2024年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正はなし。第1四半期の進捗は「売上はほぼ計画どおり、利益は通期ペースに対して上振れ」と評価できる(会社発表の通期・上期予想比での進捗が良好)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高:43.29億円、前年同期比+11.2%、営業利益:4.77億円、同+71.0%)。
- 注目すべき変化:営業利益の大幅増(前年同期比+71.0%)と純利益の大幅改善(同+86.7%)。メタル事業の採算改善(営業利益の大幅増)とファインプロセス事業の安定成長が寄与。
- 今後の見通し:2024年12月期の上期(第2四半期累計)・通期予想に変更はなし。第1四半期の進捗を見る限り通期予想達成の可能性は高いが、為替・原材料・エネルギー等の外部要因により変動し得る。
- 投資家への示唆:短期的には利益進捗が良好で着地見通しは堅調。ただし高い自己資本比率・低レバレッジで安全性は高く、外部ショック(為替・資源価格・サプライチェーン)への注視が必要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社遠藤製作所
- 主要事業分野:精密加工を軸にした「ファインプロセス事業」(ゴルフ、医療機器、航空機向け高付加価値製品)および「メタル事業」(鍛造、メタルスリーブ/複合機や自動車部品等)の製造・販売
- 代表者名:代表取締役社長 渡部 大史
- URL:http://www.endo-mfg.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2024年5月10日
- 対象会計期間:2024年1月1日~2024年3月31日(2024年12月期 第1四半期・連結)
- 四半期報告書提出予定日:2024年5月14日
- セグメント:
- ファインプロセス事業:ゴルフ、医療機器(人工関節等)、航空機向け製品。高付加価値製品の開発・市場開拓を推進。
- メタル事業:鍛造・メタルスリーブ等。タイ工場等で量産向け金属製品を生産し、コスト最適化・安定供給で市場展開。
- (注)当第1四半期からセグメントを従来の3区分から2区分へ再編。前年実績は再集計済み。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:9,441,800株
- 期末自己株式数:688,311株
- 期中平均株式数(四半期累計):8,753,489株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:当該(第1四半期)発表済(2024/5/10)
- 株主総会:–(資料に記載なし)
- IRイベント:四半期決算補足説明資料の有無:記載なし(四半期決算説明会の有無も記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社が公表している上期/通期予想との比較)
- 売上高:第1四半期実績 4,329 百万円
- 通期予想 16,600 百万円に対する進捗:26.1%(4,329 / 16,600)
- 上期(第2四半期累計)予想 8,500 百万円に対する進捗:50.9%(4,329 / 8,500)
- 営業利益:第1四半期実績 477 百万円
- 通期予想 1,250 百万円に対する進捗:38.2%(477 / 1,250)
- 上期予想 625 百万円に対する進捗:76.3%(477 / 625)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:354 百万円
- 通期予想 850 百万円に対する進捗:41.7%(354 / 850)
- 上期予想 460 百万円に対する進捗:77.0%(354 / 460)
- サプライズの要因:
- ファインプロセス事業:航空機・医療機器分野での受注堅調。ゴルフ分野は出荷が一部減ったが概ね計画どおり。
- メタル事業:原材料費・電力費の上昇が一段落し、タイ工場での生産コスト最適化が進み利益改善。
- 為替差益の寄与(営業外収益の為替差益が増加)も一定寄与している。
- 通期への影響:
- 会社は業績予想を据え置き。第1四半期の利益進捗は上期・通期見通しに対して良好であり、現時点では通期達成可能性は高いと考えられる。ただし外部環境(為替・資源価格等)に注意。
財務指標(要点)
- 損益(第1四半期累計、単位:百万円)
- 売上高:4,329(前年同期 3,892、+11.2%、増加額 +437 百万円)
- 売上総利益:908(前年同期 691、+31.5%)
- 販管費:431(前年同期 412、+4.7%)
- 営業利益:477(前年同期 279、+71.0%)営業利益率 11.02%(477 / 4,329)
- 経常利益:488(前年同期 309、+57.9%)経常利益率 11.26%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:354(前年同期 190、+86.7%)純利益率 8.19%
- 1株当たり四半期純利益(EPS):40.48円(前年同期 21.68円)
- 財政状態(貸借対照表要点、単位:百万円)
- 総資産:24,107(前連結年度末 24,019、+88)
- 純資産:20,224(前連結年度末 19,970、+254)
- 自己資本比率:83.9%(前期 83.1%)(安定水準)
- 流動資産:15,356(前期 15,427、-70)
- 現金及び預金:8,408(前期 8,938、-529)
- 受取手形及び売掛金:3,457(前期 2,996、+461)
- 棚卸資産(商品・仕掛品・原材料合計):約3,030(前期 2,861、増加)
- 流動負債:2,725(前期 2,953、-227)
- 固定負債:1,158(前期 1,096、+62)
- 収益性指標(参考)
- 営業利益率:11.0%(業種平均との比較は業種により異なる。目安:製造業では5〜10%が一般的)
- ROA(簡便計算、四半期ベース):354 / 24,107 = 1.47%(四半期)→年換算約5.9%(目安5%以上で良好)
- ROE(簡便計算、四半期ベース):354 / 20,224 = 1.75%(四半期)→年換算約7.0%(目安8%以上で良好)
- 注:上記は単純年換算であり、正確なROE/ROAは通期数値や総額ベースで算出すべき。
- 進捗率分析(第1四半期)
- 通期売上進捗:26.1%
- 通期営業利益進捗:38.2%
- 通期純利益進捗:41.7%
- 過去同期間との比較:前年同期より増収増益で進捗は良好(特に利益面で大幅改善)。
- キャッシュフロー
- 詳細なCF計算書は短信に記載なし(項目別金額は–)。ただし現金同等物は期首から減少(現金及び預金:8,937 → 8,408 百万円)。
- 営業CF/純利益比率:–(営業CFの数値が資料にないため算出不可)
- 四半期推移(QoQ)
- 本短信は第1四半期の累計値のみ。前四半期(2023年12月期末)との直接QoQ比較は資料構成上限界あり(ただし貸借対照表項目での増減は記載)。
- 財務安全性
- 自己資本比率 83.9%(安定水準)
- 流動比率(簡易)=流動資産 / 流動負債 = 15,356 / 2,725 ≒ 5.64(非常に良好)
- 負債比率(負債 / 純資産)=3,883 / 20,224 ≒ 19.2%(低レバレッジ)
- 効率性
- 総資産回転率(四半期ベース):売上高 / 総資産 = 4,329 / 24,107 ≒ 0.18(四半期ベース、年換算で約0.72回)。業種比較は留意が必要。
- セグメント別(当第1四半期)
- ファインプロセス事業:売上 2,163 百万円(前年同期比+18.3%)、セグメント利益 335 百万円(同+3.3%)
- メタル事業:売上 2,166 百万円(前年同期比+4.9%)、セグメント利益 319 百万円(同+150.7%)
- 売上はほぼ半々(各約50%)。メタル事業の採算改善が利益押上げに大きく寄与。
特別損益・一時的要因
- 特別利益・特別損失:該当事項の記載なし(特別損益による大きな影響は確認できない)。
- 営業外の変動:投資事業組合運用損が30.6百万円計上される等、投資関連の損失が増加している点は注意(前年は7.7百万円)。
- 一時的要因の影響:特別損益の大きな項目はなく、業績の改善は事業の通常営業改善が主因。
配当
- 2024年12月期予想配当:中間 0円 / 期末 20円 / 年間 20円(前期と変更なし)
- 配当性向(見込み):通期予想EPS 97.10円に対する配当性向 ≒ 20.6%(20 / 97.10)
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 株主還元方針:特別配当や自社株買いの記載なし(現行は普通配当の継続)。
設備投資・研究開発
- 設備投資:第1四半期単独の設備投資額は明示なし。ただし貸借対照表上で建設仮勘定が増加(建設仮勘定 255 → 401 百万円)しており、投資活動は進行中。
- 減価償却費:明示なし(損益計算書に個別金額の記載なし)。
- 研究開発:R&D費の明示的な金額は記載なし。ファインプロセス事業で研究開発体制強化を声明。
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注状況:受注高・受注残の具体数値は記載なし。文面ではゴルフ・航空機・医療機器の受注は概ね堅調と説明。
- 在庫状況:
- 商品及び製品:846 百万円(前期 794、+6.5%)
- 仕掛品:944 百万円(前期 861、+9.6%)
- 原材料及び貯蔵品:1,240 百万円(前期 1,205、+2.9%)
- 在庫回転日数の記載なし。
セグメント別情報(要点)
- ファインプロセス事業(高付加価値分野)
- 売上:2,163 百万円(前年同期比+18.3%)
- 営業利益:335 百万円(同+3.3%)
- コメント:航空機・医療機器で受注堅調。ゴルフは出荷減も計画通り。
- メタル事業(量産領域)
- 売上:2,166 百万円(前年同期比+4.9%)
- 営業利益:319 百万円(同+150.7%)
- コメント:原材料・電力コストの上昇が一巡し、コスト最適化で収益大幅改善。
- 地域別売上:詳細な地域別表示は記載なし。為替の影響は営業外で一部プラス寄与。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:短信内で中期計画の数値は明示されていないが、事業ポートフォリオの再編(3→2セグメント)により意思決定の迅速化を目指す方針を提示。
- KPI達成状況:該当KPIの具体的数値は記載なし。
競合状況や市場動向
- 市場動向:原材料・原油・エネルギー価格の高止まりや世界情勢の不安定化が継続的リスクとして言及。航空需要回復や医療機器需要の正常化が追い風。
今後の見通し
- 業績予想:
- 上期(第2四半期累計)予想:売上 8,500 百万円(+8.0%)、営業利益 625 百万円(+4.7%)、当期純利益 460 百万円(+2.9%)
- 通期予想:売上 16,600 百万円(+5.7%)、営業利益 1,250 百万円(+6.2%)、当期純利益 850 百万円(+11.4%)
- 予想修正:なし(2024年2月14日発表時点から据え置き)
- 前提条件:為替・原材料等についての具体前提値は開示なし
- 予想の信頼性:第1四半期の進捗は利益面で良好。ただし外部変動要因(為替・資源価格・世界景気)により下振れリスクあり。
- リスク要因:為替変動、原材料・エネルギー価格の変動、サプライチェーン混乱、主要顧客の需要変動。
重要な注記
- 会計方針:第1四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理(簡便な会計処理)の適用あり(固定資産の定率法減価償却の期中按分等)。その他の会計方針変更等の重要記載なし。
- 報告セグメントの変更:従来の「ゴルフ事業」「メタルスリーブ事業」「鍛造事業」から「ファインプロセス事業」「メタル事業」へ変更。前年同期比較は変更後区分で再集計済み。
- 四半期決算短信は四半期レビューの対象外(監査未実施)。
(注)資料に記載のない項目、詳細なキャッシュフロー数値、時価総額や株価ベースの配当利回り等は「–」としてあります。数字は会社公表値に基づく(百万円未満切捨て)。投資判断に関する助言は行っていません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7841 |
| 企業名 | 遠藤製作所 |
| URL | http://www.endo-mfg.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – その他製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.16)」によって自動生成されました。
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