2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(通期)は修正なし。第3四半期累計の実績は会社予想との直接比較対象(四半期ベースの会社公表値)は無いが、通期予想に対する進捗は売上高約74%、営業利益約73.6%、親会社株主純利益約84.2%で概ね順調(上振れ/下振れの修正は無し)。
  • 業績の方向性:増収減益(売上高23,999百万円:前年同期比+1.6%、営業利益1,178百万円:同▲3.3%、親会社株主純利益716百万円:同▲14.7%)。
  • 注目すべき変化:自己資本比率が51.5%→46.3%(▲5.2pt)と低下。短期・長期借入の増加および自己株式取得(自己株式残高の増加)により純資産は減少。営業外費用(為替差損等)や支払利息の増加で経常利益・純利益が圧迫。
  • 今後の見通し:通期業績予想は未修正(売上32,400百万円、営業利益1,600百万円、当期純利益850百万円)。第3四半期までの進捗は高く、通期達成の可能性はあるが、為替・金利・受注動向等の外部要因に注意。
  • 投資家への示唆:売上進捗は良好だが、借入増加・支払利息の増加と自己資本比率低下が財務安全性に影響。キャッシュフローは投資で大幅マイナス(フリーCFは大幅マイナス)であり、資本支出と借入の動向を確認する必要あり。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:油研工業株式会社
    • 主要事業分野:油圧機器等の製造・販売(事業は報告セグメントで日本、アジア、ヨーロッパに分けられる)
    • 代表者名:代表取締役社長 宮坂 篤
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月12日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日、連結、 日本基準)
  • セグメント:
    • 日本:国内事業(製品販売等)
    • アジア:主に中国・インド等アジア地域での販売
    • ヨーロッパ:欧州地域での販売
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):4,510,676 株
    • 期末自己株式数:954,044 株(前期 719,779 株)
    • 期中平均株式数(四半期累計):3,709,333 株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表(今回):2026年2月12日提出
    • 株主総会:–(資料に記載なし)
    • IRイベント:決算説明会は無し(資料記載)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(第3四半期累計実績と通期会社予想は別次元だが、通期進捗で評価)
    • 売上高:23,999百万円(前年同期比+1.6%)。通期予想32,400百万円に対する進捗率:約74.1%(通常は75%前後が目安 → 概ね想定どおりの進捗)。
    • 営業利益:1,178百万円(前年同期比▲3.3%)。通期予想1,600百万円に対する進捗率:約73.6%。
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:716百万円(前年同期比▲14.7%)。通期予想850百万円に対する進捗率:約84.2%。
  • サプライズの要因:
    • マイナス要因:支払利息増(151.5→200.7百万円)や営業外の為替差損(当連結期間は発生)により経常利益・純利益を圧迫。
    • プラス要因:売上は日本で伸長(日本:+10.6%)しており、営業費用が抑制された部分が利益を下支え。
  • 通期への影響:
    • 業績予想は現時点で未修正。第3四半期の進捗は通期見通し達成の余地はあるが、為替変動や金利上昇、設備投資の影響(減価償却・利息負担)に注意。

財務指標

(以下、単位は百万円(資料の表示)を基本とし、注記がある場合は明記)

  • 財務諸表の要点(第3四半期末 2025/12/31)
    • 総資産:48,750百万円(前期末46,222百万円、+25,281百万円)
    • 純資産:26,790百万円(前期末27,519百万円、▲729百万円)
    • 自己資本(参考):22,565百万円(自己資本比率 46.3% ← 安定水準は40%以上)
  • 収益性(第3四半期累計)
    • 売上高:23,999百万円(前年同期23,627百万円、+1.6% / +372百万円)
    • 営業利益:1,178百万円(前年同期1,219百万円、▲3.3% / ▲40百万円)
    • 営業利益率:1,178 / 23,999 = 4.91%(約4.9%)
    • 経常利益:1,133百万円(前年同期1,343百万円、▲15.6%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:716百万円(前年同期840百万円、▲14.7%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):193.13円(前年同期218.41円)
  • 収益性指標(目安)
    • ROE(簡易):716 / 22,565 = 3.17%(目安:8%以上で良好 → 現状は低水準)
    • ROA(簡易):716 / 48,750 = 1.47%(目安:5%以上で良好 → 低水準)
    • 営業利益率:4.9%(業種平均との比較は業種別に差あり)
  • 進捗率分析(通期会社予想に対する第3Q累計の達成率)
    • 売上高進捗率:23,999 / 32,400 = 74.1%
    • 営業利益進捗率:1,178 / 1,600 = 73.6%
    • 親会社純利益進捗率:716 / 850 = 84.2%
    • 過去同期間との比較:前年同期の進捗は資料に通年ベースでの比較記載無し。ただし成長率は鈍化(前年第3Qは売上+10.8%→本期+1.6%)。
  • キャッシュフロー(第3四半期累計、単位:千円→百万円に換算)
    • 営業CF:627,596千円 = 627.6百万円(前年同期1,080.4百万円 → 減少)
    • 投資CF:△1,808,442千円 = △1,808.4百万円(主に有形固定資産取得 1,813.3百万円)
    • 財務CF:2,600,695千円 = 2,600.7百万円(短期借入純増、長期借入含む)
    • フリーCF(営業-投資):627.6 − 1,808.4 = △1,180.8百万円(マイナス)
    • 営業CF / 純利益比率:627.6 / 716.4 = 0.88(目安1.0以上で健全 → 今回は1未満)
    • 現金及び現金同等物残高:7,667.8百万円(前期末6,248.8百万円、+1,419.0百万円)
  • 四半期推移(QoQ):
    • 四半期ごとの詳細QoQ数値は別表参照が必要(資料は累計値中心)。季節性は明示なし。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率:46.3%(前期末51.5% → 5.2pt低下、40%以上は安定水準)
    • 流動比率(簡易):流動資産30,843 / 流動負債13,983 = 2.21(220%程度、流動性は良好)
    • 有利子負債(概算):短期借入6,318.6 + 長期借入4,185.0 ≈ 10,503.6百万円
    • 有利子負債 / 自己資本(簡易):10,503.6 / 22,565 ≈ 0.47(約47%)
  • 効率性:
    • 総資産回転率等の記載は無いが、売上増加が限定的で投資(固定資産増)を継続している点は留意。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:固定資産売却益 2.5百万円(今回)、前年同期は投資有価証券売却益等合計20.34百万円。
  • 特別損失:該当大項目無し(資料該当なし)。
  • 一時的要因の影響:特別利益は小額で業績全体への影響は限定的。為替差損(営業外)や支払利息増加は継続的要因となる可能性あり。
  • 継続性の判断:為替変動や金利負担は継続的リスク。売却益等は一過性。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当:60.00円(支払済、前年比は0→60)
    • 期末配当(予想):90.00円
    • 年間配当(予想):150.00円(前期実績150円 → 修正無し)
  • 配当利回り(株価依存):–(株価情報なし)
  • 配当性向(純利益に対する比率、概算):通期予想当期純利益850百万円を分母に、配当総額は「期末発行済株式数−自己株式数」×150円で概算
    • 配当総額(概算)=(4,510,676 − 954,044) × 150円 ≈ 533.5百万円
    • 配当性向(概算)= 533.5 / 850 ≈ 62.8%(比較的高めの配当性向)
    • 注:概算であり、会社の算定基礎による違いあり。
  • 特別配当:無し
  • 株主還元方針:自己株式の取得実績あり(第3Q累計で自己株式取得支出 約679.9百万円)。方針詳細は別途開示参照。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(第3四半期累計):
    • 有形固定資産の取得による支出:1,813.3百万円(前年同期1,096.4百万円、増加)
    • 減価償却費:1,027.4百万円(前年同期954.6百万円)
  • 研究開発:
  • 主な投資内容:建設仮勘定の増加(建設中の設備等)や機械装置の増加が見られる(有形固定資産増)。

受注・在庫状況(該当)

  • 在庫状況:
    • 棚卸資産合算(商品・仕掛・原材料):10,200.4百万円(2025/12/31)→ 前期 9,874.6百万円(増加 +325.8百万円、+3.3%)

セグメント別情報

(第3四半期累計:2025/4~2025/12、単位:百万円)

  • 日本:
    • 売上高:10,938.8百万円(前年同期比+10.6%)
    • セグメント利益(営業利益相当):272.2百万円(前年同期比+13.4%)
  • アジア:
    • 売上高:12,617.6百万円(前年同期比▲5.2%)
    • セグメント利益:783.3百万円(前年同期比▲3.5%)
  • ヨーロッパ:
    • 売上高:442.9百万円(前年同期比+5.4%)
    • セグメント利益:5.6百万円(前年同期比▲64.4%)
  • 海外売上比率:海外売上合計 14,140.9百万円 / 連結売上 23,999.4百万円 = 58.9%(前年同期62.9%→減少)
  • セグメント解説:日本が増収・増益で寄与。アジア(以前は中国・インド中心で大きい)が売上・利益とも減少しており、アジア依存構造の変化や地域別需要の差が示唆される。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:資料では米国の通商政策不確実性や地政学リスク、物価上昇による先行き不透明を指摘。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2026年3月期)予想:売上高32,400百万円(前期比▲3.3%)、営業利益1,600百万円(▲16.7%)、経常利益1,400百万円(▲27.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益850百万円(▲32.0%)。1株当たり当期純利益225.99円。
    • 予想修正:直近公表の予想から修正なし。
    • 会社予想の前提:詳細は添付資料2ページ参照(為替・市場前提等の記載あり)。
  • 予想の信頼性:第3Qまでの進捗は通期計画に整合。ただし支払利息の増加や為替変動、投資(設備)による利息・減価償却負担増が上振れ・下振れ要因。
  • リスク要因:
    • 為替変動(営業外の為替差損の発生)
    • 金利上昇(支払利息が増加)
    • 受注・需要の地域差(アジアでの減速)
    • 地政学・貿易政策による不確実性

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(税金費用の計算に関する注記:見積実効税率を使用)
  • 添付資料:決算補足説明資料および決算説明会は無し

(注1)資料の金額は会社開示の数値を基に記載。単位は特に断りがない限り百万円。
(注2)不明項目・市場データ等は「–」と表記。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6393
企業名 油研工業
URL http://www.yuken.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 機械 – 機械

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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