2026年3月期中間期決算説明会 (2025年4月~9月)

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 上期は全地域で増収、特にアジア・欧州が牽引。下期も順調に推移すると見込み、通期予想を上方修正し22期連続増配を継続予定(期末配当を1円増額、年間43円、配当性向30.4%)。(管理層の示すポイント:成長継続・株主還元維持)
  • 業績ハイライト: 売上高164,257百万円(前年同期比+18.1%:良い)、営業利益19,317百万円(同+8.6%:良い)、経常利益24,609百万円(同+32.4%:良い)、親会社株主に帰属する当期純利益17,652百万円(同+36.6%:良い)。EBITDAは27,395百万円(同+23.2%:良い)。
  • 戦略の方向性: コア(アイケア・スキンケア)のグローバル展開強化、Obagi(日本商標)の取得によるチャネル拡大、メディカル/再生医療への先行投資、フィトサイエンス等の新製品投入。人的資本・働き方改革にも注力。
  • 注目材料: 日本における「Obagi」商標取得(取得金額82.5百万US$=約124億円)により、クリニック含む全チャネルでの展開が可能に。EYS/Mono等のM&Aによる連結効果と、EYSののれん償却等コスト発生(のれん償却7.7億円、無形償却4.4億円)。通期業績の上方修正(売上+40億円、営業利益+5億円等)。
  • 一言評価: 増収基調と配当継続を示した「成長継続+株主還元維持」の決算(好材料多いが、買収関連減価償却や為替のマイナスが下押し要因)。

基本情報

  • 企業概要: ロート製薬株式会社(Rohto Pharmaceutical Co., Ltd.)
    • 主要事業分野:セルフケア(アイケア、スキンケア、内服・食品等)、メディカル(医療用薬品、再生医療等)、海外事業(アジア、米州、欧州等)。
    • 代表者名:代表取締役社長 瀬木 英俊(発表スライド上の代表者)
      (資料に具体開催日時・形式の明示なし)
  • 説明者: 副社長 兼 CFO 斉藤 雅也(中間実績担当)、代表取締役社長 瀬木 英俊(通期予想担当)。発言概要は上記エグゼクティブサマリー参照。
  • セグメント: 各事業セグメント(資料ベース)
    • 日本(国内消費:アイケア、スキンケア、内服・食品、メディカル)
    • アジア(現地生産・販売:ベトナム、インドネシア等)
    • アメリカ(ハイドロックス等子会社)
    • ヨーロッパ(DAX社、Mono等)
    • その他(ブラジル等、グループ内その他地域)
    • (注)セグメントは「日本/アジア/アメリカ/ヨーロッパ/その他」。

業績サマリー

  • 主要指標(単位:百万円)
    • 売上高:164,257 百万円(対前年+18.1%)(良い:大幅増収)
    • 営業利益:19,317 百万円(対前年+8.6%)(営業利益率 11.8%:前年同期12.8% → 稼ぐ力は増益ながら率低下)
    • 経常利益:24,609 百万円(対前年+32.4%)(良い:営業外収益増)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:17,652 百万円(対前年+36.6%)(良い)
    • EBITDA:27,395 百万円(対前年+23.2%)、EBITDAマージン 16.7%(良い)
    • 1株当たり利益(EPS):–(資料未記載)
  • 予想との比較:
    • 会社予想に対する達成率(中間→通期計画に対する進捗)
    • 売上進捗率:約49.1%(資料の進捗率表参照、概ね半期で通期の約半分を達成:良い)
    • 営業利益進捗率:約49.5%(19,317/39,000(旧)→新修正目標39,500に対して49%程度)
    • 純利益進捗率:約55.2%(17,652/32,000:やや進捗良好、ただし修正後数値依存)
    • サプライズの有無:通期予想を上方修正(8/6公表値から売上+40億円、営業利益+5億円、経常利益+10億円、純利益+5億円)。上方修正はポジティブサプライズ。
  • 進捗状況:
    • 通期予想に対する進捗(上記進捗率参照)。売上・営業利益ともに計画を上回る進捗。
    • 中期経営計画や年度目標に対する達成率:中期(Vision2030)に係るKPI進捗は明示なし(–)。
    • 過去同時期との進捗比較:前年同期比ベースで売上・利益とも増加(詳細は上記%参照)。
  • セグメント別状況(中間決算 実績:単位 百万円、対前年%)
    • 日本:売上 83,559(+2.6%)、営業利益 11,061(+12.0%) — 構成比高く安定成長(国内新製品が牽引)。良い。
    • アジア:売上 57,348(+51.3%)、営業利益 7,139(+18.3%) — 大幅増収増益(EYS連結含む、東南アジア好調)。良い。
    • アメリカ:売上 10,107(+0.6%)、営業利益 428(▲35.1%) — 売上は横ばい、販管費増で減益(為替負荷も)。注意。
    • ヨーロッパ:売上 11,538(+43.7%)、営業利益 225(▲58.2%) — 売上大幅増だが英国の供給問題等で原価率悪化し減益(注目リスク)。
    • その他(ブラジル等):売上 1,703(+2.7%)、営業利益 118(▲18.5%)。
    • 海外計(合計):80,697(+40.0%) — 海外の伸びが業績を牽引。

業績の背景分析

  • 業績概要:
    • 全地域で増収、特にアジア(ベトナム・インドネシア・ミャンマー)と欧州(DAX等)が牽引。日本は新製品(リップ、肌ラボ、ロートV5、Gyutto等)が堅調。
    • 営業利益は原価率上昇や販管費増の影響を受けつつも増益。営業外収益(受取配当金等)の計上で経常・純利益は大幅増。
  • 増減要因:
    • 増収要因:新製品投入、EYS/Mono等の連結化による売上寄与、海外市場(東南アジア、DAX、ハイドロックス)の好調。
    • 減収要因:米国の一部アイケアで為替悪化、QTP等一部子会社の減少。
    • 増益要因:売上拡大に伴う規模効果、日本のR&D費削減が寄与(研究開発費は期中で▲17.5%)。
    • 減益要因:原価率上昇(+0.9ポイント:QTP、天藤製薬、中国、インドネシア、英国の影響)、EYS・Mono取得による減価償却・人件費等で販管費増。
  • 競争環境:
    • スキンケア領域では「肌ラボ」など強いブランドを保持し海外で拡販。DAX・EYS・ハイドロックスなど現地強い企業との連結で競争力向上。ただし中国・香港市場の停滞や現地競合の存在は継続リスク。
  • リスク要因:
    • 為替:US$146.25(前期153.65)で売上に▲20.9億円、営業利益に▲1.4億円の影響(期中平均)。通期為替見通し修正(1$→148円、1元→20円)。
    • M&A関連:EYS等ののれん償却や無形資産償却、統合コストの発生。
    • サプライチェーン:英国の容器供給業者倒産による生産調整・単価上昇(欧州の原価率悪化)。
    • 市場環境:中国・香港の消費低迷、先進国の個人消費先行き不透明。
    • 開発リスク:医薬品/再生医療の治験・承認スケジュール不確実性。

戦略と施策

  • 現在の戦略(中期方針):
    • 「ロートサイエンスを進化させ、セルフケアのコア事業の収益最大化、プロフェッショナルケア基盤の構築」。
    • コア事業(アイケア・スキンケア)のグローバル展開、新分野(ヘアケア、アニマル等)の確立、技術商品力(フィトサイエンス)強化、メディカル事業(眼科・再生医療)の基盤構築。
  • 進行中の施策:
    • Obagi日本商標取得(永久的ライセンス権・販売権)により美容クリニック等チャネルへ展開。
    • マーケティング/プロモーション(SixTONES起用、万博展示等)で若年層需要喚起。
    • 新製品投入:「MOCOLA」「100%藻類由来 DHA/EPA」「Annitto(アニマル)」等。
    • 人的資本施策:「ビヨンド勤務」「コアなしフレックス」「リスキリング休職制度」等を導入。
  • セグメント別施策:
    • 日本:新製品投入とインバウンド需給回復に注力。QTPは縮小傾向。
    • アジア:ミャンマーでの輸入ライセンス回復、EYS連結効果を活かし販路拡大。
    • アメリカ:ハイドロックス等既存子会社の販促強化。
    • ヨーロッパ:Mono社の無菌生産ラインや薬事力を活かし製品展開拡大。ただし英国の供給問題対応が課題。
  • 新たな取り組み(説明会発表):
    • Obagi取得によるチャネル拡大(国内)、藻類を利用したサステナブル栄養源事業、メディカル(医療用点眼薬、再生医療)パイプライン強化。

将来予測と見通し

  • 業績予想(通期:2026年3月期・修正後)
    • 売上高:338,500 百万円(前回比 +4,000m、対前年+9.7%)
    • 営業利益:39,500 百万円(前回比 +500m、対前年+3.3%)
    • 経常利益:44,000 百万円(前回比 +1,000m、対前年+10.8%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:32,000 百万円(前回比 +500m、対前年+3.8%)
    • 前提条件(為替):ドル/円 148円、元/円 20円(修正)。
    • 予想の根拠と経営陣の自信度:上期の実績(日本・アジア・米国想定超過)と下期の順調推移見込みを反映し上方修正。経営陣は前向きに提示(自信度は中〜高のトーン)。
  • 予想修正:
    • 通期予想の修正有無:有(上方修正)。修正額(8/6公表値比):売上+40億円、営業利益+5億円、経常利益+10億円、純利益+5億円。
    • 修正の主要ドライバー:アジア(ミャンマー等の好調)+37億円、アメリカ(ハイドロックス好調)+3億円。ヨーロッパは英国の原価悪化で営業利益▲6億円の減少見込み(修正内訳)。
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • ビジョン2030「Connect for Well-being」を掲げ、コア事業拡大・新分野開拓・メディカル投資を継続。具体的な数値KPI(2030年目標等)は今回資料での進捗明示は限定的(–)。
  • 予想の信頼性:
    • 過去に通期予想の修正あり(今回も上方修正)。Q1の企業結合に係る暫定会計処理確定に伴う遡及修正が行われており、連結数値の比較には注意が必要。
  • マクロ経済の影響:
    • 為替(ドル・元)の変動が業績に直接影響(資料に売上・営業利益への影響試算あり)。また海外個人消費の弱含みや貿易政策不確実性がリスク要因。

配当と株主還元

  • 配当方針: 一時的な利益変動に左右されず、継続的・安定的に増配を実施する方針。配当性向30%台を目標(資料は配当性向30%超、DOE 3.5%以上目標)。
  • 配当実績(予定):
    • 中間配当:21円(実施)
    • 期末配当(予想):22円(1円増額予定)
    • 年間配当(予想):43円(前期比増配、配当性向30.4%)
    • 備考:22期連続増配予定(継続性を強調:良い点)。
  • 特別配当: なし(資料に記載なし)。
  • その他株主還元: 自社株買い等の記載なし(資料に記載なし)。

製品やサービス

  • 製品:
    • 主要ブランド:肌ラボ(Hadalabo)、メラノCC、ロートV5、Gyutto、プランパーリップ、Obagi(日本で商標取得)。
    • 新製品:MOCOLA(美容ドリンク)、100%藻類由来DHA/EPA、Annitto(アニマルブランド)等。
  • サービス: クリニック限定化粧品(DRX等)、医療用消毒薬(ハイドロックス)、医療用点眼薬・再生医療パイプラインなど。
  • 協業・提携: 各種連携先(例:ROH-001の提携企業等記載)、ObagiはWaldencast/OBAGIからの商標取得。
  • 成長ドライバー: 東南アジア市場、DAX社の欧州展開、ハイドロックスの米州事業、Obagiの国内チャネル拡大、医療・再生医療パイプライン。

Q&Aハイライト

  • 注記:資料にQ&Aの詳細は掲載されていないため、Q&Aハイライトは記載なし(–)。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 全体として強気〜中立(上方修正・増配継続を発表)。特にアジア・日本の事業については自信を示す表現が多い。
  • 表現の変化: 前回説明会(8/6発表)から通期上方修正を行っており、業績見通しに前向きな変化。
  • 重視している話題: 海外(アジア拡大)、Obagi取得、メディカル・再生医療投資、人的資本(働き方改革)、株主還元。
  • 回避している話題: Q&A非掲載のため、詳細な懸念点(例えば個別の市場の下押し要因等)への深堀りは資料上では限定的。

投資判断のポイント(助言は行わず、判断材料の整理)

  • ポジティブ要因:
    • 全地域増収(特にアジア・欧州の大幅増)、EBITDA拡大。
    • Obagi取得による国内チャネル拡大(美容クリニック等)。
    • 配当の増配継続(22期連続増配)と明確な株主還元方針。
    • 医療用パイプライン、再生医療分野の中長期成長余地。
  • ネガティブ要因:
    • 為替のマイナス影響が一定額存在(売上▲20.9億円、営業利益▲1.4億円の期中影響)。
    • M&A後の減価償却・人件費増(EYS・Mono等)が販管費を押し上げる。
    • 英国の供給問題など一時的だが利益率を圧迫する実例。
    • 中国・香港の市場環境の不透明感。
  • 不確実性:
    • 医薬品/再生医療の開発スケジュール・承認リスク。
    • 為替および地域別消費の先行き。
  • 注目すべきカタリスト:
    • Obagiの日本での展開進捗(チャネル拡大の実績)。
    • EYS/Mono統合後ののれん償却影響の収束状況とシナジー実現。
    • 医薬パイプライン(ROH-001等)の臨床進捗・承認。
    • 四半期ごとの為替動向と海外業績(特にアジア・欧州)。

重要な注記

  • 会計方針: 2025年度Q1の企業結合に係る暫定的会計処理の確定を反映した遡及修正後の数値を使用しているため、前年比較・対前年(%)は遡及修正後の数値で算出されている点に留意。
  • リスク要因: 資料内で指摘のあった為替、供給サプライヤーの倒産等(英国)、M&Aの統合コスト等は特記事項として注記済み。
  • その他: 本資料は将来見通しを含むが、前提の変更等により予告なく変更される可能性がある旨の免責記載あり。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4527
企業名 ロート製薬
URL http://www.rohto.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 医薬品 – 医薬品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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