2026年3月期 第3四半期決算短信日本基準

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社公表の通期業績予想に対する修正なし(ほぼ予想通り)。第3四半期累計の実績は会社予想との乖離報告なし。
  • 業績の方向性:増収減益ではなく「増収減益(経常・当期純は減少)」。売上高は前年同期比+0.8%、営業利益は+3.8%だが経常利益は△3.1%、親会社株主に帰属する四半期純利益は△2.4%。
  • 注目すべき変化:投資有価証券(持分法関係含む)が増加し固定資産が拡大(投資有価証券 60,444→69,687 百万円)。一方で化工品事業の売上が▲7.4%と大きく落ち込む一方、ベルト・ホース事業が堅調。
  • 今後の見通し:通期予想(売上 92,000 百万円、営業利益 5,300 百万円、当期純利益 11,500 百万円)に修正なし。第3四半期累計の進捗は売上73.2%、営業利益80.7%、当期純利益79.9%で、現状では通期達成の可能性は高いと判断される(ただし為替・需給動向等の外部要因次第)。
  • 投資家への示唆:高い自己資本比率(85.0%)と有利子負債ほぼなしの財務体質、営業利益率は改善傾向。半導体・自動車向けなど顧客業界の回復状況と為替・原材料価格の動向が業績の鍵。訴訟関連費用等の一時的コストにも注意。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:ニッタ株式会社
    • 主要事業分野:ベルト・ゴム製品、ホース・チューブ製品、化工品、産業用製品、不動産、経営指導 等(工業用ゴム・樹脂製品等の製造販売)
    • 代表者名:代表取締役社長 北村精一
    • URL:https://www.nitta.co.jp
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月6日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 決算説明資料作成:有、決算説明会開催:無
  • セグメント(主なもの):
    • ベルト・ゴム製品事業:物流・食品向けベルト、粘着テープ等
    • ホース・チューブ製品事業:自動車・半導体製造装置向け等
    • 化工品事業:遮水製品、エラストマー等
    • その他産業用製品事業:空調フィルタ、測定器等
    • 不動産事業、経営指導事業、その他(教習事業、山林等)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式を含む):29,272,503株
    • 期末自己株式数:1,906,920株
    • 期中平均株式数(累計):27,639,700株
    • 時価総額:–(未提示)
  • 今後の予定:
    • 通期決算発表等:通期予想は既に公表、修正なし(次の公式発表日等は資料参照)
    • IRイベント:決算説明会は開催なし(決算補足資料は作成)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想との比較は「通期予想に修正なし」)
    • 売上高(第3Q累計):67,401 百万円(前年同期比+0.8%)
    • 通期見通し 92,000 百万円に対する達成率:73.2%
    • 営業利益(第3Q累計):4,278 百万円(前年同期比+3.8%)
    • 通期見通し 5,300 百万円に対する達成率:80.7%
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益(第3Q累計):9,194 百万円(前年同期比△2.4%)
    • 通期見通し 11,500 百万円に対する達成率:79.9%
  • サプライズの要因:
    • 営業面:原材料高の販売価格への転嫁進展で営業利益率は改善。
    • 費用面:人件費・運賃上昇、損失補償・訴訟関連費用等の一時費用が発生(営業外費用・営業費用での増加)。
    • 投資評価:持分法投資利益は大きく、経常利益に影響(持分法利益の減少や中国の自動車需要低下が経常利益減の要因)。
  • 通期への影響:
    • 第3四半期までの進捗率(売上73%、営業利益81%、純利益80%)から現時点で通期予想達成の見込みは高いと判断。ただし外部環境(為替、顧客業界動向、原材料)や一時的費用の今後の発生有無がリスク。

財務指標(要点)

  • 主要数値(第3四半期累計:2025/4/1–2025/12/31、単位:百万円)
    • 売上高:67,401(前年 66,849、+0.8% / +552 百万円)
    • 営業利益:4,278(前年 4,120、+3.8% / +158 百万円)
    • 経常利益:10,747(前年 11,089、△3.1% / △342 百万円)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:9,194(前年 9,416、△2.4% / △222 百万円)
    • 1株当たり四半期純利益(累計):332.65 円(前年 338.63 円、△1.8%)
  • 収益性指標
    • 営業利益率:6.34%(67,401に対する4,278、前年 6.16% → 若干改善)
    • 純利益率(当期純/売上):13.64%(前年 14.09% → 小幅低下)
    • ROE(自己資本=158,531 百万円ベース)
    • 第3Q累計ベース:9,194 / 158,531 = 5.80%
    • 年間化換算(単純×4/3):約7.73%(目安:8%に近く健全だがやや控えめ)
    • ROA(総資産=186,615 百万円)
    • 第3Q累計ベース:9,194 / 186,615 = 4.93%
    • 年間化換算:約6.57%(目安:5%以上で良好)
  • 進捗率分析(通期見通しに対する)
    • 売上高進捗率:73.2%
    • 営業利益進捗率:80.7%
    • 経常利益進捗率:76.8%
    • 純利益進捗率:79.9%
    • コメント:営業利益・純利益の進捗が売上を上回っており、利益面は通期見通し達成に向け良好。
  • 貸借対照表の要点(2025/12/31)
    • 総資産:186,615 百万円(前期末 179,931、+66,83 百万円)
    • 自己資本(自己資本額):158,531 百万円(自己資本比率 85.0%:安定水準)
    • 流動資産:82,303 百万円(現金及び預金 30,192 百万円、売掛金 17,323、棚卸資産 15,931)
    • 投資有価証券:69,687 百万円(前期 60,444 → +9,243 百万円)
    • 流動負債:17,885 百万円、固定負債:9,370 百万円、負債合計:27,255 百万円(低水準)
    • 長期借入金:0 百万円(前期末 19 百万円)→ 有利子負債ほぼなし
    • 流動比率(目安):82,303 / 17,885 = 4.60(非常に良好)
    • 自己資本比率:85.0%(安定水準)
  • キャッシュフロー
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり) → 営業CF/投資CF/財務CFの詳細は非開示
    • 現預金の期末残高:30,192 百万円(前期末 31,515 → △1,323 百万円)
    • 減価償却費(累計):2,330 百万円(前年同期 2,473)
    • フリーCF等の算出不可(データ不足のため –)
  • 四半期推移(QoQ):
    • 四半期ごとの詳細数値は開示の累計表のみ。季節性については明確な注記なし(セグメント特性により季節変動は想定される)。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率 85.0%(安定水準)
    • 有利子負債ほぼゼロ → 負債依存度低い

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:251 百万円(固定資産売却益 208 百万円等)
  • 特別損失:79 百万円(投資有価証券評価損 64 百万円等)
  • 一時的要因の影響:訴訟関連費用等の一時的コストが発生(営業外・営業費用での増加)。一時項目を除いた営業ベースでは価格転嫁が進み利益率改善が見られる。
  • 継続性の判断:投資有価証券評価の増減や訴訟関連費用は不定期発生の可能性があり、今後の発生有無で当期純利益に変動があり得る。

配当

  • 配当実績と予想(円)
    • 中間配当(第2四半期末):72.00(2026年3月期)
    • 期末配当(予想):73.00
    • 年間配当予想:145.00(前期 140.00、+5 円)
    • 直近公表から配当予想の修正:無
  • 配当利回り:–(株価情報未提示のため算出不可)
  • 配当性向:通期予想ベースでの配当性向 = (年間配当 × 発行済株式数)÷ 当期純利益 などで算出可能だが、詳細は別途(データ不足のため –)
  • 株主還元方針:自己株式取得を実施(第3四半期に400,000株取得、自己株式増加)。特別配当の記載なし。

設備投資・研究開発

  • 設備投資額:資料に明示的数値なし(–)
  • 減価償却費:当第3四半期累計で 2,330 百万円(前年同期 2,473)
  • 研究開発費:資料に明示的数値なし(–)

受注・在庫状況(該当記載がある場合)

  • 受注状況:受注高・受注残高の開示なし(–)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産 15,931 百万円(前期 15,637 → +294 百万円)
    • 在庫回転日の記載なし(–)

セグメント別情報(第3四半期累計:単位 百万円、前年同期比%)

  • ベルト・ゴム製品事業:売上 22,528(+2.1%)、セグメント利益 2,698(+3.4%)
  • ホース・チューブ製品事業:売上 24,219(+1.9%)、セグメント利益 589(+22.8%)
  • 化工品事業:売上 8,660(△7.4%)、セグメント利益 714(+13.6%)
  • その他産業用製品事業:売上 8,384(+1.2%)、セグメント利益 135(△14.0%)
  • 不動産事業:売上 982(+12.8%)、セグメント利益 253(+19.0%)
  • 経営指導事業:売上 1,820(+6.3%)、セグメント利益 1,389(△1.1%)
  • その他(教習・山林等):売上 1,020(+3.1%)、セグメント利益 37(△22.0%)
  • コメント:ベルト・ホースが総売上を牽引。化工品の売上減少が目立つが利益は改善。ホース事業の利益改善が大きい。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画の詳細は本資料に明記なし(–)。ただし高い自己資本比率や投資有価証券の増加は中長期の財務余力を示唆。
  • KPI達成状況:開示KPIは特記なし(–)。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:世界経済は米国関税政策の不確実性が継続するが地域別に回復基調。半導体・自動車向け需要の地域差(中国での自動車需要減少等)が業績に影響。
  • 競合との比較:同業他社データは本資料に無し(–)。だが利益率や財務体質は堅調で相対的に良好と推定可能。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期見通し(修正なし)
    • 売上高:92,000 百万円(前期比 +1.9%)
    • 営業利益:5,300 百万円(同 +2.8%)
    • 経常利益:14,000 百万円(同 △4.1%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:11,500 百万円(同 △5.2%)
    • EPS(通期予想):414.01 円
    • 会社予想の前提条件等は添付資料P3参照(為替・原材料等の前提あり)
  • 予想の信頼性:第3四半期累計の進捗率が利益ベースで高く、現時点では予想達成の可能性は高いと判断。ただし持分法利益や市場需要の変化、訴訟関連や原材料・物流コストの追加発生がリスク。
  • リスク要因:為替変動、原材料価格高騰、主要顧客(自動車・半導体)需要の変動、関税政策・地政学リスク、一時的な訴訟等費用の発生。

重要な注記

  • 会計方針の変更:なし
  • 連結範囲の変更:なし
  • その他重要事象:自己株式取得(2025年9月に400,000株取得、自己株式が増加)

備考・注記

  • 表示単位は明示のある場合を除き百万円。数字は資料記載値を基に記載。
  • 一部の項目(市場株価・時価総額・キャッシュフローの詳細・設備投資・R&Dの金額等)は決算短信に明示がないため “–” としました。
  • 本まとめは提供資料に基づく整理であり、投資助言を目的とするものではありません。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5186
企業名 ニッタ
URL http://www.nitta.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 自動車・輸送機 – ゴム製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.15)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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