2026年3月期 第3四半期決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 今期は来期以降のさらなる成長に向けた投資フェーズに位置づけ、海外プラットフォーム「BIG ADVANCE GLOBAL(BAG)」へ計画どおり積極投資を実施。第4四半期からBAG運用開始予定で、中長期成長を優先する方針を強調。
  • 業績ハイライト: 2026年3月期第3四半期連結売上高1,306百万円(前期比▲15.8%:減収、悪い)。EBITDA▲188百万円(前期305百万円→赤字、悪い)、営業利益▲403百万円(前期155百万円→赤字、悪い)。ただしBAGを除くとEBITDA153百万円、営業利益0百万円と黒字維持。
  • 戦略の方向性: Big Advanceの会員増・ARPA拡大、金融機関向けDX製品(BMポータル、SAF、WebFile/GrpMail等)拡販、BAGの海外展開(タイ→ASEAN)で新たな収益モデル(サブスク+成功報酬)を構築。TVCM等で認知拡大を図る。
  • 注目材料: ①経済産業省「グローバルサウス補助金」採択(2024年12月)により、今期に約349百万円の営業外収益計上予定(2026年3月期)。②タイ現地JV「SIAM KOKOPELLI」設立(2025/12/8、KAIGO Life 51% / ココペリ 49%)。③BMポータル等の金融機関導入拡大(常陽銀行、あかぎ信用組合、鹿児島県信用保証協会など)。
  • 一言評価: 短期は投資負荷で業績悪化だが、金融機関ネットワークと製品群を基盤に海外展開への先行投資を行う“成長重視フェーズ”。

基本情報

  • 企業概要
    • 企業名: 株式会社ココペリ(証券コード: 4167)
    • 主要事業分野: 中小企業向け経営支援プラットフォーム「Big Advance」(BtoB SaaS)および金融機関向けDXソリューション(補助金コンサル、ファイル共有、専門性AI FAQ等)
    • 代表者名: 近藤 繁
  • 説明会情報
    • 開催日時: 2026年2月13日(資料日付)
    • 説明会形式: –(資料はスライド形式で発表、形式は記載なし)
    • 参加対象: –(投資家向け開示資料)
  • 説明者
    • 発表者(役職): –(資料に明示なし)
    • 発言概要: 事業・製品の導入状況、BAGへの投資方針、中期計画の進捗、通期見通しの説明
  • 報告期間
    • 対象会計期間: 2026年3月期 第3四半期(~2026年3月期3Q実績)
  • セグメント(資料上の主要区分)
    • Big Advance: 中小企業向け経営支援プラットフォーム(金融機関を通じた会員獲得/HP作成、補助金DB、ビジネスマッチング、福利厚生等)
    • DX Solutions: 補助金活用コンサル、ファイル送受信・共有(WebFile/GrpMail)、専門性AI FAQ(SAF)等、金融機関向けサービス
    • BIG ADVANCE GLOBAL(BAG): 海外ビジネスマッチングプラットフォーム(タイを皮切りにASEAN展開) — 今期は立上げ投資フェーズ

業績サマリー

  • 主要指標(2026年3月期 第3四半期 実績)
    • 営業収益(売上高): 1,306 百万円、前年同期比▲15.8%(減収、悪い)
    • 営業利益: ▲403 百万円、前年同期比(前期155百万円→▲403)営業利益率:—(赤字、悪い)
    • EBITDA: ▲188 百万円、前年同期(305百万円)から減少(赤字、悪い)
    • 経常利益: ▲402 百万円、前年同期比(156百万円→▲402、悪い)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: ▲297 百万円、前年同期比(90百万円→▲297、悪い)
    • 1株当たり利益(EPS): –(未記載)
  • 会社予想との比較
    • 会社(通期)予想(2026年3月期)
    • 売上高 2,010 百万円(前期比+0.1%)
    • EBITDA ▲100 百万円(前期400百万円)
    • 営業利益 ▲450 百万円(前期197百万円)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益 ▲70 百万円(前期125百万円)
    • 3Q実績と通期予想の比較
    • 売上高達成率: 1,306 / 2,010 = 65.0%(達成率:65.0% → 中間時点としてやや良好に見えるが、期内残りは販促・会員獲得投資で変動)
    • EBITDA: 累計で▲188百万円(通期見込み▲100百万円に対して実績は計画を下回る/見込みより悪化)
    • 営業利益: 累計▲403百万円(通期▲450百万円に対しほぼ達成水準だが“赤字”が既に大きい)
    • サプライズ: 経済産業省補助金(グローバルサウス補助金)による営業外収益約349百万円を通期で計上予定(材料。これにより通期の損益が改善する想定)
  • 進捗状況
    • 通期予想に対する進捗率(売上): 65.0%(=1,306/2,010)
    • EBITDA進捗: YTD▲188百万円 vs 通期▲100百万円(通期見込みを下回るペース)
    • 純利益進捗: YTD▲297百万円 vs 通期▲70百万円(通期見込みを大幅に下回る)
    • 中期経営計画進捗: 中期目標(2027年3月期 売上高CAGR20%、営業利益率20%)に向け、ユーザー基盤・ARPA拡大やBAGで新たな収益軸構築を進めているが、今期は先行投資段階で評価は「投資実行フェーズ」
    • 過去同時期との進捗比較: 売上は前年同期比▲15.8%の減収、ストック売上比率は85%(高水準、良)
  • セグメント別状況(資料からの示唆)
    • Big Advance: 会員企業数55,074社(2Q末比▲1,934社)、導入金融機関76社、ARPA 20,472円(前年同期比+3.2%:良)。ビジネスマッチング件数累計230,298件、HP作成約13,000社。
    • DX Solutions: 前年計上した大型補助金の採択が無かったことにより大幅減収(主要な減収要因)。各金融機関向け製品(SAF、WebFile/GrpMail等)は採用拡大中。
    • BIG ADVANCE GLOBAL(BAG): 開発・立上げ投資を集中実施(今期投資額は500百万円超の想定)。BAGを含めると連結損益が大幅に悪化。BAGを除くと営業利益は0百万円、EBITDA153百万円で黒字基調。

業績の背景分析

  • 業績概要
    • 主因はDX Solutionsにおける前年計上の大型補助金の不採択による売上減少(売上高で▲244百万円寄与)と、BAGへの計画的な大規模先行投資(今期は前倒し投資スタンスに変更)。
    • Big Advanceのストック型収益は堅調でARPAは拡大、金融機関向け製品の採用も進む一方、BAGの先行費用が短期の利益を圧迫。
  • 増減要因(主要)
    • 減収要因: DX Solutionsの補助金案件(大型)が前年計上分に比べ不採択 → 売上減(▲244百万円)。
    • 減益要因: BIG ADVANCE GLOBALへの積極投資(開発・会員獲得・マーケ等)で営業費用が増加(通期で約500百万円の投資計上計画)。一方で人件費・外注費の削減で一部のコストは圧縮。
    • その他: 補助金(グローバルサウス補助金)計上で一時的な営業外収益を見込む(約349百万円)。
  • 競争環境
    • ビジネスマッチング領域やSaaS領域は競争激化が予想されるが、ココペリは地域金融機関ネットワーク(導入金融機関76社、支店網約5,800店舗相当)と全国55,000社超の会員基盤を強みとする。
    • 他社との比較は資料に詳細数値なし。差別化要素は「金融機関との協業」「地域密着の会員ネットワーク」「AI・多言語を組み込んだBAGの技術」。
  • リスク要因
    • 補助金依存リスク(DX Solutionsの採択状況に業績が影響)
    • BAGの海外展開に伴う実行リスク(現地展開の速度、ローカルパートナーとの関係、現地需要)
    • 投資先行での資金負担・収益化遅延
    • マクロ要因(為替変動、関税/サプライチェーン変化など)— 特に海外マッチングでの影響

戦略と施策

  • 現在の戦略
    • ユーザー基盤拡大(金融機関との連携強化、マーケティング強化、TVCM)
    • ARPA拡大(製品ラインナップの拡充、付加価値機能)
    • DX Solutions拡販(SAF、WebFile/GrpMail、補助金コンサルのメニュー拡張)
    • 海外展開(BIG ADVANCE GLOBALのタイでのローンチ→ASEAN展開→世界展開)
  • 進行中の施策
    • マーケティング強化: タレント起用TVCM(2025/10放映開始)、LPリニューアル、インサイドセールス体制構築(実施時期:2026年3月期下期)
    • プロダクト: BMポータル(金融機関向けマッチング管理)、SAF(専門性AI FAQ)、WebFile/GrpMail(ファイル共有)などの金融機関導入拡大
    • BAG: システムリリース済(2025/6)、SIAM KOKOPELLI設立(2025/12)、タイでのサービス開始は第4四半期から
    • AI/機能: AI商談文自動生成(2025/7)、対話型AI検索(2025/10)、HP生成AI(2025/12)等のリリースを実施済み
  • セグメント別施策
    • Big Advance: 金融機関とのリレーション深化、会員サポート強化、Fukuri(福利厚生)強化、BMポータル展開
    • DX Solutions: SAF導入拡大、ファイル共有ソリューションの金融機関展開、補助金取扱メニューの拡大
    • BAG: 現地JVによるローカライズ展開、AI翻訳等技術優位性でマッチングを強化
  • 新たな取り組み
    • AIエージェント化構想:Big Advance各機能をAIが自律的に実行するロードマップ(今後も機能実装予定)
    • 従業員向け株式報酬制度・従業員持株会設立(インセンティブ強化)

将来予測と見通し

  • 業績予想(通期:2026年3月期 会社予想)
    • 売上高: 2,010 百万円(前期2,007→+0.1%:横ばい)
    • 売上総利益: 902 百万円(前期1,139→▲20.9%)
    • EBITDA: ▲100 百万円(前期400→悪化、投資反映)
    • 営業利益: ▲450 百万円(前期197)
    • 経常利益: ▲50 百万円(前期199)
    • 当期純利益: ▲70 百万円(前期125)
  • 予想の前提条件
    • BAG:第4四半期より本格運用開始(タイを起点)、導入金融機関での会員登録拡大により中長期成長を想定
    • 補助金:グローバルサウス補助金による営業外収益約349百万円を2026年3月期に計上予定
    • マーケティング投資:約500百万円(BAG立上げ前倒し開発費・TVCM等)
  • 予想の根拠と経営陣の自信度
    • 経営は成長投資を優先(長期視点で強気)。ただし補助金の計上や海外展開の進捗が短期業績に大きく影響する点は留意。
  • 予想修正
    • 通期予想の修正有無: 今回資料では通期予想を提示(修正の有無は別途開示の可能性あり)。補助金計上は通期見通しに織り込まれている。
    • 修正の主要ドライバー: BAGへの投資規模、補助金計上の実現、金融機関導入ペース
  • 中長期計画とKPI進捗
    • 中期目標(2027年3月期): 売上高CAGR 20%(目標売上4,000百万円、営業利益率20%は最終ターゲット)
    • KPI: 会員数(当面の目標15万社、最終ターゲット304万社の小規模企業)、導入金融機関100社、ARPA拡大(現状20,472円、前年比+3.2%)
    • 進捗: 会員数55,074社(2025/12末)、導入金融機関76社、ARPA拡大は達成傾向
  • 予想の信頼性
    • 今期は投資前倒しのため短期収益性は低下、補助金計上やBAGの商用化に依存する面があり、予想信頼性は外部要因に依存(中立〜やや不確実)
  • マクロ経済の影響
    • 為替・国際関係(関税、サプライチェーン再編)やASEAN経済動向がBAGの需要に影響する可能性

配当と株主還元

  • 配当方針: 明確な配当方針の詳細は資料に記載なし(成長投資を優先する姿勢が強調されているため、短期的には配当より投資を重視の模様)
  • 配当実績
  • 特別配当: 無し(資料に該当記載なし)
  • その他株主還元
    • 株式報酬制度(譲渡制限付株式およびストックオプション)を整備。発行済株式数の1%程度を年間上限、5年間で最大5%の希薄化を想定。2025年3月期末時点で未行使分等含め発行済株式総数の3.0%を保有。
    • 従業員持株会設立、奨励金10%付与(従業員インセンティブ強化)。

製品やサービス

  • 主要製品/サービス
    • Big Advance(法人ポータル・中小企業向けプラットフォーム): ビジネスマッチング、HP作成、補助金DB、クラウドファンディング、福利厚生(FUKURI)等
    • BMポータル: 金融機関向けビジネスマッチング管理ツール(導入: 常陽銀行等)
    • SAF: 専門性AI FAQ(金融機関内の業務規程等をAIで検索・回答、導入:あかぎ信用組合等)
    • WebFile / GrpMail: 法人向けファイル送受信・共有、導入:鹿児島県信用保証協会等
    • BIG ADVANCE GLOBAL: 海外ビジネスマッチング(多言語、AI自動翻訳、貿易サポート)
  • サービスの提供エリア・顧客層
    • 日本全国の中小企業(会員企業55,074社)、金融機関(導入76社、グループ導入87金融機関)
    • BAGはタイを皮切りにASEAN展開を目指す
  • 協業・提携
    • SIAM KOKOPELLI(タイJV、KAIGO Lifeと合弁)、みずほ銀行と覚書、タイ中小企業振興庁(OSMEP)との基本合意
  • 成長ドライバー
    • 金融機関ネットワークの活用(導入金融機関の拡大)
    • ARPA拡大(追加機能・連携で1ユーザー当たり収益増)
    • BAGによる海外顧客・トランザクション収益の獲得
    • 生成AI導入による利便性向上・マッチング精度向上

Q&Aハイライト

  • 経営陣の姿勢: 長期成長のための投資に強いコミットメントを示す(BAGへ前倒し投資、マーケ拡大)。
  • 未回答事項: 個別の営業進捗数値(BAGのローカル収益見込み)、短期の資金調達方針などは資料で具体的な回答が無い点は留意。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 長期成長に対しては「強気(先行投資を厭わない)」。短期業績に関しては中立〜慎重(投資による一時的な悪化を説明)。
  • 表現の変化: 前回説明会に比べ「投資の前倒し」と「海外(タイ)事業の実行性」の強調が目立つ(投資スタンスの積極化)。
  • 重視している話題: BAGのグローバル展開、金融機関向けDX(BMポータル・SAF・WebFile)、会員数・ARPA拡大、マーケティング強化。
  • 回避している話題: 短期の詳細損益見通しの分解(BAGの具体的な収支ブレイクダウン等)、資金調達に関する細目。

投資判断のポイント(情報整理)

  • ポジティブ要因
    • 強力な金融機関ネットワーク(導入金融機関76社、支店網の広がり)
    • 高いストック売上比率(85%)とARPAの拡大(20,472円、前年比+3.2%)
    • 補助金(グローバルサウス補助金)による一時的な収益改善見込み(約349百万円)
    • BAGによる新たな収益源(海外トランザクション/成功報酬モデル)の可能性
  • ネガティブ要因
    • 今期はBAGへの先行投資が利益を大きく圧迫(EBITDA・営業利益の赤字)
    • DX Solutionsの補助金採択の有無が売上に直結する等、補助金依存リスク
    • 海外展開(タイ→ASEAN)での実行リスク・現地競合・規制や為替リスク
  • 不確実性
    • 補助金の計上時期・金額実現性、BAGの商用化速度と会員獲得ペース
    • マーケティング投資による会員増加効果の実効性
  • 注目すべきカタリスト
    • BAGの第4四半期からの運用開始(商用化の初動)
    • 補助金(グローバルサウス補助金)計上の実施(2026年3月期に計上予定)
    • 金融機関でのBMポータル/SAF/WebFileの追加採用・導入発表
    • TVCMやLPリニューアルによる会員数の回復・増加ペース

重要な注記

  • 会計方針: 資料上に特別な会計方針変更の記載はなし。ただし補助金の取扱(営業外収益・特別利益計上)は明示。
  • リスク要因(資料の特記事項): 見通し情報には不確実性を伴うとの注記(経済・市場の変化、金利、為替等)。
  • その他重要告知: SIAM KOKOPELLI設立(2025/12/8、タイ現地JV)や株式報酬制度/従業員持株会に関する希薄化想定(最大5%想定)等は株主への重要情報。

注記: 本まとめは提出資料(2026年2月13日付「2026年3月期 第3四半期 決算説明資料」)を基に整理した概要です。不明な項目は「–」としました。本資料は投資助言ではありません。


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企業情報

銘柄コード 4167
企業名 ココペリ
URL https://www.kokopelli-inc.com/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.16)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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