2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の通期予想に対する今回の累計実績は大きな修正要因はなく、会社は業績予想の修正を行っていない(ほぼ予想どおり)。ただし、利益(営業利益・純利益)の通期進捗がやや遅れている点は注目。
  • 業績の方向性:増収減益(売上高は前年同期比+2.2%・71,603百万円、営業利益は△13.5%・4,278百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は△13.5%・3,446百万円)。
  • 注目すべき変化:営業費用(販管費)の増加、減価償却費の増加(前年同期比で減価償却費 +482百万円)により営業利益率が低下(前年同期: 7.06% → 今回: 5.98%)。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上高103,000百万円、営業利益7,300百万円、当期純利益6,100百万円)は据え置き。第3四半期累計の進捗(売上高69.5%、営業利益58.6%、純利益56.5%)から見ると、利益面では通期達成に向けてやや上振れ要因が必要。
  • 投資家への示唆:① 紙加工品が収益の柱(売上の約73%)だが、収益性が前年より低下している点を確認。② 自己資本比率は高水準で財務余力はある(76.9%)。③ 1株当たりや配当表示は2025/7/1の1→3株分割で調整されているためPer-share数値は分割後前提を確認すること。

基本情報

  • 企業名:ザ・パック株式会社
  • 主要事業分野:紙袋・紙器・段ボール等の紙加工製品および化成品パッケージ等の製造・販売、包装資材のアウトソーシング等
  • 代表者名:代表取締役社長 仲村 直樹
  • URL: https://www.thepack.co.jp
  • 問合せ先:取締役コーポレート本部長 下村 郁夫 (TEL)06-4967-1221
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月10日
    • 対象会計期間:2025年1月1日〜2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計、連結・日本基準)
    • 決算説明資料作成:無
    • 決算説明会:無
  • セグメント:
    • 紙加工品事業:紙袋、紙器、段ボール、印刷など(グループ売上の約73.2%を占有)
    • 化成品事業:化成品パッケージ(約13.3%)
    • その他:用度品、アウトソーシング(PASシステム)等(約13.5%)
  • 発行済株式等:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):59,700,000株(2025年12月期3Q)
    • 期末自己株式数:3,366,978株(2025年12月期3Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計):56,369,073株(2025年12月期3Q)
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:通期予想は変更無し(直近修正なし)
    • 株主総会・IRイベント:–(本資料に該当記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想は通期予想との比較)
    • 売上高:71,603百万円/通期予想103,000百万円に対する進捗率69.5%(やや標準的〜良好)
    • 営業利益:4,278百万円/通期予想7,300百万円に対する進捗率58.6%(進捗はやや遅れ)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,446百万円/通期予想6,100百万円に対する進捗率56.5%(進捗はやや遅れ)
  • サプライズの要因:
    • 売上は増加したが、販管費(給料・賃借料・その他)と減価償却費の増加が営業利益を圧迫。
    • 特別損益の影響は限定的(特別利益:投資有価証券売却益488百万円、特別損失3百万円)。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想の修正を行っていないが、利益進捗が5割台である点から残り四半期での利益改善(コスト抑制や商況の改善等)が必要。現時点で会社見通しは維持。

財務指標

  • 損益要点(第3四半期累計:2025/1/1–9/30、単位:百万円)
    • 売上高:71,603(前年同期比 +2.2% / +1,563百万円)
    • 売上総利益:17,561(前年同期比 △72百万円)
    • 営業利益:4,278(前年同期比 △667百万円、△13.5%)
    • 経常利益:4,521(前年同期比 △603百万円、△11.8%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,446(前年同期比 △538百万円、△13.5%)
    • 1株当たり四半期純利益(分割後表示):61.13円(前年同期 69.96円)
  • 収益性指標
    • 営業利益率:4,278 / 71,603 = 5.98%(前年同期 7.06% → 低下。業種平均は業種により異なるが、7%前後が良好の目安)
    • ROE(累計ベース、簡易換算):3,446 / 75,420 ≒ 4.57%(参考目安:8%以上で良好 → 現状やや低め)
    • ROA(累計ベース):3,446 / 98,059 ≒ 3.51%(目安5%以上が良好 → やや低め)
  • 進捗率分析(通期予想に対する9ヶ月累計)
    • 売上高進捗率:69.5%(71,603 / 103,000)
    • 営業利益進捗率:58.6%(4,278 / 7,300)
    • 純利益進捗率:56.5%(3,446 / 6,100)
    • コメント:売上は概ね累計で7割弱と標準的だが、利益は進捗が低く残り期間での改善が必要。
  • キャッシュ・フロー(注:四半期CF計算書は作成されていない)
    • 現金及び預金:15,167 → 19,838 百万円(+4,671百万円)
    • 受取手形及び売掛金:25,346 → 17,667 百万円(△7,679百万円)
    • 有価証券:8,499 → 4,500 百万円(△3,999百万円)
    • コメント:CF計算書は未作成だが、BS変動から現金は増加。売掛金減少や有価証券売却が影響と想定される。フリーCF(営業CF−投資CF)は未提示のため算出不可。
  • 財政状態(2025/9/30)
    • 総資産:98,059百万円(前期末103,292百万円、△5,232百万円)
    • 純資産:75,439百万円(前期末74,485百万円、+954百万円)
    • 自己資本比率:76.9%(安定水準:40%以上で良好 → 76.9% は非常に良好)
    • 流動負債合計:21,088百万円(前期 27,766百万円、減少)
    • 長期借入金等の有利子負債は限られており、財務は保守的
  • 効率性
    • 減価償却費:前年同期1,669百万円 → 今期2,151百万円(+482百万円、投資の進捗や設備の稼働影響)
    • 総資産回転率等の詳細指標は資料に非掲載のため算出不可

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益 488百万円(前年681百万円)
  • 特別損失:合計 3百万円(主に固定資産除却損等、前期19百万円)
  • 一時的要因の影響:特別利益は前年より縮小。営業利益低下の主因は一時要因よりも販管費・減価償却等の恒常項目増加によるものと判断される。
  • 継続性:投資有価証券売却益は一過性の可能性が高く、今後の継続性は不確定。

配当

  • 直近配当(分割後表示)
    • 第2四半期(中間):58.00円(2025年)
    • 期末(予想):22.00円(2025年、株式分割後表示)
    • 合計(年間・分割後表示):会社は合計を明示していない(「-」)。(注)株式分割を考慮しない場合、期末配当は66.00円相当との注記あり。
  • 配当性向:資料に明示なし。配当性向算出には通期純利益予想(6,100百万円)と年間配当総額が必要(開示無し)。
  • 自社株買い:当第3四半期累計期間に自己株式60,000株取得(自己株式残高は増加)。
  • 株主還元方針:年間配当予想に変更は無し(直近の修正なし)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(明確な投資額の記載なし):資料では減価償却費増加(2,151百万円)が確認され、積極的な設備投資・人的投資を行っている旨の記載あり。
  • 研究開発:R&D費用の明確数値は資料に記載なし。

受注・在庫状況

  • 受注高・受注残高:資料に記載なし(–)
  • 在庫(商品及び製品等):商品及び製品 7,121 → 7,940 百万円(増加)、仕掛品 1,260 → 1,294 百万円、原材料及び貯蔵品 986 → 1,064 百万円
  • 在庫回転日数等:資料に記載なし(–)

セグメント別情報

(第3四半期累計 2025/1/1–9/30、単位:百万円)

  • 紙加工品事業
    • 売上高:52,392(前年同期比 +4.3%)
    • セグメント営業利益:4,067(前年同期比 △10.3%)
    • 備考:紙袋(21,719 / +0.9%)、紙器(18,840 / +3.8%)、段ボール(10,365 / +13.8%)、印刷(1,467 / △0.7%)。EC向けやテイクアウト需要、海外子会社の販売が好調。
  • 化成品事業
    • 売上高:9,534(前年同期比 +0.9%)
    • セグメント営業利益:498(前年同期比 △15.4%)
    • 備考:軟包装は伸長したが、一部品目で紙化などによる販売減が影響。
  • その他(用度品等)
    • 売上高:9,677(前年同期比 △6.4%)
    • セグメント営業利益:697(前年同期比 △10.6%)
    • 備考:PASシステムに関わる用度品等の販売減少が影響。
  • セグメント合計:売上高71,603、セグメント利益合計(調整後)4,278(営業利益と整合)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画目標(2025年12月期):連結売上高1,070億円、営業利益83億円(注:今回の通期予想は売上1,030億円、営業利益73億円)
  • 進捗:第3四半期累計の売上・利益水準からは通期目標(中計)達成には追加の上振れが必要。中期計画との整合性について会社はグループで収益改善に取り組んでいると表明。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:国内は個人消費回復に力強さ欠く。海外(米国)の関税引上げ等がリスクとして認識されている。
  • 競合比較:同業他社との具体的比較データは資料に無し(–)。ただし紙・包装分野ではEC需要やテイクアウト需要が追い風。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2025/1/1–12/31)予想:売上高103,000百万円(+1.5%)、営業利益7,300百万円(△8.9%)、経常利益7,600百万円(△8.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益6,100百万円(△3.4%)、1株当たり当期純利益108.26円(分割後表示)
    • 予想修正:直近公表から修正なし
    • 予想の前提:特段の記載なし(為替・原料前提等は別紙参照)
  • 予想の信頼性:会社は見通し据え置き。第3四半期累計の利益進捗が低めであるため、残り四半期での収益改善(コスト管理、販売ミックス改善等)が重要。
  • リスク要因:為替・原材料価格、米国の関税政策、国内消費動向、製品ミックスの変化等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:法人税等に関する会計基準の改正を適用(第1四半期から適用)だが、四半期連結財務諸表への影響は無し。
  • 株式分割:2025年7月1日付で普通株式1株→3株の株式分割を実施。1株当たり数値・配当は分割後表示に注意。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書の作成:当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない。

(注記)

  • 不明項目は「–」で表示しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3950
企業名 ザ・パック
URL http://www.thepack.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – パルプ・紙

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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