2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期予想を上回る進捗であり、通期予想を修正(上振れ)。(会社は2026/2/6に業績予想を修正)
- 業績の方向性:増収増益(売上高+8.4%、営業利益+3.9%、親会社株主に帰属する四半期純利益+13.2%)
- 注目すべき変化:新薬(リアルダ、グーフィス、モビコール、トレプロスト、ユリス、オンボー等)と後発品の伸長により売上が拡大。2025年10月にアンドファーマの持分取得(持分法適用)による持分法利益588百万円が営業外収益を押し上げ。
- 今後の見通し:通期予想(売上115,500百万円、営業利益9,500百万円、当期純利益8,400百万円)に対する第3四半期累計の進捗は良好(売上進捗約75.8%、営業利益進捗約79.2%、当期純進捗約75.5%)で達成可能性は高いと判断(会社は予想修正済)。
- 投資家への示唆:新薬・後発品の販売拡大と持分会社の利益計上が短期業績を押し上げている点が鍵。一方、自己資本比率は高水準(75.4%)で財務は健全だが、ROEやROAはまだ業種の良好目安に届いていないため(詳細は下記参照)、中長期での収益力改善とパイプラインの臨床進捗を確認することが重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:持田製薬株式会社
- 主要事業分野:医薬品関連事業(主に循環器、消化器、産婦人科、精神科領域の医薬品製造販売)、ヘルスケア事業(スキンケア等)、医療機器・バイオマテリアルの開発
- 代表者名:代表取締役社長 持田 直幸
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月6日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)
- セグメント:
- 医薬品関連事業(グループの報告セグメントは医薬品関連事業のみ)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):36,390,000株
- 期末自己株式数:940,091株
- 期中平均株式数(四半期累計):35,450,260株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 次回決算発表・株主関連イベント等:–(資料に記載なし。決算説明会等の有無は「決算説明資料作成の有無」「決算説明会開催の有無」欄参照だが明記なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は通期。第3四半期累計は会社の当初計画を上回り、通期予想は修正済)
- 売上高(第3Q累計):87,487百万円(前年同期比+8.4%)→ 通期見込115,500百万円に対する進捗率 75.8%
- 営業利益(第3Q累計):7,526百万円(前年同期比+3.9%)→ 通期見込9,500百万円に対する進捗率 79.2%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:6,342百万円(前年同期比+13.2%)→ 通期見込8,400百万円に対する進捗率 75.5%
- サプライズの要因:
- 主力の新薬群および後発品の売上成長(主要製品の増収)。
- 2025年10月にアンドファーマの株式取得(20%)による持分法投資利益588百万円の計上が営業外収益を押し上げた。
- その他有価証券評価差額金の増加(その他包括利益)により包括利益が大幅増(+84.6%)。
- 通期への影響:
- 第3四半期の進捗は通期目標を超えるペースで推移しており、会社は業績予想を上方修正。通期予想達成の可能性は高いと判断されるが、薬価改定等の外部要因リスクは依然存在。
財務指標
(単位:百万円、%は前年同期比)
損益(第3四半期累計 2025/4/1–2025/12/31)
- 売上高:87,487(+8.4% / +6,756)
- 売上原価:45,628(前年39,282)
- 売上総利益:41,858(+0.99%)
- 販管費:34,332(前年34,205)
- 営業利益:7,526(+3.9% / +283)
- 営業利益率:7,526 / 87,487 = 8.6%(目安:業種平均との比較は資料内に記載なし)
- 経常利益:8,346(+9.2%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:6,342(+13.2%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):178.91円(前年158.11円)
財政状態(貸借対照表末、2025/12/31)
- 総資産:182,220(前期末160,121、増加 +22,099)
- 純資産:137,431(前期末130,694、増加 +6,737)
- 自己資本比率:75.4%(安定水準。前年 81.6%)
- 現金及び預金:38,502(前期末45,154、減少 -6,652)
- 売掛金及び契約資産:40,202(増加)
- 投資有価証券:37,663(前期15,022、増加 +22,641)
- 長期借入金:10,000(前期0、借入計上)
収益性指標(第3Q累計ベース)
- ROE(単純計算:期間純利益 / 平均自己資本):
- 平均自己資本 ≒ (137,431 + 130,694) / 2 = 134,063
- ROE(期間)= 6,342 / 134,063 = 4.7%(目安:8%以上で良好 → 現状は低め)
- 年間化換算(単純):約6.3%((4.7%)*(12/9))→ 目安よりやや低い
- ROA(単純):6,342 / 171,171(総資産平均) = 3.7%(年間化で約4.9%、目安5%以上で良好 → ほぼ水準に近い)
- 営業利益率:8.6%(前期比較で横ばい〜改善余地あり)
進捗率(通期予想に対する第3Q累計)
- 売上高進捗率:75.8%(通常9ヶ月での目安75%前後。順調)
- 営業利益進捗率:79.2%(順調)
- 純利益進捗率:75.5%(順調)
キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュフロー計算書は作成されていない(資料注記)。
- 参考(BS変動):
- 現金及び預金は38,502百万円(前年末45,154)で減少(-6,652)。
- 投資有価証券が増加(15,022 → 37,663、+22,641)。これは有価証券購入または時価上昇で説明される(内訳不明)。
- 長期借入金10,000計上で財務活動に変化あり。
- フリーCF(営業CF−投資CF):–(不明。キャッシュフロー計算書未作成のため)
四半期推移(QoQ)
- 詳細な四半期別数値は資料に記載無し(累計比較のみ)。季節性:医薬品は製品ごとの需要・再処方等で季節差があるが本資料では明確な季節性記載なし。
財務安全性
- 自己資本比率:75.4%(安定水準)
- 流動比率(概算):流動資産120,490 / 流動負債30,028 ≒ 401%(非常に高い流動性)
- 負債比率(負債合計 / 純資産):44,789 / 137,431 ≒ 32.6%(低レバレッジで安全)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 2百万円
- 特別損失:固定資産除却損 2百万円
- 一時的要因の影響:特別損益は小額で業績に影響は限定的。むしろ持分法投資利益588百万円が非継続的要素として経常利益を押し上げている点に注意(持分法利益は持分会社の業績に依存)。
- その他包括利益:有価証券の評価差額が大幅増加(△363 → +3,356百万円)、評価損益の変動が含み益として計上。
配当
- 配当実績・予想:
- 中間配当(第2四半期末):40.00円(2026/3期も実績)
- 期末配当(予想):40.00円
- 年間配当予想:80.00円(前期実績と同額)
- 配当利回り:–(株価情報なしのため算出不可)
- 配当性向(EPSベース):通期予想EPS 236.95円に対する配当(80円)→ 配当性向 ≒ 33.8%(目安:中程度の株主還元)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:当期は自社株買い等の記載無し(資料に記載なし)。
設備投資・研究開発
- 研究開発費:8,984百万円(当第3四半期累計)
- 減価償却費(第3Q累計):2,190百万円
- 設備投資額:–(資料に明示なし)
- 主なR&Dテーマ(記載より):
- siRNA医薬の創薬研究、細胞医薬(SHED、REC)による治療法開発、TRPV1拮抗薬(モツギバトレプ)等
- 臨床:RGB-19(トシリズマブ・バイオシミラー)申請中、HLC-001(臨床第Ⅲ相)等
- 備考:バイオマテリアル事業(dMD-002、dMD-003)は検証的治験段階
受注・在庫状況
- 受注関連情報:–(資料に記載なし)
- 在庫(棚卸資産):商品・製品 20,508百万円(前期20,686)/原材料及び貯蔵品 12,385(前期10,314)→ 在庫はやや増加
- 在庫回転日数:–(資料に記載なし)
セグメント別情報
- 報告セグメントは医薬品関連事業のみ(セグメント情報の細分記載を省略)。
- セグメント内の内訳は主要製品別で開示(下記参照)。
- 地域別売上:–(資料に記載なし)
主要製品の第3四半期(当期)売上(単位:億円、対前年同期増減率)
- リアルダ:126(+9%)
- グーフィス:69(+8%)
- モビコール:56(+11%)
- トレプロスト:46(+46%)
- ユリス:47(+37%)
- エパデール:35(△13%)
- 後発品合計:264(+13%)
- スキンケア製品:59(+8%)
(注)各製品の伸長が全体の増収を牽引。エパデールは前年同期を下回る。
中長期計画との整合性
- 25-27中期経営計画(成長戦略加速の3年間)を掲げ、「コア事業の収益力強化」「成長事業の継続投資」「経営基盤強化」を重点テーマに設定。第3Qの好調は「コア事業の収益力強化」面での成果が表れている。
- KPI達成状況:具体的KPIの進捗は資料に限定的だが、売上・利益は計画超過のため中期計画の進捗は順調との会社コメント。
競合状況や市場動向
- 業界環境:国内医薬品業界は薬価改定等の医療費抑制が継続し厳しい環境。
- 競合比較:同業他社との相対的な比較データは資料に記載なし。新薬・バイオシミラー・後発品での差別化が重要。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期予想、修正済):売上高115,500百万円(+9.8%)、営業利益9,500百万円(+16.9%)、経常利益11,000百万円(+36.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益8,400百万円(+47.8%)、1株当たり当期純利益236.95円
- 会社は第3四半期の実績を受けて予想を修正(上方修正)。修正の詳細は「業績予想の修正に関するお知らせ」を参照。
- 予想の信頼性:第3四半期の進捗は通期見通しを上回るペースのため信頼性は相対的に高いが、薬価改定や規制・承認遅延、為替等の外部要因はリスク。
- リスク要因:薬価改定・長期収載品の選定療養の影響、承認プロセスの遅延、主要製品の競合(後発品・バイオシミラー)、原材料費・為替の変動等
重要な注記
- 会計方針の変更:一部会計基準の改正に伴う会計方針の変更等の記載あり(詳細は添付資料参照)。
- セグメント:報告セグメントは医薬品関連事業のみのためセグメント別注記は省略。
- キャッシュフロー:当第3四半期累計期間の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
(備考)
- 本まとめは開示資料(2026年3月期 第3四半期決算短信〔連結〕)を基に整理したものであり、投資助言ではありません。未記載項目は「–」としてあります。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4534 |
| 企業名 | 持田製薬 |
| URL | http://www.mochida.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。