2025年12月期 第3四半期決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: SaaS(rakumo)を中心に価格改定・M&A・新機能(生成AI/エージェント)で成長を加速。国内市場でのシェア拡大とM&Aの加速を今期の重点施策と位置づける。
  • 業績ハイライト: SaaS売上高は1,279百万円(YoY +25.5%)(良い: 増収)、調整後EBITAは425百万円(YoY +38.5%)(良い: マージン改善)、営業利益は318百万円(YoY +19.2%)(良い: 増益)。ARRは20.2億円(YoY +44.9%)(良い)。
  • 戦略の方向性: (1) 単価向上(価格改定、オプション標準化等)、(2) 利用者拡大(既存のクロスセル、新規顧客獲得)、(3) M&A加速による領域拡大(CMS、HR領域等)、(4) 生成AI/エージェントによるプロダクト強化。
  • 注目材料: AvePoint Japanとの業務提携による「rakumo for Microsoft 365」提供開始、AIアシスタント「rakumoエージェント」を2026年度Q1にリリース予定、スタートレ社・エージェントシェア社の子会社化(PMI進行中)、製品価格改定(2025/10実施、更新は2026/1から反映)。これらは収益拡大の主要カタリスト(効果は主に2026〜2027年度にフル寄与見込み)。
  • 一言評価: SaaS成長とARPU改善が収益を牽引、M&AとAI投資で成長の種を蒔くフェーズ(良好だがPMI・キャッシュ動向・一過性費用に注意)。

基本情報

  • 説明会情報: 開催日時: 2025年11月14日、形式: –、参加対象: 投資家/アナリスト向け(IR資料)
  • 説明者: 発表者(役職): –、発言概要: 決算ハイライト、KPI、主要トピックス(M&A、製品戦略、AI、価格改定、MS連携等)の説明とQ&Aによる補足
  • セグメント:
    • SaaSサービス: グループウェアrakumo(GWS版が主力、約93%の売上シェア)および新規プロダクト(aloop等)
    • ソリューションサービス: 従来の導入支援等(重要性低下に伴い将来開示縮小)
    • ITオフショア開発サービス: ベトナム拠点等の開発支援(重要性低下、将来開示縮小)

業績サマリー

  • 主要指標(2025年度 第3四半期実績)
    • 売上高: 1,309百万円(YoY +24.0%)(良い: 増収)
    • SaaS売上高: 1,279百万円(YoY +25.5%)(良い)
    • 営業利益: 318百万円(YoY +19.2%)、営業利益率: 24.3%(YoY △1.0pt)(混在: 絶対額増だが率はやや低下)
    • 調整後EBITA: 425百万円(YoY +38.5%)、調整後EBITAマージン: 32.5%(YoY +3.5pt)(良い: マージン改善)
    • 経常利益: 314百万円(YoY +20.7%)(良い)
    • 当期純利益: 194百万円(YoY +17.5%)(良い)
    • KPI: ARR 20.2億円(YoY +44.9%)(良い)、有料ライセンス数 121万ID(YoY +0.4%)、ARPU 797千円(YoY +40.9%)(良い)
  • 予想との比較
    • 会社通期予想(2025通期): 売上高 1,841百万円、SaaS 1,806百万円、調整後EBITA 590百万円、営業利益 427百万円、当期純利益 260百万円(資料の「通期予想」数値)
    • 今回の進捗率(通期予想に対する第3Q進捗): 売上高 71.1%、SaaS売上高 70.8%、調整後EBITA 72.0%、営業利益 74.4%、当期純利益 74.7%(良い: 通期に向け順調)
    • 期初予想に対する上方修正を発表(修正前後の具体数値は資料に明示されていないため詳細は–)。サプライズ有(上方修正発表)(良い)。
  • 進捗状況
    • 中期経営計画や年度目標に対する達成率: 調整後EBITA進捗72.0%等で「順調に進捗」としている(中計KPIに対する詳細進捗は–)。
    • 過去同時期との比較: 売上・EBITAは前年同期比で大幅改善(売上 +24.0%、調整後EBITA +38.5%)。
  • セグメント別状況(2025/3Q)
    • SaaSサービス: 売上 1,279百万円(YoY +25.5%)(構成比 ≒98%)→ 主力(良い)
    • ソリューションサービス: 売上 19百万円(YoY △7.4%)(小規模、重要性低下)
    • ITオフショア開発サービス: 売上 10百万円(YoY △29.9%)(縮小)

業績の背景分析

  • 業績概要: 価格改定、M&Aによる連結効果、新規顧客獲得と既存顧客のアップセルが主因でSaaS売上が拡大。ARPU上昇が収益性向上に寄与。
  • 増減要因:
    • 増収の主因: 2024年4月の価格改定効果(主に)、第3Qからのスタートレ社・エージェントシェア社の連結効果。GWS版は堅調に成長(売上 +11% QonQ)。(良い)
    • UU(ユニークユーザー)数は微減(QonQ △5千): 大口の「rakumo for Salesforce」顧客の大型解約が主因。ただし該当顧客のグロスMRRは割引により影響が限定的で、SaaS収益全体には限定影響。
    • 増益の主因: 高い限界利益率+ARPU拡大で調整後EBITAが増加。
    • 費用増加の主因: 販管費は人件費(採用・ベースアップ等)+63百万円、一過性のM&A関連費用(仲介/DD等)+44百万円、のれん償却費+30百万円、株式報酬費用+10百万円。売上原価はサーバー費用+22百万円(同+23.8%)や外注開発費増。販管費率は46.0%(YoY +5.9pt)(悪化:一過性費用含む)。
  • 競争環境: グループウェア市場はGoogle Workspace/Microsoft 365 等のプラットフォーム競合あり。AvePoint提携でMicrosoft 365領域へ拡張し市場カバーを拡大予定(市場規模資料では国内グループウェア市場 約3,475億円)。rakumoブランドの強みとプラットフォーム開発力が競争優位の要。
  • リスク要因: GWSのリセラーマージン変更や顧客のプラットフォーム移管(GWS→M365)、大口顧客の解約、M&AのPMI失敗、のれん償却による利益圧迫、現預金の減少(現金541百万円減)等。

戦略と施策

  • 現在の戦略: 単価(1人当たり)向上+利用者数拡大を同時に追求。新規プロダクト開発とM&Aによる領域拡大を重点(25年度は「M&Aの加速」を成長戦略に設定)。
  • 進行中の施策:
    • 価格改定(rakumo for GWS等の大幅アップデートに合わせ、2025/10〜実施、契約更新は2026/1以降に新料金適用)
    • AIアシスタント「rakumoエージェント」開発(GoogleのGemini/Vertex等を活用)→ 2026年度Q1リリース予定
    • AvePoint Japanとの業務提携で「rakumo for Microsoft 365」提供開始(rakumoカレンダー/コンタクトは既に9月提供、rakumoボードは開発中)
    • 子会社化(スタートレ社:CMS/中部地域顧客基盤、エージェントシェア社:HR領域SaaS)→ 各種PMI進行中
    • HRテック「aloop」:商談累計86件(3Q時点)、11月に大型機能アップデート実施、営業/マーケ強化予定
  • セグメント別施策:
    • SaaS: AI機能追加、価格改定、Microsoft 365展開、リセラーチャネル活用(AvePoint)
    • HR/CMS(M&A取込領域): クロスセルによるARR/EBITA増加を目指す、開発リソースの共有で機能強化
  • 新たな取り組み: Microsoft 365対応(AvePoint提携)、rakumoエージェント(生成AI)リリース予定、複数M&Aの実行とPMI。

将来予測と見通し

  • 業績予想(会社公表の通期予想)
    • 次期(2025通期)予想: 売上高 1,841百万円、SaaS 1,806百万円、調整後EBITA 590百万円、営業利益 427百万円、当期純利益 260百万円(前掲の通期予想)。
    • 予想の前提条件: 為替等の詳細前提は資料に明示なし(–)。価格改定効果は主に2026年度から寄与、フル寄与は2027年度見込み。
    • 経営陣の自信度: 第3Q進捗率が70%台後半で「順調に進捗」と公言。M&Aや価格改定、AI機能を重要な成長ドライバーと位置づけ自信を示すが、PMIの不確実性も併記。
  • 予想修正:
    • 通期予想の修正有無: 期初に比し上方修正を発表(具体的な修正前数値は資料に記載なし→詳細は–)。
    • 修正の主要ドライバー: SaaSの価格改定効果、M&Aによる連結寄与、ARPU上昇。
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • 中期経営計画の方向: 国内市場拡大優先、M&Aによる事業領域拡大(CMS、HR等)、新製品開発でクロスセル強化。
    • KPI: ARR 20.2億円(YoY +44.9%)等は改善傾向。中計目標数値やROE/配当性向目標等の新たなKPIは資料に明示なし(–)。
  • 予想の信頼性: 第3Qまでの進捗は良好(70%台)。ただし一過性M&A費用やのれん償却が利益率に影響しているため、予想達成はPMIと価格改定の浸透に依存。
  • マクロ経済の影響: プラットフォーム移行(GWS→M365)やリセラー条件変更、為替・外部ITコスト(サーバー費用)等が業績に影響。

配当と株主還元

  • 配当方針: 資料に明示なし(–)
  • 配当実績: 中間・期末・年間配当の金額は資料に記載なし(–)(注:BSに支払配当金34百万円の記載あり、当期配当支払は実績として発生)。
  • 特別配当: 無し(資料に特記事項なし)
  • その他株主還元: 自社株買い・株式分割等の記載なし(–)

製品やサービス

  • 主要製品:
    • rakumoシリーズ(カレンダー、コンタクト、ボード、ワークフロー、勤怠、経費等)→ GWS版が主力。
    • rakumo for Microsoft 365(rakumoカレンダー/コンタクトは提供開始、ボードは開発中)
    • rakumoエージェント(AIアシスタント)→ 2026 Q1 リリース予定(カレンダー連携等)
    • aloop(HRテック:タレントプールSaaS)→ 商談累計86件、11月に大型機能アップデート実施
    • STARTRE CMS(子会社で提供、SMB向けCMS)
    • AgentShare系プロダクト(HR領域、エージェント向けSaaS群)
  • サービス提供エリア/顧客層: 国内企業(大企業〜SMB)、自治体や教育機関の案件獲得実績あり(自治体向けに特化マーケティング推進)。
  • 協業・提携: AvePoint Japanとの業務提携(Microsoft 365展開)、Microsoft/AvePoint経由での大手企業への販売チャネル拡大。
  • 成長ドライバー: 価格改定によるARPU向上、rakumoエージェント等AI機能、Microsoft 365展開、M&Aによる新製品・顧客基盤。

Q&Aハイライト

  • 注目の質問と回答:
    • 「SaaS売上高増の理由」→ 価格改定の順調な進捗と、新規連結(スタートレ社・エージェントシェア社)の寄与。
    • 「売上原価率改善の理由」→ ソフトウェア減価償却の減少、他勘定振替の増加、円高等でサーバー費用増加抑制、新規連結2社の原価率影響等。
    • 「販管費率上昇の理由」→ 一過性のM&A関連費用、人件費増(採用、BDR設置等)、のれん償却、株式報酬等(投資フェーズの費用発生)。
    • 「UU減少の見通し」→ GWSは順調、SF版での大型解約がUU減の主因。4Q以降は業界特化マーケ・生成AI・rakumo for M365・子会社の営業力活用等で回復を見込む。
    • 「PMIの影響」→ グループ単体での詳細開示は控えつつ、PMIを進めることで来期以降の売上・利益に貢献すると説明。
  • 経営陣の姿勢: 積極的投資(M&A・AI・人員)による成長重視の姿勢。短期のコスト増は説明しつつ中長期の収益貢献に自信を示す。
  • 未回答事項: 個別子会社の詳細な財務影響(グループ内開示は行わないため詳細は控える)、予想修正の修正前数値等は資料に明示なし(–)。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 中立〜やや強気。第3Qの進捗やARR/ARPUの改善を根拠に成長シナリオに対する自信を示す一方、M&A費用・のれん償却等の短期コストは認識。
  • 表現の変化: 前回説明会(資料に未掲載)との比較は明示不可(–)。今回の説明ではM&AとAIを改めて成長の柱として強調。
  • 重視している話題: SaaSの単価向上(価格改定)、AI機能(rakumoエージェント)、Microsoft 365展開(AvePoint提携)、M&Aによる事業領域拡大。
  • 回避している話題: 個別子会社の詳細損益やPMIの定量的な短期影響、修正前の業績予想の数値は詳細を避ける傾向。

投資判断のポイント(資料から読み取れる材料の整理)

  • ポジティブ要因:
    • ARR +44.9%、SaaS売上高 +25.5%、ARPU +40.9%と収益性改善の兆し(良い)。
    • 調整後EBITAマージン 32.5%(YoY +3.5pt)で高水準の限界利益(良い)。
    • AvePoint提携によりMicrosoft 365市場への展開可能性(市場拡大余地)。
    • AIエージェント/機能強化によるアップセル・差別化の期待。
    • M&AでHR/CMS領域を獲得、短中期でARR/EBITAの増加見込み(資料ではStartreでARR+6億規模、調整後EBITA +1.5億、AgentShareでARR+1.5億、EBITA+1.0億の期待値提示)。
  • ネガティブ要因:
    • 販管費率の上昇(46.0%、YoY +5.9pt)や一過性M&A関連費用で短期利益圧迫(要注意)。
    • 現預金の減少(前期末比 △541百万円)と借入金増(借入金 +746百万円)等のBS上の変動(留意)。
    • 売上の約93%がGWS版に偏重、プラットフォーム依存リスク(GWSリセラーマージン等の外部要因に敏感)。
    • 大口顧客の解約でUUが減少した事実(顧客集中リスク)。
  • 不確実性:
    • M&AのPMI効果が予定どおり出るか(シナジー実現の時期・度合い)。
    • 価格改定の既存顧客への浸透(資料は2026〜2027でフル寄与見込み)。
    • rakumoエージェントやMS展開の市場受容度。
  • 注目すべきカタリスト:
    • rakumoエージェントの正式リリース(2026年度Q1予定)
    • Microsoft 365向けrakumoの受注進捗(2026年の本格受注期)
    • 価格改定効果の四半期推移(2026〜2027でフル寄与)
    • M&AのPMI成果(売上/EBITA寄与の見え方)
    • 決算発表・Q4の進捗(UU改善と売上の実額)

重要な注記

  • 会計方針: 「調整後EBITA」の定義を明示(営業利益+のれん償却費+株式報酬費用+一過性のM&A関連費用)。その他の会計方針変更の記載は無し。
  • リスク要因: 資料末尾のディスクレーマーに記載の通り、将来見通しは仮定に基づき実績と乖離する可能性あり。特にM&A/のれん/外部環境変化。
  • その他: 子会社化に伴うのれん等資産増(のれん等 +1,417百万円)により固定資産が増加。BS上の負債増(借入金等)と現金減少を注視。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4060
企業名 rakumo
URL https://corporate.rakumo.com/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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