2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:通期会社予想からの修正は無し。第3四半期累計は売上・営業利益の進捗は概ね順調(売上高進捗約74.0%、営業利益進捗約80.8%)だが、親会社株主に帰属する四半期純利益は△29百万円の赤字で通期予想(50百万円)から遅れ。経常利益は第3四半期累計で149.9百万円となり、通期予想140百万円を既に上回っている(通期見通し達成の可能性は項目参照)。
  • 業績の方向性:売上増(前年同四半期比+2.3%)、営業増益(前年同四半期比+1,177.0%)だが、経常利益は大幅減(△71.1%:前期は為替差益の反動等で増益)。四半期純利益は大幅減(黒字→赤字)。
  • 注目すべき変化:前年同期に計上された大幅な為替差益(574百万円)が今回期には発生しておらず、これが前年比較での経常利益減少の主因。ヘルスケア事業は売上増・利益増(売上3,573百万円、営業利益624.9百万円、前年同期比売上+7.6%、営業利益+21.9%)で寄与。
  • 今後の見通し:会社は通期予想の修正を行っていない。営業面・経常では通期予想に近いまたは上回る可能性が示唆される(経常は第3Q時点で既に通期予想超過)。一方で税負担や特別損益の影響で当期純利益は通期予想達成に不確実性あり。
  • 投資家への示唆:為替や特別損益の有無で業績の変動が大きく出る点に留意。短期的にはヘルスケア事業の収益改善が進んでいるが、流動性指標(流動比率約93.8%)や純利益の進捗差は注視が必要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:相模ゴム工業株式会社
    • 主要事業分野:ヘルスケア事業(コンドーム等ラテックス・ポリウレタン製品の製造販売)、プラスチック製品事業、その他(巡回入浴サービス等)
    • 代表者名:代表取締役社長 大跡 賢介
    • 証券コード/上場:5194 / 東証
    • URL:https://sagami-gomu.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月13日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 決算説明資料作成:無、決算説明会:無
  • セグメント:
    • ヘルスケア事業:ラテックス・ポリウレタン製コンドーム等の製造販売。越境ECや高付加価値品の拡大が進行中。
    • プラスチック製品事業:各種プラスチック製品の製造販売。原材料価格高止まりが逆風。
    • その他:巡回入浴等サービス、日用雑貨等(当期は介護事業の事業譲渡・閉鎖の影響あり)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):10,937,449株
    • 期中平均株式数(四半期累計):10,856,266株
    • 自己株式数:81,400株(期末)
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社の通期予想との比較、通期は2026年3月期)
    • 売上高:第3四半期累計4,510百万円。通期予想6,100百万円に対する進捗率=約74.0%(3/4進捗として概ね通常ペース)。
    • 営業利益:第3四半期累計194百万円。通期予想240百万円に対する進捗率=約80.8%(やや進捗良好)。
    • 経常利益:第3四半期累計149.9百万円。通期予想140百万円(既発表)に対する進捗率=約107.0%(第3Q時点で通期見通し超過)。
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:第3四半期累計△29.5百万円。通期予想50百万円に対する進捗は未達(赤字)。
  • サプライズの要因:
    • 為替差益の有無:前期(前年同期)には574百万円の為替差益が計上されており、前年比較で経常利益が大きく下振れして見える要因。
    • 特別損益:当期には固定資産売却益103.2百万円を計上する一方、固定資産除却損38.0百万円、債権放棄損30.5百万円など68.5百万円の特別損失を計上。これら一時差異が純利益に影響。
    • 税金費用:第3四半期で法人税等246.6百万円と高額に計上され、四半期純損失要因となった。
    • セグメント変化:介護事業の事業譲渡・閉鎖により「その他」セグメントの売上・利益が大幅減。
  • 通期への影響:
    • 経常利益は第3Q時点で通期会社予想を既に超過しており、通期の経常面では上振れの余地あり。
    • ただし四半期純利益は税負担や一時損失でマイナスとなっており、通期純利益50百万円の達成については下期の業績・税務処理・一時項目の有無に依存。会社は現時点で予想修正は行っていない。

財務指標

(以下、金額は百万円、%は前年同期比や比率)

  • 財務諸表の主要ポイント(第3四半期末:2025年12月31日)
    • 総資産:18,786百万円(前期末18,636百万円、+150百万円)
    • 純資産合計:11,101百万円(前期末11,117百万円、△15百万円)
    • 自己資本(注):10,854百万円(自己資本比率57.8%→安定水準)
    • 流動資産合計:6,604百万円、流動負債合計:7,044百万円(流動比率=6,603.6/7,044.1=約93.8%(目安:100%以上で良好))
    • 短期借入金:5,620百万円(大部分が短期借入)
    • 投資有価証券:1,298百万円(増加)
  • 収益性(第3四半期累計 2025/4–12)
    • 売上高:4,510百万円(前年同四半期比+2.3%、増加額+103百万円)
    • 営業利益:194百万円(前年同四半期比+1,177.0%、前年は15百万円) 営業利益率=194 / 4,510 = 約4.30%(参考:前年は約0.35%)
    • 経常利益:149.9百万円(前年同四半期比△71.1%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:△29.5百万円(前年同四半期は319.1百万円)前年同期比:△109.2%
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):△2.71円(前年同四半期29.40円)
  • 収益性指標(目安)
    • ROE(直近・年換算ではなく第3Q累計ベース):(親会社株主に帰属する四半期純利益 ÷ 自己資本) ≒ △29.5 / 10,854 = 約△0.27%(目安:8%以上が良好)
    • ROA(第3Q累計ベース):△29.5 / 18,786 = 約△0.16%(目安:5%以上が良好)
    • 営業利益率:約4.30%(業種平均との比較は資料無し)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計進捗)
    • 売上高進捗率:約74.0%(通期見込み6,100百万円)
    • 営業利益進捗率:約80.8%(通期見込み240百万円)
    • 純利益進捗率:実績は赤字のため進捗評価不能(通期見込み50百万円)
    • 過去同期間との比較:売上は微増、営業利益は大幅改善。ただし純利益は前年の為替差益を要因とした高水準から大幅減。
  • キャッシュフロー
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておらず、営業CF/投資CF/財務CFの金額は資料非作成(–)。ただし現金及び預金は1,932 → 2,097百万円に増加。
    • 減価償却費(累計):524.6百万円(前年同期513.1百万円)
    • 営業CF/純利益比率:算出不可(営業CF不明)
  • 四半期推移(QoQ)
    • 四半期別の詳細なQoQ数値は別途開示資料参照の必要。第3四半期累計ベースでの記載のみ。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:57.8%(安定水準。前期末58.2%)
    • 流動比率:約93.8%(目安100%未満は注意)
    • 負債構成:短期借入が大きく、長期借入は35.3百万円まで減少
  • 効率性
    • 総資産回転率等の詳細指標は算出可能だが業種比較データは資料に無し。
  • セグメント別(第3四半期累計)
    • ヘルスケア事業:売上3,573百万円(前年同四半期比+7.6%)、セグメント利益624.9百万円(前年同四半期比+21.9%)
    • プラスチック製品事業:売上892百万円(前年同四半期比△7.7%)、セグメント損失△21.5百万円(前期も損失だが改善)
    • その他:売上44百万円(前年同四半期比△63.3%)、営業損失42百万円(介護事業譲渡・閉鎖の影響)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:
    • 固定資産売却益:103.2百万円(当第3Q累計)
    • その他(前期に計上の関係会社清算益等は当期は無し)
  • 特別損失:
    • 固定資産除売却損:38.0百万円
    • 債権放棄損:30.5百万円
    • 合計:68.5百万円(当第3Q累計)
  • 一時的要因の影響:
    • 特別利益が一部プラス影響を与える一方、債権放棄等の特別損失が純利益を押し下げる要因。前年は大きな為替差益(574百万円)が計上されており、前年比較ではその反動が大きい。
  • 継続性の判断:
    • 為替差益や固定資産売却益/除却損、債権放棄は継続性が低い一時項目と判断されるため、これらを除いたベースでの業績動向(特に営業利益)を重視すべき。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年3月期:期末配当10.00円(年間合計10.00円)
    • 2026年3月期(予想):期末配当10.00円(年間合計10.00円、修正無し)
  • 配当利回り:–(株価情報なしのため算出不可)
  • 配当性向(会社予想ベース):通期EPS予想4.61円に対する配当10.00円 → 配当性向約216.9%(注:100%超で高水準。持続性は業績に依存)
  • 特別配当:無
  • 株主還元方針:直近予想に変更なし。自社株買いの記載なし。

設備投資・研究開発

  • 設備投資額:当第3四半期累計の詳細な設備投資額の記載なし(資料内該当箇所:–)。
  • 減価償却費:524.6百万円(当第3Q累計、前年513.1百万円)
  • 研究開発費:資料上明示無し(–)

受注・在庫状況

  • 受注状況:資料に明記なし(–)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産:2,276.8百万円(前期末2,434.9百万円、減少)
    • 在庫回転日数等の記載:–(資料に無し)

セグメント別情報(要点)

  • ヘルスケア事業:主力。売上3,573百万円(+7.6%)、セグメント利益624.9百万円(+21.9%)。製造ラインの一時停止後の回復、ポリウレタン製品の越境EC拡大・構成比向上が寄与。
  • プラスチック製品事業:売上892百万円(△7.7%)、営業損失21.5百万円(損失幅は縮小)。原材料高と納入先の値上げ交渉難が逆風。生産性向上・歩留まり改善が取り組み課題。
  • その他:売上・利益とも大幅減。介護事業の譲渡・閉鎖が主因。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画/KPI:資料に中期計画の詳細は記載なし(–)。ヘルスケア事業強化が中長期の主要テーマと見受けられるが、具体的KPIの開示は本資料では確認できない。

競合状況や市場動向

  • 市場動向(開示分):世界経済は依然不確実(インフレ沈静化、地政学リスク、金利・為替変動等)。国内は個人消費回復基調だが金利上昇・円安がコストや市場に影響。
  • 競合比較:同業他社との比較データは資料無し(–)。ただしコンドーム分野では高付加価値品・越境ECが収益拡大に寄与している点は競争優位につながる可能性。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期業績予想(変更無し):売上高6,100百万円(+7.2%)、営業利益240百万円、経常利益140百万円(△73.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益50百万円、1株当たり当期純利益4.61円。
    • 会社は現時点で予想を修正していない。
  • 予想の信頼性:
    • 経常利益は第3Q時点で通期予想を既に上回っているため経常面は堅調に見える。一方で税負担・一時損益で純利益は不安定。過去の為替影響のように外部要因で変動幅が大きい点は留意。
  • リスク要因:
    • 為替変動、原材料価格(特にラテックス・プラスチック原料)高騰、顧客側の採算悪化による価格転嫁難、地政学リスク、税務上の影響、受注動向の変化等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 連結範囲の変更:有限会社サンクロードが清算結了により連結範囲から除外(2025年10月31日付)
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない
  • 税務:四半期税金費用は年度の見積実効税率に基づいて算定

注記・留意事項

  • 本要約は会社提出の決算短信(2026年3月期 第3四半期)に基づく事実の整理であり、投資助言や推薦を目的としません。数値は会社資料を基に算出・概算したもので、小数点以下四捨五入により端数が生じることがあります。表記の無い項目は「–」としています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5194
企業名 相模ゴム工業
URL http://www.sagami-gomu.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 自動車・輸送機 – ゴム製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.16)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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