2026年5月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:中間期の個別「会社予想」は開示されていないため、会社公表予想との直接比較は不可。市場コンセンサスも提示なし(比較項目:–)。ただし、経常利益・中間純利益は為替差益等により前年同期を大きく上振れ(経常利益+37.9%、親会社株主帰属中間純利益+35.9%)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高78,341百万円、前年同期比+0.7%、営業利益2,079百万円、同+1.1%)。
- 注目すべき変化:為替差益(376百万円)の計上が経常利益押し上げ要因、また事業譲渡益115百万円が発生。セグメントでは半導体向け回復とインド市場の好調が寄与(産業インフラ・モビリティが伸長)、一方で事務機器向けユニット製品の減少でグローバル事業は減収減益。
- 今後の見通し:通期業績予想は修正済(通期売上160,000百万円、営業利益3,600百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,600百万円)。中間実績の進捗率は売上約49%、営業利益約58%、純利益約59%で、営業/純利益は通期目標に対して概ね順調。ただし営業キャッシュフローはマイナスで、CF面の注意が必要。
- 投資家への示唆:利益は為替差益や一時利益の影響があり、継続性を見極める必要あり。経営統合(萩原電気HDとの株式移転・統合)や臨時配当(合計で年間90円見込み)の影響も重要なイベント。
基本情報
- 企業名:佐鳥電機株式会社
- 上場コード:7420(東証)
- 主要事業分野:半導体部品・一般電子部品・電子機器の設計・製造・販売。産業インフラ、エンタープライズ、モビリティ、グローバルの4セグメントで事業展開。
- 代表者:代表取締役 社長執行役員 佐鳥 浩之
- 問合せ先:執行役員 コーポレート本部長 小野寺 芳孝(TEL 03-3451-1040)
- 報告概要:
- 提出日:2026年1月14日
- 対象会計期間:2025年6月1日~2025年11月30日(2026年5月期 第2四半期・中間期)
- 決算説明会:あり(2026年1月16日に証券アナリスト・機関投資家向け)
- 半期報告書提出予定日:2026年1月14日
- 配当支払開始予定日:2026年2月13日
- セグメント(報告セグメント)
- 産業インフラ事業:半導体製造装置向け制御部品等
- エンタープライズ事業:調達マネジメントなど(スイッチ事業譲渡影響あり)
- モビリティ事業:車載向けなど、一部事業はセグメント再編有
- グローバル事業:海外販売、事務機器向けユニット製品など
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式, 自己株含む):14,946,826株(2026年5月期中間期)
- 期末自己株式数:571,163株
- 期中平均株式数(中間期):14,361,000株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会(分析者向け):2026年1月16日(資料・動画は後日公開予定)
- 取締役会(臨時配当決議予定):2026年2月(予定)
- 経営統合(効力発生日):2026年4月1日(萩原電気HDとの統合を決議済、臨時株主総会承認あり)
- 子会社吸収合併:佐鳥パイニックス株式会社を2026年6月1日付で吸収合併予定
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績:
- 売上高:78,341百万円(会社中間期個別予想の開示なし → 達成率:–)
- 営業利益:2,079百万円(会社中間期個別予想の開示なし → 達成率:–)
- 親会社株主帰属中間純利益:1,545百万円(会社中間期個別予想の開示なし → 達成率:–)
- サプライズ要因:
- 為替差益(376百万円)の計上により経常利益・純利益が押し上げられた(上振れ要因)。
- 事業譲渡益115百万円を特別利益で計上(一時的な寄与)。
- 売上面では半導体向け回復・インド市場の好調がプラス、事務機器向けユニット製品の減少がマイナス。
- 通期への影響:
- 通期予想は修正済(通期売上160,000百万円、営業利益3,600百万円、純利益2,600百万円)。中間進捗は売上約49%、営業利益約58%、純利益約59%で、利益面は通期目標達成に向け概ね良好。ただし為替差益や事業譲渡益が継続的に発生するとは限らないため、通期達成は為替動向と既存事業の下期実績に左右される。
財務指標(主要数値は百万円)
- 主要損益(中間期:2025/6/1–2025/11/30)
- 売上高:78,341(前年同期 77,800、+0.7%)
- 売上総利益:7,872(前年 7,829、+0.6%)
- 営業利益:2,079(前年 2,057、+1.1%)
- 経常利益:2,256(前年 1,635、+37.9%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:1,545(前年 1,137、+35.9%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):107.64円(前年 79.34円、+35.7%)
- 収益性指標
- 営業利益率:2.65%(2,079 / 78,341)(業種平均との比較は業種により異なるが低〜中程度)
- 中間純利益率(親会社ベース):1.97%(1,545 / 78,341)
- ROE(概算, 年率換算):約8.8%(中間純利益1,545を年率換算して約3,090を自己資本35,300で割って算出。目安:8%以上で良好)
- ROA(概算, 年率換算):約3.6%(同様に年率純利益3,090 / 総資産86,950。目安:5%以上が良好 → 現状は未達)
- 備考:ROE/ROAは中間数値を単純年率換算した概算値。参考程度に留意。
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:78,341 / 160,000 = 48.96%(通期の半期想定約50%とほぼ同等)
- 営業利益進捗率:2,079 / 3,600 = 57.75%(利益は上振れ寄りの進捗)
- 純利益進捗率:1,545 / 2,600 = 59.42%(同上)
- キャッシュフロー(中間期)
- 営業CF:△1,521(使用)(前年同期は+1,489の獲得) — 棚卸資産の増加が主因
- 投資CF:+540(得られた資金) — 主に事業譲渡収入
- 財務CF:+2,182(得られた資金) — 主に短期借入金の増加
- フリーCF(営業CF+投資CF):△981(番) = △1,521 + 540(マイナス)
- 営業CF/純利益比率:△1,521 / 1,545 = 約△0.98(目安:1.0以上が健全 → 現状は未達)
- 現金及び現金同等物残高:10,606百万円(期末)
- 貸借対照表要点(中間期末)
- 総資産:86,950(前期末 79,150、増加)
- 純資産:36,355(前期末 33,306、増加)
- 自己資本比率:40.6%(前期末 40.8%、安定水準)※目安:40%以上で安定
- 流動比率(概算):流動資産76,696 / 流動負債46,012 = 約166.7%(良好)
- 有利子負債(概算):短期借入金18,820、長期借入金1,192、1年内返済予定の長期借入1,727 → 合計約21,739百万円
- 負債比率(負債合計50,595 / 純資産36,355):約1.39(負債が純資産を上回る)
- 四半期推移(QoQ):四半期別の詳細数値は記載なし(中間累計ベースの比較のみ)。季節性は業種・製品構成であり(特記なし)。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:事業譲渡益 115百万円(当期)
- 特別損失:当期は計上なし(前期は減損損失19百万円)
- 為替差益:営業外収益に為替差益376百万円計上(中間の収益押上げ要因)
- 一時的要因の影響:為替差益・事業譲渡益が純利益を押し上げているため、これらを除いた実質業績の継続性確認が必要(継続性は市場/為替に依存)。
配当
- 中間配当:44.00円(既に決議済/支払予定日2026年2月13日)
- 期末配当(当初):会社は期末配当を経営統合に伴う臨時配当(1株46円、基準日2026/3/31)で代える旨を示しており、2026年2月取締役会で決議予定
- 年間配当予想:90.00円(直近公表予想に修正なし。内訳:中間44円 + 臨時配当46円)
- 配当性向:通期予想ベースの配当性向は資料に直接記載なし(計算可:予想当期純利益2,600百万円に対して総配当金は配当額×発行株式数ベースの関係で変動 →ここでは–)
- 株主還元方針:臨時配当を実施予定(経営統合関連)。自社株買いは当中間期において自己株式消却を実施済(前期に3,000,000株消却)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(中間期実績):有形固定資産の取得による支出45百万円(投資CFに計上)
- 減価償却費:270百万円(中間期)
- 研究開発費:資料に明細なし(表示なし → –)
- 備考:大きな投資は報告されておらず、当中間期の投資は小規模。
受注・在庫状況
- 棚卸資産(商品及び製品):14,168百万円(前期末12,059、増加 約2,109百万円)
- 在庫回転日数等の記載なし → 在庫の質・回転率は不明(–)
セグメント別情報(中間累計:百万円)
- 産業インフラ事業:売上高14,421(前年13,630、+5.3%)、セグメント利益645(前年602、+7.2%)
主因:半導体製造装置向け制御部品需要回復 - エンタープライズ事業:売上高18,499(前年18,535、△0.8%)、セグメント利益780(前年507、+53.9%)
主因:事務機器向けユニット製品減少だが、販売費・一般管理費減少(スイッチ事業譲渡)が効いている - モビリティ事業:売上高22,517(前年20,898、+7.9%)、セグメント利益1,118(前年987、+13.3%)
主因:SM Electronic Technologies Pvt. Ltd.好調、インド市場が堅調 - グローバル事業:売上高22,902(前年24,736、△7.4%)、セグメント利益229(前年367、△37.4%)
主因:事務機器向けユニット製品の減少が影響 - セグメント再編:当中間期に一部子会社のセグメント区分を変更(MAGnetIC Holding B.V.をモビリティ→グローバルへ、SMET一部をグローバル→モビリティへ)。比較は組替え後数値で実施。
中長期計画との整合性
- 中期計画の進捗:資料上の中期経営計画の詳細は開示なし(–)。経営統合(萩原電気HD)により中長期の事業基盤・シナジー発表が想定されるため、統合後の中期計画に注目。
- KPI達成状況:明示的KPIの記載なし(–)。
競合状況・市場動向
- 市場環境:国内は回復基調(雇用改善・インバウンド回復)、一方で米国の相互関税政策不確実性や地政学リスクは継続。
- 会社の置かれた状況:半導体関連の需要回復とインド市場が追い風。事務機器向けユニット製品の弱さが短期的なマイナス。
- リスク要因:為替変動(今回の為替差益は一方で将来の逆影響リスク)、原材料価格、サプライチェーン、統合プロセスの実行リスク、地政学的リスク。
今後の見通し
- 通期予想(修正済):売上160,000百万円(+2.4%)、営業利益3,600百万円(△9.9%)、経常利益3,500百万円(+14.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,600百万円(+3.0%)、1株当たり当期純利益180.96円。
- 予想の前提:詳細は決算説明資料の「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」を参照。為替等の前提条件は別途提示予定。
- 予想の信頼性:中間実績は利益面で前倒し進捗だが、為替差益・事業譲渡等一時要因が含まれる点に留意。営業CFがマイナスである点も通期で改善されるか確認が必要。
- 主なリスク:為替変動、事務機器市場の需要低迷、統合関連の手続き・費用、短期借入の増加動向。
重要な注記
- 会計方針の変更:なし
- 第2四半期決算短信は公認会計士または監査法人のレビュー対象外(注記あり)。
- 発行済株式の大幅変動:2025年7月に自己株式3,000,000株を消却。これに伴う資本剰余・利益剰余の調整が実施済。
- 重要な後発事象:完全子会社の吸収合併(佐鳥パイニックス株式会社)を2026年6月1日付で実施予定。
- その他:萩原電気HDとの経営統合(効力発生日2026年4月1日)に関連する臨時配当(1株46円、基準日2026/3/31)を予定。年配当見込み合計90円(中間44円+臨時46円)。
(注)本要約は提出された決算短信の内容に基づく事実整理・概算計算を含みます。投資助言や売買推奨は行いません。不明項目は「–」と表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7420 |
| 企業名 | 佐鳥電機 |
| URL | http://www.satori.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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