企業の一言説明
美津濃(Mizuno Corporation)は、ゴルフ、野球、競泳用品に強みを持つ日本の大手総合スポーツ用品メーカーです。国内外で高いブランド力と幅広い製品ラインナップを展開し、単なる製品販売にとどまらず、スポーツ施設の運営や学校事業など多角的な事業モデルを持つ企業です。
投資判断のための3つのキーポイント
- 安定した成長と堅固な財務基盤: 過去数年にわたり売上高・利益ともに着実な成長を継続しており、直近の第3四半期決算も好調です。自己資本比率70%超、流動比率300%超と財務健全性は極めて高く、安定した経営基盤が強みです。
- 国際事業の拡大と製品ポートフォリオの多様性: 海外売上高比率が高く、特に欧州やアジア・オセアニア地域での成長が著しいです。スポーツ用品に加えてライフスタイルやワーキング分野への展開も進め、多様な収益源を確保しています。
- 市場評価との乖離によるバリュエーションの割高感: 株価は過去1年で大きく上昇しており、現在のPER、PBRともに業界平均を大きく上回っています。成長性や財務健全性は優れていますが、現在の株価はそれらを織り込み済み、あるいはやや過熱感がある可能性があり、投資判断には慎重な検討が必要です。
企業スコア早見表
| 項目 | スコア | 判定 |
|---|---|---|
| 成長性 | B | 良好な成長継続 |
| 収益性 | A | 良好 |
| 財務健全性 | S | 優良 |
| バリュエーション | D | 割高 |
※スコア凡例: S=優良, A=良好, B=普通, C=やや不安, D=懸念
注目指標サマリー
| 指標 | 値 | 業界平均比 |
|---|---|---|
| 株価 | 4,120.0円 | – |
| PER | 19.17倍 | 業界平均14.5倍(約1.32倍) |
| PBR | 1.89倍 | 業界平均1.3倍(約1.45倍) |
| 配当利回り | 1.46% | – |
| ROE | 11.07% | – |
1. 企業概要
美津濃(Mizuno Corporation)は、1906年創業の歴史を持つ日本の総合スポーツ用品メーカーです。主力は野球、ゴルフ、競泳などの競技用製品ですが、スポーツウェア、シューズも幅広く手掛けています。さらに、スポーツ施設の建設・運営、学校事業、ライフスタイル・ワーキング製品の製造・販売など、多角的な事業を展開しており、国内外で「Mizuno」ブランドの高い知名度と信頼性を確立しています。長年の技術蓄積とブランド力が参入障壁となり、安定した収益モデルを構築しています。
2. 業界ポジション
美津濃は、日本のスポーツ用品業界において、アシックスやデサントなどと並ぶ大手メーカーの一角を占めています。特にゴルフ、野球、競泳といった特定競技においては高いブランド力と製品シェアを誇ります。グローバル市場でも事業を展開し、海外売上高比率が高い点が特徴です。競合との比較では、ブランド価値と製品の品質、多様な事業展開が強みです。一方、市場全体でのアパレルやシューズ分野での競争は激しく、差別化が重要となります。現在のPER 19.17倍とPBR 1.89倍は、業界平均PER 14.5倍、業界平均PBR 1.3倍と比較して割高な水準にあります。
3. 経営戦略
美津濃は、中期経営計画において、グローバルブランドとしての地位確立と持続的な成長を重視しています。特に海外市場の深耕と、スポーツ以外のライフスタイル・ワーキング分野での事業拡大が戦略の柱です。直近の2026年3月期第3四半期決算では、セグメント別で日本国内だけでなく、欧州、アジア・オセアニアでも高い売上高の伸びを記録しており、海外強化戦略が成果を上げています。特に欧州市場は前年同期比19.9%増と顕著な成長を見せています。また、通期業績予想を据え置いているものの、第3四半期における純利益の進捗率が90.3%に達しており、好調な推移を示しています。
今後のイベント:
- 2026年3月30日: 配当落ち日(Ex-Dividend Date)
- 2026年5月7日: 決算発表日(Earnings Date)
これらのイベントは、株価に影響を与える可能性があるため、投資家は注目しておくべきでしょう。
【財務品質チェックリスト】Piotroski F-Score
| 項目 | スコア | 判定 |
|---|---|---|
| 総合スコア | 7/9 | S: 優良(収益性・健全性・効率性すべて良好) |
| 収益性 | 2/3 | 純利益とROAがプラス。営業キャッシュフローはデータなし。 |
| 財務健全性 | 3/3 | 流動比率が高く、有利子負債が少なく、株式希薄化もない。 |
| 効率性 | 2/3 | ROEが高く、四半期売上成長率もプラスだが、営業利益率が10%を下回る。 |
美津濃のPiotroski F-Scoreは7/9点という高い水準であり、「S: 優良」と評価されます。これは、企業の財務体質が総合的に非常に健全であることを示唆しています。
収益性については、純利益とROAがプラスであり、事業活動から確実に利益を生み出しています。営業キャッシュフローの具体的なデータは提供されていませんが、他の指標から見て問題は少ないと推測されます。
財務健全性では満点の3/3点を獲得しています。流動比率が3.94と非常に高く、短期的な支払い能力に全く問題ありません。総負債に対する自己資本の比率も低く(Total Debt/Equity 7.82%)、株式の希薄化も発生していないため、財務基盤は極めて強固です。
効率性においても2/3点を獲得しており、ROEが11.07%と高く、株主資本を効率的に活用して利益を生み出しています。また、四半期売上成長率も9.1%とプラスで事業が成長していることを示していますが、営業利益率が9.75%と10%にわずかに届かなかったため、満点には至りませんでした。
【収益性】
- 営業利益率(過去12か月): 9.75%
- 一般的に10%以上が優良とされますが、9.75%は非常に良好な水準です。これまでの推移も2021年3月期の2.53%から着実に改善しており、経営効率の向上が見て取れます。
- ROE(実績): 10.24%(過去12か月: 11.07%)
- 株主資本利益率(Return On Equity)は、株主から預かった資本をいかに効率的に使って利益を生み出したかを示す指標です。一般的に10%以上が良好な水準とされており、美津濃はこれを達成しています。特に過去12ヶ月では11.07%に上昇しており、資本効率の改善が見られます。
- ROA(過去12か月): 6.54%
- 総資産利益率(Return On Assets)は、会社が保有する全ての資産をいかに効率的に使って利益を上げたかを示します。ベンチマークの5%を上回っており、資産を有効活用できていると評価できます。
【財務健全性】
- 自己資本比率(実績): 71.6%(直近四半期: 73.3%)
- 総資産に占める自己資本の割合で、高いほど財務基盤が安定していることを示します。70%を超える水準は極めて高く、借入が少なく負債に依存しない安定した経営を行っていることを表します。
- 流動比率(直近四半期): 3.94倍(394%)
- 流動資産を流動負債で割った比率で、短期的な支払い能力を示します。一般的に200%以上が望ましいとされますが、美津濃は400%近い数値を誇り、短期的な資金繰りに全く問題がない、非常に潤沢な手元資金と換金性の高い資産を保有していることがわかります。
【キャッシュフロー】
- 営業キャッシュフロー、フリーキャッシュフローの具体的なデータは提供されていません。しかし、Piotroski F-Scoreの収益性スコアの説明では「N/A 営業キャッシュフローチェック: データなし」とされています。損益計算書で安定した営業利益が計上されていること、高水準の流動比率から推測するに、営業キャッシュフローは健全である可能性が高いですが、詳細な確認はできません。
【利益の質】
- 営業キャッシュフロー/純利益比率の具体的なデータは提供されていません。営業キャッシュフローのデータがないため、利益の質に関する詳細な評価はできません。
【四半期進捗】
美津濃の2026年3月期第3四半期決算短信によると、以下の進捗状況が報告されています。
- 売上高: 187,345百万円(前年同期比+6.8%) → 通期予想(260,000百万円)に対し72.1%の進捗
- 営業利益: 17,941百万円(前年同期比+12.1%) → 通期予想(22,500百万円)に対し79.7%の進捗
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 14,882百万円(前年同期比+18.0%) → 通期予想(16,500百万円)に対し90.3%の進捗
通期予想は据え置かれていますが、特に純利益の進捗率が90.3%と極めて高く、通期予想の達成、あるいは上方修正の可能性も示唆される好調な内容です。売上高と営業利益も順調に進捗しており、第4四半期での達成も十分に見込めます。
直近3四半期の売上高・営業利益の推移(2026年3月期):
(詳細な四半期別データは提供されていないが、年間データと第3四半期累計から算出)
- 第1四半期〜第3四半期累計: 売上高 187,345百万円, 営業利益 17,941百万円
- 前年同期比で売上高+6.8%、営業利益+12.1%と堅調に推移しています。
【バリュエーション】
- PER(会社予想): 19.17倍
- 株価収益率(Price Earnings Ratio)は、株価が1株当たり利益の何倍かを示し、企業の収益力に対して株価が割安か割高かを判断する指標です。業界平均PER 14.5倍と比較すると、美津濃のPERは業界平均の約1.32倍であり、割高感があります。
- PBR(実績): 1.89倍
- 株価純資産倍率(Price Book-value Ratio)は、株価が1株当たり純資産の何倍かを示し、企業の持つ純資産に対して株価が割安か割高かを判断する指標です。業界平均PBR 1.3倍と比較すると、美津濃のPBRは業界平均の約1.45倍であり、こちらも割高と判断されます。
バリュエーションの目標株価(業種平均PER基準 3,218円、業種平均PBR基準 2,834円)と比較すると、現在の株価 4,120.0円は大きく上回っており、市場が美津濃の成長性やブランド力に対して高いプレミアムを容認している状況です。
【テクニカルシグナル】
| 指標 | 状態 | 数値 | 解釈 |
|---|---|---|---|
| MACD | 中立 | MACD値: 219.71 / シグナル値: 115.63 | 短期的な上昇トレンドは継続しているものの、勢いは落ち着きつつある可能性 |
| RSI | 買われすぎ | 83.2% | 株価が短期間で大きく上昇し、過熱感がある状態 |
| 5日線乖離率 | +1.45% | – | 直近の株価は5日移動平均線をわずかに上回っている |
| 25日線乖離率 | +18.64% | – | 短期トレンドから大きく上方に乖離し、上昇モメンタムが強い |
| 75日線乖離率 | +31.76% | – | 中期トレンドから大幅に上方に乖離しており、強い上昇傾向 |
| 200日線乖離率 | +45.10% | – | 長期トレンドから極めて大きく上方に乖離しており、長期的な上昇トレンドが非常に強い |
RSIが83.2%と「買われすぎ」の領域にあり、短期間での株価上昇ピッチが速いことを示唆しています。 MACDは「中立」とされていますが、MACD値がシグナルラインを上回っていることから、引き続き短期的な上昇トレンドが示唆されますが、過去の急上昇に比べると勢いが落ち着いている可能性があります。移動平均線からの乖離率も全てプラスであり、長期線から大きく乖離していることから、明確な上昇トレンドが継続していますが、株価の過熱感や高値警戒感には注意が必要です。
【テクニカル】
- 52週高値・安値との位置: 52週高値 4,385.00円に対し、現在の株価 4,120.0円は52週レンジ内位置88.5%と、高値圏で推移しています。年初来安値 2,077円からは大きく上昇しており、強い上昇トレンドが続いています。
- 移動平均線との関係: 現在株価は、5日、25日、75日、200日といった全ての移動平均線を大きく上回っています。これは非常に強い上昇トレンドを示しており、短期、中期、長期的に買い圧力が優勢である状況です。特に、200日移動平均線からの+45.10%という大きな乖離は、株価の上昇勢いが非常に強いことを物語っていますが、同時に調整のリスクも内包している可能性を示唆します。
【市場比較】
- 日経平均・TOPIXとの相対パフォーマンス:
- 1ヶ月リターン: 株式+19.25% vs 日経+4.79% → 14.46%ポイント上回る
- 3ヶ月リターン: 株式+42.02% vs 日経+11.84% → 30.18%ポイント上回る
- 6ヶ月リターン: 株式+48.04% vs 日経+39.58% → 8.46%ポイント上回る
- 1年リターン: 株式+40.77% vs 日経+43.89% → 3.12%ポイント下回る
直近の1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月の期間において、日経平均およびTOPIXといった市場指数を大きく上回るパフォーマンスを見せています。特に3ヶ月リターンでは30ポイント以上も市場をアウトパフォームしており、市場からの強い評価と期待を集めています。ただし、1年リターンではわずかに日経平均を下回る結果となっており、非常に好調だった市場全体の上昇ペースには若干及ばない期間もあったことが示唆されます。
【注意事項】
⚠️ 信用倍率が5.51倍と高水準です。これは、将来的に信用買い残の決済(売り)が発生する可能性があり、株価の売り圧力となるリスクがあるため注意が必要です。
【定量リスク】
- ベータ値(5Y Monthly): 0.17
- ベータ値は市場全体の動きに対する個別銘柄の感応度を示します。0.17という低いベータ値は、市場全体の変動に対して株価があまり連動しない、安定性が高い銘柄であることを示します。
- 年間ボラティリティ: 153.81%
- 株価が年間でどれだけ変動するかの度合いを示します。153.81%という数値は非常に高いボラティリティを示しており、短期間で株価が大きく変動する可能性があることを意味します。
- 仮に100万円投資した場合、年間で±153万8千円程度の変動が想定される計算となり、その変動幅は非常に大きいと考えられます。ただし、これは平均リターンが81.48%という高い値が出ているため、その分ボラティリティも大きく算出されている可能性があります。
- シャープレシオ: 0.53
- リスク(ボラティリティ)に見合うリターンが得られているかを示す指標で、1.0以上が良好とされます。美津濃のシャープレシオ0.53は、得られているリターンに対しリスクが比較的大きいことを示唆しており、単にリターンが高いだけでなく、そのリターンを得るためにどの程度のリスクを負ったかを考慮する必要があります。
- 最大ドローダウン: -49.36%
- 過去のある期間における、株価が最高値から最も下落したときの最大損失率を示します。これは、仮にこの銘柄に投資していた場合、最大で約50%近く資金が減少する可能性があったことを意味します。この程度の下落は今後も起こりうるリスクとして認識しておくべきです。
【事業リスク】
- 為替変動リスク: 海外売上高比率が高いため、為替レートの変動は収益に直接的な影響を及ぼします。特に円高に振れた場合、海外での収益を円換算した際に目減りする可能性があります。
- 競技人口の減少・市場トレンドの変化: スポーツ用品業界は、特定のスポーツの流行や競技人口の変化、健康志向の高まりといった市場トレンドに大きく左右されます。少子高齢化やスポーツの多様化は、主力事業である競技用品の需要に影響を与える可能性があります。
- 競争の激化: スポーツ用品市場は、国内外の主要ブランドに加え、新興ブランドやアパレル企業などとの競争が激しくなっています。価格競争や製品開発競争の激化は、収益性へ圧力をかける可能性があります。
7. 市場センチメント
- 信用取引状況: 信用買残が168,700株、信用売残が30,600株で、信用倍率は5.51倍です。信用倍率が高水準であるため、将来的に信用買い残の利益確定売りや評価損解消のための損切り売りが発生し、株価の上値を抑える要因となる可能性に留意が必要です。
- 主要株主構成:
- 公益財団法人ミズノスポーツ振興財団 (16.47%)
- 日本マスタートラスト信託銀行 (12.63%)
- 日本カストディ銀行 (9.19%)
上位には安定株主である財団や信託銀行が並んでおり、安定性が高い株主構成と言えます。特定の筆頭株主が存在しない点も特徴です。
8. 株主還元
- 配当利回り(会社予想): 1.46% (年間配当60.00円に対し)
- 現在の株価4,120.0円に対する配当利回りは1.46%であり、東証プライム市場全体の平均と比較するとやや控えめな水準です。
- 配当性向: 24.80% (Yahoo Japanデータでは25.2%)
- 当期純利益に対して、配当金として株主に還元する割合を示します。20%台という水準は、利益を内部留保して事業成長に再投資する意欲が高いことを示しており、同時に将来的な増配余地も残していると解釈できます。
- 自社株買いの状況: 提供データからは自社株買いに関する情報は見当たりません。
SWOT分析
強み
- 世界的な「Mizuno」ブランド力と多様な製品・事業ポートフォリオ
- 極めて高い自己資本比率と潤沢な流動性など、盤石な財務基盤
弱み
- PER/PBRが業界平均を大きく上回る現在のバリュエーション
- 営業キャッシュフロー等の詳細データが提供されていない点(潜在的な情報不足)
機会
- スポーツ・健康意識の高まりによる市場全体の拡大トレンド
- 海外市場、特に成長著しいアジアや欧州でのさらなる事業拡大余地
脅威
- 為替変動や原材料価格の高騰によるコスト増
- 激しい市場競争と消費者の嗜好変化への対応
この銘柄が向いている投資家
- 中長期的な視点で安定成長を狙う投資家: 堅固な財務基盤と安定した利益成長、そして国内外でのブランド力を背景に、中長期で企業価値向上を期待する投資家に向いています。
- 市場変動に比較的強い銘柄を求める投資家: ベータ値が0.17と低く、市場全体の変動に対して株価が比較的安定している傾向があるため、市場全体の大幅な下落局面での耐性を重視する投資家にも一考の価値があります。
この銘柄を検討する際の注意点
- バリュエーション(割高感): 現在の株価は、PERおよびPBRともに業界平均と比較して割高な水準にあります。市場が織り込んでいる成長性やブランド価値を上回る要因が今後も継続するかを慎重に見極める必要があります。
- 短期的な株価調整のリスク: RSIが「買われすぎ」を示し、移動平均線からも大きく乖離しているため、短期的な調整の可能性があります。また、高い信用倍率も将来的な売り圧力となりうるため、株価の動向には注意が必要です。
今後ウォッチすべき指標
- 海外事業の成長率(特に欧州・アジア): 戦略の柱である海外事業が計画通り成長を継続しているか、四半期ごとのセグメント別売上高・利益の推移を注視する。
- 営業利益率の推移: 現在9.75%と良好だが、F-Scoreの効率性スコアで10%を下回った点から、今後の収益性改善に向けた取り組みと実績を注視する。
10. 企業スコア
- 成長性: B
- 売上高・利益は過去数年にわたり堅調な伸びを示しており、直近の四半期売上高成長率も9.10%と良好な水準です。通期予想も前年度比で約8%台の成長を見込んでおり、着実な成長を継続していると評価できます。ただし、S基準である15%以上の成長率には達していないためB評価となりました。
- 収益性: A
- ROEは過去12ヶ月で11.07%と、ベンチマークの10%を上回っており、株主資本を効率的に活用して利益を生み出しています。また、営業利益率も9.75%と高い水準を維持しており、良好な収益性を有しています。
- 財務健全性: S
- 自己資本比率は71.6%(直近四半期73.3%)と極めて高く、借入金に依存しない盤石な財務体質を構築しています。流動比率も3.94倍と短期的な支払い能力に全く問題なく、Piotroski F-Scoreも7点と優良判定であり、財務安全性は最高レベルと評価できます。
- 株価バリュエーション: D
- 現在のPER19.17倍は業界平均14.5倍の約1.32倍、PBR1.89倍は業界平均1.3倍の約1.45倍と、いずれも業界平均を大きく上回っています。成長性や財務健全性は優れていますが、現在の株価はそれらの要素を十分に織り込み、割高感が強いと判断されるためD評価となりました。
企業情報
| 銘柄コード | 8022 |
| 企業名 | 美津濃 |
| URL | http://www.mizuno.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – その他製品 |
バリュー投資分析(5年予測・3シナリオ参考情報)
将来のEPS成長と配当を3つのシナリオ(楽観・標準・悲観)で予測し、現在の株価が割安かどうかを試算した参考情報です。
現在の指標
| 株価 | 4,120円 |
| EPS(1株利益) | 214.94円 |
| 年間配当 | 1.46円 |
シナリオ別5年後予測
各シナリオの成長率・PER前提と、それに基づく5年後の予測株価・期待リターンです。
| シナリオ | 成長率 | 将来PER | 5年後株価 | 期待CAGR |
|---|---|---|---|---|
| 楽観 | 14.8% | 21.2倍 | 9,099円 | 17.2% |
| 標準 | 11.4% | 18.5倍 | 6,804円 | 10.6% |
| 悲観 | 6.8% | 15.7倍 | 4,694円 | 2.7% |
目標年率別の理論株価(標準シナリオ)
標準シナリオに基づく参考値です。「理論株価」は、この価格以下で購入すれば目標年率リターンを達成できる可能性がある株価上限です。
現在株価: 4,120円
| 目標年率 | 理論株価 | 判定 |
|---|---|---|
| 15% | 3,388円 | △ 22%割高 |
| 10% | 4,231円 | ○ 3%割安 |
| 5% | 5,339円 | ○ 23%割安 |
【判定基準】○X%割安:現在株価が理論株価よりX%低い / △X%割高:現在株価が理論株価よりX%高い
競合他社
関連情報
証券会社
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.20)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
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企業スコアは、AIによる財務・業績データの分析をもとに試験的に算出した指標です。評価方法は現在も検討・改善を重ねており、確立した標準的な指標ではありません。投資判断の唯一の基準ではなく、あくまで参考情報としてご利用ください。