2025年12月期決算短信〔IFRS〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社が通期業績予想を開示していないため「会社予想との比較は不可」。市場予想との比較は提示資料に記載なし(–)。
  • 業績の方向性:売上収益は増収(475,102百万円、前期比+6.5%)だが、親会社帰属当期利益は減少(92,052百万円、前期比△31.7%)で「増収減益」。
  • 注目すべき変化:金融収益の縮小(為替差益減少など)および持分法関連の動き、さらに新作ローンチ等に伴う販売費・R&D等の費用増加で税引前利益が大幅減(140,451百万円、前期比△28.3%)。韓国セグメントの収益比率は高く、北米および「その他」の売上伸長が顕著。
  • 今後の見通し:会社は通期予想の公表を困難とし、2026年Q1のみレンジ提示(売上 150,492~164,015百万円等)。通期達成可能性は主要IPと新作の継続的な寄与、為替変動、プラットフォーム費用等に左右されるため不確定。
  • 投資家への示唆:売上は過去最高を達成しキャッシュポジションが厚い(現金等498,868百万円)が、為替影響や一時的要因(前年の為替益や前期ののれん減損等の反動)が業績変動要因。自己株式取得・消却など株主還元強化策が継続している点は注目。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社ネクソン(Nexon Co., Ltd.)(コード 3659、上場:東証)
    • 主要事業分野:PCオンライン・モバイルゲームの開発・配信、ライセンス供与、関連コンサルティング・マーチャンダイジング等
    • 代表者名:代表取締役社長 李 政憲
    • IR窓口:代表取締役最高財務責任者 植村 士朗(TEL 03-6629-5318)
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月12日(決算短信)
    • 対象会計期間:2025年1月1日~2025年12月31日(連結、IFRS)
    • 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向けオンライン)
  • セグメント:
    • 報告セグメント:日本、韓国、中国、北米、その他(欧州・アジア諸国含む)
    • 事業区分(注): 主にPCオンライン事業およびモバイル事業(配信形態:自社配信、ライセンス供与、ライセンス配信)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):827,160,972株(2025年12月期)
    • 期末自己株式数:35,753,527株
    • 期中平均株式数:804,115,420株
    • 時価総額:–(資料に明示なし)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会予定日:2026年3月25日
    • 配当支払開始予定日:2026年3月26日
    • 有価証券報告書提出予定日:2026年3月24日
    • 決算補足説明資料掲載:有(同社HP)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績:
    • 会社予想との比較:会社は通期業績予想を開示していないため比較不可。2026年は第1四半期のみレンジ提示(通期は算定困難のため未提示)。
    • 市場予想との比較:資料中に市場予想は記載なし(–)。
  • 実績(主要項目、2025年通期 vs 2024年通期)
    • 売上収益:475,102百万円(+6.5%) — 過去最高の通期売上
    • 営業利益:124,012百万円(△0.1%)
    • 税引前利益:140,451百万円(△28.3%)
    • 親会社帰属当期利益:92,052百万円(△31.7%)
  • サプライズの要因(上振れ/下振れ要因の整理):
    • 上振れ要因:主力IP(PC版Dungeon&Fighter、MapleStory)の再活性化、新作(MABINOGI MOBILE、ARC Raiders、MapleStory: Idle RPG)、MapleStory Worldsの地域拡大により売上増加。
    • 下振れ要因:為替差損(前期は為替差益)、持分法関連の減損・収益変動、ロイヤリティ・プラットフォーム利用料・広告宣伝費等の費用増加が税引前利益・当期利益を押し下げ。
    • 一時的要因:前期に計上したのれん減損の反動でその他費用が減少した一方、当期は子会社清算益が発生しその他収益が増加。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を開示しておらず、Q1レンジのみ提示。通期見通しは新作の継続寄与、為替動向、プラットフォーム費用等に左右されるため現時点で達成可能性は不確定。

財務指標

  • 財務諸表(要点)
    • 資産合計:1,410,188百万円(期末、前期比+153,417百万円)
    • 負債合計:344,270百万円(前期比+118,024百万円)
    • 資本合計:1,065,918百万円(前期比+35,393百万円)
    • 親会社所有者帰属持分比率:75.0%(前期 81.1%)
  • 収益性(通期、対前期)
    • 売上高:475,102百万円(+6.5%、+28,891百万円)
    • 営業利益:124,012百万円(△0.1%、△164百万円)
    • 営業利益率:26.1%(資料記載、業界では高水準)
    • 税引前利益:140,451百万円(△28.3%)
    • 純利益(親会社帰属):92,052百万円(△31.7%)
    • EPS(基本):114.48円(前期161.79円、△47.31円)
  • 収益性指標(概算)
    • ROE(参考、単純計算 = 親会社帰属当期利益 / 親会社帰属持分(期末)):約8.7%(92,052 / 1,057,544)→ 目安:8%以上で良好(ただし平均資本で計算するのが正式)
    • ROA(単純計算 = 当期利益 / 総資産):約6.5%(92,052 / 1,410,188)→ 目安5%以上で良好
    • 営業利益率:26.1%(業種平均と比較して高水準)
  • 進捗率分析(四半期進捗は該当資料に通期予想が無いため割愛)
    • 通期予想未提示のため進捗率算出不可。なお、会社は2026年第1四半期のレンジを提示。
  • キャッシュフロー
    • 営業CF:171,872百万円(前期100,968百万円、+70,904百万円)
    • 投資CF:102,247百万円(主に有価証券売却・償還収入197,605百万円、定期預金純増62,555百万円が支出項目)
    • 財務CF:△118,688百万円(主な支出:自己株式取得96,885百万円、配当24,396百万円)
    • フリーCF(営業CF – 投資CF):約69,625百万円(171,872 – 102,247)=プラス
    • 営業CF/純利益比率:171,872 / 89,699 ≒ 1.92(目安1.0以上で健全)
    • 現金同等物残高:498,868百万円(前期331,931百万円、増加)
  • 四半期推移(QoQ):該当資料は通期決算のためQoQデータは限定的。会社はQ1 2026レンジを提示(増収増益レンジ)。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率(親会社所有者帰属持分比率):75.0%(安定水準。前期81.1%)
    • 有利子負債関連:有利子負債は小さく、インタレスト・カバレッジ・レシオは84.4倍(2025)→ 利払いに対する余裕あり
    • 流動比率:流動資産991,846 / 流動負債223,295 ≒ 444%(非常に高い流動性)
  • 効率性
    • 総資産回転率等の詳細は開示数値の平均使用が必要(ここでは簡易的算出は省略)
  • セグメント別(主要)
    • 韓国:売上 400,657百万円(△3.0%)、セグメント利益 132,945百万円(△13.9%)→ 収益の柱
    • 北米:売上 28,125百万円(+59.7%)、セグメント利益 712百万円(前期は赤字)
    • その他:売上 39,037百万円(+477.1%)、セグメント損失 9,463百万円(損失幅拡大)
    • 日本:売上 5,509百万円(△10.0%)、セグメント損失 4,098百万円(損失拡大)
  • 財務の解説:売上増の一方で、金融収益(為替含む)の減少やロイヤリティ・プラットフォーム費用増、業績連動賞与など費用構造の変化で税引前・当期利益が減少。強いキャッシュ創出力と高い現預金残高が特徴。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:子会社清算益が当期に計上されその他収益を押上げ(具体額はその他収益合計 10,673百万円 に寄与)
  • 特別損失:当期は前期ほどの大きなのれん減損は発生していない(前期にのれん減損があった反動でその他費用は減少)
  • 一時的要因の影響:為替差益→差損への転換が税引前利益の大幅減の主要因の一つ。これらを除くと営業利益はほぼ横ばいであり、営業基盤は堅調。
  • 継続性の判断:為替影響は継続的リスク。子会社清算益は一時的要素。

配当

  • 配当実績(連結)
    • 2025年12月期:年間配当 45.00円(中間 15.00円、期末 30.00円)
    • 配当金総額:35,801百万円
    • 配当性向(連結):39.3%
    • 配当利回り(資料の該当欄):3.5%(資料に表示。市場価格に依存)
  • 次期(会社予想)
    • 2026年12月期(予想):年間 60.00円(中間 30.00円、期末 30.00円)※通期業績予想は未提示だが配当方針提示あり
  • 株主還元:当期に自己株式取得を実施(取得支出96,885百万円)および期末以降の自己株式消却(決議)を実施予定(後発事象)。配当と自社株買いで還元を強化。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(資本的支出)
    • 2025年通期資本的支出:35,449百万円(前期 24,320百万円、増加)
    • 主な内訳:有形固定資産、使用権資産、無形資産への投資(内訳詳細は注記)
    • 減価償却費:11,409百万円(前期 10,142百万円)
  • 研究開発(R&D)
    • R&D費用の明細は決算短信に明示されていない(–)。新作開発・運用費は販売費及び一般管理費や無形資産投資に含まれる旨の記載。
    • 主な開発テーマ:『アラド戦記』/『メイプルストーリー』の再活性化、MABINOGI MOBILE、ARC Raiders、MapleStory: Idle RPG 等

受注・在庫状況

  • 当該業種(ゲーム)では伝統的な「受注・在庫」開示は限定的のため該当情報は記載なし(–)。

セグメント別情報

  • セグメント売上・損益(要点、2025通期)
    • 日本:売上 5,509百万円(△10.0%)、セグメント損失 4,098百万円(損失拡大)
    • 韓国:売上 400,657百万円(△3.0%)、セグメント利益 132,945百万円(△13.9%) — グループの主力
    • 中国:売上 1,774百万円(△32.3%)、セグメント損失 152百万円(前期は黒字)
    • 北米:売上 28,125百万円(+59.7%)、セグメント利益 712百万円(前期は赤字)
    • その他:売上 39,037百万円(+477.1%)、セグメント損失 9,463百万円(損失拡大)
  • セグメント戦略・動向:
    • 韓国:主要IPのアップデート成功で健闘するが利益率は低下(ロイヤリティ・費用増)
    • 北米・その他:新作や地域展開で売上拡大も、その他では損失計上が続く(投資フェーズ)
    • 地域別売上比:韓国が最大比重(249,973百万円:地域別集計ではPC+モバイル合計)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料ではIP成長戦略を明示(垂直成長=既存IP拡張、水平方向=新作からヒット作創出、ハイパー・ローカライゼーション等)
  • KPI:ROE目標を最低10%(将来的に15%目標)と明示。2025実績の単純算出ROEは約8.7%で目標に未達。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:決算短信には同業他社比較の定量データは記載なし(–)。ゲーム市場はヒット作依存度が高く、トップIPの運用力が鍵。
  • 市場動向:グローバルでは市場に地域差があり為替・通商政策リスクが存在。会社は地域特性に合わせたローカライゼーションを強化。

今後の見通し

  • 業績予想(会社開示)
    • 2026年12月期 第1四半期(累計)レンジ:売上収益150,492~164,015百万円(前年同期比+32.1%~+44.0%)、営業利益51,182~61,122百万円(+23.0%~+46.9%)、親会社帰属四半期利益40,912~48,442百万円(+55.7%~+84.4%)。為替前提:1USD=156.78円等。
    • 通期:合理的算定が困難として未提示(通期予想なし)
  • 予想の信頼性:同社は市場およびユーザー嗜好の不確実性を理由に通期開示を控えており、保守的姿勢。過去の予想達成傾向は資料内に詳細記載なし(–)。
  • リスク要因:
    • 為替変動(ドル円1円変動でQ1売上約996百万円、営業利益約364百万円の感応度を提示)
    • 新作の収益性・ユーザー定着、プラットフォーム手数料、ロイヤリティの変動
    • 規制・通商政策(米国の関税等)、金融市場変動

重要な注記

  • 会計方針:IFRS適用(継続)。会計方針の変更なし。決算短信は監査対象外(公認会計士監査対象外)と明記。
  • 発行済株式関連:期末自己株式数増、期中・期末の自己株式取得及び消却(後発事象)を実施予定。2026年2月取締役会決議で自己株式36,487,500株の消却を決議(予定日 2026/2/27)。
  • その他重要告知:決算補足説明資料は同社HPに掲載予定。

(注記)

  • 本要約は、提示された決算短信(2025年12月期 連結 IFRS)に基づいて作成しています。不明な項目は「–」と記載しました。
  • 計算値(ROE等)は期末残高を用いた単純計算による概算値です(平均資本を用いる正式算出とは差異が生じます)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3659
企業名 ネクソン
URL http://company.nexon.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.16)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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