2025年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の当期(2025年12月期)に対する期初の通期予想は本資料に明示されていないため「会社予想との直接比較は不可」。ただし、同社が中期経営計画で目標としていた「2025年 営業利益83億円(8,300百万円)」に対しては実績が7,207百万円で下振れ(目標未達)であった点は重要。
  • 業績の方向性:売上高は増収(103,125百万円、前年同期比+1.6%)、営業利益は減益(7,207百万円、前年同期比△10.0%)、純利益は減益(親会社株主帰属当期純利益6,024百万円、前年同期比△4.6%)→ 増収減益。
  • 注目すべき変化(前年同期比):段ボールや紙器が牽引して売上構成が改善(段ボール売上+13.2%、紙器+4.0%)、一方で販管費等の増加や人的・設備投資の拡大で営業利益が大きく減少(営業利益率7.0%→前年7.9%)。
  • 今後の見通し:2026年通期計画は売上106,000百万円(+2.8%)、営業利益7,500百万円(+4.1%)、当期純利益5,300百万円(△12.0%)を見込む。現金余力は増加しており(現金同等物期末23,551百万円、前期比+41.4%)、自己株取得(2026/02/13決議:上限20億円)等を実施予定。
  • 投資家への示唆:売上は堅調だが利益創出力(営業利益)は会社の中期目標に届かず、投資(設備・人的投資)と販管費増加が利益圧迫要因。本決算では一時的な有価証券売却益等の特別益も発生しているため、持続的な収益改善(販管費コントロール/投資の利益還元)が注目点。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:ザ・パック株式会社(The Pack Co., Ltd.) コード 3950
    • 主要事業分野:紙袋・紙器・段ボール等の紙加工品、ポリ袋など化成品パッケージの製造・販売、包装資材の調達・在庫管理等(アウトソーシング含む)
    • 代表者:代表取締役社長 仲村 直樹
    • 問合せ先:取締役コーポレート本部長 下村 郁夫(TEL 06-4967-1221)
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月13日
    • 対象会計期間:連結、2025年1月1日〜2025年12月31日(通期)
    • 決算説明資料作成の有無:有(機関投資家・証券アナリスト向け説明会あり)
  • セグメント:
    • 紙加工品事業:紙袋、紙器、段ボール、印刷等(グループ売上の約73.5%)
    • 化成品事業:ポリ袋、テーラーバッグ等(約12.9%)
    • その他:用度品等(約13.6%)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):59,700,000株
    • 期末自己株式数:4,115,930株
    • 期中平均株式数:56,238,895株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会予定日:2026年3月26日
    • 配当支払開始予定日:2026年3月27日
    • 有価証券報告書提出予定日:2026年3月25日
    • IRイベント:決算説明会(機関投資家・アナリスト向け)実施済み

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績:
    • 会社予想との比較:本資料に2025年通期の会社予想数値は明記されていないため、会社予想達成率は算出不可。ただし中期計画目標(2025年 営業利益83億円=8,300百万円)には未達(実績7,207百万円、達成率約86.8%)。
    • 市場予想との比較:資料に市場予想は記載なし → 比較不可(–)。
  • サプライズの要因:
    • 営業利益が前年から減少した主因は、積極的な設備投資・人的投資および販売費・一般管理費の増加(販管費の増加で売上総利益の小幅減少を吸収できず)。
    • 一時的要因として投資有価証券売却益1,377百万円等の特別利益が計上されている(利益を下支え)。
  • 通期への影響:
    • 2026年の会社計画は売上増と営業利益わずか増(7,500百万円)を見込むが、当期の投資回収と販管費動向が改善しない場合は達成に不確実性あり。
    • なお現金余力は増加しており(現金同等物23,551百万円)、財務的な余力はある。

財務指標

  • 財務諸表 要点(百万円)
    • 売上高:103,125(+1.6%)
    • 営業利益:7,207(△10.0%)
    • 経常利益:7,532(△9.1%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:6,024(△4.6%)
    • 総資産:104,212(前期103,292、+0.9%)
    • 純資産:76,997(前期74,485、+3.4%)
    • 現金及び現金同等物(期末):23,551(前期16,656、+41.4%)
  • 収益性(前年比)
    • 売上高:103,125百万円(+1.6%/+1,664百万円)
    • 営業利益:7,207百万円(△10.0%/△802百万円)
    • 経常利益:7,532百万円(△9.1%/△753百万円)
    • 親会社株主に帰属する純利益:6,024百万円(△4.6%/△292百万円)
    • 1株当たり当期純利益(EPS):107.13円(前年111.17円、△3.6%)
  • 収益性指標(資料記載)
    • ROE(自己資本当期純利益率):8.0%(目安: 8%以上で良好 → ほぼ良好)
    • ROA(総資産経常利益率):7.3%(目安: 5%以上で良好 → 良好)
    • 営業利益率:7.0%(前年7.9% → 低下)
  • 進捗率分析(四半期進捗は資料に限定的開示)
    • 通期予想(2026年)に対する進捗率:該当なし(2025年実績は前期実績の報告)
  • キャッシュフロー(百万円)
    • 営業CF:6,862(前年7,101、△3.4%)
    • 投資CF:+3,514(前年△5,436;有価証券売却等で収入化)
    • 財務CF:△3,553(前年△3,041;配当支払・自己株取得等)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):6,862 − 3,514 = 3,348百万円(プラス)
    • 営業CF/純利益比率:6,862/6,024 ≒ 1.14(目安1.0以上で健全 → 健全)
  • 四半期推移(QoQ):四半期毎の詳細は本資料に限定的。第2四半期累計等は開示あり(第2四半期累計売上49,000百万円等)があるが、季節性分析は本資料のみでは不足。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:73.9%(安定水準、目安:40%以上で安定)
    • 負債合計:27,214百万円 → 負債/純資産比率 ≒ 35.4%(低め、安定)
    • 流動資産 61,667 / 流動負債 25,824 → 流動比率 ≒ 239%(良好)
  • 効率性
    • 総資産回転率等の詳細値は資料記載なし(計算可能だが簡略)。
  • セグメント別(百万円、前年比%)
    • 紙加工品事業:売上75,754(+3.6%)、セグメント営業利益6,567→実績セグメント利益は6,567百万円(前年7,168百万円から減少)
    • 内訳:紙袋32,044(△0.5%)、紙器26,916(+4.0%)、段ボール14,743(+13.2)、印刷2,049(+3.0)
    • 化成品事業:売上13,322(△1.3%)、営業利益8,29百万円(△11.2%)
    • その他:売上14,048(△5.4%)、営業利益11,99百万円(△4.9%)
  • 財務の解説(要旨)
    • 現金・預金が大幅増加した一方で、有価証券残高は減少(運用資産の入替)。投資活動では有価証券売却の収入が大きく、結果として投資CFがプラス。財務活動は配当と自己株取得で支出が続いている。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益1,377百万円、固定資産売却益2百万円(合計1,379百万円)
  • 特別損失:投資有価証券評価損41百万円、固定資産除却損10百万円等(合計52百万円)
  • 一時的要因の影響:特別利益が税前利益を押し上げており、これを除くと税引前利益・純利益はやや弱含み。特別益は一過性の可能性が高く、継続性は低いと評価される(売却益は繰り返し発生するとは限らない)。
  • 継続性の判断:投資有価証券売却益は投資活動の結果であり必ずしも継続的ではないため、コア事業の業績(営業利益)を重視すべき。

配当

  • 2025年12月期(実績)
    • 中間配当:58円(株式分割後表示)
    • 期末配当:22円(株式分割後表示。注:分割前換算で期末66円に相当する旨注記あり)
    • 年間配当金総額:2,313百万円(連結)
    • 配当性向(連結):38.6%
    • 配当利回り:3.1%(資料表記、株価基準は記載なし)
  • 2026年12月期(予想)
    • 中間:17.00円、期末:25.00円、年間合計:42.00円、配当性向予想:44.0%
  • 特別配当の有無:なし
  • 株主還元方針:自己株式取得を継続(2026年2月13日に上限20億円・1,800,000株の取得を決議)

設備投資・研究開発

  • 設備投資(有形・無形固定資産の増加額):3,523百万円(当期、前年は6,123百万円)
  • 減価償却費:2,940百万円(当期)
  • 研究開発費:–(資料明示なし)
  • 主な投資内容:設備投資・無形資産取得等(詳細は補足資料参照)

受注・在庫状況

  • 受注状況:–(資料に受注高・受注残高の明示なし)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産(商品及び製品):7,271百万円(前期7,121百万円、+2.1%)
    • 在庫回転日数等:–(記載なし)

セグメント別情報

  • セグメント別の概要・実績(主要点)
    • 紙加工品事業が主力(売上の約73.5%)、段ボールと紙器が伸長。
    • 化成品事業は軟包装の伸長があったが、持ち帰り袋や衛生用品向けが減少し売上微減。
    • セグメント別営業利益は紙加工品で減益(6,567百万円、前年7,168百万円)、化成品も減益(829百万円、前年933百万円)。
  • 地域別:本邦顧客が売上の90%以上を占める(海外比率は低め)。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画(掲示スローガン):連結売上高1,070億円、営業利益83億円(2025年目標)→ 売上・営業利益とも目標を下回る実績(売上103,125百万円 vs 目標107,000百万円、営業利益7,207百万円 vs 目標8,300百万円)。
  • KPI達成状況:営業利益目標未達。投資の実行は行ったが投資効果(利益回復)を確認するフェーズ。

競合状況や市場動向

  • マクロ影響:国内は緩やかな回復だが個人消費の力強さは限定的、米国の関税政策や中国経済の不確実性が下振れリスク(会社コメント)を示唆。

今後の見通し

  • 業績予想(会社計画 2026年1月1日〜2026年12月31日)
    • 売上高:106,000百万円(+2.8% vs 2025)
    • 営業利益:7,500百万円(+4.1%)
    • 経常利益:7,700百万円(+2.2%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:5,300百万円(△12.0%)
    • 1株当たり当期純利益:95.35円
  • 予想の信頼性:過去の実績で中期目標が未達であった点を踏まえ、投資回収や販管費の動向がカギ。会社は会計基準変更(法人税等)を適用しているが大きな影響はないと明記。
  • リスク要因:為替・原材料価格・米国の関税政策、国内の人手不足、個人消費の弱さ等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:2022年改正会計基準(法人税等)を期首から適用(連結財務諸表への影響はない)。
  • 重要な後発事象:2026年2月13日取締役会で自己株式取得を決議(上限1,800,000株、上限20億円、取得期間2026/2/13〜2026/12/31、市場買付け)。
  • その他:本決算短信は監査対象外(公認会計士/監査法人の監査非適用)。

(注記)

  • 不明な項目は「–」と表記しています。
  • 数字は基本的に百万円単位で表記。主要比率については資料中の数値を引用しました。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3950
企業名 ザ・パック
URL http://www.thepack.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – パルプ・紙

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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