2026年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正はなし。四半期累計実績は市場予想との比較情報が開示されていないため市場差分は–。通期見通しに対する進捗は良好(下記参照)。
- 業績の方向性:増収増益(売上収益526,055百万円、前年同期比+8.3%;営業利益110,907百万円、同+7.3%)。
- 注目すべき変化:コンポーネント・ソリューション事業がNiterra(旧・東芝マテリアル)連結化の寄与と生成AI/半導体向け需要で売上・営業利益ともに大幅改善(売上94,269百万円、前年同期比+25.1%;営業利益1,849百万円 → 前年は営業損失)。また、のれん・無形資産が大幅増(のれん+無形合計が44,221→165,235百万円)。
- 今後の見通し:通期予想の修正はなし。通期達成可能性は高い水準(売上進捗約76.5%、営業利益進捗約85.3%、親会社帰属当期利益進捗約92.8%)。ただし、子会社取得に伴う財務負担増(借入増)と一時的な投資CF大幅支出が留意点。
- 投資家への示唆:主力の自動車関連は堅調、SPE等を含むコンポーネント・ソリューションが成長フェーズへ移行。短期的にはM&A関連でキャッシュフローと借入が拡大している点を注視すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:日本特殊陶業株式会社(Niterra Group)
- 主要事業分野:自動車関連(プラグ類・センサー等)およびコンポーネント・ソリューション(SPE、窒化ケイ素等先端材料・部材)
- 代表者名:代表取締役社長 川合 尊
- 備考:当第3四半期に東芝マテリアル(現:株式会社Niterra Materials)を連結子会社化(新規1社)。報告セグメントを変更(従来「自動車関連」「セラミック」「新規事業」→「自動車関連」「コンポーネント・ソリューション」)。
- 報告概要:
- 提出日:2026年1月30日
- 対象会計期間:2025年4月1日~2025年12月31日(2026年3月期 第3四半期累計、IFRS・連結)
- セグメント:
- 自動車関連:新車組付け用製品、補修用製品等(主力セグメント)
- コンポーネント・ソリューション:SPE事業、先端ロジック半導体向け製品、窒化ケイ素等(当四半期よりNiterra連結寄与)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):199,247,720株
- 期末自己株式数:1,915,703株
- 期中平均株式数(四半期累計):198,411,850株
- 今後の予定:
- 決算説明会:なし(今回の決算短信に記載:決算説明会は無)
- IRイベント:–(決算補足資料作成なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較:通期予想の修正無し)
- 売上収益:累計526,055百万円。通期予想688,000百万円に対する進捗率76.5%(通期達成に向け良好)。
- 営業利益:累計110,907百万円。通期予想130,000百万円に対する進捗率85.3%(着地見込みは高い)。
- 親会社に帰属する当期利益:累計83,551百万円。通期予想90,000百万円に対する進捗率92.8%(高進捗)。
- サプライズの要因:
- ポジティブ要因:コンポーネント・ソリューションの売上増(生成AI・データセンター向け需要、Niterra連結寄与)、自動車関連の新車組付け向けおよび補修向けがグローバルで堅調。
- ネガティブ要因:原材料高騰等のコスト増はあるが営業利益は前年実績を上回る水準を確保。
- 通期への影響:業績予想の修正は無く、現時点では通期予想達成可能性は高い。ただしM&Aに伴う財務面(借入増、投資CFのマイナス)が短期的リスク。
財務指標
(数値は百万円、注:前年同期比は必ず%で記載)
- 財務諸表要点(当第3四半期末:2025年12月31日)
- 資産合計:1,229,857(前期末990,966、増加+238,891百万円)※のれん・無形や有形固定資産増(子会社取得による)
- 負債合計:482,845(前期末316,243、増加+166,602百万円)※社債・借入金増加による
- 資本合計:747,011(前期末674,722、増加+72,289百万円)
- 主要業績(累計、対前年同期間)
- 売上収益:526,055百万円(+8.3%、差額+40,382百万円)
- 営業利益:110,907百万円(+7.3%、差額+7,578百万円)
- 税引前四半期利益(Pretax):118,174百万円(+10.5%、差額+11,241百万円)
- 四半期利益(当期利益):86,871百万円(+16.5%、差額+12,311百万円)
- 親会社帰属当期利益:83,551百万円(+12.2%、差額+9,102百万円)
- 1株当たり四半期利益(EPS):421.10円(前年374.72円、+12.4%)
- 収益性指標(計算方法注:9か月累計ベース/必要に応じ年率換算を併記)
- 営業利益率:110,907 / 526,055 = 21.1%(高水準。業種平均との比較は業種によるが、製造業指標として良好)
- ROE(簡易):
- 当期累計親会社帰属当期利益83,551 / 平均親会社持分(743,404+674,573)/2=708,989 ≒ 11.8%(9か月ベース)
- 年率換算すると約15.7%(参考、目安:8%以上で良好)。
- ROA(簡易):83,551 / 平均資産(1,229,857+990,966)/2=1,110,412 ≒ 7.5%(9か月ベース、年率換算約10.0%。目安:5%以上で良好)。
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:526,055 / 688,000 = 76.5%(過去同期間としては順調)
- 営業利益進捗率:110,907 / 130,000 = 85.3%(強い進捗)
- 親会社帰属当期利益進捗率:83,551 / 90,000 = 92.8%(非常に高い進捗)
- キャッシュフロー(累計)
- 営業CF:70,600百万円(前年93,542百万円、前年同期比△24.5%、減少。主因:棚卸資産の増加)
- 投資CF:△153,681百万円(前年△25,935百万円、投資支出大幅増:連結子会社取得支出約147,486百万円)
- 財務CF:97,582百万円(前年△69,814百万円→収入化。主因:借入れ増)
- フリーCF(簡易)=営業CF−投資CF=△83,081百万円(投資でマイナス)
- 現金及び現金同等物期末残高:231,162百万円(前期末208,192百万円、増加)
- 営業CF/純利益比率:70,600 / 86,871 ≒ 0.81(目安1.0以上が健全。今回は1.0未満)
- 四半期推移(QoQ):四半期単独の詳細値は開示資料にグラフ等あり。季節性の影響は限定的との説明。
- 財務安全性:
- 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率に相当):60.4%(前期68.1%、依然として高水準で安定)
- 有利子負債(社債・借入金合計):142,000(流動)+160,709(非流動)=302,709百万円(前期合計156,683百万円)→ 借入増加(M&A資金)
- 流動比率、負債比率の詳細は開示表参照(流動資産659,418 / 流動負債292,762 → 流動比率 ≈ 225%)。
- 効率性:総資産回転率や売上高営業利益率は改善基調(営業利益率21.1%)。
特別損益・一時的要因
- 特別損失:競争法関連の引当金増加(引当金残高:当第3Q末625百万円、前連結会計年度末148百万円、増加)。その他一時費用は開示の範囲では特記なし。
- 一時的要因の影響:子会社取得に伴うのれん・無形増加および投資活動の大幅支出が一時的インパクト。営業実態は堅調であり、特別損益を除いた継続的業績も増収増益。
- 継続性の判断:M&A効果(Niterraの寄与)は継続的な収益性改善に寄与する可能性あり。一方で競争法に係る訴訟・和解リスクは今後変動し得る。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(2026年3月期実績):93.00円(前年88.00円)
- 期末配当(2026年3月期予想):93.00円(期末予想、修正なし)
- 年間配当予想(通期):186.00円(前年178.00円)
- 配当利回り:株価情報なしのため記載不可(→ –)
- 配当性向(通期予想ベース):年間配当186円 / 予想EPS453.10円 ≒ 41.1%(やや高めの還元性向)
- 特別配当の有無:なし
- 株主還元方針:自己株式取得の実施(当期に自己株式取得支出約9,253百万円)。配当・自社株買い併用の株主還元を継続。
設備投資・研究開発
- 設備投資(開示項目より)
- 有形固定資産取得支出:25,949百万円(前年23,311百万円、増加)
- 投資活動の大幅増は主に子会社取得(連結の範囲の変更を伴う子会社株式取得支出:約147,486百万円)。
- 減価償却費:31,426百万円(前年29,781百万円)。
- 研究開発:
- R&D費用の明細は決算短信本文に特定の金額記載なし(→ –)。主要テーマとして先端材料(SPE、窒化ケイ素等)投資は継続。
受注・在庫状況
- 受注状況:開示なし(→ –)
- 在庫状況:
- 棚卸資産:220,319百万円(前期183,932百万円、増加+36,387百万円)。在庫の増加が営業CF減少の一因。
セグメント別情報
- 自動車関連:
- 売上収益:423,702百万円(前年同期比+4.6%)
- セグメント利益:107,713百万円(前年同期比+3.5%)
- コメント:新車向け・補修用ともに増加。原材料高等のコスト圧はあるが増益。
- コンポーネント・ソリューション:
- 売上収益:94,269百万円(前年同期比+25.1%)
- セグメント利益:1,849百万円(前年は△1,989百万円の損失)
- コメント:SPE(生成AI/先端ロジック向け)需要とNiterra連結寄与で大幅改善。今期からの連結効果が顕著。
- 地域別売上:国内/海外の詳細は個別表に記載(ここでは省略)。為替影響はその他の包括利益で大きくプラス(換算差額26,043百万円)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:具体KPIの開示は今回短信に詳細記載なし(→ 中期計画との整合性は資料P.4等参照)。Niterraの連結で成長領域(コンポーネント)強化の方針と整合。
- KPI達成状況:営業利益率・ROE等は改善傾向で中期目標への前進を示唆。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との比較データは開示なし(→ –)。
- 市場動向:自動車市場は内燃機関搭載車生産は若干減少だが、地域別では米国等で回復。半導体装置向けは生成AI需要で旺盛。これらが当社のセグメント成果に反映。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期業績予想(変更なし):売上688,000百万円(+5.4%)、営業利益130,000百万円(+0.3%)、親会社帰属当期利益90,000百万円(△2.8%)。1株当たり当期利益予想:453.10円。
- 会社は10月31日公表の業績予想を維持。前提条件(為替・原材料等)の詳細は別資料参照(添付P.4)。
- 予想の信頼性:第3四半期累計の進捗(売上・利益)が高く、現時点では達成見込みが高いと判断可能。
- リスク要因:為替変動、原材料価格、車両生産動向、半導体投資動向、競争法関連の訴訟・和解リスク、M&A関連の統合リスクおよび財務負担増。
重要な注記
- 会計方針の変更:なし(IFRSに基づく変更なし)。
- 連結範囲の変更:新規連結1社(東芝マテリアル→現在商号:株式会社Niterra Materials)。これがのれん・無形資産増大および投資CF大幅増の主因。
- 資金調達(重要な後発事象):2026年1月27日シンジケートローン契約(50,000百万円、固定金利、借入期間5~10年、無担保)締結。2026年1月30日に借入実行し、東芝マテリアル取得に係る短期借入金100,000百万円の返済資金に充当。
- 訴訟関連:自動車関連の過去の一部取引について海外当局の競争法調査・民事訴訟あり。競争法関連費用引当金残高は当第3Q末625百万円(前期末148百万円)。将来の追加費用発生可能性あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5334 |
| 企業名 | 日本特殊陶業 |
| URL | http://www.ngkntk.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 建設・資材 – ガラス・土石製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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