2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正は無し。第3四半期累計は会社予想との明確な上振れ/下振れの開示はなしだが、営業利益・純利益は前年同期を大きく上回る(営業利益 +27.3%、親会社株主に帰属する四半期純利益 +38.8%)。総じて予想どおりの範囲内で着地しているとみられる。
  • 業績の方向性:売上高は前年同期比で減収(▲1.5%)だが、営業利益・経常利益・純利益は増益(営業利益 +27.3% 等)=減収増益。
  • 注目すべき変化:利益率改善が顕著。売上は微減だが、コスト管理や国内部門の収益改善により営業利益が大幅増加。前年同期に計上された子会社での送金詐欺損失(40百万円)が無かったことも純利益改善に寄与。
  • 今後の見通し:通期業績予想(通期売上 52,000百万円、営業利益 3,100百万円 等)は据え置き。第3四半期時点での進捗は売上 74.2%、営業利益 87.6%、親会社株主に帰属する当期純利益 88.3% と高進捗で、通期達成の可能性は高いが、国際貨物の停滞やエネルギー費用、労務規制(2024年問題)等の外部リスクは残る。
  • 投資家への示唆:利益面は改善基調(収益性の回復)が確認できる一方で、通期配当予想は前年から減額(前年実績 34円 → 2024年予想 合計18円)と株主還元は縮小。国内部門の収益安定性と国際部門の回復見通し、及び運転資金や借入増加の状況を注視すべき。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:カンダホールディングス株式会社
    • 主要事業分野:物流事業(国内物流および国際物流等)。国内での運輸・物流サービス提供、M&A等による事業拡大を実施。
    • 代表者名:代表取締役社長 原島 藤壽
    • 上場コード:9059(東証)
    • URL:https://www.kanda-web.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2024年2月2日(四半期決算短信発表日)
    • 対象会計期間:2024年3月期 第3四半期累計(2023年4月1日〜2023年12月31日)
    • 四半期決算補足説明資料:無
    • 四半期決算説明会:無
  • セグメント:
    • 国内部門:国内貨物輸送・物流サービス。新規営業、既存取引の拡大、M&A、適正運賃確保が寄与して増収増益。
    • 国際部門:国際貨物輸送。荷動き停滞により減収減益(特需の反動含む)。
    • (詳細なセグメント別数値は開示資料に記載が無いため省略)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):23,308,720株(2024年3月期3Q)
    • 期末自己株式数:1,883,098株(2024年3月期3Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計):21,480,532株(2024年3月期3Q)
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
    • 備考:2023年7月1日付で1→2株の株式分割を実施。1株当たり数値は分割調整済。
  • 今後の予定:
    • 四半期報告書提出予定日:2024年2月14日
    • 株主総会、IRイベント等:–(資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想との比較:通期は修正無し)
    • 売上高(第3四半期累計):38,586百万円(前年同期比 ▲1.5%)。会社の通期予想 52,000百万円に対する進捗率 74.2%。
    • 営業利益(第3四半期累計):2,715百万円(前年同期比 +27.3%)。通期予想 3,100百万円に対する進捗率 87.6%。
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,809百万円(前年同期比 +38.8%)。通期予想 2,050百万円に対する進捗率 88.3%。
  • サプライズの要因:
    • 国内部門:新規受注や既存顧客の拡大、燃料・調達コスト上昇を反映した適正運賃の確保により収益性が改善。
    • 国際部門:荷動き停滞で売上減だが、全体として営業利益は改善。前年に発生した子会社の送金詐欺損失(40百万円)が解消されたことが純利益改善に影響。
    • 特別損益:当期の特別損失は19百万円(固定資産除売却損等、為替換算調整勘定取崩 11百万円)。前期は送金詐欺損失等があり前年比較で有利な面あり。
  • 通期への影響:
    • 第3四半期時点で利益進捗率が高く、通期予想達成の可能性は高いと判断される(ただし国際需要やエネルギー費用、労務規制等のリスクあり)。会社は通期予想の修正を行っていない。

財務指標

  • 財務諸表(要点)
    • 総資産:46,430百万円(前期末42,306百万円、+4,124百万円)
    • 純資産:23,495百万円(前期末22,033百万円、+1,462百万円)
    • 自己資本比率:50.6%(前期 52.1% → 1.5pt低下)(50%以上:安定水準)
  • 収益性(第3四半期累計および前年同期間比較)
    • 売上高:38,586百万円(前年同期 39,184百万円、▲1.5%/▲598百万円)
    • 営業利益:2,715百万円(前年同期 2,133百万円、+27.3%/+582百万円)
    • 経常利益:2,797百万円(前年同期 2,188百万円、+27.9%/+609百万円)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,809百万円(前年同期 1,303百万円、+38.8%/+506百万円)
    • 1株当たり四半期純利益(累計):84.25円(前年同期 60.57円)
  • 収益性指標(通期予想ベース)
    • ROE(通期予想純利益/期末自己資本(参考)を単純換算):約8.7%(2,050/23,487)→ 8%超で良好水準の目安に接近
    • ROA(通期予想純利益/総資産):約4.4%(2,050/46,430)→ 5%未満で目安よりやや低め
    • 営業利益率(通期予想):約6.0%(3,100/52,000)。第3四半期累計は約7.0%(2,715/38,586)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計の進捗)
    • 売上高進捗率:74.2%(通常期よりやや進捗高め)
    • 営業利益進捗率:87.6%(高進捗)
    • 純利益進捗率:88.3%(高進捗)
    • 過去同期間との比較:前年同期は営業収益が増収だったが、営業利益・純利益は今回の方が上振れ。前年の特殊損失影響があるため単純比較は注意。
  • キャッシュフロー:資料に詳細なCF計数の記載が無いため省略(–)。
    • ただし、現金及び預金は7,293百万円(前期末6,210百万円、+1,083百万円)と増加している。
  • 四半期推移(QoQ):第3四半期単独の詳細数値は開示資料の累計値のみのため省略(–)。季節性に関する言及:通期の季節性は業種特性あり(物流)だが詳細定量データは無し。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率 50.6%(安定水準)
    • 流動負債 15,329百万円、固定負債 7,605百万円。長期借入金は4,227百万円に増加(前期 2,574百万円)、短期借入金は3,643百万円。
    • 負債比率・流動比率の具体値は資料穴埋めのため省略(–)。
  • 効率性:総資産回転率や売上高営業利益率の詳細推移はデータ不足のため省略(–)。
  • セグメント別:国内部門は増収増益、国際部門は減収減益(具体数値は未開示)。

特別損益・一時的要因

  • 当第3四半期の特別利益:固定資産売却益 12百万円
  • 当第3四半期の特別損失:合計 19百万円(固定資産除売却損 7百万円、為替換算調整勘定取崩 11百万円 等)
  • 前年同期の特別損失:子会社における送金詐欺損失 40百万円(前年に計上)
  • 一時的要因の影響:前年の送金詐欺損失が今回は発生しておらず、これが前年比較で純利益改善に影響。一方、為替関連の調整は発生しており継続リスクあり。
  • 継続性の判断:為替損益や固定資産売却損益は非反復性の可能性が高く、通常業績の評価は特別損益を除いた営業利益ベースで行うべき。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2023年3月期:中間 17.00円、期末 17.00円、年間合計 34.00円(株式分割前調整済)
    • 2024年3月期(実績/予想):第2四半期末(中間) 9.50円(内訳:普通配当8.5円+80周年記念配当1円)、期末予想 8.50円、年間合計予想 18.00円
    • 直近発表からの配当予想修正:無
  • 配当利回り:–(株価情報が資料に無いため算出不可)
  • 配当性向(会社予想ベース):約18.9%(配当18.0円/予想EPS95.24円)→ 目安として保守的な還元水準
  • 特別配当:中間に80周年記念配当1円を含む(既に反映)
  • 株主還元方針:自社株買いに関する記載無し(–)

設備投資・研究開発

  • 主な投資内容:建物・構築物、土地が増加(建物及び構築物(純額)9,669百万円、土地12,212百万円)→ 設備投資・土地取得の増加が示唆されるが詳細は注記参照。
  • 減価償却費:資料に明記なし(–)
  • 研究開発費:記載なし(–)

受注・在庫状況

  • 受注状況:資料に受注高・受注残高の記載無し(–)
  • 在庫状況:棚卸資産 153百万円(前期 127百万円、増加)。在庫回転日数等は記載無し(–)

セグメント別情報

  • セグメント別状況(定性的)
    • 国内部門:新規営業・既存取引拡大、M&A、運賃改定等で増収増益。
    • 国際部門:国際貨物の荷動き停滞で減収減益。特需の反動が継続。
  • 前年同期比較:国内が堅調、国際が弱含みで全体は減収だが利益改善。
  • 地域別売上(国内/海外比率):資料に具体数値無し(–)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料に中期計画の数値目標やKPI記載は無し(–)
  • KPI達成状況:–(記載無し)

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較:資料内に同業他社比較は無し(–)
  • 市場動向:国内貨物量は小幅回復、国際貨物は停滞。エネルギーコスト上昇、為替や地政学的リスク(ウクライナ・中東・中国経済)を挙げており、業界として先行き不透明。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2024年3月期)予想(据え置き)
    • 営業収益:52,000百万円(前期比 +0.7%)
    • 営業利益:3,100百万円(前期比 +13.5%)
    • 経常利益:3,150百万円(前期比 +12.4%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:2,050百万円(前期比 +15.5%)
    • 1株当たり当期純利益:95.24円
    • 前提条件・修正:会社は前回公表予想から修正無し。通期達成は第3四半期時点で高い進捗率だが、国際貨物需要・燃料費・労務規制等の外部変動に注意。
  • 予想の信頼性:過去の予想達成傾向の詳細は資料に記載なし(–)。第3四半期時点で利益進捗が高く保守的目標との整合性は取れている模様。
  • リスク要因:為替変動、燃料・電力等エネルギー価格の変動、国際貨物需要の低迷、2024年問題(運転業務の時間外上限規制)による人件費・稼働制約、地政学リスク等。

重要な注記

  • 会計方針:当該四半期における会計方針の変更、見積り変更、修正再表示は無し。
  • 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(税金費用は見積実効税率を適用して四半期に按分する処理等)。
  • 連結範囲の変更:ワカバ運輸株式会社、PT.Pegasus Global Express Indonesia の清算結了により連結範囲から除外(子会社数は26社)。
  • 株式分割:2023年7月1日付で1株を2株に分割。1株当たり数値は分割後で表示。

(注)記載の数値は開示資料に基づく。資料に記載のない項目は“–”としています。投資判断に資する助言は行いません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9059
企業名 カンダホールディングス
URL http://www.kanda-web.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 運輸・物流 – 陸運業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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