2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期予想を上方修正(公表あり)。第3四半期累計の実績は通期見通しに対する進捗が良好で、通期見通しの達成可能性が高い水準。特別利益(投資有価証券売却益)計上が純利益押し上げに寄与。
- 業績の方向性:増収増益(売上高18,579百万円:前年同期比+21.8%、営業利益5,137百万円:同+40.3%、親会社株主帰属四半期純利益3,699百万円:同+48.1%)。
- 注目すべき変化:mcframeライセンス売上の拡大(ライセンス売上4,760百万円、前年同期比+26.5%)を中心に、受注高・売上高ともに過去最高を更新(第3四半期累計で双方とも過去最高を連続更新)。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上高24,300百万円、営業利益6,400百万円、当期純利益4,800百万円)に対する第3四半期累計の進捗は良好(売上進捗約76.5%、営業利益進捗約80.3%、当期純利益進捗約77.1%)。通期達成の見通しは堅いが、特別利益は一時要因のため通期純利益のベースは注意が必要。
- 投資家への示唆:高収益性(営業利益率高水準)と堅固なバランスシート(自己資本比率73.2%)が確認される一方で、特別利益の反動や株式分割後の配当表示(表記の取り扱い)に留意。mcframeのライセンス需要とソリューション事業のプロジェクト採算性が今後の業績鍵。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ビジネスエンジニアリング株式会社
- 主要事業分野:ERP/基幹系ソリューションおよび自社ERPパッケージ「mcframe」のライセンス販売、SI(コンサル・システム構築)、導入後の運用保守(システムサポート)
- 代表者名:取締役社長 羽田 雅一
- URL:https://www.b-en-g.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月6日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、連結・日本基準)
- 決算説明資料作成:有、決算説明会(機関投資家・アナリスト向け):有
- セグメント:
- ソリューション事業:ERPを中核とした複合型ソリューション、SIサービス(受注高11,425百万円、売上高11,912百万円、セグメント利益3,709百万円)
- プロダクト事業:自社ERP「mcframe」のライセンス販売および関連コンサル/構築(受注高6,127百万円、売上高6,366百万円、セグメント利益2,509百万円)
- システムサポート事業:導入後の運用・保守等(受注高283百万円、売上高301百万円、セグメント利益363百万円)
- 発行済株式:
- 発行済株式数:60,000,000株(2026年3月期第3四半期末、注:2026年1月1日付で普通株式1→5株の株式分割を実施)
- 自己株式数:353,340株(期末自己株式:当第3Qは440,171千円計上)
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 通期業績予想の修正公表:本決算と同日に「通期業績予想(上方修正)および配当予想(増配)の修正に関するお知らせ」を別途開示
- 株主総会:–(未記載)
- IRイベント:決算説明会(機関投資家向け)実施(詳細は別途)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社公開の通期予想に対する第3四半期累計の達成率)
- 売上高:実績18,579百万円/通期予想24,300百万円=達成率 約76.5%(進捗良好)
- 営業利益:実績5,137百万円/通期予想6,400百万円=達成率 約80.3%(進捗良好)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:実績3,699百万円/通期予想4,800百万円=達成率 約77.1%
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:mcframeライセンス売上の伸長(同+26.5%)およびソリューション事業の売上拡大とプロジェクト採算性向上。
- 純利益押上げには第1四半期計上の投資有価証券売却益239,012千円(特別利益)が寄与。
- 通期への影響:
- 通期見通しは第3四半期累計の進捗から達成可能性が高い(会社は上方修正)。ただし、特別利益は一時的であり、通期純利益に与える最終的な影響は特別利益の有無次第。
財務指標
- 貸借対照表(概要、百万円未満切捨て)
- 総資産:20,385百万円(前期末18,451百万円、前期比+1,934百万円)
- 純資産:14,926百万円(前期末13,384百万円、前期比+1,541百万円)
- 自己資本比率:73.2%(前期72.5%、安定水準)
- 現金及び預金:10,775百万円(前期9,347百万円、増加)
- 投資有価証券:600百万円(前期1,044百万円、売却により減少)
- 損益計算書(第3四半期累計、単位:千円)
- 売上高:18,579,961千円(前年同期15,257,835千円、+21.8%、増収)
- 売上原価:10,050,287千円(前年8,417,180千円)
- 売上総利益:8,529,674千円(前年6,840,654千円)
- 販管費:3,392,539千円(前年3,178,431千円)
- 営業利益:5,137,135千円(前年3,662,222千円、+40.3%)
- 経常利益:5,158,797千円(前年3,673,908千円、+40.4%)
- 特別利益:投資有価証券売却益239,012千円
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,699,525千円(前年2,497,278千円、+48.1%)
- 1株当たり四半期純利益(調整後):61.81円(株式分割を仮定して算定)
- 収益性指標
- 営業利益率(第3Q累計):5,137 / 18,579 = 約27.65%(高水準、業種平均と比較要)
- 通期予想営業利益率:6,400 / 24,300 = 約26.34%
- ROE(目安・概算、通期予想ベース):通期当期純利益4,800 / 純資産14,926 ≒ 32.2%(高いが期中純資産変動や一時利益の影響あり。目安として提示)
- ROA(通期予想ベース):4,800 / 20,385 ≒ 23.6%(目安)
- 進捗率分析(第3四半期累計→通期予想比較)
- 売上高進捗率:約76.5%(通常ペースより上振れの印象)
- 営業利益進捗率:約80.3%(良好)
- 純利益進捗率:約77.1%
- 過去同期間進捗との比較:前年同期比で増収増益かつ進捗率も高く、通期達成に向けた順調な推移
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(添付なし)
- 減価償却費(第3四半期累計):672,159千円(前年619,139千円)
- フリーCF等の詳細:–(資料にCF計算書はなし)
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期ごとの個別数値は短信内に季度別詳細なし(累計比較中心)。季節性はライセンス受注/プロジェクト収益のタイミングで発生する可能性あり。
- 財務安全性
- 自己資本比率73.2%(安定水準、目安:40%以上で安定)
- 流動負債合計:5,406百万円、流動資産合計:16,427百万円 → 流動比率良好(流動資産/流動負債 ≒ 303.8%)
- 負債比率(負債合計5,459 / 純資産14,926)≒36.6%(低め)
- 効率性
- 総資産回転率(第3Q累計ベース) ≒ 売上高18,579 / 総資産20,385 ≒ 0.91回/年(目安)
- 売上高営業利益率の上昇は採算改善とライセンス比率増加が寄与
- セグメント別
- ソリューション:売上高11,912,249千円(前年9,661,976千円、+23.3%)、セグメント利益3,709,092千円(+39.8%)
- プロダクト:売上高6,366,667千円(前年5,157,444千円、+23.4%)、セグメント利益2,509,916千円(+24.0%)
- システムサポート:売上高301,044千円(前年438,414千円、−31.3%)、セグメント利益363,717千円(−5.8%)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益239,012千円(第1四半期に計上)
- 特別損失:該当記載なし
- 一時的要因の影響:純利益の押上げに寄与しているため、特別利益を除いた実質業績(営業利益ベース)を重視すべき。営業利益はライセンス増・採算改善で力強く伸長しており、持続性のある成長も確認できるが、特別利益は継続性が低い。
配当
- 配当実績と予想(会社記載に基づく)
- 2025年3月期:中間42.00円、期末58.00円、年間100.00円(過去実績)
- 2026年3月期(現行表示):
- 中間配当(第2四半期末):78.00円(表示は株式分割後の金額)
- 期末(予想):26.00円(表示は株式分割後の金額)
- 会社注記:株式分割(1→5)を考慮し、当期予想の期末配当は分割後金額で表示。株式分割を考慮しない場合の2026年通期(予想)の期末配当は130円、年間配当金は208円と記載(注記参照)
- 配当性向:資料上の表記は株式分割影響で分かりにくいため、正確な配当性向算出は注記と実態を照合する必要あり。現状の注記から単純計算することは避ける(表示の整合性に留意)。
- 特別配当の有無:なし(記載なし)
- 株主還元方針:増配の修正公表あり(別途「配当予想(増配)の修正のお知らせ」を開示)および従業員・役員向けの信託による自社株取得制度あり(自己株式計上あり)。
設備投資・研究開発
- 設備投資:当第3四半期に関する明細記載なし(固定資産の増減は無形固定資産の取得が減価償却を上回った旨記載。無形固定資産(ソフトウェア)残高2,073,924千円)
- 減価償却費:672,159千円(第3四半期累計、前年619,139千円)
- 研究開発:R&D費の明細は四半期短信に明示なし(–)
受注・在庫状況(該当)
- 受注高(第3Q累計):17,836百万円(前年同期比+15.9%)
- 受注残高:–(短信に明示なし)
- 在庫(仕掛品等):棚卸資産(仕掛品)11,256千円(前期20,887千円、減少)
- 受注・在庫の解説:受注高は増加、仕掛品は減少しておりプロジェクト回転や収益化が進行している可能性。
セグメント別情報
- セグメント別概況(第3Q累計、前年同期比)
- ソリューション:受注高11,425百万円(+14.4%)、売上高11,912百万円(+23.3%)、セグメント利益3,709百万円(+39.8%)
- プロダクト:受注高6,127百万円(+21.1%)、売上高6,366百万円(+23.4%)、セグメント利益2,509百万円(+24.0%)/mcframeライセンス売上が牽引
- システムサポート:受注高283百万円(−19.0%)、売上高301百万円(−31.3%)、セグメント利益363百万円(−5.8%)
- 地域別売上:地域別内訳の詳細は短信に記載なし(–)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:当期は「経営Vision 2026 改訂版」(6ヵ年計画の最終年度)および「BE 2030」目標に基づく運営。今回のライセンス売上増・ソリューション拡大は中期計画の成長シナリオと整合。
- KPI達成状況:mcframeライセンス売上増加・受注高の拡大は中期目標の進捗に寄与。
競合状況や市場動向
- 市場動向:製造業のDX投資は堅調で、同社の顧客である製造業の情報化投資が好調に推移している点を会社が指摘。
- 競合比較:同業他社比での定量比較は短信に記載なし(–)。ただし、営業利益率・ROEの高さは競争優位の一指標となりうる。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)会社予想:売上高24,300百万円(前期比+17.0%)、営業利益6,400百万円(+36.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益4,800百万円(+44.1%)、1株当たり当期純利益80.26円(株式分割考慮後)
- 直近公表予想から修正あり(上方修正と配当増配の修正を実施)
- 会社予想の前提等の詳細は別途開示資料参照
- 予想の信頼性:第3四半期累計の進捗率は高く、通期見通しの達成可能性は高いと判断されるが、特別利益の一時性やライセンス受注の四半期偏重に留意。
- リスク要因:顧客のIT投資停止・縮小、主要プロジェクトの遅延や採算悪化、競争激化、為替・マクロ環境変動等。
重要な注記
- 会計方針:当四半期における会計方針の変更等はなし。四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理は適用有り(税金費用の計算に関する記載)。
- 重要な企業行動:2026年1月1日付で普通株式1株→5株の株式分割を実施(発行済株式数は12,000,000株→60,000,000株)。発行可能株式総数は48,000,000株→240,000,000株へ変更。
- 自己株式取得・信託:従業員向けRS信託、取締役向株式交付信託等により自己株式の取得・計上あり(当第3Q末で自己株式計上額440,171千円等)。
(備考)
- 数値は会社短信(2026年3月期 第3四半期)に基づく。資料に記載のない項目は「–」と表記。
- 本資料は情報整理を目的とする要約であり、投資助言・推奨を行うものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4828 |
| 企業名 | ビジネスエンジニアリング |
| URL | https://www.b-en-g.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.16)」によって自動生成されました。
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