2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社側は通期業績予想を修正(修正有)。第3四半期累計は売上・営業・経常は順調に進捗している一方、親会社株主に帰属する純利益はトルコのバイオマス事業撤退に伴う特別損失(915百万円計上)等により四半期で△65百万円(前年同期565百万円)と大幅下振れ。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+11.1%、営業利益+33.1%、経常利益+25.7%)だが、特別損失の影響で親会社株主純利益は減益(当期は損失)。
- 注目すべき変化:ブラウンフィールド活用事業の販売単価改善で利益が大幅改善(セグメント利益+72.0%)した点と、トルコ事業撤退による一時的な大幅な特別損失(915百万円)の計上。
- 今後の見通し:通期予想(売上12,798百万円、営業利益1,429百万円、親会社株主当期純利益100百万円)は第3四半期時点で売上進捗約71%、営業利益進捗約77%と達成に向けて概ね順調。ただし特別損失の影響と為替等の外部要因は注意。通期予想は修正済(詳細は会社資料)。
- 投資家への示唆:営業ベースでは好調(特に不動産関連の販売と土壌対策の大型案件進捗)が確認できるが、海外案件の撤退リスクや為替影響等一時要因が純利益を圧迫。業績の「質(継続性)」を見るには、特別損失要因の整理と今後の利益回復力を注視する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社エンバイオ・ホールディングス
- 主要事業分野:土壌汚染対策事業、ブラウンフィールド(汚染地含む不動産)活用事業、自然エネルギー事業(太陽光・蓄電池・PPA等)
- 代表者名:代表取締役社長 中村 賀一
- その他:第3四半期に連結子会社1社(株式会社エンバイオ・ネクテス)を新規連結
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算補足説明資料:作成有、決算説明会:無
- セグメント:
- 土壌汚染対策事業:土壌調査・浄化工事、PFOA/PFOS等対応技術の提供
- ブラウンフィールド活用事業:汚染地等の取得・造成・再販(区画分割販売等)
- 自然エネルギー事業:太陽光発電所開発・運営、PPA、蓄電池事業(国内外)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):8,175,200株(第3Q末)
- 期末自己株式数:57,590株(第3Q末)
- 四半期累計平均株式数:8,101,852株
- 時価総額:–(株価情報は提供なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:本資料(第3四半期)公表済
- IRイベント:決算説明会は開催しない旨(補足資料はTDnet・会社HPに掲載予定)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想は通期ベースを使用)
- 売上高:第3Q累計 9,102 百万円。通期予想 12,798 百万円に対する進捗率 71.1%(やや良好/通常期で見て順調)
- 営業利益:第3Q累計 1,111 百万円。通期予想 1,429 百万円に対する進捗率 77.7%(良好・上振れ寄り)
- 純利益(親会社株主):第3Q累計 △65 百万円。通期予想 100 百万円に対する進捗は計算不能(中身は一時損失で悪化)
- サプライズの要因:
- ポジティブ:土壌汚染対策で大型案件の進捗回復、ブラウンフィールドで区画分割等により販売単価向上、自然エネルギーで稼働増による増収。
- ネガティブ:トルコのバイオマスガス化発電事業からの撤退判断に伴う事業撤退損915百万円(うち減損118百万円含む)と為替差損等により親会社株主純利益が大幅下押し。
- 通期への影響:営業利益・経常利益は進捗良好で通期達成は現時点で可能性高いが、特別損失要因の処理状況や為替・海外事業の動向により純利益の達成は不確実性あり。会社は既に通期予想を修正済(詳細は別添)。
財務指標(主要数値)
- 損益(第3四半期累計, 単位:百万円)
- 売上高:9,102(前年同期比 +11.1% / 増収)
- 営業利益:1,111(前年同期比 +33.1% / 営業利益率 12.2%(1,111/9,102))
- 経常利益:1,093(前年同期比 +25.7%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:△65(前年同期 565、前年同期比大幅悪化)
- 1株当たり四半期純利益(潜在株式調整後):△8.10円(前年同期 69.81円)
- 収益性指標(参考、概算)
- 営業利益率:12.2%(建設・環境系で見れば比較的高い水準。ただし業種差あり)
- ROE(概算):約 △0.7%(親会社株主純利益△65 / 平均自己資本 ≒9,074百万円;低位=悪い)
- ROA(概算):約 △0.3%(当期純損失ベース;低位=悪い)
- 財政状態(第3Q末、単位:百万円)
- 総資産:21,749(前期末 21,195 → +554)
- 純資産:8,918(前期末 9,230 → △312)
- 自己資本比率:40.6%(前期末 43.1%)(安定水準だがやや低下)
- 進捗率分析(通期予想比)
- 売上高進捗率:71.1%(9,102/12,798)
- 営業利益進捗率:77.7%(1,111/1,429)
- 純利益進捗率:該当数値が損失のため判定不能(通期純利益100に対し第3Qで損失)
- 過去同期間との比較:売上・営業・経常はいずれも前年同期比増(増収増益)
- キャッシュフロー(注記)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておらず、詳細CFは未提示。
- 貸借対照表上の現金及び預金:3,913百万円(前期末 3,293 → +620)(現金増加は良好)
- フリーCFなど詳細は開示なし(必要情報は –)
- 四半期推移(QoQ):四半期毎の細目は未提示(–)。
- 財務安全性:
- 自己資本比率 40.6%(安定水準、目安:40%以上で比較的安定)
- 負債合計:12,831百万円(前期末11,964→増加)
- 長期借入金:7,582百万円(前期末6,643→増加)=財務レバレッジ拡大の可能性あり
- 流動比率:流動資産10,394 / 流動負債4,680 ≒ 222%(短期支払い能力は良好)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 238百万円
- 特別損失:事業撤退損915百万円(主因:トルコ・バイオマスガス化発電事業撤退);減損損失118百万円(自然エネルギーセグメントに計上)等
- 一時的要因の影響:特別損失の一時的影響で親会社株主に帰属する純利益がマイナスに転じている。営業利益ベースでは堅調だが、特別項目を除く「実質的」業績は増益基調。
- 継続性の判断:トルコ事業撤退は一時的だが、海外投資の回収見込み喪失による影響は大きく、同種のリスク(海外事業・為替)は今後も注視が必要。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末):0.00円(2026年3月期)
- 期末配当(予想):9.00円(通期合計9.00円、前期合計9.00円から変更なし)
- 会社は配当予想の修正なし(注記あり)
- 配当利回り:–(株価情報未提供のため算出不可)
- 配当性向(通期予想ベース):予想EPS 12.35円に対し配当9.00円 → 配当性向 約72.9%(高め)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買い等の記載なし
設備投資・研究開発
- 減価償却費:396百万円(当第3Q累計、前年同期352百万円)
- 設備投資(開示値):直接の設備投資額は明示なし(機械装置等の純額が前期比で増加しており、機械装置及び運搬具が5,692→6,279(増加586百万円))
- 販売用不動産への振替:有形固定資産63百万円を販売用不動産へ振替
- R&D費用:明示なし(–)
受注・在庫状況
- 受注状況:引合は堅調だが競争激化(特に土壌汚染対策)。受注高・受注残高の明示値はなし(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産:3,951百万円(前期末 2,952 → +998、増加は在庫・販売用不動産の増加を示唆)
- 在庫回転日数:–(未開示)
- 在庫の質:販売用不動産や仕入物件含むため構成の把握が必要
セグメント別情報
- 売上高・セグメント利益(当第3Q累計、単位:百万円、YoY)
- 土壌汚染対策事業:売上 4,839(+7.3%)、セグメント利益 456(+16.5%)
- 売上構成比:約53.2%(4,839/9,102)
- コメント:大型案件の工事進捗回復、DX等による原価低減で増収増益
- ブラウンフィールド活用事業:売上 2,347(+22.0%)、セグメント利益 550(+72.0%)
- 売上構成比:約25.8%
- コメント:区画分割販売等により販売単価改善、大幅増収増益
- 自然エネルギー事業:売上 1,916(+8.9%)、セグメント利益 113(△42.8%)
- 売上構成比:約21.0%
- コメント:発電容量増で増収だが、トルコ関連の費用計上・為替差損等で減益
- 地域別売上:国内・海外の内訳は限定的情報(一部案件はインドネシア・ヨルダン・トルコ等。詳細数値は–)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:開示資料上の中期目標・KPIは本短信では詳細未提示(–)
- KPI達成状況:売上・営業利益は増加基調だが、海外リスクと在庫増加・借入増があるため中期目標との整合性は個別検証が必要(詳細データ –)
競合状況や市場動向
- 競合状況:土壌汚染対策は上位数社での競争が激化。ブラウンフィールドは仕入競争が強まる一方で専門的知見を活かした差別化を図ると記載。
- 市場動向:公共投資・脱炭素関連の需要は底堅く、再生可能エネルギーの導入機運は高いが出力抑制等の課題も存在。原材料・労務コスト高止まりはリスク。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(修正後)予想:売上 12,798 百万円(+20.0%)、営業利益 1,429 百万円(+70.3%)、経常利益 1,321 百万円(+88.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益 100 百万円(△77.9%)/EPS 12.35円
- 会社は第3Qの進捗を踏まえ通期予想を修正済(詳細は別資料参照)
- 予想の信頼性:営業・経常はQ3進捗が良いため達成可能性は高いが、純利益は一時損益の影響と税金等で不確実性が高い
- リスク要因:海外事業の事業性・為替(トルコ・リラ等)、資材・人件費の高止まり、仕入競争による土地取得コスト上昇、出力抑制ルール(再エネ)等
重要な注記
- 会計方針変更:無し
- 連結範囲の重要な変更:有(新規1社:株式会社エンバイオ・ネクテス)
- 四半期連結CF計算書:作成していないため営業CF等の詳細は未提示
- 公認会計士/監査法人のレビュー:無
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6092 |
| 企業名 | エンバイオ・ホールディングス |
| URL | http://enbio-holdings.com/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.16)」によって自動生成されました。
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