2026年5月期 第1四半期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 建設事業の利益率が大幅に改善しており(完成工事総利益率 前期1Q 6.8% → 今期1Q 11.8%)、中期経営計画(Innovation2024)の計画を上回る見通し。下期に向けて不動産の大型売却・仕入も順調に推移。
- 業績ハイライト: 第1四半期(2025/6/1–2025/8/31)
- 売上高 7,421 百万円(前年同期比 △3.5%:やや減少)
- 営業利益 430 百万円(前年同期比 △23.7%:減益)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益 283 百万円(前年同期比 △22.5%:減益)
- 建設事業の利益率大幅改善(完成工事総利益率 6.8% → 11.8%:良い)
- 戦略の方向性: 造注方式(自ら土地企画→売却→建設受注)を中心に収益性の高い案件比率を高める。再開発・超高層案件や下期の不動産売却で収益確保。人材確保・コストマネジメント・M&Aも想定。
- 注目材料: 受注残高326億円(下期以降の収益源として評価)、不動産事業で計画通り土地転売2件成約、建設資材価格は2025年に再上昇(リスク)。
- 一言評価: 建設事業の収益性回復が最大のポジティブだが、不動産売却タイミング依存と建設コスト上昇が見通しの不確実性要因。
基本情報
- 企業概要: ファーストコーポレーション株式会社、主要事業は分譲マンション向けの総合建設業(造注方式によるマンション用地の仕入→企画→売却→建設請負)および不動産開発・販売・保有。代表者:代表取締役社長 中村 利秋。
- 説明者: 発表資料に代表取締役社長 中村 利秋 の記載あり。発言概要(資料ベース):第1四半期は建設事業で利益率改善、不動産は計画的に土地売却を進行、中期計画を上回る見通しを強調。
- セグメント:
- 建設事業:分譲マンション等の工事受注・施工(主に1都3県、RC工法中心)。
- 不動産事業:マンション用地・事業用地の仕入、企画・開発・販売、投資用不動産の開発・保有・販売。
業績サマリー
- 主要指標(第1四半期:百万円または注記)
- 売上高:7,421 百万円(前年同期比 △3.5% → 注意:減少)
- 営業利益:430 百万円(前年同期比 △23.7% → 注意:減益) 営業利益率:5.8%(前年同期 7.3%)
- 経常利益:427 百万円(前年同期比 △22.9%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:283 百万円(前年同期比 △22.5%)
- 1株当たり利益(EPS):資料では通期の数値のみ記載(2025/5期 実績 1株当たり当期純利益 139.74円、2026/5期 予想 146.42円)。第1四半期のEPSは資料非開示 → –(省略)
- 予想との比較:
- 会社(通期)予想に対する達成率(第1四半期→通期予想との比較)
- 売上:7,421 / 40,000 = 約18.6%(進捗:低め。目安25%に対して遅れ)
- 営業利益:430 / 2,800 = 約15.4%(同上:遅れ)
- 純利益:283 / 1,750 = 約16.2%(同上:遅れ)
- 四半期ベースでの「サプライズ」は特になし。構成要素では不動産の売上(計画通りの土地転売)や建設事業の利益率改善が注目点。
- 進捗状況:
- 通期予想に対する進捗率(上記) 売上約18.6%、営業利益約15.4%、純利益約16.2%(25%を基準とすると進捗は遅めである点は注意)。
- 中期経営計画(Innovation2024)に対する達成率:資料は計画値比較を掲載。2025/5期は計画上振れ、2026/5期も計画値を上回る見通しとコメント。
- 過去同時期比較:売上は前期比 △3.5%、営業利益率は低下(7.3%→5.8%)。
- セグメント別状況(第1四半期:百万円)
- 建設事業:売上高 5,726、セグメント利益(営業利益)657、セグメント利益率 11.5%(前年同期 6.4% → 良い)。2026年通期計画売上 22,300 に対する進捗率 売上で25.7%(良好)。
- 不動産事業:売上高 1,645、セグメント利益 76、セグメント利益率 4.6%(前年同期 23.0% → 大幅悪化)。通期計画売上 17,400 に対する進捗率 9.5%(事業用地売却は計画通り推移と記載)。
業績の背景分析
- 業績概要: 建設事業の完成工事総利益が大きく改善(完成工事総利益 372 → 675 百万円、同率 6.8% → 11.8%)、これが収益柱。反面、共同事業収入(共同事業収入が前期に大規模案件引渡で高かった反動)や一部不動産セグメントの利益押し下げで全体では減収減益。
- 増減要因:
- 増収要因:完成工事高の増加(5,494 → 5,726 百万円、+4.2%)および不動産売上の一部(前期比で変動有り)。
- 減収要因:共同事業収入が大幅減(1,907 → 120 百万円、△93.7%)が売上全体を押し下げ。
- 増益要因:建設の粗利率改善(造注方式や一般受注の利益率回復)。
- 減益要因:共同事業収入の反動減および販管費比率の上昇(販管費自体はほぼ変わらずだが売上比では上昇)。
- 一時的要因:前期の大型共同案件引渡の影響(ベースの違い)。
- 競争環境: 分譲マンション市場は首都圏で依然高値・供給は堅調だが着工戸数減少傾向、建設コスト上昇と人手不足が継続的な制約。ファースト社は造注方式等で差別化を図ることでシェア拡大余地を主張。
- リスク要因: 建設資材価格の再上昇(資料:建設資材価格指数は2025年に上昇)、人件費・施工人員不足、金利上昇による住宅需要低下、不動産売却タイミングのずれ、PJ資金調達リスク。
戦略と施策
- 現在の戦略: 中期経営計画 Innovation2024 に基づき、(1)造注方式による高収益案件獲得、(2)不動産の仕入→企画→下期売却での利益確保、(3)再開発・超高層案件の獲得、(4)人材確保・M&Aや業務提携による施工力強化、(5)コストマネジメントによる収益改善。
- 進行中の施策: 造注方式案件の増加、一般受注の利益率改善、下期に向けた大型案件の仕入(不動産)を実施。受注残高326億円で下期以降の準備が進む。
- セグメント別施策:
- 建設事業:新免震工法等の技術開発、施工品質の均一化・効率化、施工人員確保(業務提携・M&A検討)。
- 不動産事業:事業用地の計画的売却、大型案件の仕入強化、自社開発(賃貸マンション、ホテル等)の推進。
- 新たな取り組み: ウェルビーイング・シティ構想、サステナビリティ関連(CO2削減、循環型社会取組)の強化(詳細は別章)。
将来予測と見通し
- 業績予想(2026年5月期 通期、百万円)
- 売上高 40,000(前期比 △7.4%:減収見込み。理由:前期に大口不動産売却があったため)
- 営業利益 2,800(前期比 +8.5%:増益、営業利益率 7.0%)
- 経常利益 2,530(前期比 +2.1%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益 1,750(前期比 +4.8%)
- 予想の前提条件(資料より推定): 不動産大口売却の期ずれを織り込む見込み、建設コストは高止まりだが利益率の高い案件比率増で吸収。為替等の明示はなし → 為替・金利は不記載のため不確実性あり。
- 予想の根拠と経営陣の自信度: 中期計画を上回る見通しと明記(経営陣はやや強気〜中立)。ただし通期進捗の第1四半期比(売上約18.6%)は目標比で遅れのため、下期の不動産売却や引渡が重要。
- 予想修正: 第1四半期発表時点で通期予想の修正はなし(修正有無:なし)。
- 中長期計画とKPI進捗:
- Innovation2024:2025年実績は計画上振れ、2026年も計画値を上回る見込み(資料掲載の計画値と実績/予想の表を参照)。
- 売上高目標等:計画値(例:2027年売上計画 40,000、営業利益 2,950 等)に対して2026年予想は概ね到達見込み。
- 予想の信頼性: 過去(計画初年度)は不動産好調で計画上振れ、直近は計画達成に向けた記述あり。だが不動産売却のタイミング依存が高く、不確実性あり。
- マクロ経済の影響: 建設資材価格・労務費の上昇、住宅ローン金利上昇(マイナス金利解除以降上昇だが依然低金利との記述)、地価上昇がマンション販売価格押上げ。いずれも収益性と需要に影響を及ぼすリスク/好材料。
配当と株主還元
- 配当方針: 期末配当と株主優待を基本に、連結配当性向30%以上を目安に内部留保等を勘案し決定。機動的に自己株式取得も検討。
- 配当実績 / 予想:
- 2025/5期 実績:当期純利益 1,669 百万円、1株当たり当期純利益 139.74円、期末配当 42円、配当金総額 533 百万円、配当性向 30.1%。
- 2026/5期 予想:当期純利益 1,750 百万円、1株当たり当期純利益 146.42円、期末配当 44円、配当金総額 558 百万円、配当性向 30.1%。
- 期末配当増配予想(42円 → 44円):増配(良い)。
- 特別配当: なし(資料記載なし)。
- その他株主還元: 株主優待(保有株数・継続保有期間に応じたクオカード:500株以上等)、機動的な自社株買い方針(必要に応じて実施)。
製品やサービス
- 主要製品/サービス: 分譲マンション向けの施工受託(造注方式を含む)、不動産用地の仕入・企画・販売、自社開発(賃貸マンション・ホテル等)、再開発事業。
- 販売状況: 首都圏中心に多数の施工プロジェクト継続(受注残高 326億円)。不動産は計画通り土地転売2件成約、下期に向け大型案件仕入を進行中。
- 協業・提携: 資料に具体的な新規協業の明示は少ないが、共同事業(分譲案件)で他社と協業実績あり。今後も業務提携・M&Aを検討。
- 成長ドライバー: 造注方式による高利益率化、再開発・超高層案件受注、下期の不動産売却、サステナビリティやウェルビーイング・シティ施策による差別化。
Q&Aハイライト
- Q&Aセッションの詳細は資料に記載なし → 重要なやり取りは資料内に非掲載。
- 経営陣の姿勢:資料からは「計画超過見込み」「建設事業の利益率改善」を強調する姿勢(強気〜中立)。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 中立〜やや強気。中期計画を上回る見通しを示している一方、第1四半期の通期進捗は25%目標に対して遅れがあるため慎重さも窺える。
- 表現の変化: 前期説明会に比べて「収益性回復」を強調(前期の大口不動産売却の反動を説明)。
- 重視している話題: 建設事業の利益率改善、不動産の計画的売却、受注残高の確保(326億円)。
- 回避している話題: 第1四半期での通期進捗遅れに関する詳細な補足説明やQ1単体のEPS・具体的なリスク感度試算は明示なし。
投資判断のポイント(資料に基づく整理)
- ポジティブ要因:
- 建設事業の粗利率改善(完成工事総利益率 6.8% → 11.8%)。
- 受注残高 326億円(下期以降の収益支援)。
- 中期計画(Innovation2024)を上回る見通し(過去の実績で達成)。
- 配当方針は連結配当性向30%以上、配当は増配予想(42円→44円)。
- ネガティブ要因:
- 通期ベース売上は前期比で減少見込み(40,000百万円、△7.4%)—前期の大口不動産売却の反動。
- 共同事業収入の反動減が第1四半期に大きく影響(前年同期比大幅減)。
- 建設資材価格・人件費上昇、住宅ローン金利上昇、労務不足などコスト面の上振れリスク。
- 不動産売却タイミング依存の収益構造(タイミングずれで利益認識が変動)。
- 不確実性: 建設資材価格の推移、下期の不動産売却スケジュール、金利動向、景気の変動。
- 注目すべきカタリスト:
- 下期の大型不動産売却(決済・引渡)とその利益計上時期。
- 主要受注案件の引渡完了・売上計上(BrilliaTower千葉等大型案件の進捗)。
- 中期計画に沿ったM&Aや業務提携発表、自己株式取得の実施。
重要な注記
- リスク要因: 資料末尾の注意事項にて将来情報は仮説・前提に依存し変更の可能性がある旨の一般的な注意喚起あり。
- その他: 期中の不動産取引(仕入・売却)状況や保有不動産一覧を提示(八王子、渋谷、千葉、福岡など複数案件)。配当基準日は毎年11月30日。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 1430 |
| 企業名 | ファーストコーポレーション |
| URL | http://1st-corp.com/index.html |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 建設業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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