2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正は無し。中間決算は「概ね計画内だが、税務の一時益により中間純利益が大きく上振れ」。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+4.0%、営業利益+26.6%、親会社株主に帰属する中間純利益+36.5%)。
- 注目すべき変化:インテリア施工事業が売上高+207.6%、営業利益+700.3%と大幅伸長。繊維事業は売上高▲10.0%で減収だが当期は営業黒字化に転換(46百万円)。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上10,513百万円、営業益1,224百万円、当期純利益1,092百万円)に修正はなく、売上・営業利益の進捗はおおむね計画内、純利益は中間時点で進捗良好。ただし中間の税務一時益(法人税等調整額の益)が純利益を押し上げており、これを除くと利益水準は小さく見えるため、通期達成は一時要因の再現性に依存。
- 投資家への示唆:不動産事業が利益の柱で安定、インテリア施工の伸長が貢献。繊維事業の低迷と為替・原材料コスト高、税務の一時要因の存在に留意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:サイボー株式会社
- 主要事業分野:繊維事業(素材・アパレル・加工等)、不動産活用事業(イオンモール等賃貸)、ゴルフ練習場事業、インテリア施工事業
- 代表者名:代表取締役社長 飯塚 榮一
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月7日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期間) 2025年4月1日~2025年9月30日(日本基準・連結)
- セグメント:
- 繊維事業:素材販売、アパレル、プリント加工等
- 不動産活用事業:大型商業施設・病院等の賃貸運営
- ゴルフ練習場事業:川口・黒浜・騎西の練習場運営
- インテリア施工事業:施工・内装工事(当中間期より報告セグメントに格上げ)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:13,600,000株
- 期中平均株式数(中間期):12,887,881株
- 自己株式数(期末):708,321株
- 時価総額:–(資料に記載無し)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月10日
- 配当支払開始予定日:2025年12月5日
- 決算説明資料・説明会:作成・開催無し(本資料で補足説明無し)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較/達成率=中間累計÷通期予想):
- 売上高:5,430百万円(前年中間比+4.0%)/通期予想10,513百万円に対する進捗率 51.7%
- 営業利益:673百万円(前年中間比+26.6%)/通期予想1,224百万円に対する進捗率 55.0%
- 親会社株主に帰属する中間純利益:785百万円(前年中間比+36.5%)/通期予想1,092百万円に対する進捗率 71.8%
- サプライズの要因:
- 中間純利益が大幅増(+36.5%)の主因は「法人税等調整額の益(税務上の一時的な回収見込み)」によるもの。営業面ではインテリア施工事業の大幅改善や不動産事業の安定収益が寄与。
- 特別損失として固定資産除却損29,632千円を計上。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を修正していない。売上・営業益は進捗率から見て概ね達成可能と推定されるが、通期純利益は中間の税務一時益が継続しない場合は見かけほど余裕がないため注意が必要。
財務指標(主要数値、前期比較は前年中間期または前期末)
- 収益性(中間累計:2025/4/1–2025/9/30)
- 売上高:5,430百万円(前年同期比+4.0%/+207百万円)
- 営業利益:673百万円(前年同期比+26.6%/+142百万円)
- 営業利益率:12.4%(673/5,430)(業種平均は業態により異なるが目安として高め)
- 経常利益:784百万円(783.9百万円四捨五入)(前年同期比+1.9%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:785百万円(前年同期比+36.5%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):60.92円(前年中間 43.97円)
- 収益性指標(簡易算出、注記あり)
- ROE(年率換算の単純試算):中間純利益(親会社帰属)785百万円 ÷ 自己資本18,958百万円 ≒ 4.14%(半期)→ 年率換算 約8.3%(目安:8%以上で良好)
- ROA(年率換算の単純試算):785百万円 ÷ 総資産42,642百万円 ≒ 1.84%(半期)→ 年率換算 約3.7%(目安:5%以上が良好。現状は未達)
- 営業利益率:12.4%(比較的高水準)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:51.7%(通常ペース:50%前後は計画通り)
- 営業利益進捗率:55.0%(堅調)
- 純利益進捗率:71.8%(一時要因により高め)
- キャッシュフロー
- 営業CF:907百万円(前年中間 957百万円、前期比▲50百万円)
- 投資CF:▲593百万円(前年中間 ▲149百万円、投資増加:有形固定資産取得支出562,635千円が主因)
- 財務CF:▲480百万円(前年中間 ▲642百万円、長期借入金の返済等)
- フリーCF(簡易):営業CF 907 – 投資CF 593 = 約314百万円(プラス)
- 現金同等物残高:3,515百万円(期首 3,683百万円、前期比▲167百万円)
- 営業CF/純利益比率:907 / 833 ≒ 1.09(目安1.0以上で健全)
- 財務安全性
- 自己資本比率:44.5%(安定水準:目安40%以上で安定)
- 流動比率(簡易):流動資産6,502百万円 ÷ 流動負債2,293百万円 ≒ 2.84(良好)
- 有利子負債(概算):長期借入金11,743百万円+短期借入30百万円=11,773百万円。現預金3,515百万円を差し引いたネット有利子負債 ≒ 8,258百万円。純有利子負債/自己資本 ≒ 38.6%(過度なレバレッジではない)
- 効率性・その他:総資産回転率等の詳細は開示データの制約により記載を控える。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:新株予約権戻入益 1,280千円
- 特別損失:固定資産除却損 29,632千円(当期計上)
- 一時的要因の影響:最大の一時的要因は「法人税等調整額(益)△327,316千円」で、これにより中間純利益が大幅に押し上げられている。税調整を除いた場合の中間純利益見込みは約506百万円(=税前755.58百万円 − 法人税等249.258百万円)となり、報告値の833.6百万円とは差がある。継続性は限定的の可能性が高い。
- 判定:中間純利益の一部は非継続的要因(税務処理)によるため、実質的な営業力評価では営業利益やセグメント利益を重視する必要あり。
配当
- 中間配当:8.00円(支払予定日 2025/12/05)
- 期末配当(予想):8.00円
- 年間配当予想:16.00円(前回予想から変更無し)
- 配当性向(通期想定):16円 ÷ 当期1株当たり当期純利益84.71円 = 約18.9%
- 配当利回り:–(株価情報の記載無し)
- 株主還元方針:直近予想に修正無し。自社株買い等の記載なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動による支出):有形固定資産取得による支出 562,635千円(前年中間 206,541千円、増加)
- 減価償却費:694,234千円(中間累計)
- 研究開発費:–(該当資料に明記無し)
受注・在庫状況(該当項目)
- 在庫(商品・製品等):期中 1,273百万円(前期末 1,363百万円、▲6.6%)
- 受注高/受注残:–(該当資料に明記無し)
- 在庫回転日数:–(記載無し)
セグメント別情報
(外部顧客への売上・セグメント利益:中間累計)
- 繊維事業:売上 2,560百万円(▲10.0%)、セグメント利益 46.6百万円(前年は15百万円の営業損失→黒字化)
- 概要:原材料コスト・為替・一部商品の需要低迷で減収。加工部門は人件費増で採算圧迫。
- 不動産活用事業:売上 1,747百万円(▲0.9%)、セグメント利益 518.4百万円(▲4.5%)
- 概要:大型商業施設等の賃貸収入が安定。修繕費増で利幅はやや圧迫。
- ゴルフ練習場事業:売上 477百万円(+6.6%)、セグメント利益 22.6百万円(前年は赤字→黒字化)
- 概要:猛暑等で入場者減の一方、値上げで増収増益。
- インテリア施工事業:売上 646百万円(+207.6%)、セグメント利益 112.5百万円(+700.3%)
- 概要:大型物件受注で採算性大幅改善。報告区分を見直し、重要性増大。
- セグメント構成比(外部売上に対する割合)
- 繊維:約47.2%、不動産:約32.2%、ゴルフ:約8.8%、インテリア:約11.9%
- 利益寄与度(営業利益ベース)
- 不動産が営業利益の大半を占める構造(不動産518百万円/総営業益673百万円 ≒77%寄与)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の記載:本資料には詳細な中期計画の進捗KPIは明示されていない。だが不動産の安定収益とインテリアの成長が中期の収益構造改善に寄与する可能性あり。
- KPI達成状況:–(該当資料に具体KPI記載無し)
競合状況や市場動向
- 市場動向:繊維部門は原料価格・物流費・為替の影響、企業向けユニフォームのモデルチェンジ需要など混在。小売・商業施設はインバウンド回復等で持ち直し傾向。
- 競合比較:同業他社との定量比較は資料外のため記載不可(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更無し):売上高 10,513百万円(+2.1%)、営業利益 1,224百万円(+51.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益 1,092百万円(+27.0%)、1株当たり当期純利益84.71円
- 会社は2025年11月6日の公表(業績予想の修正等)以降、修正なしと明記
- 予想の信頼性:過去の予想達成傾向の記載は無し(–)。ただし中間の税務一時益を除くと通期純利益達成余地は限定される可能性があるため、通期での税効果の再現性が鍵。
- リスク要因:為替変動、原材料・物流コスト上昇、需要低迷(繊維関連)、税務上の処理・回収リスク、金利負担や借入金返済の影響、競争環境の変化。
重要な注記
- 会計方針変更:当中間期における会計方針の変更なし。
- 連結範囲の変更:なし(ただしフロリア㈱(刺繍レース事業)は不採算のため解散・清算、9月30日で事業撤退)。
- 第2四半期(中間期)決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外。
- 不明項目は–と表記。
(注記)
- 本資料は公表された決算短信に基づく要約であり、投資助言・勧誘を目的とするものではありません。判断はご自身で行ってください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3123 |
| 企業名 | サイボー |
| URL | http://www.saibo.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 繊維製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。