2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:第2四半期(中間)実績は会社側の四半期個別予想の提示がないため「市場予想との比較」は記載不可。ただし、会社は2025年10月31日に通期業績予想を修正しており、本中間実績はその前提下の進捗として評価される。
  • 業績の方向性:増収減益ではなく減収減益(売上高4,591百万円、前年同期比△1.4%、営業利益761百万円、同△6.3%)。
  • 注目すべき変化:製品別では「エンドミル(その他)」が前年同期比△15.5%と大きく減少。一方「その他」区分は+7.4%で拡大。自己資本比率は92.3%と極めて高水準を維持。
  • 今後の見通し:通期予想(修正後)は売上9,140百万円(△3.1%)、営業利益1,310百万円(△25.9%)で、通期に対する第2四半期までの進捗は売上で約50.2%、営業利益で約58.1%。期初予想からの修正有(2025/10/31公表)。第2四半期実績は利益面で通期目標達成に向けた上振れ寄与が見られるが、下期の需要動向(自動車向けの弱含み等)が不確実要因。
  • 投資家への示唆:高い自己資本比率と豊富な現預金を背景に財務安全性は高い。注意点は自動車関連の受注減(米国関税等の影響)と、通期利益見通しが大幅に下方(△25%前後)である点。さらに自己株式取得(上限2,500,000株、2,000百万円)を取締役会で決議済みで、株主還元・EPS支援の意図あり。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:日進工具株式会社
    • 主要事業分野:超硬小径エンドミルなど切削工具の製造・販売(主力:エンドミル関連)。その他に工具ケース等のプラスチック成形品。
    • 代表者名:代表取締役社長 後藤 弘治
    • 上場市場・コード:東京 / 6157
    • URL:https://www.ns-tool.com
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年10月31日
    • 対象会計期間:2025年4月1日~2025年9月30日(2026年3月期第2四半期(中間期)、連結・日本基準)
    • 決算説明資料:作成あり、決算説明会:開催あり
  • セグメント:
    • 報告セグメント数:実務上は製品別で「エンドミル関連」と「その他」の2セグメント(うち「エンドミル関連」が主力)。ただし「その他」の金額が小さいため報告上は1セグメントとして扱われている。
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):25,035,034株(2026年3月期中間期)
    • 期中平均株式数(中間期):24,941,673株
    • 期末自己株式数:59,563株(2026中間)
    • 時価総額:–(記載なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月12日
    • 配当支払開始予定日:2025年12月1日
    • IRイベント等:決算説明会開催(日時等は別途)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想との比較)
    • 会社の四半期ベースの個別目標提示はなし。通期(修正後)予想との進捗は以下。
    • 売上高:4,591百万円/通期予想9,140百万円 → 達成率 50.2%
    • 営業利益:761百万円/通期予想1,310百万円 → 達成率 58.1%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:543.9百万円/通期予想940百万円 → 達成率 57.9%
  • サプライズの要因:
    • 営業外収益(作業くず売却益等)の増加により営業外収益が前年同期比で増え、経常利益の下押し幅は限定された。製品別では一部製品(その他)で増収があったが、主力の一部カテゴリで減収。大きな特別損益は無し(特別利益204千円、特別損失338千円)。
  • 通期への影響:
    • H1の進捗は売上でおおむね半期分、利益はやや進捗良好。とはいえ会社は通期見通しを修正しており、下期の需要(特に自動車・輸出向け金型案件)に不確実性があるため通期達成は下期の需要回復次第。

財務指標

  • 財務諸表の要点(連結、単位:百万円)
    • 売上高(中間):4,591(△1.4%)
    • 営業利益(中間):761(△6.3%)
    • 経常利益(中間):783(△3.8%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:543.9(△4.3%)
    • 総資産:19,930(前期末19,941、△11)
    • 純資産合計:18,580(前期末18,416、+164)
    • 自己資本(参考):18,386百万円
    • 現金及び預金:9,852百万円(前期末9,868百万円、やや減少)
  • 収益性
    • 売上高:4,591百万円(前年同期比△1.4%、金額差△63百万円)
    • 営業利益:761百万円(前年同期比△6.3%、金額差△51百万円)
    • 営業利益率:16.6%(761/4,591)。前年同期は約17.5%(812/4,654)。(業種平均は参照情報なし)
    • 経常利益:783百万円(前年同期比△3.8%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:543.9百万円(前年同期比△4.3%)
    • 中間EPS:21.81円(前年同期22.85円)
  • 収益性指標(概算、年率換算による目安)
    • ROE(年率換算):約5.9% (年間推定純利益 ≒543.9×2=1,087.8百万円、自己資本18,386百万円で算出)→ 目安 8%以上が良好のところ、やや不足
    • ROA(年率換算):約5.5%(年間推定純利益1,087.8/総資産19,930)→ 目安5%以上は良好
    • 営業利益率(中間):16.6%(良好寄りの水準だが前年同期より低下)
  • 進捗率分析(通期予想比)
    • 売上高進捗率:50.2%(通期見通しに対して概ね半期分)
    • 営業利益進捗率:58.1%(やや上振れ)
    • 純利益進捗率:57.9%
    • 過去同期間との比較:前年同期からは減収減益。進捗率だけ見ると利益は通期予想に対してやや良いペース。
    • 現金及び預金:9,852百万円(前期末9,868百万円、ほぼ横ばい。減少は法人税等・賞与支払によると注記あり)
  • 四半期推移(QoQ):四半期単独の数値詳細は短信に非掲載のため –(中間累計のみ掲載)
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率:92.3%(非常に高く、安定水準)
    • 流動比率(概算):流動資産13,665 / 流動負債1,129 = 約1,210%(極めて高く流動性良好)
    • 有利子負債はほとんど見当たらず(負債総額1,349百万円、固定負債219.9百万円)
  • セグメント別:報告セグメントは実質1(エンドミル関連中心)。製品別売上高:
    • エンドミル(6mm以下):3,668百万円(△1.0%)
    • エンドミル(6mm超):380百万円(△3.8%)
    • エンドミル(その他):186百万円(△15.5%)
    • その他:355百万円(+7.4%)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:固定資産売却益 204千円(小額)
  • 特別損失:固定資産売却損 95千円、除却損 243千円(合計338千円、いずれも小額)
  • 一時的要因の影響:特別損益は金額的に限定的で、業績の基調は通常営業の売上減少・販管費増加等が影響。
  • 継続性の判断:特別項目は継続的ではないと判断される(小額の資産処分関連)。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当:15.00円(2026年3月期中間、前年同期も15.00円)
    • 期末配当(予想):15.00円(通期合計30.00円、変更なし)
    • 配当性向(会社予想ベース):年間配当30.00円 ÷ 通期EPS予想37.69円 ≒ 79.6%(高い。注:高配当性向だが会社方針等の背景要確認)
    • 配当利回り:–(株価情報がないため算出不可)
  • 特別配当:無し
  • 株主還元方針:自己株式取得(上限2,500,000株、取得総額上限2,000百万円)を取締役会決議。株主還元・資本効率向上のため。

設備投資・研究開発

  • 研究開発費:記載なし(ただし新製品の開発・発売は継続している旨の記載あり)
  • 主な投資内容:記載はないが生産改善(オレンジFC活動)での効率化・リードタイム短縮に言及。

受注・在庫状況(該当性)

  • 在庫状況:
    • 商品及び製品:1,435,676千円(前期比やや増)
    • 仕掛品:235,182千円(略小幅減)
    • 原材料及び貯蔵品:659,541千円(ほぼ横ばい)
    • 在庫回転日数は未記載

セグメント別情報

  • セグメント構成:エンドミル関連(主力)+その他(工具ケース等)。報告上は事業の合計が10%未満のため単一セグメント扱い。
  • セグメント別成長率:前述の製品区分ごとの売上増減を参照(主要は6mm以下が大きく占める)。
  • 地域別売上:詳細未記載(海外は中華圏が好調との定性的コメントあり)。

中長期計画との整合性

  • KPI達成状況:会社公表KPIは提示されておらず、進捗評価は通期業績予想との比較で判断。

競合状況や市場動向

  • 市場動向(定性):AI/データセンター向けで半導体・電子部品需要は一部拡大。自動車関連(特に輸出向け)では米国関税問題等により受注の延期・停止があり工具需要は低調。中華圏ではEV・スマホ関連が好調。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(修正後)予想(2025/4/1~2026/3/31、連結):売上 9,140百万円(△3.1%)、営業利益 1,310百万円(△25.9%)、経常利益 1,330百万円(△25.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益 940百万円(△25.7%)、1株当たり当期純利益 37.69円
    • 予想修正の有無:有(2025年10月31日公表の修正あり。詳細は別リリース参照)
    • 会社予想の前提:短信に詳細前提は記載なし(需給・為替等の前提は「業績予想の修正に関するお知らせ」を参照)
  • 予想の信頼性:会社は通期予想を修正済み。過去の予想達成傾向の記載はなし → 信頼性判断は下期の需要動向に依存
  • リスク要因:為替、米国関税問題による自動車向け案件の変動、地政学リスク、原材料価格変動等

重要な注記

  • 会計方針:中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(税金費用の見積り等)。会計方針の変更・見積り変更はなし。
  • その他重要事項:
    • 自己株式取得決議(2025/10/31取締役会):取得期間2025/11/4~2026/3/19、上限2,500,000株(発行済株式総数の10%)、取得価額上限2,000,000千円、TOSTNeT-3含む市場買付。
    • 第2四半期決算短信は監査法人のレビュー対象外。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6157
企業名 日進工具
URL http://www.ns-tool.com/
市場区分 スタンダード市場
業種 機械 – 機械

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。