2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期予想を未修正。売上は前年同期比で上振れ(+33.9%)と好調だが、営業損失は引き続き発生し、通期の営業利益レンジ(5~10百万円の黒字)に対して大きく未達(赤字)。市場予想は提示なしのため比較不可(–)。
- 業績の方向性:増収増益(前年同期比で売上増かつ損失幅は僅かに縮小)。売上高:156,131千円(+33.9%)、営業損失:△60,169千円(前年同期△61,488千円)。
- 注目すべき変化:SRM Design Lab(ソリューション/ハードウェア)事業の売上が大幅増(75,096千円、前年同期比+85.1%、増額要因)で全体の増収を牽引。ストック売上(クラウド系)も増加(113,476千円、+13.3%)。
- 今後の見通し:会社は通期予想(売上970~1,050百万円、営業利益5~10百万円)を据え置き。Q1時点で売上進捗は通期下限に対し約16%だが、営業利益は大きく乖離しており、達成には原価・販管費の改善とキャッシュ確保が必要。
- 投資家への示唆:成長事業(SRM Design Lab)とクラウドMRRの伸長は確認できるが、継続企業の前提に関する注記(重要な不確実性)あり。注目ポイントは(1)MRR・ストック売上の安定継続、(2)販管費・原価管理による黒字化の進捗、(3)キャッシュ残高と資金調達計画。
基本情報
- 企業名:株式会社ジーネクスト
- 主要事業分野:ステークホルダーDXプラットフォーム事業(自社SaaS「Discoveriez」及び関連ソリューション、ハードウェア調達・導入支援、SRM Design Labによる共創型ソリューション等)
- 代表者名:代表取締役 村田 実
- URL: https://www.gnext.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月14日
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日~2025年6月30日)〔日本基準・非連結〕
- 決算補足資料作成:有、決算説明会:無
- セグメント:単一セグメント(ステークホルダーDXプラットフォーム事業)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):5,430,916株(期中変動なし)
- 期末自己株式数:6,600株
- 期中平均株式数(四半期累計):5,430,916株(前年同期 4,214,616株)
- 今後の予定:
- 決算発表:四半期短信(本資料)提出済
- 株主総会:定時(既済:2025/6/28)、重要な後発事象として減資効力発生日2025/8/5
- IRイベント:決算説明会は開催無し(補足資料あり)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との比較。単位:千円)
- 売上高:実績156,131千円。通期予想970,000~1,050,000千円に対する進捗率は下限比約16.1%、上限比約14.9%(四半期ベース)。進捗は概ね順調だが季節性等で判断要。
- 営業利益:実績△60,169千円。通期予想5,000~10,000千円(黒字)に対して赤字であり、大きく未達(会社は予想未修正)。
- 当期純利益:会社は通期の具体値非開示のため比較不可(–)。
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:SRM Design Labの拡大(ハードウェア売上増、ソリューションのクロスセル)、Discoveriezの既存顧客アップセル(Discoveriez AI等)により売上が大幅増。
- 下振れ要因:SRM事業の仕入増(ハードウェア調達等)や事業加速のための外注費・採用費、事業譲受関連費用等により販管費・売上原価が増加し、営業黒字化には至らず。
- 通期への影響:
- 会社は業績予想を据え置き。Q1の売上進捗は通期達成に向けた良好な出だしと言えるが、営業利益は赤字であり、通期目標(黒字)を達成するには原価率改善、販管費抑制または追加の収益拡大が不可欠。
- 継続企業の前提に関する重要な不確実性(資金繰り・継続的損失)を会社自身が開示しており、資金面・収益改善の進捗を引き続き確認する必要あり。
財務指標(第1四半期末/第1四半期累計)
- 損益(第1四半期累計:2025/4/1–2025/6/30)
- 売上高:156,131千円(前年同期116,617千円、+33.9% / +39,514千円)
- 売上原価:98,026千円(前年94,804千円)
- 売上総利益:58,105千円(前年21,812千円)
- 販管費:118,274千円(前年83,301千円)
- 営業損失:△60,169千円(前年△61,488千円、損失幅縮小▲1,319千円、改善率約2.1%)
- 経常損失:△60,808千円(前年△61,459千円)
- 四半期純損失:△60,880千円(前年△61,697千円)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):△11.22円(前年△14.64円)
- 貸借対照表(2025/6/30)
- 総資産:422,850千円(前期末529,333千円、△106,483千円)
- 現金及び預金:299,369千円(前期末418,302千円、△118,933千円)
- 売掛金及び契約資産:73,193千円(前期72,227千円)
- 負債合計:315,016千円(前期360,619千円、△45,602千円)
- 純資産合計:107,833千円(前期168,714千円、△60,880千円)
- 自己資本比率:20.6%(目安:40%以上が安定。現在は低水準)
- 収益性指標(四半期ベース)
- ROE(四半期ベース):△56.5% = 四半期純損失△60,880 / 純資産107,833(参考値;目安:8%以上で良好)
- ROA(四半期ベース):△14.4% = 四半期純損失△60,880 / 総資産422,850(参考値:5%以上で良好)
- 営業利益率:△38.6% = 営業損失△60,169 / 売上高156,131
- (注)上記ROE/ROAは四半期単独の直計算であり年率換算ではない。四半期の損失を基にした参考値。
- 進捗率分析(通期に対する進捗)
- 売上高進捗:通期下限970,000千円に対し約16.1%(四半期ベース)
- 営業利益進捗:通期目標5,000~10,000千円に対し実績は△60,169千円(大幅未達)
- 純利益進捗:通期予想の具体数値は非開示のため比較不可
- 過去同期間との比較:売上は過去Q1比で拡大、損失幅は僅かに縮小
- キャッシュフロー
- 四半期CF計算書は作成しておらず詳細は開示なし(注記あり)。
- 現金及び預金残高:299,369千円(前期末418,302千円、減少△118,933千円) → キャッシュ消耗が確認される。
- 長期借入金:95,535千円(前期103,032千円、△7,497千円)
- 営業CF / 純利益比率:算出不可(CF未作成)だが現金減少と継続損失から資金繰りは注意点。
- 財務安全性
- 自己資本比率:20.6%(目安40%以上で安定。現状は低い)
- 流動負債:217,132千円、流動資産:404,635千円 → 流動比率(流動資産/流動負債)約186%(短期支払能力は一応確保)
- 効率性・その他
- 減価償却費:86千円(当期)、のれん償却61千円(当期)
- 無形固定資産(ソフトウェア)1,833千円、のれん7,285千円(M&A関連)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:該当なし(記載無し)
- 特別損失:該当なし(記載無し)
- 事業譲受(M&A):株式会社モデルケースのJapan Spark事業を2025/6/1に事業譲受(対価現金9,212千円、のれん7,347千円、関連取得費用2,800千円。成功報酬最大872千円のアーンアウト条項あり)。これがQ1売上拡大に寄与の可能性あり。
- 一時的要因の影響:M&A関連費用と成長投資(外注費・採用費)が販管費増の一因。継続的か一時的かは事業化の進捗次第。
配当
- 中間配当:0.00円(無配)
- 期末配当(予想):0.00円(会社予想に修正なし)
- 年間配当予想:0.00円
- 配当利回り:0%(株価による計算は–)
- 配当性向:0%(配当なしのため)
- 株主還元方針:特別配当や自社株買いの記載無し
設備投資・研究開発
- 設備投資額(当期):固定資産増加等で無形固定資産(ソフトウェア)1,833千円、のれん7,285千円(M&Aによる)。その他設備投資の詳細開示なし。
- 減価償却費:86千円(当期)
- 研究開発費(R&D):明示的な金額記載なし(–)
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注高/受注残は明示なし(–)
- 在庫(商品):1,548千円(期末、前年同額)
- 在庫回転日数等は記載無し(–)
セグメント別情報
- 事業セグメント:単一(ステークホルダーDXプラットフォーム事業)
- 主要構成(定性説明):
- Discoveriez事業(ソフトウェア): ストック収益・MRRを中心に収益安定化。売上81,034千円(+6.6%)。
- SRM Design Lab事業(ソリューション/ハードウェア): 成長牽引。売上75,096千円(+85.1%)。
- セグメント別利益貢献:個別数値は単一セグメントで開示省略。ただしSRMの売上増が総売上増の主因。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の重点:
- Discoveriezでの収益安定化(売上年平均成長率20%目標)とDiscoveriez AIの拡大
- SRM Design Labでの売上年平均成長率70%以上目標(ハードウェア販売・リユース参入含む)
- 新規事業・M&A(生成AI、AIデータセンター等)による非連続成長
- 進捗:MRR成長率+16.3%、ストック売上+13.3%など指標は改善傾向。ただし損失継続とキャッシュ流出があるため、目標達成には追加の収益化・コスト管理が必要。
競合状況や市場動向
- 市場環境:クラウド基盤サービス市場はパブリッククラウド採用の進展や生成AI導入拡大により需要拡大。ただし景気・関税等の外部不確実性あり(会社コメント)。
- 競合比較:同業他社の具体比較データは開示なし(–)。定性的にはクラウドMRRとSRMのソリューション力が競争要因。
今後の見通し
- 業績予想(会社):通期 売上 970~1,050百万円(+40.2~51.8%)、営業利益 5~10百万円(会社予想の修正:無)
- 会社の前提・注記:売上および営業利益はレンジ開示。経常利益・当期純利益は具体値非開示。業績予想の前提は添付資料P.5参照(詳細条件は別添)。
- 予想の信頼性:Q1の売上進捗は良好だが営業赤字で通期黒字化目標とは乖離。過去継続的な営業損失(第21期以降)とキャッシュマイナスの状況が継続しているため、予想達成には実行施策の進捗確認が必要。
- リスク要因:資金繰り(現金減少)、原価率上昇(ハードウェア販売)、採用・外注費等の販管費増、生成AI等の市場競争、為替・景気。継続企業の前提に関する重要な不確実性を開示。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 継続企業の前提に関する注記:会社は継続企業の前提に重要な不確実性がある旨を開示。対策として事業の選択と集中、収益改善施策(Discoveriezのアップセル、クラウド移行促進、原価管理、SRM拡大、M&A等)を実施中だが、現時点は実施途上。
- 資本政策の重要事象:2025年6月の定時株主総会で減資が承認され、2025年8月5日に効力発生。資本金・資本準備金の大幅減少および欠損填補のための資本剰余金振替を実施(詳細は決算短信「重要な後発事象」参照)。この結果、繰越欠損の解消を図り財務構造の改善を目指している。
- 監査:四半期財務諸表に対してオリエント監査法人による期中レビューを実施。監査人は継続企業に関する重要な不確実性を指摘しているが、レビュー報告書で「四半期財務諸表に重大な虚偽表示を生じさせる事項は認められない」と結論。
(注)不明項目は「–」と表記。数字は決算短信記載値(単位:千円)に基づく。投資助言は行っておらず、事実の整理・解説に留めています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4179 |
| 企業名 | ジーネクスト |
| URL | https://www.gnext.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.16)」によって自動生成されました。
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