
- その他:
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない。
- 減価償却費・のれん償却額ともに増加(減価償却費 11,190百万円、のれん償却 1,519百万円)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4527 |
| 企業名 | ロート製薬 |
| URL | http://www.rohto.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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