2026年3月期 第2四半期決算説明会資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 加工食品は上期に原材料高や販促増で減益だが、価格改定の浸透と費用管理で下期に回復を図る。低温物流を成長の柱と位置付け、設備投資計画を見直しつつ収益性改善を進める。水産・畜産は事業構造改革を計画通り推進。
  • 業績ハイライト: 上期(第2四半期累計)売上高3,477億円(前期比 +0%)、営業利益183億円(前期比 △7%=△14億円)、経常利益188億円(△9%)、中間純利益141億円(+10%、主に投資有価証券売却益)。加工食品の営業減益が全体の足を引っ張る一方、低温物流は増益。
  • 戦略の方向性:(1)加工食品は追加価格改定(2026年2月等)と「価格対応型商品」投入で収益性回復、(2)低温物流は国内取扱量拡大と業務効率化で牽引、(3)水産・畜産は低収益商材削減で構造改革完了へ、(4)設備投資は289億円へ減額し投資の優先順位を見直し。
  • 注目材料: 通期売上計画は7,000億円と変更なし、通期営業利益は期初比55億円下方修正し395億円(ただし前期比では+12億円)、当期純利益は過去最高見込みの280億円(+33億円、+13%)。中間純利益は投資有価証券売却で+13億円。
  • 一言評価: 原材料高と販促負担で加工食品に逆風も、低温物流の成長と構造改革で通期では増益見込みに持ち直す「調整期の着実な運営」。

基本情報

  • 説明会情報: 開催日時 2025年11月11日。説明会形式 –、参加対象 –(資料は投資家向けIR資料)。
  • 説明者: 発表者(役職)–(資料の中で固有の発表者名・役職は明示されていないため省略)。発言概要:上記エグゼクティブサマリーの通り、上期実績の説明と通期計画・施策の説明、設備投資見直し・配当方針の説明が主。
  • セグメント:
    • 食品(加工食品、水産、畜産): 加工食品は家庭用・業務用・農産加工等。
    • 低温物流: 国内保管・輸配送・リテール・3PL、海外事業(欧州・東南アジア等)。
    • 不動産: 倉庫等関連資産の賃貸管理等。
    • その他: バイオサイエンス等(規模は小さい)。
      (各セグメントは資料中の区分に準拠)

業績サマリー

  • 主要指標(上期=第2四半期累計、単位:億円、前年同期比は必ず%で表記)
    • 売上高: 3,477億円、前年同期比 +0%(+5億円) → 前期並み(〇)。
    • 営業利益: 183億円、前年同期比 △7%(△14億円)、営業利益率 5.3%(若干悪化)。
    • 経常利益: 188億円、前年同期比 △9%(△19億円)。
    • 純利益(親会社株主に帰属する中間純利益): 141億円、前年同期比 +10%(+13億円)【良い:投資有価証券売却益による増益】。
    • 1株当たり利益(EPS): –(資料上の上期EPS明示なし;通期予想EPSは資料参照、下記「将来予測」で記載)
  • 予想との比較
    • 会社予想に対する達成率(上期進捗率): 売上高進捗率 50%、営業利益進捗率 41%、当期純利益進捗率 48%(通期計画比)。
    • サプライズの有無: 中間純利益は投資有価証券売却で+13億円の増益(ポジティブサプライズ)。一方、加工食品の営業減益は下期回復前提で通期の下方修正要因。
  • 進捗状況
    • 通期予想に対する進捗率(上期実績 → 通期計画比): 売上 50%、営業利益 41%、純利益 48%。
    • 中期経営計画・年度目標に対する達成率: 中期目標(Compass×Growth等)に対しROIC等はやや目標に届かず(現状簡易ROIC:グループ7.6%→目標8.0%に近接)。
    • 過去同時期との進捗比較: 売上は横ばいだが、営業利益は加工食品の影響で減少。低温物流が牽引し前年同時期比では分野差あり。
  • セグメント別状況(上期実績、前年同期比)
    • 加工食品: 売上 1,648億円、+6%(+95億円)、営業利益 82億円、△26%(△28億円)、営業利益率 約5.0%(減益が顕著)。
    • 水産: 売上 212億円、△20%(△54億円)、営業利益 5億円、大幅改善(+5億円)→ 営業利益率 2.4%(高収益商材比率を拡大)。
    • 畜産: 売上 250億円、△30%(△106億円)、営業利益 3億円、△55%(△3億円)→ 販売数量削減で固定費回収できず。
    • 低温物流: 売上 1,472億円、+7%(+99億円)、営業利益 93億円、+23%(+17億円)、営業利益率 6.3%(好調)。
    • 不動産・その他: 売上・利益は小幅。その他(バイオ等)は減少傾向。

業績の背景分析

  • 業績概要: 主力の加工食品は増収も原材料・仕入コスト高(米・鶏肉・卵等)と販促増で利益が圧迫。低温物流は国内の保管・輸配送需要取り込みやリテール堅調で増益。水産・畜産は低収益商材の削減など事業構造改革を進め、売上は落ちるが水産は収益改善、畜産は下期の食品事業統合で改善見込み。
  • 増減要因:
    • 増収/減収の主因: 加工食品は家庭用・業務用で販売数量伸長(特に業務用)により増収。一方で水産・畜産は低収益品の削減で大幅減収(それが意図的な構造改革)。
    • 増益/減益の主因: 原材料・仕入コスト増(為替影響含む、為替は米ドル/円約148〜150、ユーロ/円約160前後、バーツ約4.4)と販促投下が加工食品の減益主因。低温物流は取扱物量増・適正料金収受・業務効率化で増益。中間純利益は投資有価証券売却等で増益。
  • 競争環境: 冷凍食品市場で節約志向が強まり、収益性低下リスク。北米アジアンフーズ市場の停滞、ラテンブランド再編等の地域差。低温物流は国内需給の取り込みで競争優位を強めつつネットワーク(NL+LiNk)拡大を図る。
  • リスク要因: 原材料価格上昇(米・鶏肉・卵等)、為替変動(米ドル/円、ユーロ/円、バーツ)、消費者の節約志向、海外拠点の稼働遅延(ポーランド倉庫の稼働遅延で約4億円の下方影響)、棚卸未実現利益の調整等。

戦略と施策

  • 現在の戦略: 価格改定の積極実施(複数回実施済/計画)、商品ポートフォリオの見直し(既存定番・食スタイル対応型・価格対応型の3本柱)、事業構造改革(水産・畜産の低収益品削減)、低温物流の拡大(国内取扱量拡大・海外ネットワーク強化)、投資の選別と設備投資削減。
  • 進行中の施策: 価格改定(2025年2月、7月、8月、9月、10月、2026年2月予定などで累計効果を積み上げ)、販売促進費の再配分・抑制、業務効率化施策、生産性改善、保管・輸配送需要の取り込み。
  • セグメント別施策:
    • 加工食品: 収益性重視で販促配分見直し、価格対応型商品投入(everyONe meal等)、下期の価格改定浸透で回復狙い。
    • 低温物流: 集荷拡大、リテール売上拡大、NL+LiNk拡大、海外では英国での港湾ビジネス強化。
    • 水産・畜産: 低収益商材の削減、高付加価値商材やMSC/ASC認証品の拡販。
  • 新たな取り組み: 価格対応型商品の投入(消費者の節約志向に対応)、欧州・ASEANの投資を次期へ先送りし設備投資を289億円に下方修正(投資の優先順位見直し)。

将来予測と見通し

  • 業績予想(通期 2026年3月期)
    • 売上高: 7,000億円(前回計画から変更なし)。
    • 営業利益: 395億円(期初計画より55億円下方修正。前期比 +12億円)。
    • 経常利益: 403億円。
    • 当期純利益: 280億円(前期比 +33億円、+13%、過去最高見込み)。
    • EPS(通期予想): 111.7円(資料記載の数値)。
  • 予想の前提条件: 為替想定 米ドル/円150.00、ユーロ/円160.00、バーツ/円4.40(資料記載の想定)。需要見通しは加工食品下期の回復、低温物流の堅調継続を前提。
  • 予想の根拠と経営陣の自信度: 加工食品は下期の価格改定効果・費用抑制で増益転換を見込むと説明。低温物流の取扱量確保と効率化に自信を示すが、原材料価格や海外市況の下押しリスクを認識(トーンは「慎重かつ実行重視」)。
  • 予想修正: 通期営業利益は前回計画比で▲55億円の下方修正(主因:加工食品の原材料・仕入コスト増、北米の停滞等)。修正の主要ドライバーは加工食品(特に原材料・仕入コスト、販促費)と海外関係会社の業績(北米、タイの為替影響)。
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • 中期(Compass×Growth 2027)では売上目標段階的引上げ(資料の中期推移を参照)、ROIC目標 8.0%(簡易ROICは26/3Eで7.6%)。
    • ROE目標は 10%以上。進捗はまだ目標に完全一致せずが、低温物流の伸長等で改善見込み。
  • 予想の信頼性: 過去の価格改定遅延(例:2025年2月分の一部遅延)が利益に影響しており、価格転嫁のタイミングと効果実現が重要。会社は追加の価格改定(2026年2月)等で補完する方針。
  • マクロ経済の影響: 為替(特に米ドルとバーツ)、原材料相場(米・鶏肉・卵等)、消費者の節約志向、エネルギーコストが業績に影響。

配当と株主還元

  • 配当方針: 累進配当を基本とし、DOE目標は4.0%を下限とする方針を示唆。配当は安定的・継続的還元を追求。
  • 配当実績:
    • 今回の配当(通期計画): 年間47円(普通配当で10期連続増配)。前年からの増配(前期は41円)。
    • 配当利回り: –(資料に数値なし)。配当性向: –(資料に明確数値なし)。
  • 特別配当: 今回の特別配当の記載なし(無し)。
  • その他株主還元: 自社株買いや株式分割に関する新たな発表は今回資料に無し(過去に株式分割実施の注記あり)。

製品やサービス

  • 製品: 主要は冷凍加工食品(米飯類、チキン加工品、ハンバーグ、スナック等)。新たに「価格対応型商品」や食スタイル対応商品(everyONe meal 等)をラインナップ。価格改定による商品設計変更や規格変更も実施。
  • サービス: 低温物流の保管・輸配送・リテール物流・3PL、国内12大都市のネットワーク強化(NL+LiNk)で顧客基盤拡大。
  • 協業・提携: 海外ではフォワーディング会社買収等により欧州での通関・保管需要対応。IRにおけるマレーシアICC L Groupの株式譲渡(リリース)等の記載あり。
  • 成長ドライバー: 低温物流の取扱量拡大と適正料金収受、加工食品での価格改定と新商品投入、高付加価値水産製品(MSC・ASC認証)の拡販。

Q&Aハイライト

  • 注:説明資料にはQ&A記載なし → Q&Aセクションは資料上に情報がないため省略(未記載の事項は — と表記)。
  • 経営陣の姿勢: 実行重視・費用管理と価格改定による収益回復を強調する姿勢が見える(詳細なQ&Aは資料に未掲載)。
  • 未回答事項: 海外各拠点の詳細回復計画の数値目標や短期的需要見通しの感度分析等は資料で限定的。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 中立〜慎重。下期での回復見込みを示す一方、原材料高・為替・海外市況の下押しリスクを明確に認識している。
  • 表現の変化: 前回説明会と比較して、設備投資の先送り(計画下方)や価格改定の追加施策など実行面を強調するトーンにシフト。
  • 重視している話題: 加工食品の価格政策と商品構成見直し、低温物流の成長、事業構造改革(特に水産・畜産)。
  • 回避している話題: 一部海外拠点(北米・タイ)の詳細業績影響の長期観点や、具体的な追加コスト吸収シナリオの数値は深掘りされていない。
  • ポジティブ要因:
    • 低温物流事業がグループ業績を牽引(上期増益、通期でも大幅増益見込み)。
    • 水産の高付加価値商材拡大やMSC/ASC取扱いで収益性改善。
    • 配当は通期47円を計画、累進配当方針を維持。
  • ネガティブ要因:
    • 加工食品での原材料・仕入コスト上昇と販促費増が利益を圧迫(通期下方修正の主因)。
    • 為替変動(特にバーツ、ドル安の影響)と海外市況(北米ラテンブランド等)の不確実性。
    • 設備投資の先送りは将来の成長投資タイミングを遅らせる可能性。
  • 不確実性: 価格改定の消費者反応(販売数量の維持)、原材料相場の推移、海外拠点稼働の回復時期(ポーランド倉庫等)、為替変動。
  • 注目すべきカタリスト:
    • 加工食品の下期実績(価格改定効果の実現度)と次回四半期決算、
    • ポーランド倉庫等海外拠点の稼働安定化報告、
    • 追加のM&A・資産売却等IR(投資有価証券売却等の影響)、
    • 次期中期計画更新や設備投資計画の再修正。

重要な注記

  • 会計方針: 減価償却方法の変更等に伴う影響(26/3計画で合計41億円の影響:食品16、低温物流24、その他1)が業績に反映されている。棚卸未実現利益の区分変更が表示区分の遡及修正に影響。
  • リスク要因: 資料末尾の注意書きに記載の通り、経済情勢・為替変動・品質保証体制の実現性・新商品開発の成否・成長戦略とローコスト構造の実現性・アライアンス効果等がリスク。
  • その他: 提示数値は四捨五入等の端数調整がある旨の注記あり。

(不明な項目は — と記載しました。資金・発言の詳細や個別Q&Aは資料に明示がないため反映していません。投資助言は行っていません。)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2871
企業名 ニチレイ
URL http://www.nichirei.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 食品 – 食料品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.15)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。