2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:通期業績予想の修正は無し(会社発表:変更なし)。市場予想との比較は資料に記載なしのため –。第3四半期累計は会社予想に照らした進捗はほぼ順調。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高は前年同期比+0.5%の537,666百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は+6.2%の21,858百万円)。ただし営業利益は前年同期比△3.9%の30,529百万円で減益。
  • 注目すべき変化:会計方針の変更(有形固定資産の減価償却方法を定率法から定額法へ変更、耐用年数の見直し)により、第3四半期累計の営業利益等が2,788百万円増加(影響を除くと実体値の下押し要因あり)。また投資有価証券売却益が4,008百万円と特別利益が計上されている。
  • 今後の見通し:通期予想(売上高700,000百万円、営業利益39,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益28,000百万円)は変更なし。第3四半期累計の進捗は売上高76.8%、営業利益77.3%、純利益78.1%で、進捗は概ね順調。
  • 投資家への示唆:会計方針変更の効果により利益が押し上げられている点と、特別利益(投資有価証券売却益)が業績を下支えしている点を区別して評価する必要あり。流動性(現金や短期借入の増加)やセグメント構造の変更(食品事業の統合)にも留意。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社ニチレイ
    • 主要事業分野:食品事業(加工食品、冷凍食品等)、低温物流事業、不動産事業、その他(バイオサイエンス等)
    • 代表者名:代表取締役社長 大櫛 顕也
    • URL: https://www.nichirei.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月3日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)(日本基準・連結)
    • 決算説明資料作成:有、決算説明会:有(アナリスト向け)
  • セグメント:
    • 食品:加工食品、水産、畜産などを統合した「食品」セグメント(第1四半期から統合)
    • 低温物流:低温倉庫・物流サービス
    • 不動産:保有不動産の賃貸等
    • その他:バイオサイエンス、人事給与関連サービス、環境・事務サポート等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):256,984,963株(2026年3月期3Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計):250,596,649株(2026年3月期3Q)
    • 自己株式数(期末):6,366,690株
    • 時価総額:–(資料記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:本資料(第3四半期)公表済
    • 株主総会:期末(2026年3月期)に予定(詳細日程は別途)
    • IRイベント:決算説明会(アナリスト向け)開催済

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(通期会社予想に対する進捗率=第3四半期累計実績 / 通期会社予想)
    • 売上高:537,666百万円/700,000百万円=76.8%
    • 営業利益:30,529百万円/39,500百万円=77.3%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:21,858百万円/28,000百万円=78.1%
  • サプライズの要因:
    • 会計方針の変更(減価償却方法の変更・耐用年数見直し)で営業利益等が+2,788百万円押上げ(第3Q累計)。これを除く実力的な営業力は鈍化している可能性あり。
    • 特別利益(投資有価証券売却益4,008百万円)が当期利益を押上げ。
    • 短期借入・コマーシャルペーパーなどの有利子負債が増加、支払利息が増加(支払利息:1,008百万円、前年同期798百万円)。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を据え置き。第3四半期時点の進捗は通期達成可能な水準。ただし会計方針変更分と一時的利益を除いたベースでの収益力確認が重要。

財務指標(主な数値)

  • 損益(第3四半期累計、百万円・対前年同四半期増減率)
    • 売上高:537,666(+0.5%)
    • 売上原価:439,394
    • 売上総利益:98,272
    • 販売費及び一般管理費:67,742
    • 営業利益:30,529(△3.9%)
    • 経常利益:31,354(△5.2%)
    • 四半期純利益(親会社株主に帰属):21,858(+6.2%)
    • 1株当たり四半期純利益(累計):87.23円(前年80.66円、+8.2%)
  • 主要貸借対照表(百万円、比較:2025年3月31日→2025年12月31日)
    • 総資産:499,221 → 554,214
    • 流動資産:204,925 → 242,020(現金及び預金 39,369 → 44,967、受取手形及び売掛金 101,430 → 120,229、商品及び製品 39,637 → 42,471)
    • 総負債:223,255 → 261,557(短期借入金 6,348 → 17,234、CP 3,000 → 10,000)
    • 純資産:275,966 → 292,656
    • 自己資本(注記):274,978百万円(当第3四半期)※自己資本比率:49.6%(安定水準)
  • 収益性指標(注:第3四半期累計ベースで算出)
    • 単純計算ROE(親会社株主帰属純資産ベース):21,858 / 274,978 ≒ 7.95%(目安:8%以上で良好 → ほぼ目安水準)
    • 単純計算ROA:21,858 / 554,214 ≒ 3.94%(目安:5%以上で良好 → やや低め)
    • 営業利益率:30,529 / 537,666 ≒ 5.67%
  • 進捗率分析(通期会社予想に対する第3四半期累計)
    • 売上高進捗率:76.8%(通常ペース=四半期累計で75%前後が目安。季節性等により変動)
    • 営業利益進捗率:77.3%
    • 純利益進捗率:78.1%
    • 過去同期間の進捗との比較:前年同期との増減は小さいが、営業利益は減少
  • キャッシュフロー
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(資料記載)。よって営業CF/投資CF/財務CFやフリーCFは算出不可(–)。
    • 参考:現金及び預金は44,967百万円(前期末39,369百万円、増加)。
    • 有利子負債の短期化(短期借入・CP増加)が見られる(短期資金調達の増加により流動負債増)。
    • 減価償却費:16,281百万円(前年同期間17,925百万円、減少)
  • 四半期推移(QoQ):
    • 四半期単独の詳細は資料に限定的記載のため–(直近四半期の売上・営業利益のQoQ変化は資料で未提示)。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率:49.6%(安定水準、目安40%以上で安定)
    • 流動比率(単純計算、流動資産/流動負債):242,020 / 161,601 ≒ 1.50(150%)
    • 負債比率等の詳細は別途開示資料参照

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:
    • 投資有価証券売却益:4,008百万円(前年306百万円。今回目立つ増益要因)
    • 固定資産売却益:104百万円
  • 特別損失:
    • 固定資産除却損、減損損失、事業所閉鎖損失合計:2,093百万円(前年1,384百万円)
  • 一時的要因の影響:
    • 投資有価証券売却益が当期利益を押上げている点に注意。営業ベースの実力と特別項目を分けて評価する必要あり。
  • 継続性の判断:
    • 投資有価証券売却益は一時的要因と判断される可能性高く、通期の想定に恒常的には含まれないと推定される(会社は通期予想据え置き)。

配当

  • 配当実績・予想:
    • 中間配当:23.00円(2026年3月期・実績)
    • 期末配当(会社予想):24.00円
    • 年間配当予想:47.00円(修正なし)
    • 配当性向(会社の通期予想ベース):配当47.00円 / 1株当たり当期純利益111.74円 ≒ 42.1%
    • 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
  • 特別配当の有無:無し(当該期は特別配当無し)
  • 株主還元方針:自社株買いの記載は無し(資料内記載なし)

設備投資・研究開発

  • 設備投資:資料に当期の設備投資額の明示無し(–)
  • 減価償却費:16,281百万円(前年同期17,925百万円、減少)
  • 研究開発費(販売費及び一般管理費内):1,490百万円(前年1,610百万円、△7.5%)
    • R&D対売上比:1,490 / 537,666 ≒ 0.28%

受注・在庫状況(該当資料)

  • 在庫(商品及び製品):42,471百万円(前年39,637百万円、+2,834百万円、+7.2%)
  • 受取手形及び売掛金:120,229百万円(前年101,430百万円、+18,799百万円、+18.5%)
  • 受注高・受注残高:–(資料に記載なし)

セグメント別情報

  • 第3四半期累計(2025/4/1~2025/12/31、百万円)
    • 食品:売上高321,257、セグメント利益14,868
    • 低温物流:売上高225,302、セグメント利益15,270
    • 不動産:売上高3,729、セグメント利益1,433
    • その他:売上高3,966
    • 合計売上高:537,666(連結)
  • セグメントのポイント:
    • 第1四半期から報告セグメントを「加工食品/水産/畜産」等から統合し「食品」へ再編。比較可能性は前期開示と調整済み。
    • 会計方針変更(減価償却方法の変更)によりセグメント利益が増加(食品 +982百万円、低温物流 +1,738百万円、不動産 +2百万円、その他 +18百万円、調整 +45百万円)。
  • 地域別売上:–(資料に記載なし。為替想定は記載あり:1USD=150円、1EUR=160円、1THB=4.4円)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:新中期経営計画「Compass×Growth2027」および長期目標「N-FIT2035」を策定(収益力強化・資本効率向上が柱)。
  • KPI達成状況:明確なKPI進捗は資料内に限定的。減価償却の会計方針変更は資本効率を意識した見直しの一環。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との比較データは資料に無し(–)。
  • 市場動向:食品需要や低温物流需要は堅調推移を想定(会社コメント)。為替変動リスク(特に米ドル・ユーロ)を前提に通期想定レートを開示(1USD=150円等)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2026年3月期予想、百万円):売上高700,000(△0.3%)、営業利益39,500(+3.1%)、経常利益40,300(+1.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益28,000(+13.2%)
    • 会社予想の修正:直近発表(2025/11/11)以降の修正は無し
    • 前提条件:為替レート想定 1USD=150円、1EUR=160円、1THB=4.4円
  • 予想の信頼性:
    • 第3四半期時点で進捗は75~80%台で概ね順調だが、会計方針変更や一時的特別利益の影響を除いたベースでの進捗確認が重要。
  • リスク要因:
    • 為替変動、原材料価格、物流コスト、需給変化、会計・税制等の外部要因。短期借入・CPの増加による資金調達環境変化への感応度。

重要な注記

  • 会計方針の変更:
    • 有形固定資産の減価償却方法を定率法から定額法へ変更、並びに耐用年数の見直し(主に低温物流の建物延長)。これにより第3四半期累計で営業利益等が2,788百万円増加(会計上の影響を開示)。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(当第3四半期連結累計期間におけるCF明細は未提示)。
  • 株式分割:
    • 2025年4月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を実施。前期比較数値は分割を仮定して算定・表示。

(注)本まとめは提出された決算短信の記載に基づく整理であり、投資助言を目的とするものではありません。数字は百万円単位の原資料に基づく。資料に記載がない項目は「–」としています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2871
企業名 ニチレイ
URL http://www.nichirei.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 食品 – 食料品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.15)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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