令和6年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:市場コンセンサスや会社の期中予想との比較は開示されておらず不明(市場予想との差異:–)。ただし前年の当期純損失(△1,682百万円)から当期純利益1,115百万円へ黒字転換しており着実な改善サプライズ性はある。
- 業績の方向性:増収増益(売上高99,941百万円、前期比+6.5%。営業利益3,672百万円、前期比+18.9%)。
- 注目すべき変化:前年に計上した「生産拠点再編費用」等の特別損失(2,295百万円)が大幅に縮小(当期274百万円)したことが利益改善に寄与。その他有価証券評価差額金の増加(+4,411百万円)で包括利益も拡大。
- 今後の見通し:次期(令和7年3月期)会社予想は売上104,000百万円(+4.1%)、営業利益4,300百万円(+17.1%)、親会社株主帰属当期純利益1,600百万円(+43.4%)。現状を踏まえると売上は小幅増見込みだが、営業利益・純利益の増加には収益性改善(営業利益率向上)や為替などの外部条件が必要。
- 投資家への示唆:当期はセグメント再編・為替の追い風・特別損失縮小で収益改善。だがROEやROAは目標水準に届いておらず(下記参照)、次期計画の達成は収益性回復(モビリティの構成改善、商社事業の好調維持)とキャッシュ創出力の回復が鍵。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社ミクニ
- 主要事業分野:燃料噴射関連品、気化器、暖房機器、ポンプ、ガス制御機器等の製造販売、航空機部品・芝管理機械等の輸入販売、不動産賃貸等
- 代表者名:代表取締役社長 生田 久貴
- 報告概要:
- 提出日:令和6年5月10日
- 対象会計期間:令和6年3月期(連結、令和5年4月1日~令和6年3月31日)
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け、説明資料はウエブ掲載予定)
- セグメント(報告セグメント)
- モビリティ事業:四輪・二輪・汎用エンジン向け燃料供給装置等の製造販売
- ガステクノ事業:ガス機器用制御機器・水制御機器等の製造販売
- 商社事業:航空機部品、芝管理機械等の輸入販売
- その他:福祉介護機器等
- (注)当期よりセグメント名称・組替えあり(自動車→モビリティ、生活機器→ガステクノ、航空機部品等を商社に統合等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):34,049,423株
- 期末自己株式数:399,092株
- 期中平均株式数:33,624,697株
- 時価総額:–(開示なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会:令和6年6月26日(予定)
- 配当支払開始予定日:令和6年6月27日
- 決算補足資料・説明会:令和6年5月21日(機関投資家・アナリスト向け)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社の通期予想に対する進捗は該当外のため、主に前期比で)
- 売上高:99,941百万円(前期比+6.5%)
- 営業利益:3,672百万円(前期比+18.9%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,115百万円(前期は△1,682百万円の損失 → 大幅改善)
- (会社予想/市場予想との比較):会社の期中予想・市場コンセンサスの開示なしのため比較不可(–)
- サプライズの要因:
- 主因:前年の特別損失(生産拠点再編費用等)の大幅縮小(前年2,295百万円→当期274百万円)による税引前利益改善。
- 事業面:モビリティ事業の売上増と商社事業の利益率改善、為替(円安の追い風)も寄与。
- その他:その他有価証券評価差額金の増加で包括利益が拡大(ただし評価差額は含み益で実現性注意)。
- 通期への影響:
- 次期見通し(令和7年3月期)は増収・増益を見込むが、営業利益・純利益の大幅改善(特に純利益)は収益性改善と為替・需要動向に依存。短期的には達成可能性は中立〜慎重。
財務指標(要点)
- 主要P/L(連結、百万円)
- 売上高:99,941(前期93,847、+6.5%)
- 売上総利益:15,654(前期15,269、+2.5%)
- 販管費:11,982(前期12,180、▲1.6%)
- 営業利益:3,672(前期3,089、+18.9%)
- 経常利益:3,161(前期2,644、+19.6%)
- 親会社株主帰属当期純利益:1,115(前期△1,682 → 黒字化)
- 1株当たり当期純利益(EPS):33.19円(前期△50.13円)
- 収益性指標(会社資料中)
- ROE(自己資本当期純利益率):3.1%(目安:8%以上で良好 → 現状は低い)
- ROA(総資産経常利益率に相当):3.0%(目安:5%以上で良好 → 現状は低い)
- 営業利益率:3.7%(業種平均との比較は業種に依存)
- 進捗率分析(該当):本決算は通期確定値のため四半期進捗該当せず。ただし次期(令和7年3月期)予想との比較:
- 次期売上目標104,000に対し本期実績は99,941 → 現状比96.1%(次期は小幅増を想定)
- 次期営業利益目標4,300に対し本期実績3,672 → 必要増加率約+17.1%(実現には利益率改善が必須)
- 次期純利益目標1,600に対し本期1,115 → 必要増加率約+43.4%
- キャッシュフロー(百万円)
- 営業CF:3,065(前期4,880、減少)
- 投資CF:△5,052(前期△5,441)
- 有形固定資産取得による支出(当期):△5,871
- 財務CF:1,159(前期△940、借入等で資金調達)
- フリーCF(営業-投資):△1,987(営業収入で投資を賄えずマイナス)
- 現金同等物期末:3,114(前期3,712、減少)
- 営業CF/当期純利益比率:3,065 / 1,115 ≒ 2.75(目安1.0以上で健全 → 良好)
- 財政状態(BS、百万円)
- 総資産:111,536(前期100,108、+11,428)
- 純資産:40,598(前期32,199、+8,399)
- 自己資本比率:35.6%(前期31.4% → 安定水準、目安40%以上でより安定)
- 流動負債増加(短期借入金の増加等)により負債合計は70,937(前期67,909)
- 現金は減少、短期借入金は増加(短期流動性は留意)
- 効率性:総資産回転率等の詳細は開示数値から算出可能だが、売上増に比しROE低めで資本効率改善余地あり。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 96百万円 等(当期合計97百万円)
- 特別損失:固定資産除売却損101百万円、生産拠点再編費用274百万円、その他14百万円(当期合計390百万円)
- 前期との比較:前期は特別損失合計2,589百万円(主に生産拠点再編費用2,295百万円)→ 当期は大幅縮小し、これが当期純利益の黒字転換に寄与
- 継続性の判断:生産拠点再編関連費用は通常一時的。評価差額金の増加は含み益で継続性は不確実。
配当
- 当期(令和6年3月期)実績:中間5円、期末(予定)15円(内、創立100周年記念配当10円)→ 年間20円(配当総額680百万円)
- 配当性向(連結):60.3%(高め、記念配当含む)
- 純資産配当率(連結):1.9%
- 次期(令和7年3月期)予想:中間6円、期末8円→ 年間14円(配当性向目安29.4%)
- 特記事項:期末に含まれる創立100周年記念配当10円は一時的要因。
設備投資・研究開発
- 設備投資(有形固定資産及び無形固定資産の増加額):6,214百万円(当期、セグメント表)
- キャッシュベースの有形固定資産取得支出:5,871百万円(CF表)
- 減価償却費:5,493百万円(当期)
- 研究開発費:開示項目として明示なし(–)
- 主な投資内容:固定資産取得が中心(詳細は補足資料参照)
受注・在庫状況
- 在庫(棚卸資産):14,441百万円(前期12,752百万円、+13.2%)
- 在庫増は売上増等によるが棚卸増加は営業CFに減少圧力(実際に棚卸資産増はCF悪化要因)
- 受注高/受注残高:開示なし(–)
- 在庫回転日数等:開示なし(–)
セグメント別情報(連結、百万円)
- モビリティ事業:売上83,445(+7.8%)、営業利益3,228(▲2.4%)
- 解説:インド市場好調で売上増。欧米での大型二輪・船外機需要低下や製品構成変化で利益率はやや低下。
- ガステクノ事業:売上5,960(▲12.2%)、営業損失▲546(損失幅縮小)
- 解説:中国の不動産低迷で住宅向け需要減。コスト削減で損失縮小。
- 商社事業:売上8,089(+10.0%)、営業利益939(+128.4%)
- 解説:民間航空機の生産回復、芝管理機械の需要追い風。取扱拡大で大幅な利益改善。
- その他事業:売上2,446(+6.1%)、営業利益51(+690.6%)
- 解説:福祉介護機器等が堅調。
- セグメント変更:当期より一部事業統合・名称変更あり。比較は再編後数値で提示。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の詳細は決算短信に明記なし(–)。
- 当期の結果はセグメント見直しの下で商社事業の寄与増、モビリティの売上基盤維持で一部整合性があるが、ROE改善など資本効率向上は継続課題。
競合状況や市場動向
- 市場動向:自動車関連(モビリティ)は地域別に明暗(インド好調、欧米の大排気量需要は弱含み)。ガステクノは中国不動産の影響で需要低迷。商社は航空機生産回復で追い風。
- 競合比較:同業他社データは本資料に不掲載(–)。相対的には商社事業での収益改善が評価材料。
今後の見通し(次期・リスク等)
- 業績予想(令和7年3月期会社予想、百万円)
- 売上高:104,000(前期比+4.1%)
- 営業利益:4,300(前期比+17.1%)
- 経常利益:3,500(前期比+10.7%)
- 親会社株主帰属当期純利益:1,600(前期比+43.4%)
- 1株当たり当期純利益(予想):47.58円
- 予想の前提:為替など外部前提の明細は開示なし(為替レート等:–)。文中では円安が追い風である旨の記載あり。
- リスク要因:為替変動、原材料価格上昇、地政学リスク、欧米での金利高による需要低下、中国市場の低迷、サプライチェーン・輸送コスト上昇等。
- 予想の信頼性:当社は説明で「現時点での合理的な前提に基づく」と注記。過去の特別損失要因が解消された影響があるため、将来は一時要因の有無に依存。
重要な注記
- 会計方針の変更:無
- 連結範囲の変更:重要な子会社の異動なし
- 監査:この決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外
- 決算説明会:機関投資家・アナリスト向け説明会開催予定(説明資料はウェブ掲載予定)
- その他:創立100周年記念配当(期末10円)を含むため当期配当は一過性の要素含む
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7247 |
| 企業名 | ミクニ |
| URL | http://www.mikuni.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 自動車・輸送機 – 輸送用機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.15)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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