2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表(修正後)予想に対するサプライズは特段の記載なし。ただし中間実績は通期予想に対して利益進捗が良好(下記参照)。
- 業績の方向性:売上高は減収(前年同期比△2.1%)だが、税引前利益・親会社帰属中間利益は増益(税引前利益+6.6%、親会社帰属中間利益+16.0%)。要因は金・銅の価格上昇や持分法投資損益の改善、鉱山の立ち上げ効果等。
- 注目すべき変化:中間包括利益は△22,355百万円(前年同期+209,217百万円)と大幅マイナス(為替差損などのその他包括損益の悪化)。一方で持分法投資損益が改善(5,849→16,360百万円)し収益に寄与。
- 今後の見通し:通期業績予想を修正(2025/8/7→今回修正)。通期予想は売上1,554,000百万円(△2.5%)、税引前利益121,000百万円(+285.6%)、親会社帰属当期利益74,000百万円(+348.8%)。中間の進捗率は売上で約50%、税引前利益で約64%、親会社利益で約73%と進捗良好で、現時点では予想達成の可能性は高いと見込める(ただし相場・為替リスクあり)。
- 投資家への示唆:金価格や持分法適用会社の業績改善が利益押上げ要因。為替(円高・円安)やニッケル市況、鉱山の生産変動が短期業績に大きく影響する点に注意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:住友金属鉱山株式会社
- 主要事業分野:資源(鉱山の探査・開発・生産・販売)、製錬(金属の製錬・販売)、材料(電池材料、機能性材料等の製造・販売)
- 代表者名:代表取締役社長 松本 伸弘
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月10日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結(2025/4/1~2025/9/30)
- 決算補足説明資料作成:有(同日当社ウェブ掲載)
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント(報告セグメント)
- 資源:非鉄金属資源の探査・開発・生産・販売
- 製錬:銅、ニッケル、フェロニッケル等の製錬・販売、貴金属製錬
- 材料:電池材料、粉体材料、結晶材料、テープ材料、触媒等の開発・製造・販売
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):290,814,015株(2026中間)
- 期末自己株式数:20,261,602株(2026中間)
- 期中平均株式数(中間):272,253,188株
- 時価総額:–(本資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月12日
- 配当支払開始予定日:2025年12月8日
- IR資料掲載・説明会:決算補足資料を2025/11/10に公開
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(単位:百万円)
- 売上高:実績 783,361(前年同期 800,125、△2.1%)
- 通期予想進捗率:783,361 / 1,554,000 = 50.4%(概ね想定ペース)
- 税引前利益(営業代替指標として表示):実績 77,815(前年同期 72,991、+6.6%)
- 通期予想進捗率:77,815 / 121,000 = 64.3%(進捗良好)
- 親会社の所有者に帰属する中間利益:実績 53,940(前年同期 46,503、+16.0%)
- 通期予想進捗率:53,940 / 74,000 = 72.9%(かなり進捗良好)
- サプライズ要因:
- 金価格の大幅上昇(当中間平均 $/TOZ 3,367.2 vs 前期 2,406.9)や銅価格が若干上回ったこと、菱刈鉱山やコテ金鉱山の貢献、持分法投資損益の大幅改善が利益押上げ要因。
- 製錬セグメントは在庫評価損益の悪化、買鉱条件悪化、ニッケル価格下落等で利益が圧迫。
- 通期への影響:
- 会社は通期見通しを修正(増益見込み)。中間期の利益進捗が良好なことから通期予想達成の可能性は高いが、為替や非鉄相場の変動がリスク。
財務指標(要点)
- 損益(中間/前年同期、単位:百万円)
- 売上高:783,361(△2.1%/△16,764)
- 売上総利益:87,319(前年 82,454)
- 販管費:39,755(前年 35,479)
- 税引前中間利益:77,815(+6.6%/+4,824)
- 中間利益(親会社帰属):53,940(+16.0%/+7,437)
- 1株当たり中間利益(EPS):198.12円(前年 169.25円)
- 主要財政(当中間期末、単位:百万円)
- 資産合計:3,024,322(前期末 3,068,622、△44,300)
- 負債合計:1,028,592(前期末 1,019,236、+9,356)
- 資本合計:1,995,730(前期末 2,049,386、△53,656)
- 親会社所有者に帰属する持分:1,804,482
- 親会社所有者帰属持分比率:59.7%(安定水準)
- 収益性指標(目安併記)
- 税引前利益率(中間):77,815 / 783,361 = 9.94%(業種により差あり)
- 通期予想ベース 税引前利益率:121,000 / 1,554,000 = 7.79%
- ROE(通期予想ベース、目安:8%以上が良好):74,000 / 1,804,482 ≒ 4.10%(8%未満)
- ROA(目安:5%以上が良好):74,000 / 3,024,322 ≒ 2.45%(5%未満)
- 営業利益率(注:IFRSでは税引前利益を代替指標として使用)
- 進捗率分析(中間→通期)
- 売上高進捗率:50.4%(783,361/1,554,000)
- 税引前利益進捗率:64.3%(77,815/121,000)
- 親会社帰属当期利益進捗率:72.9%(53,940/74,000)
- 解説:利益の進捗が売上より良好。上期で大きく利益確保しているため通期達成期待は高いが、相場依存度が高い点は留意。
- キャッシュフロー(単位:百万円)
- 営業CF:41,434(前年 80,358、△38,924)
- 投資CF:△67,245(前年 △104,617、支出は縮小)
- 財務CF:3,165(前年 43,468、収入減)
- フリーCF(営業CF − 投資CF):41,434 − 67,245 = △25,811(百万円、マイナス)
- 現金同等物残高:134,746(期首 159,712、△35,252)
- 営業CF/純利益比率:41,434 / 57,909 ≒ 0.72(目安1.0未満で注意)
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期ごとの詳細は開示資料参照。季節性は鉱山稼働・販売タイミングにより変動あり。
- 財務安全性
- 自己資本比率:59.7%(安定水準、目安40%以上で安定)
- 社債・借入金(総額、期末):243,411(流動)+347,807(非流動)=591,218(百万円)
- ネット有利子負債概算:591,218 − 現金134,746 = 約456,472(百万円)
- 有利子負債/自己資本(D/E比目安):591,218 / 1,804,482 ≒ 32.8%(比較的低位)
- 効率性:総資産回転率等は明細不完全のため算出控え。売上に対する在庫の増加(棚卸資産 596,122 → 増加)に留意。
- セグメント別(当中間 vs 前中間、単位:百万円)
- 資源:売上 124,247(前 91,271、+36.1%)、セグメント利益 63,143(前 43,659、+44.6%) — 金・銅価格上昇、鉱山立ち上げが寄与
- 製錬:売上 603,400(前 628,060、△3.9%)、セグメント利益 4,024(前 27,630、△85.4%) — 在庫評価損、買鉱条件悪化、ニッケル市況下落が影響
- 材料:売上 135,573(前 151,247、△10.4%)、セグメント利益 6,697(前 1,459、+359.0%) — 電池材料などの需要増で大幅増益
特別損益・一時的要因
- 特別利益/損失:注記による大きな特別損益の個別記載はなし。ただしその他包括利益の変動(為替換算差額や持分法適用会社のその他包含利益)が大きく、包括利益を押し下げた。
- 一時的要因の影響:当中間は為替により在外営業体の換算差額が大幅マイナスとなり、包括利益が大幅悪化。税引前利益や中間利益は事業側の要因(鉱山立上げ、持分法利益)で押し上げられているため、特別要因を除けば営業ベースは堅調。
- 継続性の判断:持分法損益や金価格上昇は継続可能性が相場に依存。換算差額は為替動向次第で反転しうる。
配当
- 実績・予想(円)
- 中間配当(支払予定日 2025/12/8):65.00円(前中間 49.00円)
- 期末(予想):66.00円
- 年間配当(予想):131.00円(前期実績 104.00円)
- 配当性向(予想):年間配当131 / 1株当たり当期利益(予想)272.66 ≒ 48.1%(やや高め)
- 特別配当:なし(記載なし)
- 自社株買い:中間期に自己株式取得が進行(自己株式取得支出 15,007百万円)
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動による支出より)
- 有形固定資産の取得:44,068百万円(前中間 67,596百万円、減少)
- 減価償却費:28,426百万円(当中間)
- 研究開発費:明細記載なし(–)
受注・在庫状況
- 受注状況:受注高・受注残の記載なし(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産:596,122百万円(前期末 567,800、増加)
- 在庫増加は金属価格上昇等の影響で評価額が増加していることが一因
セグメント別情報(補足)
- 資源:菱刈鉱山は計画どおり操業、コテ金鉱山が立ち上がり寄与。モレンシー、セロ・ベルデ等は給鉱品位変動で生産が減少。
- 製錬:在庫評価損益や買鉱条件悪化、ニッケル市況低迷が利益を圧迫。電気銅生産はやや低下、電気ニッケルは増加。
- 材料:電池材料は米国での駆け込み需要等で増販、通信デバイス向けが堅調でセグメント利益大幅増。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:本資料では中期計画の詳細進捗は明記なし(–)。ただし鉱山新規立上げやJVの収益化が中期目標と整合する動き。
- KPI達成状況:セグメント別の生産・販売量は資料に記載(例:銅 214,970t、金 6,945kg 等)。KPIの具体目標との比較は資料外(–)。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との具体比較は本資料に記載なし(–)。業界動向としては銅は供給逼迫見込み、ニッケルは供給過多継続見込み。電池材料の需要は地域差あり(中国・米国等)。
- 市場動向:金価格の上昇、銅の供給懸念、ニッケルの供給過剰がそれぞれセグメントに影響。
今後の見通し(会社見解)
- 通期業績予想(修正後、単位:百万円)
- 売上高:1,554,000(前回 1,513,000、増減 +41,000百万円、+2.7%)
- 税引前当期利益:121,000(前回 102,000、+19,000百万円、+18.6%)
- 当期利益:82,000(前回 68,000、+14,000百万円、+20.6%)
- 親会社帰属当期利益:74,000(前回 61,000、+13,000百万円、+21.3%)
- 前提条件(会社公表)
- 銅:通期平均 $/t 9,678(当中間実績 9,655)
- ニッケル:通期平均 $/lb 6.92(当中間実績 6.85)
- 金:通期平均 $/TOZ 3,533.6(当中間実績 3,367.2)
- 為替(TTM):通期 145.52 円/$(当中間実績 146.04)
- 予想の信頼性:中間での利益進捗は良好だが、相場・為替・鉱山運営リスクで変動するため注意。
- 主なリスク要因:為替変動、主要金属価格の変動、鉱山・製錬所の操業トラブル、電池材料需要の地域差・政策変化など。
重要な注記
- 会計方針の変更:当中間期における会計方針の変更等はなし。第1四半期から社内金利配賦方法を変更(セグメント配賦に影響:資源+4,232百万円等)。
- その他:第2四半期(中間期)決算短信は監査(レビュー)対象外。通期業績予想は2025年8月7日公表値から修正あり(本資料参照)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5713 |
| 企業名 | 住友金属鉱山 |
| URL | http://www.smm.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 鉄鋼・非鉄 – 非鉄金属 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.15)」によって自動生成されました。
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