2025年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想や市場予想との比較情報が決算短信内に開示されていないため、決算サプライズの判定は不可(–)。ただし中期経営計画(FY2024–FY2026)の目標(売上高180億円、営業利益18億円)を1年前倒しで達成した点が重要。
- 業績の方向性:増収増益。連結売上高18,238百万円(前年同期比+38.4%)、営業利益3,051百万円(同+162.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,315百万円(同+167.6%)。
- 注目すべき変化:巻線機事業の売上伸長(13,583百万円、前年同期比+49.4%)とセグメント利益の大幅増(3,331百万円、同+117.0%)。契約負債(前期9,559百万円→当期3,695百万円)などの認識変化で流動負債が大幅減少(負債合計は前期比△44.8%)。
- 今後の見通し:2026年通期は保守的見通しで売上14,000百万円(△23.2%)、営業利益1,170百万円(△61.7%)を予想。決算で「一部案件を前倒しで売上計上した」ことが説明されており、来期見通しはこれを織り込んだもの。
- 投資家への示唆:業績は過年度案件の前倒し計上・受注・生産増等で過去最高を更新。短期的には2026年の落ち込み見通し(前倒し効果の反動)に留意。一方で受注残(9,402百万円)や生産能力増強(新工場稼働)など中期的な回復基盤も確認できる。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社小田原エンジニアリング
- 上場コード:6149(東証)
- 主要事業分野:巻線機事業(モーター用巻線設備・コイル用巻線設備の製造・販売)、送風機・住設関連事業(小型送風機、防水照明器具等の住宅関連機器の製造・販売)
- 代表者名:代表取締役社長 保科 雅彦
- URL:https://odawara-eng.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2025年12月期(連結、2025年1月1日~2025年12月31日)
- 決算補足説明資料:作成あり、決算説明会は無
- 定時株主総会予定日:2026年3月27日
- 配当支払開始予定日:2026年3月30日
- 有価証券報告書提出予定日:2026年3月24日
- セグメント:
- 巻線機事業:モーター用巻線システム、コイル巻線設備、追加治具、改造、消耗品等
- 送風機・住設関連事業:小型送風機(工作機械・産業用ロボット向け軸流ファン等)、住宅用換気・照明関連機器
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):6,392,736株
- 期末自己株式数:671,156株
- 期中平均株式数:5,716,265株
- 時価総額:–(決算短信に未記載)
- 今後の予定:
- 決算発表:本決算(既発表、補足資料あり)
- 株主総会:2026年3月27日予定
- IRイベント:決算説明会は無し(補足資料あり)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- サプライズの要因:
- 主因は巻線機事業での大型案件・xEV用モーター巻線システムの売上計上(前倒し案件含む)と、追加治具・消耗品等の利益率の高い製品の好調。
- 契約負債の減少(前期9,559→当期3,695百万円)に伴う売上移転が進んだことが売上増に寄与。
- 為替差損等の発生はあるが、営業利益増を上回る税金等(過年度法人税等393百万円計上)が発生。
- 通期への影響:
- 2026年通期予想は2025年実績から大幅減(売上14,000百万円、営業利益1,170百万円)で、決算短信は「一部案件の前倒しで当期に売上計上した」ことを理由に説明。したがって来期の落ち込みは前倒し影響である可能性が高い。
- 予想修正は現時点で無し(2026年予想は発表済み)。
財務指標
- 財務諸表要点(連結、百万円未満切捨て)
- 売上高:18,238 百万円(前年13,175、増減+38.4%)
- 売上総利益:5,902 百万円(前年3,861)
- 営業利益:3,051 百万円(前年1,164)
- 経常利益:3,183 百万円(前年1,295)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:2,315 百万円(前年865)
- 総資産:24,857 百万円(前年27,909、△10.9%)
- 純資産:18,528 百万円(前年16,441、+12.7%)
- 現金及び現金同等物:8,225 百万円(前年10,365、△20.6%)
- 収益性(前年同期比)
- 売上高:18,238 百万円(+38.4%、+5,063)
- 営業利益:3,051 百万円(+162.2%、+1,888)
- 経常利益:3,183 百万円(+145.9%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:2,315 百万円(+167.6%)
- 1株当たり当期純利益(EPS):405.05円(前年151.75円、+)
- 収益性指標(報告値・目安併記)
- ROE(当期純利益/自己資本):13.2%(目安:8%以上で良好 → 良好)
- ROA(総資産経常利益率表記):12.1%(目安:5%以上で良好 → 良好)
- 営業利益率(売上高営業利益率):16.7%(業種平均との比較は業種に依存だが高水準)
- 進捗率分析(四半期ベースの詳細は開示無し)
- 通期予想に対する進捗率(2026年予想に対する参考)
- 2025年売上実績/2026年予想 = 18,238 / 14,000 = 130.3%(ただし前倒し要因を含むため単純比較は不可)
- 通期予想に対する営業利益進捗率等:–(四半期進捗情報なし)
- キャッシュフロー(千円単位 → 百万円表記に換算)
- 営業CF:108 百万円(前年3,289 百万円、大幅減。営業CF/純利益比率 ≒ 0.05(108/2,315)で低い。目安1.0以上が望ましい → 効率低下)
- 投資CF:△1,966 百万円(前年△745)、主な内訳は有形固定資産取得1,457百万円、定期預金純増500百万円
- 財務CF:△286 百万円(前年△285)、配当支払等
- フリーCF(営業CF−投資CF):約△1,858 百万円(キャッシュ消費)
- 現金同等物残高:8,225 百万円(前年10,365)
- 四半期推移(QoQ):四半期明細の数値は決算短信に掲載された補足資料を要確認の旨。四半期ごとの大幅変動は「完全受注生産」特性による。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:74.5%(目安:40%以上で安定 → 安定水準)
- 流動負債:6,084 百万円(前期11,203、契約負債の大幅減で減少)
- 負債合計:6,328 百万円(前期11,468)
- 効率性:
- 総資産回転率等の詳細数値は開示項目から算出可能だが、売上増に伴い資産効率は改善傾向。
- セグメント別(主要)
- 巻線機事業:売上13,583百万円(+49.4%)、セグメント利益3,331百万円(+117.0%)。受注高7,532百円(+4.7%)、受注残9,402百円。
- 送風機・住設関連事業:売上4,655百万円(+14.0%)、セグメント利益136百万円(+4,587.7%:低基準からの回復)。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 713千円(微額)
- 特別損失:該当事項は特記無し(減損等は無し)
- 一時的要因:
- 過年度法人税等 393,871千円を計上(当期の法人税等を押し上げる一時要因)。特別扱いの税調整により純利益は影響を受けている点に留意。
- 契約負債の大幅減少(前倒しによる売上計上)=一時的な売上先取り効果があり、来期の業績見通しに反動が見られる。
- 継続性判断:過年度税調整は特定事象。前倒し受注の一部は継続性に乏しく、来期に反動が予想される。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年12月期(実績):期末70円、年間70円(中間0円)。配当金総額400百万円。
- 2026年12月期(予想):期末70円、年間70円(予想)。
- 配当性向(連結):17.3%(2025年、前年32.9%)。目安:安定配当方針を維持しているが配当性向は低下。
- 配当利回り:–(株価情報未提供のため算出不可)
- 株主還元方針:期末配当継続。自己株式取得は小幅に実施(取得・処分あり)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(連結)
- 有形固定資産の増加額:1,613,275千円(約1,613百万円、前年803,850千円→増加)
- 主な投資内容:生産子会社の新社屋および大型工場の完成・稼働(生産能力増強)
- 減価償却費(連結):466,955千円(約467百万円)
- 研究開発:
- 研究開発テーマ:製品の共通化・標準化、競争力ある要素技術の開発(文面による方針記載)
受注・在庫状況
- 受注状況(巻線機事業)
- 受注高:7,532百万円(前年同期比+4.7%)
- 受注残高:9,402百万円(受注残は一定の受注基盤を示す)
- Book-to-Bill (受注/売上比):受注高7,532 / 売上13,583 = 約0.55(短期的には低下気味だが案件特性あり)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:減少(5,414百万円→2,699百万円、△2,714百万円)
- 仕掛品:1,863→1,396百万円(△467百万円)
- 在庫の質:仕掛・製品の減少は売上計上の進行および在庫圧縮を示唆
セグメント別情報
- 巻線機事業(主力)
- 売上:13,583百万円(+49.4%)
- セグメント利益:3,331百万円(+117.0%)
- 受注・受注残:上記参照。完全受注生産のため四半期・通期で変動が大きい点は注記。
- 送風機・住設関連事業
- 売上:4,655百万円(+14.0%)
- セグメント利益:136百万円(+4,587.7%)だが金額は小さい。
- 地域別:詳細は開示無し(国内・海外比は明記なし)。為替影響は2025年に為替差損22,304千円計上。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(FY2024–FY2026)
- 2025年に中期目標(売上180億円、営業利益18億円)を1年前倒しで達成。最終年度に予定していた目標を前倒しでクリアした点は進捗良好。
- 今後の取組:マーケティング強化、製品の共通化・標準化、競争力強化、送風機分野の戦略アイテム拡販。
- KPI達成状況:主要目標(売上・営業利益)は達成済み。受注環境や来期見通しで再評価が必要。
競合状況や市場動向
- 市場動向(短信の記載より)
- 自動車産業の設備投資は矢面にあり、新型車開発遅延・計画見直しが続くが、車の電動化は継続するトレンド。
- モーター需要の拡大(省エネ化、ロボット、ドローン等)を背景に市場拡大が見込まれる一方、ローカル化・価格競争・短納期化といった競争環境の厳しさが増す見込み。
今後の見通し
- 業績予想(2026年12月期、連結)
- 売上高:14,000 百万円(対前期△23.2%)
- 営業利益:1,170 百万円(△61.7%)
- 経常利益:1,240 百万円(△61.0%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:860 百万円(△62.9%)
- 1株当たり当期純利益予想:150.31円
- 配当予想:年間70円(期末70円)
- 予想の信頼性:
- 決算短信は来期見通しの前提(前倒し売上等)を明示しており、来期は前倒し反動が主因で保守的見通しを立てている。
- 過去の事例(今回の前倒し達成)を踏まえると、受注のタイミングと契約負債の動きが業績に大きく影響するため、引き続き受注進捗の開示を確認する必要あり。
- リスク要因(短信抜粋)
- 自動車産業の設備投資停滞、米国の通商政策や地政学リスク、金融資本市場の変動、中国の不動産・設備投資動向、原材料価格高止まり、価格競争の激化、短納期化等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無
- 連結範囲の変更:無
- 決算短信は監査対象外(公認会計士・監査法人の監査対象外)との注記あり
- 重要な後発事象:該当無し
(注)
- 不明な項目は「–」と表記しました。
- 本資料は提供された決算短信の要約に留め、投資勧誘や個別銘柄の推奨は行いません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6149 |
| 企業名 | 小田原エンジニアリング |
| URL | http://www.odawara-eng.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.15)」によって自動生成されました。
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