2025年12月期 決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 2026年を「マルチプロダクト元年」と位置づけ、アプリを起点にWeb、LINEミニアプリ、モバイルオーダー等へ本格展開し、M&A含む成長投資で非連続成長を狙う(CEO 庵原氏)。
  • 業績ハイライト: 2025年通期売上高60.5億円(YoY+9.9%)(良好)、営業利益8.8億円(YoY+60.2%、営業利益率14.6%)(非常に良好)、当期純利益9.20億円(YoY+23.0%)(良好)。
  • 戦略の方向性: Yappliを核にマルチプロダクト化(Yappli WebX本格マネタイズ、Yappli MobileOrderの提供開始、LINEミニアプリ開発)、プロフェッショナルサービス強化、AI実装、M&Aによるチャネル/領域拡大。
  • 注目材料: ・Yappliフードコネクト(旧チューズモンスター)を子会社化(2025/11)→飲食向けモバイルオーダー提供開始、・Yappli WebX投入でウェブ受注を開始、・FY2026業績予想(連結) 売上68.0億円(+12.3%)、営業利益10.0億円(+13.3%)。
  • 一言評価: 収益性が大幅に改善し「成長投資と利益創出の両立」へ移行中。一方でマルチプロダクト実行と解約率改善の実行力が鍵。

基本情報

  • 企業概要: 株式会社ヤプリ(東証グロース:4168)、主要事業はノーコードによるアプリ開発プラットフォーム「Yappli」を中心としたSaaS提供とプロフェッショナルサービス(アプリ/ウェブ制作、成長支援)。代表取締役CEO:庵原 保文。
  • 説明会情報: 開催日時:–(資料は2026.2公開)。形式:開示同日に投資家向け決算説明会(配信アーカイブあり)。参加対象:投資家向け。
  • 説明者: 発表は経営陣(CEO 庵原 保文 等)中心。CEOレターでは2025年の振返りと2026年の「マルチプロダクト元年」戦略を強調。
  • 報告期間: 対象会計期間:2025年12月期(FY2025)。報告書提出予定日:–。配当支払開始予定日:–(注:2025は中間6円/期末7円を実施)。
  • セグメント:
    • プラットフォーム(Yappli:アプリ開発プラットフォーム) — 定期収益(MRR相当)。
    • ウェブ(Yappli WebX) — 新規のウェブ構築プラットフォーム(2025年リリース)。
    • モバイルオーダー(Yappli MobileOrder) — 2025/11に子会社化し導入(飲食向け)。
    • プロフェッショナルサービス — 制作支援/成長支援(フロー収益)。
    • その他(BtoBアプリ、UNITE by Yappli(HR領域)等)。

業績サマリー

  • 主要指標(2025年12月期・連結):
    • 営業収益(売上高): 60.5億円、前年同期比 +9.9%(良)。
    • 営業利益: 8.82億円、前年同期比 +60.2%(良)、営業利益率 14.6%(高収益)。
    • 経常利益: 8.77億円、前年同期比 +60.1%(良)。
    • 純利益(当期純利益): 9.20億円、前年同期比 +23.0%(良)。
    • 1株当たり利益(EPS): 72.79円、前年同期比 +26.2%(良)。
  • 予想との比較:
    • 会社予想(2025/11修正)に対する達成率:売上 97.7%(未達だがほぼ一致)、営業利益 106.4%(上振れ)、当期純利益 100.1%(ほぼ達成)。 サプライズは「利益面で上振れ」。
  • 進捗状況:
    • 通期予想に対する進捗率(達成率): 上記(売上97.7%、営業利益106.4%、当期純利益100.1%)。
    • 中期経営計画や年度目標に対する進捗率: 中期はFY2030売上100億目標→FY2025は60.5億で進捗中(達成可能性は今後のマルチプロダクト展開とM&A実行に依存)。
    • 過去同時期との進捗比較: 四半期ベースではQ4が16.0億円(QoQ +4.0%、YoY +12.2%)で4四半期連続増収、ARRは51.8億円(YoY +9.4%)。
  • セグメント別状況:
    • プラットフォーム売上(PF売上): 約49.44億円(4,944百万円、YoY +10.2%)(良)。
    • プロフェッショナルサービス売上(PS売上): 約11.11億円(1,111百万円)。Q4はPS売上がYoY +22.8%(成長牽引)。
    • 製品別契約数: 合計導入数 939件(YoY +5.2%)、うちアプリ929件(YoY +4.0%)。平均月額利用料 46.0万円(YoY +4.1%)。解約率(グロスレベニューチャーンLTM)0.92%(ベンチマーク1.0%)。

業績の背景分析

  • 業績概要: 売上成長に加え、コスト最適化と高付加価値サービス拡充で利益が大幅に改善。ARR・契約数・平均月額利用料も順調に伸長。Q4ではPS売上の伸びが寄与。
  • 増減要因:
    • 増収の主要因: UNITE(HR)成長による契約純増、プロフェッショナルサービス受注増(下半期・Q4)、Yappli WebXなど新製品の受注開始。マーケティング領域での受注は成熟市場ながら飲食・食品系が堅調。
    • 増益の主要因: 売上総利益の拡大(YoY +10.5%)、サーバー費効率化等により総利率維持、販管費抑制(広告費を効率化)および固定費比率の改善。一方、人件費やR&D投資は増加。
    • 減益リスク要因: Q4は人材採用・賞与・イベント等で販管費増(S&M大幅増)。株式取得関連費用(約7.2百万円)は一時費用。
  • 競争環境: マーケティング領域は市場成熟で競争激化(エンタープライズでのリプレイス競争多発)。HR領域は市場拡大期で差別化余地あり(UNITEの拡大余地)。競合との対比では「ノーコード×プロフェッショナル支援×AI」で差別化を図る戦略。
  • リスク要因: 為替は大きな影響なし(国内中心)、市場景気変動、サプライチェーンは限定的、M&Aの統合リスク、解約率上昇によるLTV低下(現状はLTV/CAC 5.5xへ改善)、技術/データガバナンスやAI関連規制の将来リスク。

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • ①プロダクト戦略:既存強化(デザイン/UX、データ基盤、インテグレーション、AI活用)+新製品(WebX本格化、MobileOrder提供、MiniApp開発)。
    • ②ソリューション戦略:マーケティング領域とHR領域でプロフェッショナルサービス強化、ABMによるエンタープライズ獲得。
    • ③投資戦略:M&A/出資(同一領域の規模拡大、隣接領域の展開)、プロフェッショナル体制拡充。
    • ④人的資本戦略:採用・研修・福利厚生強化(Yappli Hang Out等で理念浸透)。
  • 進行中の施策: Yappli WebXリリースの本格マネタイズ、Yappli MobileOrder(ヤプリフードコネクト)導入・ブランドリニューアル(2026/2)、UNITE専門組織設立、プロフェッショナルサービス本部新設。
  • セグメント別施策:
    • マーケティング領域:重点業界(アパレル・飲食等)特化、プロフェッショナルサービス拡充、ABM強化。
    • HR領域:UNITE専任チーム、施策設計と運用モデル提供、分析機能強化。
  • 新たな取り組み: AIによる運用支援(プッシュ通知AIアシスト、AIデザイン編集、顧客セグメント化等)、マルチプロダクトでのチャネル横断提案、M&Aの継続的実行。

将来予測と見通し

  • 業績予想(2026年12月期 連結予想):
    • 売上高: 68.0億円(YoY +12.3%)(目標は2桁成長)。
    • 営業利益: 10.0億円(YoY +13.3%)、営業利益率 14.7%。
    • 経常利益: 9.80億円(YoY +11.6%)。
    • 当期純利益: 9.30億円(YoY +1.0%)※税効果(繰延税金資産の取り崩し等)による影響があるため伸び率は小幅。
    • 調整後EBITDA:11.00億円(YoY +14.8%)。
  • 予想の前提条件: 年間マーケティング投資約7億円、年度末正社員数320名、連結対象にヤプリフードコネクトを反映(PLへの取込は2026年度より本格化)。為替前提など明示は無し。
  • 予想の根拠と経営陣の自信度: プロダクト拡充(WebX、MobileOrder)、UNITEの拡大、PS売上増を根拠に提示。利益面の見通しは達成余地はあるが、実行(商品マネタイズ・顧客獲得・解約率抑制)が前提。経営陣は成長継続に対して比較的強気。
  • 予想修正: 2025年は上方修正後の利益目標を上回る着地(売上は若干下振れ)。2026年は新たな連結(YFC)反映と人員/投資前提で増収増益計画。
  • 中長期計画とKPI進捗: FY2030に売上高100億円・調整後EBITDA120億円(スライドの目標イメージ。注記あり)。現状は進捗段階で達成可能性は「実行力依存」。主要KPI(ARR 51.8億、契約数 939、LTV/CAC 5.5x)は改善傾向。
  • 予想の信頼性: 2025は利益面で会社予想を上回る実績。過去の予想達成は改善傾向だが、マルチプロダクト拡大の初期段階につき今後の変動はあり得る。
  • マクロ経済の影響: 国内の景気動向や顧客業界(小売・飲食・アパレル等)の需要に左右される。

配当と株主還元

  • 配当方針: 成長投資を最優先としつつ、継続的・安定的な配当を志向。自己株式取得は機動的に実施。
  • 配当実績/予想:
    • 2025実績:中間 6.00円、期末 7.00円、年間 13.00円(配当性向 18.0%)。
    • 2026予想:中間 7.00円、期末 7.00円、年間 14.00円(配当性向見込み 約19.2%)。(増配予定)
  • 特別配当: なし。
  • その他株主還元: 2025に自己株式取得149百万円を実施。2026は未定(機動的実施)。

製品やサービス

  • 主要製品:
    • Yappli(アプリ開発プラットフォーム) — ノーコード×AI、年間200回超の機能改善。
    • Yappli WebX(ウェブ構築プラットフォーム) — 2025年にリリース、2025Q4から受注計上。
    • Yappli MobileOrder(飲食向けモバイルオーダー) — 2025/11の子会社化を経てグループ提供開始。
    • UNITE by Yappli(HR領域) — 従業員エンゲージメント向上アプリ、2025下半期から成長加速、導入社数100社超。
  • サービス: 制作支援(アプリ/ウェブデザイン)、成長支援(アプリマーケティング/広告代行)、カスタマーサクセス。
  • 協業・提携: フラー株式会社と資本業務提携、GMO AppCapsuleやsmartLP等の技術/資産取得の事例あり。
  • 成長ドライバー: マルチプロダクト化(WebX/MobileOrder/MiniApp)、UNITE拡大(エンタープライズ中心)、プロフェッショナルサービス強化、AIによる運用効率化。

Q&Aハイライト

  • 注目の質問と回答: –(開示資料にQ&Aの具体記載無し。投資家向け説明会のアーカイブ配信予定)。
  • 経営陣の姿勢: 成長投資と資本還元の両立を強調、マルチプロダクト実行への前向きな姿勢。
  • 未回答事項: 実需ベースのWebXマネタイズスピード、MiniAppの具体な投入時期と売上想定などは明確な数値開示なし → 監視が必要。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 強気〜中立。利益改善の実績を背景に成長戦略へ積極投資する姿勢。
  • 表現の変化: 2025は「基盤整備」、2026は「実行・拡大」へフェーズ変化を強調(言葉遣いはより成長志向に)。
  • 重視している話題: マルチプロダクト化、M&A/投資、人材強化、株主還元の拡充。
  • 回避している話題: 解約率の上昇に対する詳細な数値改善スケジュール(短期の具体アクションの詳細は限定的)。

投資判断のポイント(情報整理)

  • ポジティブ要因:
    • 売上・利益ともに二桁増(利益の伸びが顕著)、営業利益率約15%の高収益化。
    • ARR・契約数・平均月額利用料が順調に伸長。
    • マルチプロダクト(WebX/MobileOrder)とM&Aによる拡張路線。
    • 手元現金2,204百万円(2025)、健全なBS(純資産2,961百万円)。
  • ネガティブ要因:
    • Yappli for Marketingの解約率上昇(LTM 0.92%へ悪化)がLTVに影響。
    • マルチプロダクト化の実行リスク(製品の早期マネタイズ・顧客導入)。
    • 人件費・広告投資拡大が想定より重荷になる可能性。
  • 不確実性: 新製品(WebX, MiniApp, MobileOrder)の市場受容、M&Aの統合効果、AI実装の効果実現時期、マクロ変動。
  • 注目すべきカタリスト: WebXのマネタイズ進捗、Yappli MobileOrderの飲食導入実績、UNITEの大型案件(エンタープライズ)獲得、四半期ごとの契約純増と解約率動向、追加M&A。

重要な注記

  • 会計方針: 2025年12月期より連結決算へ移行。ヤプリフードコネクトのみなし取得日を2025年12月末とし、PLは2026年連結期より反映予定。フラー社は持分法適用。子会社取得に伴う付随費用約7.2百万円を営業費用計上(2025)。
  • リスク要因(開示): 将来予測には既知/未知のリスク・不確実性が含まれる旨の免責。
  • その他: 繰延税金資産(DTA)の取扱いによりFY2025までは税効果で純利益が押し上げられていたが、FY2026で繰越欠損金の消化進展に伴い会計上の変動が発生(以後は収益構造の正常化へ移行予定)。

(注)資料に明示のない点は「–」としました。投資助言は行いません。さらなる詳細(Q&A、説明会録画等)はIR/contact(investor@yappli.co.jp)での確認を推奨します。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4168
企業名 ヤプリ
URL https://yappli.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.15)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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