2024年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 業績の方向性:増収増益(売上高118,564百万円、前期比+7.3%/営業利益2,226百万円、前期比+3.5%/親会社株主に帰属する当期純利益1,500百万円、前期比+6.1%)。
- 注目すべき変化:医療器材事業が消耗品・設備ともに拡大し、医療器材の売上は112,164百万円(前期比+7.6%)で主力が牽引。SPD事業は売上ほぼ横ばい(52億23百万円、前期比△1.0%)だが利益は減少(営業利益1.04億円、前期比△39.1%)。営業CFが大幅に改善し黒字化(2,084百万円、前期: △659百万円)。
- 今後の見通し:2025年6月期会社予想は売上123,726百万円(+4.4%)、営業利益2,270百万円(+1.9%)、当期純利益1,465百万円(△2.4%)。DX投資・人件投資を継続するため販管費増を見込んでおり、利益成長は限定的。
- 投資家への示唆:医療器材の消耗品・設備での成長が継続している一方、SPDの採算改善とDX投資の効果が中期での鍵。営業CF改善は評価ポイントだが自己資本比率は26.3%と保守的観点では低め(目安40%)。配当は増配(年間80円、配当性向31.8%)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:オルバヘルスケアホールディングス株式会社
- 主要事業分野:医療機器・医療消耗品の販売(医療器材事業)、SPD(調達・物品管理)事業、介護用品の販売・レンタル
- 代表者名:代表取締役社長 前島 洋平
- URL:https://www.olba.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2024年8月9日
- 対象会計期間:連結/2023年7月1日~2024年6月30日(2024年6月期)
- 決算説明会:有(アナリスト向け)
- セグメント:
- 医療器材事業:消耗品(手術関連、整形外科、循環器等)および設備備品の販売
- SPD事業:医療機関向けの物品・情報管理、購買管理、医療機器販売
- 介護用品事業:在宅向けベッド・用品の販売・レンタル
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株含む):6,250,000株
- 期末自己株式数:334,145株
- 期中平均株式数:5,961,397株
- 時価総額:–(資料に期末株価の記載なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会:2024年9月26日(予定)
- 配当支払開始予定日:2024年9月27日
- 有価証券報告書提出予定日:2024年9月27日
- IRイベント:決算説明会(実施済/アナリスト向け)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 会社予想との比較:決算短信内では「中期計画/当期予算を達成」と明記。期初の会社予想に対する達成=達成。市場予想(アナリストコンセンサス)は資料に記載なし(–)。
- 売上高:実績118,564百万円(前期比+7.3%)→会社目標は達成
- 営業利益:実績2,226百万円(前期比+3.5%)→会社目標は達成
- 純利益:実績1,500百万円(前期比+6.1%)→会社目標は達成
- サプライズの要因:
- 主に医療器材事業(消耗品・設備)の堅調な伸長。循環器消耗品や設備備品が寄与。SPDの利益悪化はあるが全体として営業増益を確保。
- 為替等の大きな影響は限定(国内売上中心)。特別損益は小幅で業績への影響限定的。
- 通期への影響:
- 2025年予想は売上で増加を見込む一方、DXや人的投資による販管費増を見込み営業利益は小幅増、当期純利益はやや減少見込み。予想修正は無し(会社は計画通り実施する方針)。
財務指標
- 損益ハイライト(連結、百万円)
- 売上高:118,564(前期110,472、増減+7.3%、+8,092)
- 営業利益:2,226(前期2,151、増減+3.5%、+75)
- 経常利益:2,244(前期2,158、増減+4.0%、+86)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,500(前期1,414、増減+6.1%、+86)
- 1株当たり当期純利益(EPS):251.68円(前期234.90円、+7.2%)
- 収益性指標:
- ROE:13.8%(目安:8%以上で良好 → 良好)
- ROA:5.3%(目安:5%以上で良好 → 良好)
- 営業利益率:1.9%(低め。商社・流通系では許容範囲だが高くはない)
- 進捗率分析(四半期進捗の記載なしのため通期比較)
- 2025年業績予想に対する増減:売上+4.4%(123,726目標)、営業利益+1.9%(2,270目標)、当期純利益△2.4%(1,465目標)
- 貸借対照表(主要項目、百万円)
- 総資産:43,237(前期40,878、+5.8%)
- 純資産:11,373(前期10,327、+10.2%)
- 自己資本比率:26.3%(前期25.3%、目安40%=やや低め)
- 1株当たり純資産:1,922.58円(前期1,712.19円)
- キャッシュ・フロー(百万円)
- 営業CF:2,084(前期△659 → 大幅改善、営業CF/純利益比率 ≒ 1.39(目安1.0以上で健全))
- 投資CF:△673(主な内訳:有形固定資産取得351、無形125、関係会社貸付161)
- 財務CF:△1,089(短期借入返済等、自己株取得221、配当支払436)
- フリーCF(営業CF − 投資CF):約1,411百万円(健全)
- 現金同等物残高:2,681(前期2,359、増加)
- 財務安全性:
- 自己資本比率:26.3%(安定目安40%に未達だが前期より改善)
- 負債合計:31,863百万円(前期30,551、増加)
- 流動負債が多く短期資金の管理が重要
- 効率性:
- 総資産回転率や詳細売上高営業利益率の年次トレンドは資料で断片的(営業利益率は約1.9%で推移)
- セグメント別(主要)
- 医療器材事業:売上 112,164百万円(前期104,212、+7.6%)、セグメント利益 2,037百万円(前期1,897、+7.4%)
- SPD事業:売上 5,089百万円(前期5,148、△1.1%)、セグメント利益 104百万円(前期171、△39.1%)
- 介護用品事業:売上 2,638百万円(前期2,523、+4.6%)、セグメント利益 209百万円(前期201、+3.9%)
- 財務の解説:
- 医療器材の消耗品が成長の主軸。販売費・一般管理費はDX投資や人件費増で上昇したが、売上増でカバー。営業CF黒字化は在庫・買掛金管理や税引調整前利益の寄与。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:有形固定資産売却益 1,331千円(小額)
- 特別損失:有形固定資産除却損 2,491千円(小額)
- 一時的要因の影響:金額が小さく業績全体への影響は限定的。実質業績(営業利益ベース)に大きな歪みはなし。
- 継続性の判断:一時的要因は今後も継続する可能性低い。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年6月期(実績):中間0円/期末80円 → 年間80円(前期70円 → 増配)
- 2025年6月期(予想):中間0円/期末80円(予想)
- 配当金総額(連結):488百万円(配当性向:31.8%(連結))
- 配当利回り:–(期末株価必要のため記載なし)
- 配当性向:31.8%(連結)
- 株主還元方針:増配または維持を目標、内部留保を確保しつつ還元。自己株取得の実施あり(自己株式取得による支出221,569千円)。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 有形固定資産取得:351,301千円(投資CF内訳)
- 主な投資内容:手術室システム更新、医療画像管理更新、物流統合、IT/DX関連投資等
- 減価償却費:557,201千円(連結、前年502,452千円)
- 研究開発:
- R&D費用:–(明確なR&D金額の記載なし)
- 主なテーマ(開発・新事業):サブスク型サービス(新生児見守りシステム「Babyeets®」等)の育成、医工連携、新規事業育成
受注・在庫状況(該当業種の記載がある場合)
- 受注状況:受注高・受注残高の明示はなし(–)
- 在庫状況:
- 商品(棚卸資産):5,943,369千円(前期6,160,897千円、減少2,17百万円)
- 在庫回転日数等の記載:–(記載なし)
セグメント別情報
- 医療器材事業(主力)
- 売上高:110,838百万円(外部)/計112,165百万円(集計差分有)
- 主な拡大型:循環器消耗品(+9.3%)、整形外科消耗品(+5.6%)、設備備品(+19.8%)
- 収益貢献:セグメント利益2,037百万円(増益)
- SPD事業
- 売上高:5,089百万円(外部)
- 利益圧迫要因:前期の一部失注、新規受託施設導入遅延、PPE需要減、人件費上昇 → 営業利益大幅減(△39.1%)
- 介護用品事業
- 売上高:2,638百万円(外部)、レンタル・付随販売・住宅改修等が寄与(レンタル+4.7%)
- 営業利益は堅調に増加
- 地域別:国内売上のみ(海外売上はほぼ無し)
- 為替影響:限定的(海外売上なし)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(新フェーズ:2025年6月期~2027年6月期)
- 目標(2027年6月期):連結売上1,350億円、連結営業利益27億円
- 戦略:OLBA‑DX(DX推進)、生産性向上、未来への投資(新規事業・海外展開・人的資本投資)
- 今期の状況:2024年6月期は当初中期計画(2024を初年度)目標を達成。新計画ではDXと人的投資を拡大し、投資先行型で成長図を描く
- KPI達成状況:短期は売上・営業利益で計画達成。DX投資・人件投資の効果は中期的に確認が必要。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社データの照合は資料外(–)。ただし国内医療機器商社市場では消耗品の安定需要、設備の更新需要、地域シェア拡大が主要競争ポイント。
- 市場動向:国内の医療現場は人手不足・物価高・補助金削減・高機能医療(ロボット手術・不整脈治療の高度化)などが進行。オルバは関西を重点に顧客開拓を継続。
今後の見通し
- 業績予想(会社公表、連結・2025年6月期)
- 売上高:123,726百万円(前期比+4.4%)
- 営業利益:2,270百万円(前期比+1.9%)
- 経常利益:2,253百万円(前期比+0.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,465百万円(前期比△2.4%)
- EPS予想:247.65円
- 予想の前提:関西エリア支店新設による顧客開拓、関西大型施設の本格稼働、設備需要は例年並み想定。DX投資・人員増で販管費は前期比約5.9%増を計画。
- 予想の信頼性:直近は会社予算達成実績あり。だがDX・人的投資を先行するため短期利益は伸び悩む想定。
- リスク要因:
- 仕入価格上昇(世界的インフレ)と病院側の価格交渉の強さ
- 人手不足による人件費増
- SPD事業の受注・導入遅延リスク
- 在庫・債権回収の管理(流動負債比率や電子記録債務の動向)
- M&A/海外展開(ASEAN等)に伴う実行リスク
重要な注記
- 会計方針の変更:なし
- 連結範囲の変更:なし
- 監査:決算短信は監査対象外(注記あり)
- その他:役員人事(新任取締役候補:田久保善彦氏/退任予定取締役:服部輝彦、就任日2024年9月26日予定)
(注記)
- 不明項目や市場予想等開示のない部分は“–”と表記しています。
- 本資料は決算短信の内容を整理したものであり、投資助言や売買推奨を目的とするものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2689 |
| 企業名 | オルバヘルスケアホールディングス |
| URL | https://www.olba.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.16)」によって自動生成されました。
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