2026年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)に対する修正は無し。第3四半期(累計)は売上高・利益ともにほぼ会社見通しの範囲内だが、営業損失は前年同期より拡大(上振れ/下振れの明確な修正は無し)。(上振れ/下振れ:ほぼ予想通り/営業利益は想定より悪化)
- 業績の方向性:減収・営業損失(減収減益)。売上高4,131百万円(前年同期比▲2.6%)、営業損失137百万円(前年同期は121百万円の損失)。
- 注目すべき変化:アジアセグメントは売上減(▲12.4%)ながら原材料調達価格低下や現地改善で黒字化(8百万円の利益)。一方、日本セグメントは売上横ばい(+0.1%)も工場稼働低下や品目構成で損失拡大(127百万円の損失)。
- 今後の見通し:通期予想の数値に変更は無し(売上5,631百万円、営業損失122百万円、当期純損失79百万円)。ただしQ3時点で売上進捗率は約73%と順調だが、営業損失は通期見通しを既に超過しており(Q3累計で損失が拡大)、Q4での改善が必要。
- 投資家への示唆:需給環境・原料価格・工場稼働の改善状況が業績回復の鍵。アジアでのコスト改善効果は確認できるが、日本側の操業度回復が見えないと通期の利益改善は限定的。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社フジックス(証券コード 3600)
- 主要事業分野:縫い糸等の製造・販売(衣料縫製用、手芸用等)。国内外(日本・中国・タイ・ベトナム等)で展開。
- 代表者:代表取締役社長 藤井 一郎
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月12日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- セグメント:
- 日本:国内製造・販売(衣料・手芸用縫い糸等)
- アジア:中国、タイ、ベトナム等の現地子会社による製造・販売
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):1,468,093株
- 期末自己株式数:91,611株
- 期中平均株式数(四半期累計):1,376,515株
- 時価総額:–(資料に記載無し)
- 今後の予定:
- 決算説明会:今回「無」
- 株主総会:–(資料に記載無し)
- IRイベント:–(資料に記載無し)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は会社が通期予想の修正なしと公表している点を前提)
- 売上高:4,131百万円(通期予想5,631百万円に対する進捗率=約73.4%)
- 営業利益:営業損失137百万円(通期見込みは営業損失122百万円。Q3累計で通期見込みを既に上回る損失)
- 純利益:親会社株主に帰属する四半期純損失67百万円(通期見込みの当期純損失79百万円に対する累計は約85%)
- サプライズの要因:
- 下振れ要因:衣料・手芸市場の回復遅れ、工場操業度低下、販売品目構成の変化、原材料価格の高止まりにより売上総利益率が低下。
- 上振れ要因:営業外での受取配当金増加や為替差損が為替差益に転換したこと、特別利益(固定資産売却益16.6百万円)など。
- 通期への影響:通期予想は据え置きだが、Q3時点の営業損失額が通期見通しを超過しているため、Q4での実質的な収益改善策(稼働率回復、費用削減等)が必要。会社は前提不変を維持している。
財務指標
(数字は百万円単位表記は原資料に準拠。前年同期比は必ず%で表示)
- 財務諸表の要点(抜粋)
- 売上高(第3四半期累計):4,131百万円(前年同期比▲2.6%)
- 営業損失:△137百万円(前年同期は△121百万円)
- 経常損失:△48百万円(前年同期は△55百万円、改善)
- 親会社株主に帰属する四半期純損失:△67百万円(前年同期は△62百万円)
- 総資産:12,247百万円(前連結年度末比 +384百万円)
- 純資産:10,317百万円(前連結年度末比 +131百万円)
- 自己資本比率:78.6%(安定水準。目安 40%以上)
- 現金及び預金:2,374百万円(前期末 2,538百万円、減少164百万円)
- 棚卸資産:2,861百万円(前期末 2,804百万円、+57百万円、+約2.0%)
- 投資有価証券:2,603百万円(前期末 1,983百万円、+620百万円)
- 減価償却費(第3四半期累計):160,281千円(前年同期 183,594千円)
- 収益性
- 売上高:4,131百万円(前年同期比 ▲2.6%)
- 営業利益:△137百万円(前年同期比 損失拡大)
- 営業利益率:△3.3%(営業損失 / 売上高、業種平均は会社資料により異なるが、プラスが望ましい)
- 経常利益:△48百万円(前年同期は△55百万円、改善)
- 純利益:親会社株主帰属 △67百万円(前年同期 △62百万円、やや悪化)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):△49.33円(前年同期 △45.35円)
- 収益性指標(簡易算出、第3四半期累計ベース)
- ROE(単純計算、四半期累計の純損失 / 自己資本(期末)):約△0.7%(目安:8%以上良好、10%以上優良 → 未達)
- ROA(純損失 / 総資産):約△0.6%(目安:5%以上良好 → 未達)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計の進捗)
- 売上高進捗率:4,131 / 5,631 = 約73.4%(通年見通しに対し比較的順調)
- 営業利益進捗:営業損失は既に137百万円(通期見込みは△122百万円)→ Q3時点で既に通期想定を超過(悪化)
- 純利益進捗:Q3累計 親会社株主損失67百万円に対し通期見込み79百万円 → 絶対値で約85%の進捗
- 解説:売上は概ね通期に向けた進捗を確保しているが、利益面ではQ4での改善が必須
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない(資料記載なし)
- 現金及び預金は期末で2,373.9百万円(前期末比▲164.6百万円)
- フリーCF等詳細は資料未作成により記載不可(–)
- 営業CF/純利益比率:算出不可(営業CF未提示)。ただし現金はやや減少。
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期ごとの詳細は四半期CF未提示のため限定的だが、Q3累計で売上は緩やかに減少、営業損失は拡大傾向。
- 財務の安全性
- 自己資本比率:78.6%(安定水準、目安40%以上)
- 負債合計:1,930百万円(前期末比 +253百万円)
- 流動比率:流動資産6,629.98百万円 / 流動負債642.695百万円 ≒ 1031%(非常に高い流動性。ただし棚卸資産含む)
- 効率性
- 総資産回転率(簡易)=売上高 / 総資産 = 4,131 / 12,247 ≒ 0.34回(年率換算の判断には通期数値が必要)
- セグメント別(第3四半期累計)
- 日本:売上高3,322百万円(前年同期比 +0.1%)、セグメント損失127百万円(前年同期114百万円の損失、悪化)
- アジア:売上高809百万円(前年同期比 ▲12.4%)、セグメント利益8百万円(前年同期は32百万円の損失→改善)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 16,608千円(当第3四半期累計)
- 特別損失:固定資産売却損 1,850千円、除却損 145千円、合計 1,996千円
- 一時的要因の影響:特別利益が純損失の縮小に寄与している(特別項目を除いた実質営業ベースでは損失が続く)。
- 継続性の判断:固定資産売却益は一時項目で継続性は低い。
配当
- 配当実績・予想:
- 中間配当(第2四半期末):0.00円(2026年3月期)
- 期末配当(予想):50.00円(通期合計 50.00円/株)
- 直近公表からの修正:無し
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向:通期予想で当期純利益がマイナスのため通常の配当性向算出は不適当(資料上は政策として継続配当を維持)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載無し
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(資料に記載無し)
- 減価償却費:160,281千円(第3四半期累計、前年同期 183,594千円)
- 研究開発費:–(資料に記載無し)
- コメント:固定資産売却益の発生や投資有価証券の増加が確認されるが、将来CAPEX計画等は記載なし。
受注・在庫状況
- 受注状況:受注高・受注残高の明細は資料に記載無し(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産:2,860.8百万円(前年同期比 +57.1百万円、+約2.0%)
- 在庫回転日数・内訳:資料に記載無し(–)
- 解説:棚卸は微増。需要の「まだら模様」により品目構成の調整が課題。
セグメント別情報(要点)
- 日本セグメント:売上はほぼ前年並みだが、工場稼働低下・製造コスト高止まり・品目構成の変化で損失拡大(3,322百万円、セグメント損失127百万円)。
- アジアセグメント:売上は減少(809百万円、▲12.4%)したものの、調達価格低下やタイ子会社の改善等で黒字化(8百万円の利益)。
- 地域別:国内比率が高く(日本:3,322 / 合計4,131 ≒ 約80%)、海外(中国中心)は厳しい状況だがベトナムは堅調との記載。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料上の中期計画に関する記載は限定的(–)
- KPI達成状況:特定KPIの記載無し(–)
- コメント:アジアでのコスト改善は中期的な収益改善の兆候。ただし国内稼働率回復が中期計画達成には必要。
競合状況や市場動向
- 市場動向:衣料・手芸市場はインバウンド需要の減速、消費者の節約志向、記録的猛暑等により需要が“まだら模様”。中国・タイの衣料生産も低調。
- 競合比較:同業他社との定量比較は資料に無し(–)。ただし原料コストや生産拠点移管(中国→ベトナム等)が業界トレンドであり競争環境に影響。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)予想(変更無し)
- 売上高:5,631百万円(前期比▲0.3%)
- 営業利益:△122百万円
- 経常利益:△45百万円
- 親会社株主に帰属する当期純利益:△79百万円(EPS △57.69円)
- 会社予想の前提:資料に詳細前提あり(為替等の前提は添付資料P.3参照)だが、現状「先行きは不透明」と注記。
- 予想の信頼性:Q3時点で営業損失が通期想定を既に上回っている点はリスク要因。会社は修正せず据え置きだが、Q4の改善余地に依存。
- リスク要因:為替変動、原材料価格、国内外の衣料需要の冷え込み、工場稼働率の低下、米国等の関税政策等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 連結範囲の変更:無し
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理:無し
- 監査/レビュー:第3四半期の四半期連結財務諸表に対する公認会計士・監査法人によるレビュー:無
- その他重要事項:会社は業績見通しに関する前提と不確実性を明記(業績見通しは保証されない旨)
注記:
- 不明項目は「–」で記載しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3600 |
| 企業名 | フジックス |
| URL | http://www.fjx.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 繊維製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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