2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期業績予想(修正なし)に対し、第3四半期累計実績は売上・営業利益ともに会社予想の約74.6%の進捗(「ほぼ想定どおりの進捗」)。一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は通期予想に対して約109.1%と既に上回っている(非経常項目や時期配分の影響)。
- 業績の方向性:増収ではなく減収減益の傾向(売上高△7.4%、営業利益△21.4%、経常利益△7.7%、親会社株主に帰属する四半期純利益△1.0%)。
- 注目すべき変化:海外(特にアジア)および海外向け需要の低迷、繊維市況の不振が主因で各セグメント売上が前年同期を下回る。営業外収益(受取配当金、為替差益、投資有価証券売却益等)が増加し経常利益・純利益の下げ幅を抑制。投資有価証券の評価差額金が増加し純資産が増加。
- 今後の見通し:通期予想は修正なし。第3四半期時点の進捗(売上・営業利益約74.6%)は通期目標達成の想定ペースに概ね合致するが、純利益は既に通期目標を超過しているため第4四半期の損益構成(非経常益の発生有無)に注意。
- 投資家への示唆:主要リスクは海外需要(繊維市況含む)の回復遅れ、為替・原材料コスト、地政学リスク。自己資本比率やキャッシュ・有価証券の積み上がりで財務基盤は強固だが、業績の先行きは外部環境に依存。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:松本油脂製薬株式会社
- 主要事業分野:界面活性剤を中心とした化学製品(陰イオン/非イオン/陽・両性界面活性剤、高分子・無機製品等)、繊維向け・家庭用・工業用途など
- 代表者名:代表取締役社長 木村 直樹
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- セグメント:
- 日本:国内向け事業(陰イオン、非イオン、陽・両性、高分子・無機等)
- アジア:アジア地域向け事業(上記製品群の現地販売・輸出)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式を含む):4,512,651株
- 期末自己株式数:1,611,471株
- 期中平均株式数(四半期累計):2,901,242株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:無し(補足資料作成も無し)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社通期予想との比較、単位:百万円)
- 売上高:実績30,735 / 通期予想41,242 → 達成率 74.6%
- 営業利益:実績5,884 / 通期予想7,892 → 達成率 74.6%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:実績5,875 / 通期予想5,388 → 達成率 109.1%(既に通期予想を上回る)
- サプライズの要因:
- 売上・営業利益は国内外の需要低迷(特に繊維市況の悪化・海外需要低調)が主因で下振れ。
- 一方、営業外収益(受取利息・受取配当金、為替差益)が増加し、さらに投資有価証券売却益645百万円等の特別利益が発生したため純利益は相対的に強かった。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想の修正を行っていない。売上・営業利益の進捗は想定ペースに近いため達成可能性は維持されているが、q4の非経常項目や為替、原材料動向次第で純利益の最終調整が生じ得る。
財務指標
- 主要財務数値(第3四半期累計、対前年同四半期増減率は資料記載)
- 売上高:30,735百万円(△7.4%)
- 売上総利益:9,046百万円(前期10,866百万円)
- 営業利益:5,884百万円(△21.4%)
- 経常利益:7,764百万円(△7.7%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:5,875百万円(△1.0%)
- 1株当たり四半期純利益(累計):2,025.21円(前年2,044.81円)
- 収益性指標(目安併記、計算は通期予想ベース及びQ3末残高)
- ROE(通期予想純利益5,388百万円÷第3Q自己資本86,212百万円)≈ 6.25%(目安:8%以上が良好 → やや低め)
- ROA(通期予想純利益5,388百万円÷総資産102,453百万円)≈ 5.26%(目安:5%以上で良好 → ほぼ良好)
- 営業利益率(第3四半期累計):5,884 / 30,735 ≈ 19.15%(高めの水準)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:約74.6%(通常ペース)
- 営業利益進捗率:約74.6%(通常ペース)
- 純利益進捗率:約109.1%(既に通期目標を上回る)
- 過去同期間との比較:前年同期は増収増益だったが、今期は減収減益の局面
- キャッシュフロー(注記:第3四半期累計のCF計算書は作成していない)
- 営業CF:–(作成無し)
- 投資CF:–(作成無し)
- 財務CF:–(作成無し)
- 減価償却費(第3四半期累計):757百万円(前年780百万円)
- 現金及び預金:34,153百万円(前期末32,037百万円、増加)
- 有価証券(流動):17,001百万円(ほぼ横ばい)
- 投資有価証券(投資その他の資産):24,406百万円(前期20,707百万円、増加)
- 四半期推移(QoQ):QoQの詳細数値は資料に限定的記載。季節性は繊維関連の受注動向等で影響。
- 財務安全性:
- 総資産:102,453百万円(前期95,189百万円、+7.6%)
- 純資産:88,182百万円(前期81,367百万円、+8.4%)
- 自己資本比率:84.1%(安定水準、目安40%以上で安定)
- 流動負債:10,407百万円、固定負債:3,863百万円、負債合計:14,271百万円(負債比率低水準)
- 効率性:
- 総資産回転率や売上高営業利益率は高めの営業利益率(約19%)を示すものの、売上減少が利益を圧迫。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 投資有価証券売却益:645百万円(第3四半期累計)→ これが税引前利益を押し上げた主因
- 特別損失:
- 投資有価証券評価損:41百万円、固定資産除却損:5百万円(小額)
- 一時的要因の影響:
- 投資有価証券売却益等の非継続的利益が経常・税引前利益を支え、結果として純利益が通期予想を上回る進捗となった可能性あり。
- 継続性の判断:
- 投資有価証券売却益は一時的な要因と判断されるため、今後の純利益は営業利益ベースの回復が鍵。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当:0.00円(2026年3月期)
- 期末配当(予想):400.00円
- 年間配当予想:400.00円(前回予想から修正無し)
- 配当利回り:–(株価データの提示無しのため算出不可)
- 配当性向(通期予想ベース):年間配当400円 ÷ 1株当たり当期純利益1,857.12円 ≈ 21.5%(目安:配当性向30%前後が一般的)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載無し
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(第3四半期累計の投資額明細は資料に記載なし)
- 減価償却費:757百万円(第3四半期累計、前年780百万円)
- 研究開発費:–(明細記載なし)
- 主な投資内容:投資有価証券の増加(投資その他の資産が増加している点を確認)
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注状況:–(資料に記載なし)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:3,199百万円(前期末3,293百万円、微減)
- 在庫水準に関する注記は限定的。棚卸資産の調整額は小幅。
セグメント別情報
- セグメント売上(第3四半期累計)
- 合計:30,735百万円(日本29,009 / アジア1,725)
- 日本:29,009百万円(前年同四半期比△7.3%)
- アジア:1,725百万円(前年同四半期比△9.4%)
- セグメント利益(第3四半期累計)
- 日本:5,747百万円(△21.2%)
- アジア:142百万円(△32.5%)
- セグメント別動向(要点)
- 陰イオン界面活性剤:海外向け低調、国内繊維向けは一部落ち着き。合計2,702百万円(△6.8%等)。
- 非イオン界面活性剤:中東向けなど一部は堅調だがインドネシア洪水等の影響で縮小(17,684百万円)。
- 高分子・無機製品等:世界的な衣料不況で販売減(9,752百万円、主に日本減少)。
- 地域別:国内比率が高く、海外(アジア)比率は小さいがアジアの下振れが業績に影響。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料に明確な中期計画の進捗数値は記載なし(詳細は別資料参照)。
- KPI達成状況:–(KPIの提示なし)
競合状況や市場動向
- 市場動向:繊維市況の低迷、世界的な衣料不況が主因で需要回復が遅れている点が業績に影響。為替・原材料価格、地政学リスクも留意点。
- 競合比較:同業他社との定量比較データは資料に記載無し(相対的評価は留保)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更なし):売上高41,242百万円(△4.4%)、営業利益7,892百万円(△15.0%)、経常利益7,808百万円(△19.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益5,388百万円(△21.1%)、1株当たり当期純利益1,857.12円
- 会社は現時点で予想の修正を発表していない
- 会社予想の前提条件:添付資料の「経営成績等の概況(3ページ)」参照(為替等の具体数値は明記なし)
- 予想の信頼性:第3四半期の売上・営業利益進捗は計画ペース。純利益が既に通期予想を超過しているため、第4四半期の非経常要素や税金影響による変動に注意。
- リスク要因:為替変動、原材料価格上昇、主要顧客の生産調整や繊維市況の長期低迷、地政学リスク。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 連結範囲の変更:無し
- 四半期連結財務諸表に対する監査(レビュー):任意の期中レビュー有(清稜監査法人による結論:重要な点で適正と判断)
- 資料上の不足事項・未記載項目は「–」で表示
(注)
- 数値は全て会社提出の決算短信記載値(単位:百万円、千円以下切捨て)に基づく。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4365 |
| 企業名 | 松本油脂製薬 |
| URL | http://www.mtmtys.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。