令和8年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期予想に対して第3四半期累計の進捗は良好(通期業績予想の上方修正を発表)。(上振れ/通期上方修正有)
- 業績の方向性:売上高は前年同期ほぼ横ばい(+0.0%)、営業利益・経常利益・当期純利益は大幅改善(営業利益+55.4%)。(増収増益に近いが売上は横ばいで増益)
- 注目すべき変化:前年同期の親会社株主帰属四半期純損失(▲32百万円)から、今期は1,323百万円の黒字へ転換(大幅な収益改善)。
- 今後の見通し:第4四半期に海外子会社で品質保証費用、福利厚生費の増加や減損損失等の一時費用が見込まれるが、全体として会社は通期業績予想を上方修正済み。通期達成可能性は高いと判断(ただし一時費用の影響に注意)。
- 投資家への示唆:利益率改善が主因(コスト低減、価格適正化、商社事業の伸長)。当面は第4四半期の一時費用発生の有無・程度、および為替・海外事業リスクを注視すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社ミクニ
- 主要事業分野:モビリティ事業(自動車・二輪・汎用エンジン用燃料供給装置等の製造販売)、ガステクノ事業(ガス機器制御・水制御機器等)、商社事業(航空機部品、芝管理機械等の輸入販売)、その他(福祉介護機器等)
- 代表者名:代表取締役社長 生田 久貴
- URL:https://www.mikuni.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:令和8年2月9日
- 対象会計期間:令和8年3月期 第3四半期累計(令和7年4月1日~令和7年12月31日、連結、日本基準)
- 決算説明会:無(補足資料作成は有)
- セグメント:
- モビリティ事業:四輪・二輪・汎用エンジン向け燃料供給装置・エンジン機能品等の製造販売
- ガステクノ事業:ガス機器用制御機器・水制御機器等の製造販売
- 商社事業:航空機部品・芝管理機械等の輸入販売
- その他事業:福祉介護機器、特殊車両架装等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):34,049,423株
- 期末自己株式数:424,145株
- 期中平均株式数(第3四半期累計):33,661,598株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:本決算(通期)発表予定:通期終了後(期末日 令和8年3月31日)。具体日程は別途。
- IRイベント:決算説明会なし、補足資料はウェブ掲載予定
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(第3四半期累計:百万円、進捗率は通期予想に対する達成率)
- 売上高:75,521 (通期予想 102,500)→ 進捗率 73.7%
- 営業利益:2,944 (通期予想 3,800)→ 進捗率 77.5%
- 経常利益:2,654 (通期予想 3,300)→ 進捗率 80.4%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,323 (通期予想 1,600)→ 進捗率 82.7%
- サプライズの要因:
- 営業利益率改善の寄与(モビリティ事業でのコスト低減、中国拠点再編効果、取引価格の適正化)
- 商社事業(航空機部品等)の売上増で収益が牽引
- ガステクノ事業は中国内需減退で売上減少だがコスト削減で損失縮小
- 通期への影響:
- 第3四半期の進捗は良好で、会社は通期業績予想を上方修正(業績予想の修正:有)。ただし第4四半期に一時的な費用(品質保証費用、福利厚生費、減損等)の発生見込みがある点は注意。
財務指標(要点)
(単位:百万円、%は前年同期比等)
- 損益(第3四半期累計)
- 売上高:75,521(前期 75,504、前年同期比 +0.0%)
- 売上総利益:12,077(前期 11,199、+7.8%)
- 販管費:9,133(前期 9,304、△1.8%)
- 営業利益:2,944(前期 1,894、+55.4%)→ 営業利益率 3.90%(75,521に対する)
- 経常利益:2,654(前期 1,707、+55.5%)
- 税引前当期純利益:2,535(前期 1,605、+57.9%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,323(前期 △32 → 黒字転換)
- 1株当たり四半期純利益(累計):39.33円(前期 △0.97円)
- 主要財政(第3四半期末 令和7年12月31日)
- 総資産:114,098(前期末 109,950、増加 4,148 百万円)
- 純資産:40,507(前期末 38,837、増加 1,670 百万円)
- 自己資本比率:34.7%(前期末 34.5%)※目安:40%以上が安定
- 現金及び預金:3,920(前期末 1,756、増加 2,164 百万円)
- 棚卸資産(商品及び製品):19,128(前期末 17,728、増加 1,400 百万円)
- 収益性指標(通期予想ベースで算出・目安併記)
- 通期予想当期純利益:1,600 百万 → 想定ROE ≒ 1,600 / 40,507 = 3.95%(目安:8%以上で良好 → 低め)
- 想定ROA ≒ 1,600 / 114,098 = 1.40%(目安:5%以上で良好 → 低め)
- 営業利益率(第3Q累計):3.90%(業種差あり。参考)
- 進捗率分析(第3四半期累計/通期予想)
- 売上高進捗率:73.7%(通常は75%付近が標準、ほぼ通常ペース)
- 営業利益進捗率:77.5%(好調)
- 純利益進捗率:82.7%(良好)
- 過去同期間との比較:前年同期は利益が伸び悩んでいたが今期は利益改善
- キャッシュフロー:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない(注記)。ただし貸借対照表より現金は増加(+2,164百万円)。短期借入金は増加(18,622→23,114、+4,492百万円)。
- 営業CF:–(未作成)
- 投資CF:–(未作成)※固定資産は増加(49,232→50,353、+1,121百万円)
- 財務CF:短期借入増加が主因で負債増(総負債 71,112→73,591)
- フリーCF:–(未作成)
- 減価償却費(第3四半期累計):4,171百万円
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期ごとの推移表あり(資料P3)。第3四半期単独、モビリティと商社の寄与で直近は増益傾向。季節性はあるが今回は前年同期比で利益改善が顕著。
- 財務安全性:
- 自己資本比率 34.7%(目安40%以上で安定水準→やや低め)
- 流動負債合計 48,409 / 流動資産合計 63,745 → 流動比率 ≒ 131.7%(流動比率の目安100%以上で短期支払能力は確保)
- 負債構成:短期借入の増加が見られる(流動借入金増加)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 16百万円(第3Q累計)
- 特別損失:固定資産除売却損 108百万円、特別退職金 25百万円 等、合計 135百万円
- 一時的要因の影響:第4四半期に海外子会社で品質保証費用、福利厚生費の増加、減損損失等の一時費用発生見込み(会社コメント)。第3四半期の業績は一時損益を除いても基礎的収益力の改善が確認できる。
- 継続性の判断:減損や一時的品質関連費用は非継続的要因と見られるが、為替や海外拠点のコスト構造は継続的リスクになり得る。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末):6.00円(支払済)
- 期末配当(予想):8.00円
- 年間配当予想:14.00円(前期合計 14.00円、修正なし)
- 配当性向(予想ベース):配当14円 / 通期EPS47.53円 ≒ 29.5%(目安:企業方針によるがおおむね中程度の配当性向)
- 特別配当:無
- 自社株買い等:–(資料に記載なし)
設備投資・研究開発
- 固定資産の増減:固定資産合計 49,232 → 50,353(増加 1,121百万円、資料本文では11億2,1百万円の増加)
- 減価償却費(第3四半期累計):4,171百万円(前年同期 4,249百万円)
- 設備投資の内訳・R&D費用:資料に明確な数値記載なし(R&D費用:–)
受注・在庫状況(該当情報がある場合)
- 受注状況:–(資料に記載なし)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品及び製品):19,128百万円(前期末 17,728、+1,400百万円)
- 在庫回転日数等:–(記載なし)
- 在庫の質:仕掛品・製品・原材料の内訳は貸借対照表に記載(仕掛品 7,084、原材料 3,085 百万円)
セグメント別情報
(第3四半期累計:令和8年3月期 第3四半期累計)
- モビリティ事業:売上高 62,212 百万円(前期 62,411、△0.3%)、営業利益 2,039 百万円(前期 1,422、+43.3%)
- 内容:新モデル投入による販売増、インド拠点好調、コスト低減、中国拠点再編等で利益率改善
- ガステクノ事業:売上高 3,767 百万円(前期 4,411、△14.6%)、営業損失 △318 百万円(前期 △442 → 損失縮小)
- 内容:中国内需・住宅市場の低迷で売上減。コスト削減で損失は縮小
- 商社事業:売上高 7,621 百万円(前期 6,878、+10.8%)、営業利益 1,071 百万円(前期 834、+28.4%)
- 内容:航空機部品の輸入販売や芝管理機械の需要が堅調で拡大
- その他事業:売上高 1,920 百万円(前期 1,803、+6.5%)、営業利益 151 百万円(前期 80、+89.6%)
- 内容:電動車いす等福祉介護製品や特殊車両の伸長
- セグメント総括:合計売上高はほぼ横ばいながら、モビリティと商社の利益改善で全体営業利益が大幅増加
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:–(資料に具体的な中期計画・KPIの進捗は記載なし)
- KPI達成状況:–(該当情報なし)
競合状況や市場動向
- 競合比較:–(同業他社比較データは資料に記載なし)
- 市場動向:国内は設備投資継続で緩やかな回復、海外は地域差あり(米国堅調、世界成長減速懸念)。通商政策・為替・地政学的リスクが引き続き影響。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(会社予想・修正後):売上高 102,500 百万円(前期比 +1.1%)、営業利益 3,800 百万円(+25.4%)、経常利益 3,300 百万円(+16.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益 1,600 百万円(△19.8%)※(注:当期純利益が前年を下回る予想だが第3Q累計の進捗は良好)
- 次期予想:–(資料に記載なし)
- 前提条件:為替参考レート(第3Q累計) 1米ドル=148.08円(前年同期 151.46円)。通期予想の詳細前提は「業績予想の修正に関するお知らせ」を参照
- 予想の信頼性:第3四半期までの進捗は通期見通し達成に向け良好で、会社は上方修正を実施。ただし第4四半期の一時費用や海外拠点の状況が実績に影響する可能性あり。
- リスク要因:為替変動、海外の通商政策・地政学リスク、主要顧客の需要変動、原材料価格、海外子会社コスト増や品質関連費用、減損リスク等。
重要な注記
- 会計方針の変更:特になし
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理:あり(税金費用の計算について実効税率見積を適用する等の注記あり)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期累計期間のCF計算書は作成していない(注記あり)
注:
- 本資料は会社公表の「令和8年3月期 第3四半期決算短信(連結)」を基に要点を整理しました。
- 記載の数値は会社資料の表示(百万円未満切捨て)に基づきます。記載のない項目は「–」としました。
- 数値の評価における目安(自己資本比率・ROE等)は参考基準です。投資判断に関する助言は行っていません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7247 |
| 企業名 | ミクニ |
| URL | http://www.mikuni.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 自動車・輸送機 – 輸送用機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.15)」によって自動生成されました。
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